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2009.09.05
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月のえくぼを見た男 麻田剛立



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「これがいつも見ていた月の表面か…?」反射望遠鏡の先に見えた月の地表面の光景に、剛立は言葉を失った。剛立がクレーターのようすをスケッチした図は、日本最古の月面観測図となった。江戸時代、幼少年期から日月食や天体の観測をつづけた剛立は、独学でケプラーの第三法則をも見つけていた。大坂(大阪)に天文塾“先事館”を開き、日本の近代天文学の礎となった麻田剛立の生涯を彼の生きた時代と支えた人びととのつながりの中で描く。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1 少年の疑問/2 天体観測と暦/3 人生の転機/4 “麻田剛立”第二の人生/5 大宇宙の探究/6 天文学を科学に/7 剛立天文学の精神


この本、今年の全国中学校読書感想文課題図書になっていたものです。
石けんを作るとき、古新聞紙を敷くのですが、そのときこの本の紹介を見つけて気になったので、読んでみました。(石けん作りのとき、昔の記事をよんで、こんなことあったんだぁと知ること多いです。)

江戸の時代に、日本でも、月のえくぼ(クレーター)を見たことがある人がいるなんて知りませんでした。麻田剛立という人も初めてりました。この方あまり有名ではないですよね?
最初の日本地図を作った伊能忠敬は、この人の弟子のお弟子さんだそうです。

麻田剛立は正しい暦を作るために、月を観察していたようで、月食、日食の予測や観察していたそうです。
江戸時代は幕府がつくる暦に間違いが多かったそうです。

伝記の形式なのですが、物心ついたときには太陽や月のの動きを観察していたようです。
私は、小学校の授業の実験で、一日の日の影をチョークで書いて、動いていることを知ってびっくりした記憶があるので、ほんとに?と半信半疑。

その研究の過程で、商人のお弟子さんに西洋の望遠鏡を買ってもらい、月のクレーターを観察記録したものが残っているそうです。
本ではそのスケッチが載せられているのですが、墨で書いてあり、なにか不思議な気がしました。

月食や日食の観察の記述がたくさん出てくるのですが、そんなに頻繁に起こるとは意外でした。今年の7月の皆既日食のときは大騒ぎでしたよね。

また、麻田剛立は、ケプラーの法則も独学でわかっていたそうです。
江戸時代に宇宙や惑星の仕組みを観察して、知っていた日本人がいたとは驚きです。
興味を持って、学ぶことはすごい結果を出すのだなぁと思いました。
この本を読んだ中学生たちはどんな感想文を書いたのでしょうね。


今は月のクレーターを見られる望遠鏡が1万円もせずに買えるのですねぇ。
麻田剛立が今の時代に、生きていたら、何を観察しているのでしょう?

【地上観察から月のクレーターまで楽しめる天体・地上兼用望遠鏡】 ネイチャーアイ





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Last updated  2009.09.14 14:27:40
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