目指せっ!映画年間100タイトル

Sep 28, 2002
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カテゴリ: 映画
今日は夜の9時から、ケーブルテレビで映画『トキワ荘の青春』が放送されていて、私は前からこの映画を見たかったので大学の課題をしながら見る事にしました。同じ時間帯に別のチャンネルで映画『太陽の帝国』も放送されていて、母はそっちが見たいと言ってきたのですが、私は『太陽の帝国』は見た事があったので、『トキワ荘の青春』の方を見るよう母を説得しました。

この映画は、戦後の日本で漫画というものが徐々に確立されつつあった時代に、トキワ荘という小さなアパートで一緒に漫画を描き続けた、現代を代表する漫画家たちの若かりし頃の物語です。石森章太郎や藤子不二雄、赤塚夫二夫などの今は誰もが知っている漫画家たちが、苦楽をともにして「漫画とは何か。これからの漫画はどうあるべきか。」を考える様子がとても鮮明に、とても柔らかく、優しく描かれています。

この映画は、本木雅弘さん演じる寺田ヒロオという漫画家が主人公です。私はこの映画を見るまで、寺田ヒロオさんという漫画家がいた事を知りませんでした。私はこの映画は寺田ヒロオさんそのものだと思います。うまくは言えないのですが、映画の全体的な雰囲気が、映像も音楽も含め、寺田ヒロオさんの雰囲気と同じだと感じました。

以前、映画『青春デンデケデケデケ』に、お寺の息子役で出演されている大森嘉之さんの自然な演技が好きと日記で書きましたが、この『トキワ荘の青春』にも、赤塚不二夫さんの役で出演されていました。

赤塚不二夫さんは、トキワ荘に引っ越して来た最初の頃は、石森章太郎さんの(今で言うところの)アシスタントをしていたと、私はこの映画を見て初めて知りました。だから赤塚さんが、いざ自分の漫画を描こうとしても編集者の人から「誰かさんの絵にそっくりじゃない?」つまりは「石森章太郎の絵にそっくりじゃない?」と言われてしまう場面があって、私は今まで赤塚不二夫さんのイメージはまさしくバカボンのパパのような感じでいつもおちゃらけている人だと思っていたのですが、この映画を見て本当の赤塚不二夫という人は、私の考えていた人とは全く違っていて、そんな軽い目で赤塚さん見ていた自分を恥ずかしく思いました。

この映画は見返す度に、新しい何かが伝わってきます。でもこの映画の中の寺田ヒロオさんの気持ちを、今の私にははっきり理解する事はできないんだろうなぁと思いました。





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最終更新日  Oct 9, 2006 09:06:55 PM
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