♪ そぞろなる散歩にこころ遊ばせて汗ばみ帰る寒波翌日
知多市にある「生活空間KATO」はオープンして13年ほどになる。名古屋でギャラリー運営を地元へ移って新たにオープンしたカフェ・ギャラリー。
なるべく目立たないように、静かにお客さんと接しることのできる環境であることを目指したものらしい。周りにはマンションも出来、表の通りからは少し奥まったところにあるので、確かに目立たない。地元の人もそこにこんなカフェ・ギャラリーがあることを知らない人も多いらしい。
9年程前に、オーナーの知り合いだった教室の生徒さんに連れていってもらったことがある。「願い事」をハガキに書いて「 WISHくん 」という名の私製ポストに投函すると、メッセージの言葉を添えた絵はがきとなって返って来るというのを、この店にも置いてあるというのを知っていたので、天気もいいので、歩いて覗きに行って来た。片道5,500歩ほどの距離だ。
「11:30~夕暮」という営業時間が洒落ている。オーナーの発案かと聞いてみたら、何処にそういうところがあるのを知って気に入って使っているとのこと。確かに、自由気ままに暮らしたいというオーナーの思いがその閉店時間のありかたに出ている気がする。実際、夕方には殆どお客は来ないらしい。
展示スペースと喫茶スペースが完全に分かれている上に間に空間が設けてあるため、おしゃれではあるが落ち着かない設計になっている。そこがお客の定着しない理由かと思う。
他にお客が居なかったのをいい事に、長い時間いろいろな話をしてきた。地元の岡田の散歩コースの話や朝倉駅前整備のこと、勤労文化会館にあるスタインウェイの話、市内に住むジュェリー作家やアーチストのことなどなど。
最後に、「実は・・」と切り出して、「来年の7月、自分も定年ということで店を閉める」というので、ちょっと吃驚。ちょっと勿体ないなあ。
帰路は岡田の街の中を通り抜け。ランタナの生け垣は珍しい
ネズミ坂なんて名前がついている狭い坂道が沢山ある
こんな風に木が生えていたことを示す露地脇の景
柿の古木 相当大きな木で驚く
お寺にあるカイズカイブキ 下枝が払われて・・
岡田の街は古い建物や風情が残っているて坂も多い。祠も数多くあり、織布で栄えた往時が偲ばれる。景観に変化があって散歩していても飽きない。ドラマに使われるのも納得の地域だ。
休耕田というのはよく見るが、これは折角稔った稲が刈り取られないままになっている。田んぼの持ち主に何かあったのか、気になるなあ。
13,800歩のちょっと長い散歩となった。風は冷たかったが、薄着でも汗がにじむいい天気。すれ違う高齢者のなんと厚着をしていることよ。あれじゃあ汗をかいて、帰ってから体を冷やすことになるんじゃないの。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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