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ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…
みんなのプロフィール@ みんなのプロフィール ブログ開設おめでとうございます!! アク…
キングトッティ @ サイバー上がってくれ~ どれも面白い銘柄ですね。 エキサイト、…
エリックはやかぜ @ 結果がすべてだとしたら やはりジーコは神様なのでしょう。
キングトッティ @ ぬお~ なんだかんだの勝ち点3!!!!! 無…

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2005.02.15
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カテゴリ: サッカー


まず黄金の中盤とは、ジーコが活躍した80年代のブラジル代表の中盤を呼ぶ。
ジーコ、トニーニョセレーゾ、ファルカン、ソクラテス。
それの日本版ということで2002年のワールドカップ後に大いに持てはやされたのが、海外組の中田、中村、稲本、小野。ワールドカップで1度は見てみたいと思ったが前日本代表のフィリップ・トルシエは3-5-2を貫き、且つ組織ありきのチーム作りだったのでこの4人が同時にピッチに立つことはなかった。当時の中村は海外組ではなかったが・・・。

さてジーコが日本代表監督に就任してからは、この4人が同時にピッチに立ったことが何度かあるが、これと言った成果は上げられていない。ではまずそのときのフォーメーションを見てみよう。4-4-2で中盤はボックス型。中田、中村が攻撃的MFで小野、稲本がボランチであった。しかし、ジャマイカ戦、シンガポール戦にしても連携を欠きチームとして全く機能しなかった。私はボックス型は比較的好きだが、正直連動性を欠くと1番難しい形である。つまりポジションが自由であるがうえに攻撃も守備も全員で連動して行わなければならない。そして左右のポジションも決まっているわけではないので、役割分担が明確でない。

そこで中盤を形をダイヤモンドにしてはどうだろうか?これなら左右の約束事もできるし、ある程度のポジションチェンジも可能となる。では配置を考えてみよう。今までの流れを考えてるのならば、トップ下に中田、左に中村、右に小野、底にこの中では一番守備力のあるであろう稲本となる。中村と小野は左右反対でもよい。中村は左利きなので、右に流れることが多い為である。これで守備時には3ボランチ、攻撃時にはサイドバックの上がりをサポートし易くなる。全体的には3-5-2と同様に役割が明確になるのでバランスがよくなるはずだ。

さて、これでけでは一石を投じたことにはならないだろう。単に中盤を変形させてにすぎない。
私が提案したいのは、中盤のダイヤモンドの人の配置換えである。まず、トップ稲本、右に中村、左に小野、そして底には中田である。

ではなぜこの配置にするとよいと考えたのか説明したい。
まず個々の能力的な問題である。ボランチはイタリア代表のピルロをみてもわかるように、ロングフィードからゲームを組立る能力が必要である。それでいて、ボランチは守備でもハードに行かなくてはならないので、中村や小野ではフィジカル的に少々厳しい。そして何よりもボランチとはポルトガル語で舵取りというだけあって、チームの中心的存在である。コーチングや精神的柱である必要がある。そういう意味では、中田がベストであると考えた。
また、稲本をトップ下にしたのは、現在カーディエフでもトップ下を務めており欧州では稲本のポジションはボランチではなく攻撃的MFなのである。トップ下の能力である左右の豪快なシュートは稲本の最も得意とする能力である。それでいて、フィジカルの強さを活かした前線からのプレスは対戦相手には脅威である。つまり攻撃力の無い日本において、稲本はシャドーストライカー的な役割がベストなのである。トップ下でのゲームメイクよりもそちらの方が今や重要な要素である。
しかし心配は要らない、ゲームメイクはサイドの中村、小野が十分にこなしてくれるであろう。中村はトップ下で先発しても、主に右に流れるクセがある。そこから縦に切れ込むこともあれば、中に入ってゴールへ向かうボールも出せる。もちろん、稲本とのポジションチェンジも武器になるだろう。現代サッカーにおいて、ダブルボランチが主流となってからは、トップ下というポジションは非常に過酷なポジションである。ベッカム、フィーゴが右サイドで活躍していたのもサイドという比較的プレッシャーの少ない位置だからと言われている。最近では、バルセロナのロナウジーニョが3トップの左で先発するあたりも顕著な例である。
もちろん左サイドの小野も見逃してはならない。トルシエ時代では3-5-2の左サイドでレギュラーであり、中田が中央で密着マークにあうときは、彼がゲームメーカーであったことは間違いない。左サイドバックの上がりをサポートすることはもちろんのこと、左足からは逆回転がかかったすばらしいパスを出せる。トルシエ時代にそのパスに反応した、スペースの達人柳沢のゴールを何度もお膳立てしたのは、記憶残っていることだろう。

以上が私が提案したい新黄金の中盤である。みなさんはどう思いますか?





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Last updated  2005.02.15 16:21:15
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