土曜日の診察結果をご報告します。
まず、結論から申し上げますと。。。今回は具体的な治療・検査・処方薬ともに「無し」でした。
「無し」と言っても、決して追い返されたわけではなく、ちゃんと「相談」はできました。
英訳してレターにしたリーダー先生のセカンドオピニオンも持参し、ビビの症状(クッシング症&真菌性の皮膚炎が一番疑わしいという見解)と、リーダー先生に教えていただいた薬を口頭でも説明しつつ、レターも見せて交渉しました。
おひげドクターはレターを「フムフム。。。Okey。。。Okey」と読んで、ちょっと待ってて、と言って診察室を出ていき、20分くらい経って、戻ってきました。
おひげドクターは1枚のコピーを持っていました。
どうやら、自分たちの専門外のハムスター、しかもクッシング症の疑いがあるということで、ハムスターのクッシング治療に関する文献を探してきてくれたようでした。
そして、その文献には「まず皮膚のバイオプシーをしてから、治療方針を判断すべき」と書いているそうなのです。
※ バイオプシー=生体組織診断 (せいたいそしきしんだん)は、病変部位の組織を採取し顕微鏡で病変部位を観察することによって、病気の診断または病変の拡大の程度を調べるために有用な臨床検査の一つである。 生検 (せいけん)・ バイオプシー とも呼ばれる。
とは言え、自分たちのクリニックにはハムスターを診察可能なエキゾチック専門ドクターが居ないため、近隣の病院(先日、わたしたちが長距離列車に乗ってふたばさんを連れて行ったタフス大学の動物病院)にいるエキゾチック専門ドクター(もともとボストンに居たDr.G)とチームを組み、ここのクリニックで採取した細胞をタフスに送り、そこで詳しく検査してもらうそうです。
詳しいスケジュールは先方(タフス)との連携もあるので未定ですが、こちらの熱心さに負けたのか、早急に対処してくれるとのこと。
予定としては、今週の初めにすぐにタフスに連絡を取り、OKなら次の土曜日にビビをクリニックに連れて行き、クイックガスで眠らせて皮膚細胞を採取、それをタフスに送って検査、結果が出るまで2~3日かかる(と言ってたけど、1週間は見ておいたほうがいいかも。。。アメリカだし、なんとなく夏休みモード全開だし)
前回、背中に打たれたイベルメクチンの注射で弱った(低体温症になった)こともおふげドクターに伝え、クイックガス(麻酔)の危険度を心配していると言うと「簡易なものなので心配ない」とのこと。
ふたばさんの時は「うちでは無理、タフスに行って」という感じでしたが、今回は真摯に対応してもらえた気がします。
Ketoconazole )はもちろん、痒み止めすら「No」だったこと。
相棒さんが「この状況で、もう1回、言う?」と苦笑しましたが、2回くらい「検査結果が出るまででいいので、痒み止めだけでも薬をください」と要請しましたが、だめでした。
薬を飲ませることで検査結果に影響が出てしまうこともあるでしょうし、場当たり的な推測で治療をしないのは良いことなのかもしれませんが。。。せめて痒み止めは欲しかったなぁ。
もちろん、血液検査のできないハムスターの治療は難しいこと、そして、症状から病気を推測する治療が難しいこともじゅうぶん分かっているつもりですが。。。
痒がるビビを見ると、心臓のあたりがククッと痛みます。
とにかく、これで一歩前進、したと思いたいです。
今週は独立記念日(7/4 水曜日)もあるので、火曜日にクリニックに電話して「タフスとの連携どうなった?ねぇどうなった?検査はいつ?ねぇいつ?」と、しつこく訊かないといけません(これは相棒さん担当!よろしく~!)
わたしは、とにかくビビの体調管理を万全にすること。
病院に行ってから2~3g体重が落ちているので、栄養のあるもの(タンパク質)を取らせて、これ以上、悪さをするニキビダニたちを増やさないようにせねば。
前に通っていた総合動物病院から出してもらったイベルメクチンは終了しましたが、まだ抗生剤が残っているので、継続して飲ませます。
無いよりはマシでしょうから。
ビビのために、急遽、日本からハムスターグッズ(おやつ、ゼリーなど)も取り寄せ中です。
そういえば、日本はもうすぐ七夕ですね。
笹の葉はないですが、短冊に願いを書いて、窓のところに飾ろうかな。
ビビの治療がうまく進んで、かゆいのが治りますように。。。
ビビ、2才5ヶ月になりました。 2013.02.21 コメント(2)
ビビ、そろそろかもしれません。 2013.02.13 コメント(4)
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