なりませぬ、食ろうてはなりませぬ

なりませぬ、食ろうてはなりませぬ

ICUから一般病室へ



●2010年7月21日(術後1日目)
ようやく夜が明けた・・・・
まったく動けない状態が続いてるので背中と腰が痛くて痛くて。
少しまどろむが、清拭で起こされる。
昨日ハラキリしたばかりなんだから、そんなことしなくていいのに
強引に股間を清拭されてしまった、しかも乱暴だった。
きっと日にちとか曜日が決まっているんだろうけど
やるかどうか本人に一度聞け!って言いたい。

午前中早い時間に一般病棟に移される。
私より前に似たような手術を受けた人は夕方一般病室に戻ったのに
私はなんでこんなに早い時間なんですか?
ICUの柔らかいベッドから、病棟の固いベッドにいきなりドンッと移動。
そう、テレビでよく見る「イチニッサン、ハイ!」と数人で
ベッドからストレッチャーに移動させるアレですよ。
もう少し優しく扱って欲しい、腹の傷に響くじゃないか!
一般病室に移動後、弾性ストッキングのせいで太股が真っ赤になって肌が荒れていたらしく
「足が動かせるなら、脱いでもいいですよ」と言われた。
幸いなことに足は軽く動かせたのでストッキングは脱がせてもらった。
腹が痛くても足を動かす筋肉は別なんだね。

あいかわらず熱が38度~39度ぐらいある。
当然お腹も痛いし、腹の中もすごく痛いし、
なんか焼け火箸を突っ込んでかき回してるような感じで
内臓が燃えるような痛みがあった。
たとえて言うなら
「お腹の中に小人が何人もいて、私の腸でちっちゃなリボン結びをこさえてる~」
もしくは
「自分の内臓で、モツ焼きしてる感じ」
ただし、昔体験した急性膵炎の痛みに比べたらマシかもしれない。
あの時は「殺してくれ!」と言った。
今回は「死にそう」とか「死んじゃうかも」とは思ったけど
けっして「殺して」とは考えなかったから。

昼前に一度母が見舞いにくる。
でもなにも出来ないし、側にいるにしても狭い病室なので
二言三言言葉を交わしただけで帰ってもらった。
母にしてみれば私の顔が見れれば良かったのだと思う。

午後一眠りした後、とりあえず関係各諸氏に手術が無事終わったことと
一般病室に戻れたことだけを報告すべく、携帯をいじっていたら
H先生が回診にこられて「けっこう元気だね~」
「いえ、死にものぐるいで」
昨日ハラキリしたばかりで元気なはずはなかろう!と言いたかったが
さっさとH先生はどこかへ行ったしまった。

手術前にいた病室に戻ったので、同室だった方々が
「戻るの早かったね~良かったね~」とねぎらってくれたのが嬉しかった。
私も「どうにか戻れたよ~」とVサイン。
ICUで起こったことなど少しおしゃべりもしたが
後で聞くとこの時「ものすごく顔色も悪かったし、具合悪そうだった」そうである。
そりゃそうです、けっこう高い熱がでてたもの。

2時間おきぐらいに背中の痛み止めを入れてもらって
それが効いてる間に眠る…の繰り返し。
夜中とうとう背中に入れてた痛み止めがなくなり、点滴で追加してもらうが
まとまった睡眠はとれなかった。
少しまどろんでは痛みで目が覚め、疲れて気を失うような眠りが少しの繰り返し。


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