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知り合いのはやとさんからの今日の注目銘柄です。(「相場は相場に聞け」が基本と考えています)1:5405 住友金属工業値上がりも急ですが、やはり値下がりも急でした。とりあえずは様子見という事になると思います。調整なのか上昇継続なのかを見極める必要があると思います。下値では5日移動平均が392ですので、一つの支持線になると考えられます。それを下回ると350近辺までは下がるかもしれません。ただ、全体的には上昇トレンド継続は間違いないので、各自の買いポジションに合わせた動きでよいと思います。2:3722 ベリサイン(新興市場の様子を見るために入れています)完全なダウントレンドです。安値が固まったと見るのはまだ早いかもしれません。5日移動平均線は超えてきましたので短期的には、25日移動平均線までは回復すると思われます。ただ上値は360000に大きな壁がありますので、それを突破しない限り跳ね返されて再度下値を模索することも考えられます。3:8404 みずほ信託ローソク足で長い上髭を付けてしまいました。軟調な展開となると窓埋めとなり240までは下げる可能性があります。ですが銀行への注目度が非常に高いですし、先高感もありますので、窓埋め後は5日移動平均線で反発という可能性もあります。4:5707 東邦亜鉛残念ながら窓埋めを少し行いつつあります。窓が大きい事からもう少し下げてもおかしくないですが、窓埋め完了となれば再度上昇する期待ができます。5:4021 日産化学工業きれいにまたもや25日移動平均線にタッチする形となりました。ここは25日移動平均を軸に下がるようだと売り、上がるようだと買いが適切ではないでしょうか。明日からは、住友金属鉱山を付け加えます。その他、やはり鉄鋼、商社、銀行が相場の主役ですので、出遅れ株は押し目買い。引き続き強い動きのものは継続でいいと思います。循環物色がされていますので、急に動き出す低位株もあるので、探してみてはいかがでしょうか。ですが、過去のデータからみてもど真ん中の銘柄が強いのは、間違いありませんので銀行なら三菱UFJ、みずほ、三井住友。商社なら三菱商事、三井物産、住友商事。そろそろ自動車株が循環物色の対象となってきました。指標的に割安なのは、日産自動車ですので、外国人には人気となるかもしれません。さらにハイテクなども好調なものもでてきました。シャープ、松下、三菱電機、東芝などでしょうか。この内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。
2005.10.03
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知り合いのはやとさんからの今日の注目銘柄です。1:5405 住友金属工業上昇継続です。相場の強さを感じる展開で且つ、住友金属が相場の指標になりつつあります。ただしチャート上では、ローソク足が十字足となりましたので、転換という話もあります。ですが今となってはチャートの指標が機能していませんので、単なる話題で終わる可能性が高いでしょう。2:3722 ベリサイン(新興市場の様子を見るために入れています)完全なダウントレンドです。安値模索中ですので、行くところまで行ってしまうでしょう。やはり資金が大型株に移動しているので、大型株が落ち着くまでは好業績でも新興市場に買いが入りづらいと思われます。特にマザーズは厳しいと思われます。3:8404 みずほ信託ゼロ金利解除が示唆された事からを材料に銀行株は、大幅上昇です。買い残の多さは目につきますが、今の相場は信用買いであっても、売るに売れない状況です。やはりここも下落トレンド転換までは、買いポジションでいいのではないかと思います。4:5707 東邦亜鉛やはり窓埋めを行わず上昇です。ただし先高感がありますので、陰線となっています。窓埋めを行うようですとかなり下げる可能性がありますので、要注意です。ただし今は500円台を固めているようです。5:4021 日産化学工業上昇トレンド継続ですが、他の好調銘柄に比べるとパフォーマンスは悪いですが、その分きっちりと調整して行きますので、過熱感は少ないです。RCIでもそろそろ反発する段階まできています。下値支持は25日移動平均線または、ボリンジャーバンドですとMAである、1404円あたりとなっています。押し目買い好機と捉えています。昨日の終わり値は、ちょうどボリンジャーバンドの+1αです。その他、やはり鉄鋼、商社、銀行が相場の主役ですので、出遅れ株は押し目買い。引き続き強い動きのものは継続でいいと思います。循環物色がされていますので、急に動き出す低位株もあるので、探してみてはいかがでしょうか。そろそろ自動車株が循環物色の対象となってきました。指標的に割安なのは、日産自動車ですので、外国人には人気となるかもしれません。この内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。
2005.09.30
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知り合いのはやとさんからの今日の注目銘柄です。1:5405 住友金属工業上昇継続です。相場の強さを感じる展開ではないでしょうか。気がつけば新日鐵を株価をでおこすのも時間の問題となってきました。10年前の高値も簡単に超えてしまった事もあり、チャート上ではどこまで行くのか判断ができません。ここは、下げのシグナルがでるまで動かないのがよいのではないでしょうか。2:3722 ベリサイン昨日は、ローソク足が十字となり売り買い拮抗と受け取れます。トレンド反転かどうかは、まだ分かりませんが上昇シグナルがでてから買っても十分ですので、冷静に判断していきましょう。それと個人投資家の新興市場の資金が、大型株に移動しているので、大型株が落ち着くまでは好業績でも新興市場に買いが入りづらいと思われます。3:8404 みずほ信託ゼロ金利解除が示唆された事からを材料に銀行株は、大幅上昇です。買い残の多さは目につきますが、今の相場は信用買いであっても、売るに売れない状況です。やはりここも下落トレンド転換までは、買いポジションでいいのではないかと思います。4:5707 東邦亜鉛注目点あまり過熱感もなく、上昇トレンド継続です。と書いていたのですが、好業績を発表により大幅高でした。この株は、ここ6ヶ月間は窓を上げて上昇した場合、窓埋めを行っていません。つまり大きく上昇しても大きく下落しない傾向が見受けられます。引き続き押し目買いが有効です。5:4021 日産化学工業上昇トレンド継続ですが、他の好調銘柄に比べるとパフォーマンスは悪いですが、その分きっちりと調整して行きますので、過熱感は少ないです。RCIでもそろそろ反発する段階まできています。下値支持は25日移動平均線または、ボリンジャーバンドですとMAあたりとなっています。押し目買い好機と捉えています。その他、やはり鉄鋼、商社、銀行が相場の主役ですので、出遅れ株は押し目買い。引き続き強い動きのものは継続でいいと思います。循環物色がされていますので、急に動き出す低位株もあるので、探してみてはいかがでしょうか。商社では兼松、トーメン。証券も活況ですので、一番恩恵を受ける事もあってお勧めです。この内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。
2005.09.29
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知り合いのはやとさんからの今日の注目銘柄です。1:5405 住友金属工業中間配当の権利落ちしましたが、上昇継続です。相場の強さを感じる展開ではないでしょうか。ただ、やはり短期資金が流入していますので、軟調になると下げは速いのでリスク管理はしっかりしましょう。2:3722 ベリサイン注目点年初来安値更新です。短期の調整なのか下値の模索なのか見極める必要があると思います。3:8404 みずほ信託注目点一時大きく上昇しましたが、変わらずで引けました。売りもこなしているので、長期的に見れば歓迎できる調整ではないでしょうか。4:5707 東邦亜鉛注目点あまり過熱感もなく、上昇トレンド継続です。引き続き押し目買いが有効です。5:4021 日産化学工業上昇トレンド継続です。売り残がまだ多いですので、上昇が期待できます。その他、やはり鉄鋼、商社、銀行が相場の主役ですので、出遅れ株は押し目買い。引き続き強い動きのものは継続でいいと思います。循環物色がされていますので、急に動き出す低位株もあるので、探してみてはいかがでしょうか。この内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。
2005.09.28
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知り合いのはやとさんからの今日の注目銘柄です。1:5405 住友金属工業予想通り大幅上昇。中間配当の権利落ちをしたので、今日どちらに動くかが注目です。逆に大きく反落しない場合は、改めて強さを感じる事となるかもしれません。2:3722 ベリサイン注目点昨日は、もみ合いながら下落しました。ただ年初来安値で止まっていますので、年初来最安値を更新するかどうか注目です。引き続きどちらに動くか注目です。3:8404 みずほ信託注目点昨日は5%を越える大幅高でした。終値で222ですので、上値はなく日経平均が上値を追う展開になればかなり上昇する可能性があります。4:5707 東邦亜鉛注目点全体的に昨日は、非鉄は人気薄という感じでした。引き続きチャートは、押し目買いが有効と考えます。他の非鉄の中でも過熱感が薄いので注目です。5:4021 日産化学工業上昇トレンド継続その他、やはり鉄鋼、商社、銀行が相場の主役ですので、出遅れ株は押し目買い。引き続き強い動きのものは継続でいいと思います。ですが、急激に上昇した場合は、急激に下げるので、利食いポイントを設定しておくのも重要ではないでしょうか。この内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。
2005.09.27
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知り合いのはやとさんからの今日の注目銘柄です。(金曜から継続)1:5405 住友金属工業ここ一週間ものすごい勢いで上昇しています。この要因には、おそらく本日が権利落ちの中間配当が大きく関与していると考えられます。ですので、本日も上昇する可能性が高いですが、明日以降は軟調に推移すると考えられます。これにより全体的な雰囲気が悪くなり日経平均が軟調になる可能性も。2:3722 ベリサイン注目点339,000はボリンジャーバンドの-2αですので、過去のチャートからしても一時的に反発する可能性があります。引き続きどちらに動くか注目です。3:8404 みずほ信託注目点かなり厚い壁だった206を上回ったことでこの銘柄にしてはおおきく上昇という感じです。次はこの1年の終値ベースの高値である218を超えればかなり軽くなります。ですが貸借倍率が高いので、その辺が重しになる可能性もあります。4:5707 東邦亜鉛注目点5日移動平均線では確実に反発していますので、434あたりでは押し目買いが有効と考えます。他の非鉄の中でも過熱感が薄いので注目です。5:4021 日産化学工業上昇トレンド継続この内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。
2005.09.26
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まず印象としては、典型的な3-4-1-2の対決と言えるだろう。3バックであるため堅守でサイドが1対1の攻防となる。そしてサイドを高いラインに置いた方が、中盤が人数的に有利となり攻勢になる。今日はその典型的な試合となった。両チームの通常のリベロが欠場という事もあり、3バックが終始最終ラインを形成していたからだ。前半は横浜の両サイドの田中とドゥトラが高い位置におり、中盤では横浜が数的有利をつくり、ゲームを制していた。しかし、決定的な場面を作る事ができず前半終了。後半、今度は浦和の右サイドの山田が高い位置を取り始め、横浜のドゥトラが守備に回り中盤は互角の争いとなる。そして浦和のFWの方が決定的な仕事ができるので、序々に浦和優勢となる。浦和のFWの田中と永井のドリブルが今日は、雨という事もあり、普段ほどのキレがないにしても十分効果的ではあったが、そこは横浜の強力3バックがうまくスペースを消していたので、それほど決定的な場面を作れなかった。残念ながら終始このような戦いが続き、試合終了。正直、Jリーグでも戦力としては上位のチームの対戦であったが、魅力に欠ける試合であった。それよりも両チームとも昨年、一昨年よりもチーム力が落ちているような気がしてならない。最近、このサイトでも毎日コラムが書けないために、知り合いからその日の投資情報をもらい、掲載している。投資の世界でもトレンドがとても重要だと聞く。今、この株は上昇トレンドなのか下落トレンドなのか。そしてもっと大きな枠でいうとこの国の市場は、どちらのトレンドなのか。そしてトレンドの転換は、いつ起こるのか。その辺を知り合いに私はよく訪ねている。投資(株)の世界では、最安値を下回らない場合や、最高値を上回らない場合、何日の株価の平均値を破るとトレンドが変わる場合が多いようだ。私も今の日本のJリーグがそれのような気がしてならない。なぜならJリーグ当初は、戦術が4-4-2が主流となりフランスWカップあたりから3バックがメインとなった。世界はもうすでに4バックが主流であるにも関わらず、日本は変われずにいる。そして横浜は、今シーズン中断を機会に4バックに移行したが、結果を残せず3バックに戻してしまった。とても残念だがJリーグのシステムというトレンドを変える事が出来なかった。清水、大分、G大阪、柏も壁にトレンドを変えようと試みたが変える事ができなかった・・・。いつになったら日本のシステムトレンドを世界標準にする事ができるのだろうか、私はとても心配でならない。
2005.09.24
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知り合いのはやとさんからの今日の注目銘柄です。1:3722 ベリサイン注目点339,000はボリンジャーバンドの-2αですので、過去のチャートからしても一時的に反発する可能性があります。2:8404 みずほ信託注目点かなり厚い壁だった206を上回ったことでこの銘柄にしてはおおきく上昇という感じです。次はこの1年の終値ベースの高値である218を超えればかなり軽くなります。ですが貸借倍率が高いので、その辺が重しになる可能性もあります。3:5707 東邦亜鉛注目点5日移動平均線では確実に反発していますので、429あたりでは押し目買いが有効と考えます。他の非鉄の中でも過熱感が薄いので注目です。4:4021 日産化学工業上昇トレンド継続昨日の注目銘柄の解説です。1:2363 モック注目点75日移動平均線 392,000上壁 407,000引き続き上壁 407,000を超えるかどうかがポイントですしたが、上壁が厚く且つ75日線を下回ったことから大幅に下がりました。再度調整局面入りの可能性が高いです。2:1949 住友電設注目点下落トレンドの上値でやはり抑えられました。しばらく下値支持まで下落する可能性が高いですね。短期売りが有効です。3:4021 日産化学工業信用買残843,000、信用売残2,878,000この信用倍率の違いから売り方の買戻しが期待されています。期待されたとおり、2%強の上昇で加熱感もさほど感じないまま上昇しています。買い継続でいいのではないでしょうか。
2005.09.22
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知り合いのはやとさんからの今日の注目銘柄です。1:2363 モック注目点75日移動平均線 392,000上壁 407,000引き続き上壁 407,000を超えるかどうかがポイントです。2:1949 住友電設注目点一目均衡表の雲である438から444を通過。雲抜けとなりましたが、過去3度押し返されて下落トレンドへの転換となっただけに、上値抵抗線となるか上昇して下値支持線となるのかがポイント。上値抵抗線が450辺りに存在。全体が下げるようなら下げる確率は、高いかもしれません。3:4021 日産化学工業信用買残843,000、信用売残2,878,000この信用倍率の違いから売り方の買戻しが期待されています。窓空けもなくきれいな上昇トレンドです。ただボリンジャーバンドでの+2αになると上値を抑えられる傾向がありますので、注意が必要です。5日移動平均線が1419にあるので、下落したらその近辺で押し目買い。昨日の注目銘柄の解説4751 サイバーエージェント 注目点75日移動平均線 448,000雲抜け 467,000壁なし75日移動平均が上値抵抗となっている模様です。且つ424,000から434,000が窓となっている事から一度窓埋めに動く可能性が大きいでしょう。逆に75日移動平均を越えた場合は上昇トレンド継続が期待できることでしょう。2363 モック注目点75日移動平均線 392,000上壁 407,00075日移動平均線が下値支持となり、407,000が上壁となりました。3754 エキサイト注目点75日移動平均線 769,000上壁 792,000雲抜け 789,000750,000から765,000の窓埋めとなったようです。750,000から763,000価格帯での価格支持は大きいようです。この内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。
2005.09.21
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はやとさんからの今日の注目銘柄です。4751 サイバーエージェント 注目点75日移動平均線 448,000雲抜け 467,000壁なし2363 モック注目点75日移動平均線 392,000上壁 407,0003754 エキサイト注目点75日移動平均線 769,000上壁 792,000雲抜け 789,000この内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。
2005.09.20
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中村がスコットランドのセルティックスに移籍したときに、誰もがなんでそんなマイナーなリーグに移籍したのだろうと、思った方も多いと思う。ちなみに私もその一人である。スコットランドの特徴は、スピードと激しいフィジカルコンタクト。まさにそれはイングランドプレミアリーグそのものの特徴である。しかもフィジカルコンタクトは本場よりも厳しいと聞く。しかし最近の中村の活躍をみると、中盤でフリーでボールを持つ事が多い。セリエA時代はあまりそのような場面を見たことがなかった。それよりも守備に回ったり、ボールを持ってもドリブルで溜めを作るのではなく、ロングフィードでの得点を演出するのが主であった。それを考えると中村の選択は、正しかったと思われる。なぜなら守備をする時間が少なく且つ、自分の長所を生かす事ができるからだ。レッジーナ時代に中村がボランチで先発するのは、よく見たられた光景である。本人からは前向きなコメントが聞かれたが、内心決してそれが正しいポジションではないと思っていただろう。つまりリーグ自体のレベルや知名度が低いからといって、必ずしもマイナスにはならない。今のセルティックスでは、攻撃の全権を任せられている。だがきっとレンジャーズに勝てない等の壁にぶつかる事があると思うかが、そのときの壁は明確な壁である。そういかにマークを外し攻撃を演出するかである。セリエAのときのような守備にも気を使いながら、バランスを取るのに苦労する事はないだろう。このような壁の克服の仕方は、いづれ来年のWカップに日本代表で活かされることであろう。だがやはりスペインでの活躍も見てみたいものだ。だがスペインは攻撃的だり且つスピードが要求される、中村は決してスピードがある選手ではない。そういう意味ではレッジーナから即リーガではなく、攻撃の集中できるチームでワンクッションおき、その対策を練るのもいいかとも思う。
2005.09.19
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このところ、楽天が岩隈の力投で歴史的1勝をあげたり、26点を取られて大敗と話題になっている。確かに20数年ぶりに東北に球団ができたのだから、その気持ちもわかるし、盛り上げる必要もある。マスコミとしては、何かと理由をつけて記事にし易い。しかし、「楽天が快勝」と聞くとどうしても、IT企業の楽天を思い出してしまう。決して仙台や東北地方が思い出せない。これが横浜や広島、中日、阪神だとしたらまずその地域が思い出される。阪神なら甲子園。横浜ならば繁華街や横浜スタジアム。中日も名古屋など。やはりその地方に球団を構えたにすぎず、地方を売りにしていなのが鮮明である。もしその地方を愛しているのなら、おのずと「仙台ゴールデンイーグルス」という呼応にするべきである。横浜も横浜ベイスターズ。広島も広島東洋カープ。阪神も阪神タイガースなど、呼応名は地域と球団愛称とすべきであろう。その点が非常に残念であり、三木谷社長がJリーグの球団の買収に名乗りを上げたときに、神戸に恩返しをしたいとおっしゃっていたのを、かなり関心していたのだが、結局は広告としてのみ活用としか考えていないのは、1ファンとしては残念でならない。みなさんはどう思いますか?書き込みお待ちしております。
2005.04.03
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浦和が自ら自滅しているように思える。現在勝ち点1で下位に沈んでいる。混戦で1位のFC東京でも勝ち点7なのが、せめてもの救いである。そしてその内容が昨年から、兆しのあった退場者問題である。特に私としてはラフプレーでプレミアを追放されたアルパイが、よく辛抱しているなと感じていた。しかし今期2期目となったことで、その正体が出始めたしまった。鹿島のとのゲームでも鈴木への喉輪で退場となり、今節でも退場となっている。しかも今度はネネまでもが退場。監督がDFながらフェアプレーで有名であった、ブッフバルトというのだから、皮肉なものである。しばらくはネネとアルパイは意図的に出さないのも手であろう。闘痢王は怪我だが、坪井と堀之内が中心となり若手のサントスなどを起用するのも面白いのではないだろうか。攻撃陣も永井がいないので、チャンスメイクできていないのが心配だが、なにかきっかけがあれば爆発してくれることであろう。とりあえずは、監督の采配に注目である。
2005.04.02
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バーレーンの奇策バーレーンの奇策に注意したい。北朝鮮戦では、4-4-2のシステムだったが日本のシステムを考えて3トップでくる可能性もある。3トップにすることで、日本の両サイドを下げる狙いがある。つまり両サイドの裏を狙った奇策が考えられる。しかもバーレーンの特徴といえば、北朝鮮戦でもみせたカウンター。それも2点共に両サイドからのクロスに真中の選手が合わせている。北朝鮮のキーパーの安易な飛び出しを抜きにしても十分威力のある攻撃であった。しかし日本はそんな事はあまりケアすべきではないだろう。なぜらなホームであり且つ自分戦い方を見失っては、意味がない。両サイドの選手は片方上がった場合は、もう片方下がりぎみになり3トップをケアし、逆サイドは3バックの一人がマークすれば事足りる。今回はオリンピック代表やアジアカップで脅威であったA・フバイルがいないのは、おおきなプラスである。彼がいた場合は、例えマークしていたとしても1対1で負ける可能性があるので、宮本がケアしなくてはならない。DFの注意点としては今回のメンバーでは、右サイドのM・フバイルだろう。北朝鮮戦では2アシストと全得点に絡んでいる。彼に仕事をさせないのが絶対条件であろう。日本は落ち着けば問題ないそれと試合全体を落ち着かせてバーレーンの得意なカウンターサッカーをさせない必要がある。バスケットでいうところのラン&ガンの試合にさせない必要がある。日本は典型的なハーフコートオフェンスできっちりと組み立てれば、技術的に負けるはずはない。ホームでの今夜の試合、改めてアジアのチャンピオンであることを証明する試合をして欲しい。今後掲載予定の題材スポーツ・なぜ3-5-2が日本の主流?・ジーコ監督と岡田監督・イラン戦に見る日本に足りないもの金融・経済・中国株のリスク・テクニカル分析・ライブドアVSフジテレビにソフトバンク現る
2005.03.30
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イラン戦から中4日。明日、日本代表はバーレーン戦を迎える。日本代表は選手からの要望もあり、システムを3-5-2にするようだ。正確には3-4-1-2。しかし今回は私もコラムで少し言及したが、中田英がボランチに入るようだ。よって3-4-1-2ではなく、3-3-2-2に近い形になるかもしれない。つまりイメージとしては東京Vのようなシステムである。私は以前のコラムに、黄金の中盤への提案をしてみた。そこには中盤をダイヤモンド型にして、中田英を底にするのがいいと書いたことがある。今回は彼自信もそれを感じているようで、「守備的なポジションの方がいい」と話していたという。私としては、これには2つの理由があると思う。まず1つ目は、時間がないこと。所属するフィオレンティーナでもあまり出番がなく、試合感が乏しいためにファンタジスタとしての閃きが、イラン戦はすくないように感じた。中田英がチームの為に今できる事は、トップ下よりもボランチであると判断したのだろう。さらに左サイドのマハダビキアを挟み込む事を考えて、積極的に中村が守備をすることにより、攻撃時には右サイドの中田が中心となった。しかし中田英は、悪くはないものの決定的な仕事もあまりできていなかった。且つ中村の攻撃力は失われた。要するに今の現状を考えれば、トップ下には中村、ボランチには中田英が得策である。稲本がカーディエフで、ボランチとして結果を残せていないのであれば、ジーコ監督も悩む必要はないであろう。2番目は小野の不在であろう。イラン戦でもおしいミドルシュートやダイレクトプレイで左右にボールを散らして、チームに攻撃のリズムを作る働きをしていた。その小野がいないのでれば、その役目は中田英や遠藤が適任となるだろう。中田英のミドルシュートとイラン戦の後半の得点でみせて、基点となる働きは光っていた。そして守備に関しての能力が高い。ボディバランスに優れ、激しいプレスも備えている。正しく適任であろう。3-5-2に中田英を組み込む話題になると右サイドや、1トップにしてのトップ下。またはFW的な役割が適任とする話があったが、ジーコ監督にとってはファーストチョイスはやはりボランチであろう。答えた簡単である。ホームで攻撃的にいくのであれば、1ボランチにして攻撃的にいく。または北朝鮮戦のように終盤に4バックに移行する場合に、両サイドは必然的にサイドバックである必要がある。小野がいない今、中田英にかかる期待はイラン戦以上に大きいだろう。今後掲載予定の題材スポーツ・バーレーンの奇策に注意・ジーコ監督と岡田監督・なぜ3-5-2が日本の主流?金融・経済・中国株のリスク・テクニカル分析・ライブドアVSフジテレビにソフトバンク現る
2005.03.29
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トヨタがハイブリットのデファクトスタンダードになりつつある。日産への技術供給を含めて、世界基準となってきた。今回、SUVのハリアーなどに搭載したことで実質、どの車へもハイブリット化することが可能となった。ハイブリットと聞くと、燃費は良いがパワーが劣るというイメージがあったが、今回のハリヤ-などは従来のものよりもパワーが上がったというから驚きである。GMなどのアメリカのビッグ3は、ハイブリットは燃料電池までのつなぎ役という考えしかもっておらず、真剣に取り組んでいなかった分、かなり遅れいる展開となった。唯一、ホンダだけが追随しるが水をあけられた感はある。さらにトヨタのすごいところは、燃料電池車が登場したときでも燃料電池車と電気自動車のハイブリット生産への転用が可能な点である。つまり今のガソリンと電気のハイブリットの延長線上がすでに視野に入っている。さて今後、燃料電池車のデファクトスタンダード争いも一歩リードした感のあるトヨタを、他社がどのようにして巻き返していくか興味のあるところである。
2005.03.27
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◆敗戦をどう次につなぐか負けてしまったのは、過去の事なので仕方ない。今度はその教訓をどう活かすか。そして次のバーレーン戦をどう戦うかでしょう。日本は今回の予選で初めての敗戦。精神的な面もかなり影響してくるでしょう。アジアカップも含めて、アジアのチームに負けたのはこの1年なかったのだから。◆日本代表の精神力アジアカップで優勝したときの精神力の強さが、本物かどうか、次のバーレーン戦で是非見てみたい。次はホームで絶対に勝たなければならない試合。どんな戦いを見せてくれるだろうか。◆収穫さて個人的に収穫だったのが、後半から登場した柳沢がかなりいいプレーを披露した。得意の縦に抜けるプレーが光っていた。ただし決定的な演出はできなかったのが残念。◆失点からみるDF失点を見ると加地が相手に競り負けての2失点。改めて3バックで2ストッパー、1スイーパーの安定面を露呈した格好になった。決して加地を責めることはできない。特に2点目は中澤がクロスの対応に出ていたので、空中戦で完全にフリーとなってしまった。やはり最終ラインの空中戦を中澤1人に頼る危険性を感じることとなった。宮本に代えて松田という選択支があってもいいと思う。彼は高さもありストッパー、スイーパーの両方ができる。所属する横浜ではラインを高く保ち、ある程度のところまでは、相手にボールを持たせておいて、ここぞというラインに達したら、GOサインを出してボールを取りに行く。つまり守備の連動性が生まれる。それでいて人に強い。是非、見てみたい一人である。◆選手起用私は個人的に今回のジーコの選手起用を支持している。なぜならグラウンドの状態、アウェーの雰囲気、イランという激しい当りのチームという事を考えれば、日本でプレーする選手よりも海外でプレーする選手の方が、適任である。海外でプレーする選手は、そのチームのホームであっても基本的には母国ではないのでアウェーに等しい。周りはその国の熱狂的なサポーター。例え応援する選手に対しても罵声を浴びせるのが欧州である。そこでプレーする選手達にしてみてば、10万人のイランのアウェーは日常の光景に似ている事だろう。それに日本のグラウンドは世界でもトップレベルである。玉田がよく足を取られてたのでも分かるように、地面は非常に滑りやすかった。そのような経験もイタリアなどでは、当たり前である。◆次戦の展望さて、ジーコ監督は日本でのバーレーン戦をどうするのか見ものである。システムは3バックなのか4バックなのか。おそらく小野に代えて稲本、というのは間違いないだろう。3バックにして思い切って中田を小野の代わりというのもあり得る。もちろん、左サイドには三都主、ストッパーには田中誠。さて、日本代表の真価が問われる1戦となるだろうバーレーン戦。日本代表に期待したい。
2005.03.26
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ついに注目のイラン戦。Bグループでは日本にとって最大の敵である。選手はタレント豊富で且つ智将イバンコビッチが監督である。さて注目すべきは、日本が真剣勝負の国際試合で久しぶりに4-4-2を採用している。世間では、その理由としては中田と中村を同時に攻撃的MFとして起用するのが1つ。もう一つは、イランの4-2-3-1を警戒してとのこと。だが以外に4-2-3-1は4バックに弱いところがある。先日のJリーグのFC東京と柏の試合でも、FC東京の誇る両翼が柏の4バックにスペースを埋められて、0-2で敗退している。対する柏は4-4-2で中盤をダイヤモンド型を採用。玉田が日本代表でおらず、不安要素はあったが中盤を支配したのは柏であった。イランも日本が4バックを採用するのは明らかであるので、もしかしたら4-4-2でくる可能性もある。なぜなら、2トップにすることで日本のセンターバックとイランの2トップが1対1になるからである。欧州では一般的だが、こと日本では珍しく、3バックにして1人余らせて対応することが多い。宮本は特にストッパータイプではないので、カバーリングには長けているいるが、スピードと高さはそれほどあるわけではない。所属するガンバでも4バックのときは、失点が多くどうしてももう一人がディフェンスに行った後をカバーリングに行くクセがある。それがガンバだとシジクレイが同タイプなので顕著に表れる。さらに日本代表でも宮本はカバーリングにいき易くするため、やや深く守る。それにより、DFラインが下がりボランチとの間が空く事がある。またジーコ監督も1人余らせるのを基本としている。それと対極にあるのが前日本代表監督のトルシエが採用したフラット3である。これはディフェンスを3人にして平行に並んで対応する。積極的にラインを押し上げて全体をコンパクトにする戦術である。これによりオフサイドトラップを積極的に取りに行きスイーパーを置く3バックよりも、DFの横幅が広い為両サイドの裏、DFラインのサイドもカバーし易いという利点がある。その反面、オフサイドトラップを抜ける技術やスピードタイプのFWに対しては大きなリスクとなる。この積極的なDFを経験して、フラット3の申し子と言われただけに、宮本のラインの取り方は非常に残念な事である。それでは次に日本の攻撃を見ていこう。おそらく中村までもが左サイドでの守備をメインにすると語っているので、攻撃は右サイドの中田英と2トップの玉田、高原、それに小野と加地がからむ事になるだろう。以外性のあるのが、今まで不動のFWだった鈴木が怪我で出られないことだ。これは相手にとってはFWのコンビが未知数なのでDFが難しいと考えられる。特にイランの右サイドDFはかなり攻撃的にくるので、そこの裏を玉田が突くのがとても効果的であろう。イランのセンターバックはスピードのある方ではないので、余計に効果的であろう。イメージとしては浦和の永井。昨年の天皇杯でのFC東京戦で見せた右サイドにやや張るような感じである。それを左サイドで行う。それと期待したいのが、フリーキックである。右足なら三浦が左足なら中村という世界的なキッカーがいるだけに、とても期待できる。特に三浦の長い距離のフリーキックは、それ程知られていないので、大きな武器となるだろう。彼の無回転ボールは有名だか、もう1つドライブ回転のボールがある。壁が無力化されるまさしく魔球である。但し、鈴木がいないので良い位置でのフリーキックを取れるチャンスは減ることになるだろう。今回は初戦の北朝鮮と違って、相手の素性が分かっているので、見ていて面白いと思う。アウェーなので引き分けでも十分という心の余裕。そして10万人のイランサポーターを黙らせるような悪役の出現を期待しつつ、今回はこの辺で。
2005.03.25
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私は2年半前より、中国株に投資をしている。なぜ中国株なのかというと1小額で投資できる。2配当利回りが期待できる3高度成長国である4インフラ関係銘柄でも高成長が期待できるなどである。実をいうと始めた当初は1の理由が大きかった。50万円しか投資資金がなく。日本株ではそれこそ1銘柄しか買えなかった・・・。しかし中国株では、有望銘柄を5~6銘柄は買うことができた。当時買った銘柄は、2~3倍になった銘柄もあれば半分になったものもある。しかし今ではBRICSと呼ばれる程有名になり、日本でも米国を抜いて中国が貿易額NO1となっている。是非、オススメの投資先である。それは今でも変わらないのが、これまたおいしい。実はここ最近になって知った銘柄が多数あり。配当ねらいで買っているものがほとんどだが、中には配当利回り6%台というものもある。しかも4万円から買える。とても低リスクで高利回りが期待できそうだ。是非、みなさんも調べてみてはいかがでしょうか?
2005.03.22
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さて本日は黄金の中盤に一石を投じたい。まず黄金の中盤とは、ジーコが活躍した80年代のブラジル代表の中盤を呼ぶ。ジーコ、トニーニョセレーゾ、ファルカン、ソクラテス。それの日本版ということで2002年のワールドカップ後に大いに持てはやされたのが、海外組の中田、中村、稲本、小野。ワールドカップで1度は見てみたいと思ったが前日本代表のフィリップ・トルシエは3-5-2を貫き、且つ組織ありきのチーム作りだったのでこの4人が同時にピッチに立つことはなかった。当時の中村は海外組ではなかったが・・・。さてジーコが日本代表監督に就任してからは、この4人が同時にピッチに立ったことが何度かあるが、これと言った成果は上げられていない。ではまずそのときのフォーメーションを見てみよう。4-4-2で中盤はボックス型。中田、中村が攻撃的MFで小野、稲本がボランチであった。しかし、ジャマイカ戦、シンガポール戦にしても連携を欠きチームとして全く機能しなかった。私はボックス型は比較的好きだが、正直連動性を欠くと1番難しい形である。つまりポジションが自由であるがうえに攻撃も守備も全員で連動して行わなければならない。そして左右のポジションも決まっているわけではないので、役割分担が明確でない。そこで中盤を形をダイヤモンドにしてはどうだろうか?これなら左右の約束事もできるし、ある程度のポジションチェンジも可能となる。では配置を考えてみよう。今までの流れを考えてるのならば、トップ下に中田、左に中村、右に小野、底にこの中では一番守備力のあるであろう稲本となる。中村と小野は左右反対でもよい。中村は左利きなので、右に流れることが多い為である。これで守備時には3ボランチ、攻撃時にはサイドバックの上がりをサポートし易くなる。全体的には3-5-2と同様に役割が明確になるのでバランスがよくなるはずだ。さて、これでけでは一石を投じたことにはならないだろう。単に中盤を変形させてにすぎない。私が提案したいのは、中盤のダイヤモンドの人の配置換えである。まず、トップ稲本、右に中村、左に小野、そして底には中田である。ではなぜこの配置にするとよいと考えたのか説明したい。まず個々の能力的な問題である。ボランチはイタリア代表のピルロをみてもわかるように、ロングフィードからゲームを組立る能力が必要である。それでいて、ボランチは守備でもハードに行かなくてはならないので、中村や小野ではフィジカル的に少々厳しい。そして何よりもボランチとはポルトガル語で舵取りというだけあって、チームの中心的存在である。コーチングや精神的柱である必要がある。そういう意味では、中田がベストであると考えた。また、稲本をトップ下にしたのは、現在カーディエフでもトップ下を務めており欧州では稲本のポジションはボランチではなく攻撃的MFなのである。トップ下の能力である左右の豪快なシュートは稲本の最も得意とする能力である。それでいて、フィジカルの強さを活かした前線からのプレスは対戦相手には脅威である。つまり攻撃力の無い日本において、稲本はシャドーストライカー的な役割がベストなのである。トップ下でのゲームメイクよりもそちらの方が今や重要な要素である。しかし心配は要らない、ゲームメイクはサイドの中村、小野が十分にこなしてくれるであろう。中村はトップ下で先発しても、主に右に流れるクセがある。そこから縦に切れ込むこともあれば、中に入ってゴールへ向かうボールも出せる。もちろん、稲本とのポジションチェンジも武器になるだろう。現代サッカーにおいて、ダブルボランチが主流となってからは、トップ下というポジションは非常に過酷なポジションである。ベッカム、フィーゴが右サイドで活躍していたのもサイドという比較的プレッシャーの少ない位置だからと言われている。最近では、バルセロナのロナウジーニョが3トップの左で先発するあたりも顕著な例である。もちろん左サイドの小野も見逃してはならない。トルシエ時代では3-5-2の左サイドでレギュラーであり、中田が中央で密着マークにあうときは、彼がゲームメーカーであったことは間違いない。左サイドバックの上がりをサポートすることはもちろんのこと、左足からは逆回転がかかったすばらしいパスを出せる。トルシエ時代にそのパスに反応した、スペースの達人柳沢のゴールを何度もお膳立てしたのは、記憶残っていることだろう。以上が私が提案したい新黄金の中盤である。みなさんはどう思いますか?
2005.02.15
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横浜の今期初の試合という事で注目された。コンディションや新戦術、ポジションなどをチェックしていこう。まず、システムは昨年と同様に3-5-2。キーパーは榎本達、3バックは栗原、中西、河合。左サイドにドゥトラ、右サイドに田中、ボランチには那須、大橋。トップ下には奥で2トップは清水と坂田という布陣。今期のベースとなるメンバーだが正直、飛車角抜きという状態であった。しかし開始より前線からのチェイシングでプレッシャーをかけていく。運動量豊富な2トップがボールを追いかけて、パスコースを限定してサイドやトップしたの選手が、ボールを奪いに行く。そして縦へのボールはボランチがカットして、攻撃に切り替わる。トップしたの奥が溜めて前線にフィードする事もあれば、やサイドに展開しての攻撃もある。そして開始5分前後に、相手DFのミスを清水が拾い、右足で豪快なゴール。ちなみに清水の利き足は左である。このまま勢いに乗るかと思われたが、序所にプレスをかわされ始める。前半20分過ぎからは、浦項のペースになる。韓国代表を多く抱えるだけにテクニックもあり、玉際、特に最後の1歩が速く、中盤を支配させていく。ただ韓国の特徴である、フィジカルの強さは感じず、どちらかと言えば、横浜Mの方が体のあたりは強かったという印象である。浦項のシステムも3-5-2で、ロングボールを多様すると思われたが、ブラジル人監督ということもあり丁寧につなげるパスサッカーであった。後半が始まっても、浦項が優勢だった決定的なところは横浜自慢の守備で失点は、フリーキックからの1点のみ。横浜苦戦のポイントは前線にボールが収まらないことであろう。共通意識としてのプレスは、完全に機能しないまでも意識は感じられた。しかし、中盤やDFの前でボールを奪ってもで前線でボールキープできないので、中盤を押し上げる事ができない。清水と坂田がスペースに飛び出すが、2トップにはマンマークがついているために、ボールキープする事が難しかった。やはり、久保やアンが居ないのは正直つらいだろう。しかし岡田監督のコメントにもあったようにが、最低限のことはできた。つまり守備が安定している為、ゲームとして成り立っていた。ただ攻撃に関しては、もの足りないのは確かである。今後、この点を岡田監督がどう改善していくかが見物である。
2005.02.14
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キーワードは笑顔かもしれない。日本代表の選手に気負いが感じられた日本VS北朝鮮戦。入場の際に小笠原が笑顔で、しかも小走りして来た。テレビ朝日の解説である、松木さんも語っていたが余裕があったのだろう。試合はその小笠原が開始5分にすばらしいフリーキックが決まった。しかしそこから、北朝鮮の選手交代により流れは混沌としてきた。北朝鮮の揺さぶりに日本のDFが踊る中、キーパーの川口だけが冷静に処理をする。そして笑顔でチームを盛り立てる。後半半ば、北朝鮮の右サイドからダイレクトプレイで左サイドに渡り、16番の選手の左足を振りぬくと左アウトサイドに当りシュート、ゴール。ここでジーコが動くことになる。鈴木に代えて高原。田中に代えて中村。そして4-4-2にシステムを変更。しかしこれは大きなリスクとなる。通常でも4バックはあまり見せない中、しかも中村と小笠原が並ぶシステムは、アジアカップでも僅かであった。思ったとおり、連携を欠いていたが、サポーターの後押しもあり両サイドが上がりキープ率では圧倒する。そして玉田に代えて大黒の投入。ここでも大黒に僅かな笑顔があった。公式戦では代表2戦目。去年の久保のような救世主の登場となる。大黒の特徴と言えば、裏に抜けるタイミングのうまさだが、裏のスペースがなかった。しかし大黒の特徴としてもう一つある。どこからでも点が取れる事である。Jリーグでも頭、右・左足と満遍なく得点している。そして後半残り1分に振り向きざまに、左足のシュートがゴールとなる。やはり最終予選ともなると、アジアカップを制した日本でも精神的に重圧となったのだろう。先制点を取れて理想的な形だったが、厳しい戦いだった。特に北朝鮮の粘り強さとフィジカルの強さは予想以上であった。しかし勝ち点3を取れたのは、とても大きい。次のイラン戦も期待したい。
2005.02.09
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カザフスタン戦で目に付いたのは、玉田と加地ではないだろうか。玉田は2ゴールをあげ、加地はサイドの縦への突破を何度もみせ、いいクロスを上げていた。奇しくも彼らが代表に定着したのは、共に昨年の春からだ。玉田は欧州遠征、加地はシンガポール戦。そして彼らは各カテゴリーの代表経験がない。つまり代表とチームという過密日程にさらされたのは、実は初めての年だったのである。加えて玉田は所属チームの降格危機があったため、代表に召集されても集中できなかったのではないだろうか。その二人が今年の初戦で昨年とは、違う事を見せてくれた。これはおそらく1年間代表として戦い、修羅場を潜りぬけた事による精神的な成長。そしてオフを迎えての肉体的疲労が取れた為であろう。そしてオフの間は、次の年のための準備期間が取れる。おそらく二人とも代表での位置取り、役割、責任感などを改めて考えたことであろう。今期の二人は代表と所属チームそれぞれにおいて、昨年以上を期待できるであろう。そしてジーコ監督もそろそろ気づいてきているのでは、ないだろうか。新しい選手を入れて、競わせることがより強化に繋がることを。おそらく阿部の加入により、国内組の以前からのボランチメンバーである福西、遠藤、中田浩は相当な刺激を受けたに違いない。また、阿部にはフリーキックという飛び道具があり、左サイドに三都主を入れるとなると三浦は出れず、且つトップ下を中村とすると小笠原が出れない為、右足でのフリーキックというバリエーションがなくなってしまう。もちろん、小野が復帰すればこの心配もなくなるのだが、今や遠藤よりもフリーキックの精度が高い阿部の代表入りは大きな刺激であり、セットプレーを考えた場合には今後起用される事も考えられる。是非ともJリーグで活躍して、昨年の玉田、加地、阿部などのように代表へのアピールをしてもらいたい。我々サポーターは選手層の厚いことは、おおいに歓迎なのだから。
2005.01.31
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1月29日、日本VSカザフスタン。3トップとも思えるくらいの高い位置に加地がいた。これは北朝鮮のように固めて守る相手には非常に有効である。攻撃の時は常に高い位置におり、縦への突破は技術云々よりも気持ちで持っていった気がして思わず、「これが同じ人間なのか?」と思うほどであった。またその加持の後にはDF田中がこれまた高い位置でのポジショニング。日本は中沢、松田の2バックの状態の時間帯があった。非常に攻撃的でかつ、その空いたスペースへのカバーもすばらしかった。相手のできがよくなかったとはいえ、チームとしての意識や戦術としては、アジア相手としては、十分なできであったであろう。両翼の攻撃がよかっただけに、あとはボランチの追い越しやミドルシュートがあれば文句のないできであったであろう。シリア戦ではこの辺の課題がクリアできれば、それこそ無理に直前に合流するであろう、海外組を使わなくてもいいのではないだろうか。ただし、中村のフリーキックとアジアカップでのコンビネーションだけは必要だと付け加えておこう。
2005.01.30
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日本代表の確実な勝ち方は、おそらく守りきってワンチャンスを物にするか、またはセットプレーでの得点であろう。アジアカップ、Wカップ1次予選のオマーン戦では、1ゴール1アシストとワンチャンスを活かしている。しかし、中村が怪我の影響でチャンスを作れない場合は、やはりセットプレーが大きな武器である。セットプレーを重視したシステムを採用してみるのも面白いのではないだろうか。 鈴木 高原 中村 三浦 加地 中田浩 福西 中澤 松田 茶野 川口 こんな感じのパワープレーができるメンバーも、あってもいいと思う。鈴木、高原、中田浩二、福西、中澤、松田は全員180cmを越えており、茶野もチェコのコラーを抑えてこともあり、高さには絶対の自信がある。つまりフィールドプレイヤー10人のうち、高さに自信のある選手が7人もいることになる。さらに中村と三浦がいることでフリーキックの際は、左右の揺さぶりがかけられる。非常に魅力的だ。アジア予選は形がどうあれ勝たなくてはならない。そういう意味では、北朝鮮が上背がないのもあり、極めて効果的な戦術である。それでいて、スピードが足りないというわけでもない。これに久保が加われば、コーナーキックでは、絶対に誰かは制空権を握れるだろう。残念ながら久保は出場できないが、鈴木、高原でも十分である。是非、北朝鮮戦は快勝してもらいたい。
2005.01.27
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今、野球界で論議しているのがウェーバー制である。ウェーバー制とは、その年の成績が下のチームからドラフトの交渉権を得るというシステムである。昨年で言えば、優勝が西武だったので西武は最後になり、セ・パの最下位のチームで勝率の低いチームが最初に指名できる。これにより何が起きるのかと言えば、チーム力の平準化が量れる。そして選手の年俸抑制にも繋がる。ウェーバー制はアメリカバスケットボール組織(NBA)が採用しており、下位のチームが有望な若手との交渉権を得て数年後のチーム戦略が立て易くなる。また、この交渉権と補強選手のトレードが行われて、第1回何巡目の権利と〇〇選手をトレードというニュースを良く耳にする。さらにNBAでは、サラリーギャップ制が取られている。これは、1チームの全選手の年俸が決まっており、それ以上になることが許されないシステムである。昨年度のNBAでは、ロサンゼルスレイカーズがドリームチームとも呼べる程の選手を擁していたが、これは有名な選手が優勝したいが為に低年俸でも契約していた為である。このようなケースは、他のチームでエースとして活躍して、優勝できなかった選手が晩成となり優勝を目指して移籍するケースが目立つ。レイカースで言えば、カール・マローンがそれに当るであろう。彼はユタ・ジャズのエースとして活躍し、別名メールマンとも呼ばれ絶大なる人気を得た選手である。ちなみにメールマンの意味は、必ずゴールに運んでくるということらしい。そしてストックトンというポイントガードとのピックアンドロール(サッカーで言えばポストプレー)は、NBAの名物でもあった。さて、話を元に戻したいがウェーバー制とサラリーギャップ制が、日本のプロ野球に導入されるかどうかだが、おそらく難しいであろう。まず始めからチームの平準化という考えがないからだ、元々セリーグがあり、新参者のリーグとしてのパリーグが存在する。パリーグが誕生した時代は高度成長時代であったため、宣伝効果やチームを持つステイタスに酔いしれた時代である。それが今やほとんどの選手がパリーグでのプレーを希望しており、セリーグに行きたいと思っている選手は稀である。事実、セリーグからパリーグへ移籍してきた選手で、パリーグのチームに移籍できて嬉しいですという話を聞いたことがない。年俸、知名度、歴史全てにおいてセリーグが上回っている。これを変えるには、おそらくまず企業経営にも言えることだが理念、ビジョンありきで話を勧めないと、各チームの利害ばかりを考え話は進まないだろう。こうしたときの為のコミッショナーなのだが、各球団のオーナーの方が権力を握っているという寂しい話である。その点、日本のサッカーは理念、ビジョンありきで誕生したのでJリーグの鈴木チェアマン、サッカー協会の川淵会長のリーダーシップには、目を見張るものがある。是非、野球も利害だけでなく、10、20年後のことを考えて変革に取り組んで欲しいものである。
2005.01.26
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山瀬が横浜の背番号10に決まった。もちろん、期待されているから10番なのだが、横浜は10番拒否症候群であるのも確かで、昨年までは遠藤が着けていたが、ケガが多いのを理由に8番に変更。おそらく中村以来の10番らしい10番である。背番号以上に期待したいところだ。さて、本日は山瀬移籍による、浦和の影響度について検証してみよう。山瀬は第1ステージにケガをし、浦和の快進撃には加わっていないので第二ステージの戦力が落ちる事はない。しかし、横浜やFC東京と対戦したときに、2トップのドリブルが止められたときに手詰まり感があった。そう、アクセントが欲しいと。そのアクセントを生み出せるのが山瀬だっただけに、非常に浦和としては痛手である。それでは、今期の浦和のフォーメーションを予想してみよう。まず3バックの場合のトップ下から考えてみよう。第二ステージでは、山田が務めていたが本職ではない。ブッフバルト監督としても山瀬が戻るまでの代役職が色濃かった。それでは今期も山田なのか。以前にも「山田はどこに」で書いたとおり、山田がトップ下の場合は起点は両サイドとなる。両サイドが仕掛けて2トップがフィニッシュという形が多かった。正直、これではトップ下を置く意味があまり感じられない。だからと言って3トップにすると余計に機能しないのは、CS第1戦でも明らかである。そうなるとやはり現実味を帯びてきているのが、長谷部をトップ下にする布陣である。まだ21歳という若さながら、その卓越した攻撃センスは海外組をも唸らせる。これをファーストチョイスとして、空いたボランチには酒井としたいところだが、おろらく山田になるだろう。そして右サイドには永井となる。それでは昨年の天皇杯で採用した、4バックの場合はどうなるだろうか。浦和の攻撃力を考えた場合であるならば、やはり中盤はダイヤモンド型が最適であろう。頂点に長谷部、右に山田、左に三都主、底に鈴木。これを採用することで中盤の攻撃の流れも良く、トップ下に長谷部がいることで、ボールをもらう前の2トップの動き出しが速く、DFとしては非常に気を使ったことであろう。DFとしてはドリブルで仕掛けられるよりも、スピードで振り切られる事の方が数倍恐さを感じる。抜けられたらすぐにシュート体制となるからだ。ドリブルの場合だと若干スピードが鈍るため、フォローが可能であるためそれほど危険を感じない。もちろん、このフォーメーション時は永井または田中がサブとなる。しかし後半の勝負どころでの起用は、相手チームからは脅威以外の何者でもない。それと三都主が代表でいない場合は、永井を右にして山田を左にすることも有り得るだろう。さて、山瀬とは関係ないが以外と問題なのが実はセンターバックである。坪井が戻ってきたことにより、トゥーリオ、ネネ、アルパイ、坪井、堀ノ内となった。これをどうするかが難しいところだ。順当に考えたらネネに代わって、坪井となるだろう。ネネはブラジル人独特の柔らかさと高さを兼ね備えているが、スピードに欠けている。ゴール前の僅かなスペースならば問題ないが、カウター時の比較的スペースがある場合には、簡単に振り切られるケースが目に付いた。あとは坪井のコンディション次第であろう。色々、書いてきたが、浦和には実は1度見てみたいフォーメーションがある。超攻撃型4-4-2である。 エメルソン 田中 長谷部三都主 永井 鈴木平川 坪井 トゥーリオ 山田注目は両サイドの永井、三都主に山田と平川がどれだけ絡めるかである。3-5-2の場合は両サイドは1人なので、玉は一発であるが、サイドバックを置くことで玉は2発になる。つまりドリブルで仕掛けて崩しきれなくても、サイドバックの追い越しがあれば更なる展開が期待できる。是非1度見てみたいフォーメーションではないだろうか。みなさんはどう思いますか?書き込みお待ちしております。
2005.01.25
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結局、山瀬は横浜を選択した。自分がいない間にチームが優勝したからという話であるが、移籍するのが横浜ということであれば、おかしな話である。そもそもJリーグ年間チャンピオンについたのは、横浜なのであるからもっと他の理由があるのであろう。世間では岡田監督の存在が大きいと報じている。岡田監督の人的掌握術と戦術理論は、Jリーグの中では際立っており、選手も横浜を離れたいという話を聞いたことがない。岡田監督と山瀬は札幌時代に師弟関係だったことからも、その経験をJリーグのトップチームで体験したいと思うのも頷ける話である。そして山瀬の弟もおり、内部情報にも事欠かなかったことであろう。他にあるとすれば、横浜がアジアCLに出場することである。2チーム分のチーム編成が必要となるし、トップ下の奥と練習ができるのは大きいであろう。オリンピックに出場できなかったこともあり、Jリーグ以外のチームとの経験を積みたいというのもあるだろう。横浜としても佐藤を清水に放出したこともあり、3-5-2がベースになるとは思うが、山瀬の加入により場合によっては4-4-2でトップ下に奥と山瀬を並べることも考えられる。唯一補強できなかったポジションがトップ下でであり、横浜としては奥が居ない場合でも計算できるようになったのは大きい。私としては、浦和の昨年のメンバー+山瀬の破壊力を見てみたかったものである。浦和の高速2トップと山瀬の攻撃センスがマッチすれば、横浜やFC東京のDFも去年のようには、ならなかったのではないだろうか。次回は山瀬が抜けたことによる、浦和の影響度を検証してみたい。
2005.01.24
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なぜ磐田を選んだのだろうか。普通に考えたら試合に出場できるチームを選ぶところを、Jリーグでも今期大型補強をした磐田で特別指定選手として参加して意味があるのだろうか。私としては筑波に近くて、出場可能性が高く且つJ1のチームが良いと考えていた。具体的には、柏や市原(千葉)。鹿島も期待できるが鈴木がいるので難しい。私が考える磐田を選んだ理由は3つではないだろうか。 1つ目にオリンピッック代表監督の山本監督がいること。監督と対話が取り易いのは、常にチームにいるわけではないので、重要な要素であろう。 2つ目に若手が多いことだろう。今期はユースチームから6名がプロ契約選手となる。そして1つ上の代として菊池や成岡、同世代としてはカレン・ロバートがいる。よく考えたら昨年の高校選手権の沸かせたストライカーがいづれも磐田に行った事となる。 3つ目としては、あくまで推測だがオリンピック代表合宿のときの高原の存在があったのではないだろうか。無論、高原は今はいないが代表合宿のトレーニングでは全てが違うと話していたほどだ。その高原の原点である、磐田でトレーニングを積みたいと考えても不思議はないだろう。しかしいづれにしても磐田で出場できる可能性は非常に少ない。FWにはチェ・ヨンス、グラウ、中山、前田、西野、カレン・ロバートがいる激戦区でもある。果たしてそれが稲本のようにアーセナルにいたことが無駄ではなかった言えるような、基礎を作ることができるか注目である。
2005.01.18
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浦和の山田はどこにいるのだろう・・・。ふと、山田がトップしたのポジションにいるときに、彼がトップ下としての仕事をしていないことに気づいた。彼は本来右サイドの選手であり、トップ下の選手ではない。山瀬が怪我をしてからの代役をこなしているにすぎない。しかし、それ以上にトップ下としての仕事をしていない。得点、アシスト、決定的なラストパスなど。Jリーグのセカンドステージの出場時間は、エメルソンに次ぐ時間ながら得点は2点。少々寂しい得点である。では実際に山田はどんな仕事をしていたのであろう。私が観た試合だけを言えば、主にサイドのフォローをしていたようだ。浦和のシステムは3-5-2で永井を右サイドに置くと超攻撃型の布陣である。2トップにエメルソンと田中達、右に永井、左に三都主、ダブルボランチに長谷部と鈴木、この時点で鈴木を除き全て攻撃が持ち味の選手である。つまり山田をトップ下に置くのは、攻守のバランスを取るためのものであると仮定できる。永井の裏をカバーし、三都主が縦に抜けないと見るとDFを引き連れて縦に流れて、中央にスペースを作る。ボランチの長谷部の攻撃力を引き出すために、自ら引いて上がるスペースを作る。そして、サイドの選手がつまったときは、パスのもらい手になり、逆サイドに展開する。潤滑油のような仕事ぶりである。したがって、CS第1戦に3-4-3のシステムを採用したときは、3トップが孤立してチーム全体として攻撃ができなかったのも頷ける。私はブッフバルト監督がトップ下に長谷部を置かないのは、山瀬の居場所を取っておく意味があると思っていたが、もしかしたら置かないのではなく置けなかったのかもしれない。山田が今期もトップ下を務めるかは、わからないが試合での彼の働きぶりはより重要になるであろう。
2005.01.13
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大久保の怪我は心配だが、打撲ということなので大事には至らなかった模様。さて、大久保の大活躍をみて、ふと思ったことが。セレッソのときに比べて格段に裏に飛び出して、いい仕事ができている。ではなぜJリーグでは、いい仕事ができなかったのだろうか。私が思うに大久保の持ち味と言えば、裏に飛び出すスピードとゴール前での決定力である。セレッソ時代も得点を取っていたが終盤は、ゴール前を固められて人垣を掻き分けてシュートしている印象が強かった。理由としては、おそらくシステムの違いであろう。詳しく観てないので推測だが、デポルティボはフラットな4バックだったのであろう。だからDFは大久保を視野に入れていても、一瞬のスピードについていけなかったのだろう。それに対してJリーグでは、主に3バックで大久保を密着マークしていた。そして一人を振り切ってもリベロがカバーするため、裏に抜け出すことが難しかったのであろう。川渕キャプテンが。「すごいな。大久保は心臓が強いし、外国へ行った方がいいのかな」とコメントしていたのも、それも含めてのコメントかもしれない。つまり欧州でのシステムは4バックが主流なので、うまうオフサイドにならなけらば、活躍する可能性は大いにある。他国との試合を含めて非常に楽しみである。この事から他の選手でもJリーグで点が取れないからと言って、欧州でも活躍できないとは言えないのではないだろうか。さて、某サッカー雑誌にも書いてあったが、中田が海外で成功した理由として、デビュー戦で大活躍した事が上がられる。大久保も今回の活躍で、おそらく第1関門は突破しただろう。自身の目標でもある10得点を是非達成して、世界に通用する日本のストライカーがいることを証明してもらいたい。
2005.01.11
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市原の村井が磐田に完全移籍。さて、山本監督は村井をどのように使うのであろうか。3-5-2の左サイドで起用して、西を右サイドに戻すのが有力だろう。そして終盤の勝負どころで、相手のウイークポイントに川口投入というのが考えられる。今期第二ステージで活躍した大田もいるので、サイドのポジション争いも熾烈である。しかしアジア・チャンピンズリーグを戦うのであれば、このぐらいは戦力としてないと難しいのであろう。そして今期からはJリーグが1シーズン制となり、チームの総合力がより必要となるので妥当な補強なのであろう。山本監督は、某サッカー雑誌のインタビューで3バック、4バック両方使えるように準備したいと語っていた。事実、天皇杯では後半になると4バックにするのをよく見受けられた。決勝戦の東京V戦では、4-4-2というよりも2-6-2のような感じで、サイドバックも中盤に上げてセンターバックを残す形を取っていた。そして、グラウに代えて藤田を投入するように、FWとFWではなくMFを投入するなど今までには無い戦術を導入している。田中誠などは、日本代表のドイツ戦で4年ぶりの4バックということであったが、奇しくもその後のクラブチームの試合で4バックを経験するとは、逆に代表の試合が予行練習になったことだろう。村井も市原時代に4バックの経験はおそらくないだろう。しかし4バックを経験することでジーコが求める、サイドバックに近くなるのではないだろうか。ジーコ監督は常々両サイドは、4バックもできる人材から選ぶと話していた。加地、三都主、三浦、西を考えれば納得できるものがある。私は磐田で左サイドを藤田が務めているいるので、代表でも是非、藤田のアウトサイドというのを見てみたかったが、ジーコ監督がそれをやらないのは、そういう理由なのであろう。是非、村井には日本代表に選ばれるような活躍を期待したいと思う。人気blogランキング週間ブログ王
2005.01.06
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前回は、川勝氏のシステムを検証してみたいが、最後に後藤氏を見てみたい。(見てない方は、その1~3までを先にどうぞ)同じくシステムは3-5-2 高原 鈴木 中村 三浦 小野 福西 加地 中澤 宮本 坪井 川口形だけ見ると3-5-2というよりも3-4-1-2である。後藤氏は2月9日まで時間がないので、やはり現行をベースにすべきだという考えのようだ。つまり1次予選のオマーン戦をベースにするべきだと。まず注目すべきは、左サイドが三浦、DFに坪井といったところだろうか。そして井原氏、川勝氏と異なるのがFWに鈴木。後藤氏はアジアカップ、1次予選の後半同様に鈴木のポストプレーや豊富な運動量に期待しているようだ。さらに前線でファールをもらい、中村のフリーキックとなれば大きな武器となるとも付け加えている。そして三都主よりも三浦を先発させているのは、総合力ではやはり三浦の方が上であり、三都主はスーパーサブとして、後半の勝負どころに投入すべきだと。もし三都主を先発させるなら、裏のスペースをカバーするために、ボランチに中田浩を入れるのがいいと言っている。それと稲本を入れていないのは、ドイツ戦を見る限りコンディションが戻っていないとのこと。実は私もこの後藤氏の意見とほぼ同じである。違うといえば坪井のところに松田という事ぐらいである。坪井のコンディションが戻っているのであれば、北朝鮮は強さ、高さよりも速さなので坪井の方が適任かもしれない。それと小野は現実的に無理なので、稲本または遠藤をボランチとしたい。稲本は自分自身でもドイツ戦では、全体的にはまずまずでも、ここぞというところで振り切られるなど、試合勘や筋肉が戻っていないのを実感したのではないだろうか。現在はイングランドの2部リーグ(旧1部リーグ)でレンタルという形だが、試合に出つづけているのは、大きなプラスであろう。本人も試合に出られている現在に、とても満足していると語っている。おそらくジーコもいいときのメンバーは、変更しないのを信念としているので、怪我などがなければ大きな変更はないだろう。現時点の戦力でも十分戦えるが北朝鮮の情報が少ないだけに、同点または負けているときの戦略や選手交代を入念に考えておく必要があるだろう。そして3バックの弱点である、両サイドを狙って3トップまたは4-2-3-1にすることも考えられる。その辺のケアも必要になる。おそらく負ける可能性は非常に少ないが引き分けの可能性は十分にある。何よりも相手は北朝鮮なのである。歴史的にも日本への感情は尋常ではなく、昨年からの拉致問題、特に横田みぐみさんの遺骨問題は大きな波紋を呼んでいる。そしてホームだからと言って安全であるとも言えない。選手にはラフプレイによる怪我などには十分注意してもらいたい。そして後々、議論になるような試合にならないことを祈りつつ、日本の強さを信じたいと思う。人気blogランキング週間ブログ王
2005.01.05
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前回は、井原氏のシステムを検証してみたいが、今回は川勝氏を見てみたい。(前回、前々回を見てない方は、そちらを先にどうぞ)同じくシステムは3-5-2 高原 柳沢 中村 三都主 中田英 小野 稲本 中澤 宮本 松田 川口注目すべきは、中田の右サイドではないだろうか。川勝氏は中村と中田英のポジションは固定せずに、流動的にすればいいという案である。開始時は、中田英は右サイドであるが、途中から中田英がトップ下で中村が右サイドでもいいと。しかも現在の代表では、なかなか相手の深くまで行って、ドリブル突破をする選手が少ない事を指摘し、中村ならばドリブルによる突破も可能で且つ、抜けなくても左足でクロスを上げる事ができる。さらに川勝氏は、小野の左サイドに置くことも効果的だと話す。トルシエ時代に経験済みであり、左からの効果的なクロスは有効。世界的にみても抜ききってのクロスよりも、その前でのクロスでの得点確立も高い。もちろん、小野を左サイドに配置する場合は、ボランチは福西と稲本となり、福西が小野の裏側をケアする。その他では、他のお二人とは異なるのがFWの柳沢である。川勝氏は柳沢のイタリアでの成長を大きく買っており、FWで大切なのは得点だということを知った今なら、期待できると。私的には、中田英の右サイドは見てみたい気がする。中田英も雑誌のインタビューでポジションに拘りはないと語っている。つまり右サイドを上下するだけでは、自分の能力を活かせない。トップ下やFWの位置まで上がっての仕事をこなせるだけにであろう。中村とは、ジーコ監督就任以来4-4-2の攻撃的MFで先発しており、試合中に何度もポジションチェンジをしているだけに、大きな問題はないだろう。中村もレッジーナでボランチを経験しているので、守備に追われても自分の役割どころを分かっているはずである。それにアジアカップでは、トップ下ながら守備に大きく貢献している。初戦の北朝鮮戦には、厳しいだろうが、いづれどこかでお目にかかるシステムだと考えられる。人気blogランキング週間ブログ王
2005.01.04
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前回はメンタリティがお題だったが、今回はシステムについて考察してみよう。前回を読んでいない方は、是非前日の日記をどうぞ。まず各コメンテーターの予想布陣だが、3人共3-5-2を採用。時間がない現状から考えて妥当なところである。井原氏の予想布陣 玉田 高原 中村 中田英 三都主 稲本 加持 中澤 宮本 坪井 川口特徴的なのは、やはりトップ下に中村、中田を配置して1ボランチとする布陣である。初戦のホームでの北朝鮮戦を想定した布陣なのだが、井原氏は攻撃重視を唱えていた。1ボランチに稲本というのは?という質問にも、稲本なら守備への貢献も十分こなせるという解答であった。私も稲本の1ボランチには、慎重に決めるべきだと考える。昨年のチェコ戦でのネドベドへのハードマークは印象的だが、試合感とあまりチームの主力選手との練習をこなしていない点において、不安がある。それならばバランサー的な能力の遠藤、アジアカップで1ボランチをこなしている中田浩を推したい。それと中田英の招集は、北朝鮮戦にはないと思っているので、ダブルボランチが有力で、遠藤を入れて稲本の攻撃参加を期待したい。さてみなさんは、どうお考えだろうか。次回は川勝氏のシステムを考察してみたいと思う。人気blogランキング週間ブログ王
2005.01.03
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~日本代表ドイツへの最終章~ その1 NHKのBSでこのような番組があった。2時間くらいの番組で、ジーコ監督への独占ロングインタビューと井原氏、川勝氏、後藤氏が各テーマに対してコメントしていく形式。Wカップアジア1次予選とアジアカップについて、お互いを否定せず、且つ同じ質問には発言しない形式。全部が終わって、感じたのは2時間というのがあっという間に過ぎた。1試合を見ているわけではなく、過去の回想と未来への展望でこれほど楽しめるのは、やはりWカップへの思い、そしてサッカーの奥深さを再確認。そこでのジーコ監督へのロングインタビューの中で、非常に前向きな発言に感動。1次予選のオマーン戦との第2戦が台風により、現地入りが1日遅れた。しかしジーコ曰く、この遅れがとてもよかった。理由としては、出発の前にジェフのユースと練習試合をしたのだが、内容に納得がいかなかったらしい。しかし1日遅れたことにより、紅白戦をやることができた。そのときに選手は、納得のいく試合をする気持ちを持っていたと。お国柄の違いがあるにせよ、前向きな姿勢は私達の仕事、趣味、勉強にと大いに活かせる考え方ではないだろうか。そしてコメンテーターのお三方がみんな言っていたのが、メンタリティがとても成長したのでアウェーでも大崩することはないということ。アジアカップでの大ブーイングが大きな糧になっているのだろう。2次予選は先のような気がしていたが、実はもう1ヵ月強しかないという事だ。とりあえずメンタルは、ある程度計算できので、あとはどれだけコンディションを上げられるかだろう。選手のオフは非常に短い。特に天皇杯決勝を戦った選手は、2週間もない。しかし是非、Wカップ予選はがんばってもらいたい。我々の夢でもあるのだから。
2005.01.02
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ヴェルディの若さがいい面、悪い面、両方出た試合ではないだろうか。まず、いい面では前線からの運動量が多く、プレスを積極的にかけ、シュートも迷い無く打っていた。精度にかける場面もあったが、得点の予感を感じさせるシュートが多かったように思える。悪い面では、DFとGKがお見合いする危ない場面もあり、また一人少なくなってからは、全員で引いてしまって受身となってしまった。CS第2戦の横浜のように前線の選手は、前線からのプレスをかけて、カウンターを狙う姿勢もあったが、それがなかったのが残念である。ヴェルディはチームコンセプトがしっかりとしている。勝てないチームは、チームコンセプトに迷いがあるだけに明確なチームコンセプトがあるチームは、見ていても面白い。それにしても福西の打点の高さは、ずば抜けている。名波のクロスありきだが、相手に取っては脅威以外の何ものでもない。福西の跳躍力の秘密は、学生時代に器械体操をしていたかららしい。それでいて身長181cmとなれば、あの跳躍力も頷ける。日本人としては強さもあり、アフリカ人のような体の柔かさがある、異色のサッカー選手である。注目はヴェルディの左サイドの相馬である。ヴェルディ特有の狭いスペースでの技術もあり、それでいて深い位置への突破もでき且つ、クロスの精度も高い。今後に期待したい一人である。さて、ジュビロは今年のアジアチャンピオンシップの出場権はもっているが、来年を逃してしまったのは大きい。山本監督としては、チーム改革として難しくなった。一部新聞には、掲載されていたがチームが高齢化しているため、そろそろ切るべき選手は切る段階にきている。今年は試合が多いが、来年のアジアへの切符を取れないと、山本監督も決断をしないければならないだろう。それもジュビロは、Jリーグで最も選手の権限があり、途中で代えられると、選手から監督に文句がでるという話である。逆にヴェルディは、来年のアジアへの切符を手に入れたので、長期的なチーム作りが可能である。若手中心でここまでの成果を上げてきたとなると、今年は更にユースを中心に若手の抜擢があるかもしれない。アルディレス監督は、目立たないが選手の能力を見極めるのはうまい。その証拠に相馬などは、日本代表の三浦を押しのけてレギュラーとなったが、今日の動きをみると三浦とは甲乙付け難いのは確かである。三浦には、名古屋での活躍を期待したい。ヴェルディは若手が経験を積み、明確なチームコンセプトを持っていけば、Jリーグでも上位になるのはそれほど遠い話ではないだろう。
2005.01.01
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さて、このブログを書き始めてから1ヶ月と10日弱。みなさんの来てくれるおかげで継続する事ができてます。なかなか日記と違って、コラムは題材があって最後に結論や期待論がないと書きづらいこともあって、毎日書けていないのが現状です。31日現在で63%です。かなり少ない方だと思います。という事で今年最後という事で総括を書きたいと思います。まず、渾身のコラムは11/26「空振りしたいイチロー」です。前からこれだけは書きたいという思いでいっぱいだった事です。イチローの凄さが少しでも体感していただければと思います。読んでいない方は、オススメです。 あとは、基本的には旬の題材を選んでいますので、後から読んで「なるほど!!」と評判が良かったのは、12/24「中村俊輔と右脳」ではないでしょうか。それと12/25「経験という言葉の使い方」は、コーチングの本を読んでいて、常日頃思ったことです。コーチングは、普通の仕事でも昨今持てはやされており、国家資格である中小企業診断士でもコーチング理論という項目が出題ないようになっています。非常に部下や後輩の能力を引き出すという意味では、理にかなった理論です。さて、コラム開設当時から語尾を「である」にするのか、「です。ます。」にするのかが、非常に悩やみました。「である」の場合だと、どうしても偉そうに感じてしまう。こいつ素人のくせして偉そうに、と思われた方も何人もいらっしゃったのではないだろうか?正直、その通りなのですが、やはりコラムというのは、一種の論文形式なので、そうさせてもらっています。日記風に書きたいのが本音なんですが、他の方と同じようなブログになってしまうので、断念しました。これからもみなさんが訪問していただける間は、読んで「へぇ!」、「そんな切り口が!!」というコラムを書いて行きたいと思います。最後に最近、半分以上が楽天登録されていない方なので、相互訪問できないので、できれば簡単な感想を書いていただけると嬉しいです。それと「こんな内容のもの書いてはどう?」という題材がありましたら、BBSに書いていただけると嬉しいです。もちろん、必ず書けるわけではないので、知らない場合は調べたり、書けない事もありますので、ご了承いただきたいと思います。それでは、みなさんよいお年を。
2004.12.31
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小野がWカップ最終予選を最悪3試合欠場する可能性がでてきた。小野がいないと非常に困る。中盤の底でパスがさばける人が少ない。特にロングフィードやサイドチェンジが欲しいときに。そして中村との縦の関係もとてもよかっただけに。中村が不在のインド戦は小野が引っ張った印象があったので、非常に困る。困るといっても現実なので、代役または他の戦術を模索したいところだ。ボランチとなると、稲本、福西、遠藤、中田浩二が今までの基本。まず前線へのフィードというやミドルシュートということでは、遠藤が代役の1番手。もちろんドイスボランチのもう片方はジーコを見る限り、稲本で決まりでしょう。ドイツ戦のように福西、稲本を並べるのも考えられるが同タイプのため、あまりいいとは言えない。3-5-2をベースにするならばやはりトップ下も兼務できる人材が欲しい。中村のマークがきついときに、中村がマーカーを引きつけることにより、できるスペースをうまく活用して決定的な仕事ができる人材。ニューカマーではあるが浦和の長谷部を見てみたい。ジーコの場合、トルシエのとき違って、サイドはアタッカーが基本。もちろんこれは4バックに移行できるようにするためだ。トルシエのときは、左サイドには小野がいたので、溜めが作りやすかった。そういう意味では、同タイプいやそれ以上の働きができる人材として、是非長谷部を推したい。だがジーコの選択は、どうやら阿部のようだ。ジーコの頭の中には、おそらくフリーキックというのが大きなウエイトを占めいているのだろう。中村の左と阿部の右はかなりの脅威であるのは、間違いない。阿部のロングフィードやサイドチェンジは、いいものがあるが、ドリブルやスルーパスを出せるとなるとやや劣る気がする。さて決定的なセカンドオプションは見つかるだろうか。
2004.12.29
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さて、ジュビロの山本監督はどうやら藤田と名波を併用しない方針のようだ。トップしたにどちらかを配置した布陣を取るように思える。それを加味すると市原の村井にオファーしたのも頷ける。やはり高年齢化による運動量の減少により、前線の動き出しや守備でのプレスが効かなくなっている。先日の天皇杯の準決勝の浦和戦でも、永井の突破をケアするために4バックにしている。さて上記と多少関係しているが、浦和、磐田といった強豪が相手によっては、4バックを採用するようになってきた。そろそろ戦術的にも以前の欧州のように3バックの弱点を突き始めた。ウイングバックの後方をどうケアするかという問題である。ようやく欧州に遅れながらも、Jリーグでも徐々に変わり始めた時期なのだろう。3バックと4バックを併用するのは、Jリーグでは現在横浜ぐらいであろう。ただ4バックにするときの理由が明確で、右サイドに佐藤を配置するときにのみ採用する。つまり3バックのままだと佐藤のDF力では、後方をケアできないという理由である。田中隼磨を使えば3バックでOKなのだが、トップしたの奥が出場できないときは攻撃的MFの攻撃力に不安があるため、佐藤を配置する。しかし3バックにすると後方を突かれるので、結果的に4バックにして後方をケアする。来年あたりは、このような相手の長所を奪う戦術や、チームの弱点を克服するようなシステムを採用するのが、増えるのではないだろうか。ちょっと楽しみである。では日本代表だとどうなるだろうか。3バックを採用してからは、非常に安定しているがイングランドなどはサイド突破型ではなく、サイドを起点にベッカムがクロスを上げる場合が多い。これだと中を固めていれば、比較的安全である。しかし、これがもしオランダ代表だったらどうだろうか。4-3-3の左サイドには、ロッペンを配置されては、加地のみが対応するとなると、変則的4バックとなるか、それこそ両サイドがDFラインに吸収されて、5バックになってしまう。最終予選にこれを適合させると、バーレーンが3トップを採用しているので、非常に危険に思われる。ガルフカップでも準優勝して、経験を積み若手が伸びてきている。おそらくアジアカップのようには、いかないと不安に思うのは私だけだろうか。
2004.12.28
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浦和の山瀬が移籍を志願。これは浦和にとっては大誤算であろう。怪我したとはいえ、貴重なトップ下の選手。個人的な見解だが、JリーグCSや天皇杯でも3-5-2のときは、トップ下に山田を配置してきたブッフバルト監督。おそらく山瀬を置くことを考えて、あえて長谷部を置かない布陣を組んでいたのだろう。それが移籍志願となると、頭が痛い。増してや移籍第一候補が岡田監督率いる横浜。是が非でも引き止めたいところであろう。横浜としては願ってもない話である。奥に替わるトップ下が居ない為、奥が出場停止のときはボランチの上野が代役を務める布陣。第1ステージはその上野が活躍して連勝したが、本職ではない。そこで山瀬が加われば控えとしても計算できるし、4-4-2に移行することも考えられる。どちらかが出場停止のときは、3バックにすればよい。その山瀬の持ち味といえば、その得点感覚である。トップ下ながらFW並の得点能力を持っている。19歳ときに札幌でプレイしていた山瀬を見たときは、将来は日本代表だろうなと一瞬で思ったほどであり、スペースに飛び出す能力は、全盛期の森島を思い出させる。それでいて、パスも配給できてドリブルでき、浦和の2トップがドリブルで仕掛けたこぼれ球をシュートするのは、第1ステージの得点パターンである。らおそらくパスセンスでは、長谷部の方が上回るだろうが全体的には、山瀬の方が適任である。さて、山瀬の選択は・・・。
2004.12.27
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以前、磐田の球団社長がこんなことを言っていた、「グラウがチームに馴染むのに1年かかった。それでは困る。外国人は即戦力でなければ」。確かに大きく頷ける話である。では外国人を補強するときに何を望むだろうか。即戦力を望むのはもちろんのこと、得点力不足の解消、DFの強化。チームの精神的柱、など様々である。もしDFを補強となれば高さ、強さを求めるだろうし、FWを補強となると得点力を求める。育成して、高く売ろうという考えは今のJリーグのチームには、ないことだろう。ではジュビロのグラウの場合はどうであっただろうか。高原と同時に加入という不運があったとこともあり、当初は控えといった感じであった。ブラジル人ながら、どちらかというと欧州のプレイに近く、柔らかさというよりは力強さが目につく。おそらくすぐにチームに馴染めなかったのは、チームとしてグラウをどう扱うかで変わってくる。即戦力FWとしてグラウを中心にチームを作るわけでもなく、名波のパスを引き出すようなプレイスタイルでもなく、また藤田の飛び出しをサポートするタイプでもなかった。つまり、チームとして活かすのか、活かせれるのかのどちらでもなかったからであろう。それが1年経つことにより、お互いの良さを理解し合うようになり、得点能力を開花することとなった。ただグラウの持ち味はと言われると非常にコメントに困るのだが・・・。そういう意味でチームコンセプトが明確で且つ、補強ポイントも明確なのが一番フィットするのであろう。例えば、スルーパスを出すMFがいるので俊足FWを獲得する。その逆で俊足FWを活かす、パサーの獲得。攻撃が単調で、ドリブルでリズムを変えることができるドリブラー、等など。今後、Jのチームがどのような補強をするかも要チェックである。
2004.12.26
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さて、経験という言葉の使い方とは?この年齢になって、非常に抽象的な言葉であることに気が付いた。例えば、貴方がした作業を後輩が「どうしてあのようなことができるのですか?」と聞かれたら、貴方はどう答えるだろうか。私は「勘」、「なんとなく・・」、「経験で」と以前は答えていた。それはなんとなく、できたけど、人に話すときに明確には答えられないからだった。つまり作業はこなせるが、相手に対して教えることがでいなかったのだ。しかしベテランの部類になると、これではマズイという気になってきた。自分の経験を部下や後輩に伝達できないと。今はどうやったらうまく伝えられるのか、を必死で覚えている私である。おそらく、これはどの業界にも共通しているのだろう。それがサッカーであれ、野球であれ。プレーで教える人、手取り足取りで教える人、論理的に教える人、様々である。コーチとはそういう職業なのであろう。何がいいたかといえば、きわめて簡単なのだが。「名プレイヤーは必ずしも名監督に有らず」。良く聞く名言であるが、私なりに考えたときに上記の節が思い当たる。名プレイヤーだからといって、名監督でないのはその教え方にあるのだろう。明確にこうやればこうできる!と教えることができるのは、おそらく名監督になれるかもしれない。逆に「どうしてそんなこともできなない」、「あそこはああすべきだろう」という言い方をする監督(コーチ)は、原因は突き止められても対応策を伝授できないのである。普通の仕事にも当てはまる、目にみえないが非常に重要な要素ではないだろうか。是非、スポーツにおけるコーチング理論を、一般の仕事にも応用させて、後進の指導に当りたいと思う、今日この頃である。
2004.12.25
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以前、中村俊輔がマルセイユルーレットをやった後のインタビューで、「体が勝手に動いた。やろうと思ったないのに」という事を言っていた。私のような素人には、こいつは天才だなとつい最近まで思っていた。しかし、最近脳の構造の本を読んでたときに、ふとこれは天才ではなく努力の結晶なのだと分かった。中村が練習好きなのは、みなさんご存知なと思う。レッジーナの初年度では、居残り練習を禁止されて困ったという話は、よく新聞で目にしていたほどだ。さて人間の脳は左脳と右脳とに別れる。一般的に左脳は理論を担当して、右脳は芸術性を担当すると。しかし近年、右脳ブームで分かるように、それが適切な表現でない事が分かってきた。右脳は大容量の記憶を持つことができ、且つ高速で処理できる脳であると。あまり詳しく書いてしますと、何かと本の信者かと思われてしますのでこの辺にしておくが、とにかく凄い脳らしい。良く経験する事に、玄関のカギをかけたかどうか、忘れる事がある。もちろんカギはしっかりかかっているのだが。実はこれは右脳のためらしい。左脳で処理されることは1つ1つ考えているので記憶に残っているが、右脳で処理された事はいつも同じことなので、自然にできてしまうため、記憶に残らない。つまり中村のマルセイユルーレットもこれに近い状態なのであろう。毎日の練習で培ってきたものなので、自分で考えなくても右脳から命令が伝達されて、体が勝手に動いてしまう。一般には「こんな感覚かな?」に近いものなのだろう。ブラジル人が狭いところでも、ドリブルできるのは狭い路地裏でボールよりも小さい物で、サッカーをしているからできるのも頷ける。ロナウジーニョが小さい頃にそのようなサッカーをしていたのが自分の原点というのも納得でき、且つあのドリブルもそこから生まれたのだろう。しかも、この右脳は小さい頃の方がより、吸収早いというのだから驚きである。小学校の低学年までに開花しやすいという話である。よって、中村のプレイは努力生んだ賜物であり、天才は天才なのだが、右脳が自然に行える程練習を積んだ、努力の天才なのかもしれない。
2004.12.24
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サッカーにおける俊足とは、何であろう。私も学生時代に俊足と呼ばれていたが、膝を怪我して陸上部に在籍したことがある。走るという専門的な立場を含めて「サッカーにおける俊足とは」を考えてみたい。まず、「Jリーグで1番の俊足は?」という問いかけにあなたは、誰を思い浮かべるだろうか。私は浦和の岡野、田中達也、永井、坪井、エメルソン。柏の玉田。G大阪の吉原。神戸の播戸。横浜の坂田、清水。マジョルカの大久保。C大阪の苔口。私が思い浮かべるのはこんなものである。みなさんは他に誰を思い浮かべたでだろうか。さて、上記に上げた人に実際に走ってもらうのは、現実的には無理としてもここで大きなな疑問がある。さてみなさんは、お気づきだろうか。実際にレースをするとなると何m走をするかである。いつもダッシュで走る距離は、多くても30mぐらいであろうか。ハーフラインからペナルティエリア付近まで。はたまた、ゴールラインからゴールラインまでの92mであろうか。それとも単純に50m、100mなのか。実はおそらく走る距離によって順位は変わってくるのでは、ないだろうか。岡野のようにボールを前で出して、走ったらたぶんトップであろう。しかしボールを絶えず触りながら走るとなると異なることであろう。ボールをもって速いのは、田中達也や永井、大久保のようなドリブラー系であろう。玉田は若干ボールを前に置くようなイメージだろう。以前、オリンピック特集で田中達也の取り上げていたときに、ボールを持ったら6秒以内にフィニッシュをするのがポイントとなっていた。事実田中達也はこれを実践しており(知っているかどうかは分からないが)、短期間で強烈なシュートを放つのを良く目にする。これは無酸素運動をするうえでの限界だそうだ。だからよくハーフライン付近から持ち込んだ選手が、フィニッシュで弱いシュートなるのはその為である。私の体験談としては、100mだとスピードが載ったときにゴールしてしまう感覚だった。だからといって200mだと長く、150mぐらいから失速したような感触がある。つまりトップスピード出す力、それを維持する力、ペース配分が必要となる。私の体験談はさておき、サッカー選手の100mとなると今度は、短距離だが短距離的な持久筋が必要になってくる。100mより200mの方が相対的に速い人は、これが優れているのだあろう。これを当てはめると岡野、坪井、永井、苔口などが当てるのではないだろうか。サイドバックやDFの人が当てはまる距離である。逆に1,2歩となるとエメルソンは驚異的な速さを持っている。足が速いというよりも、反射神経に近い部類となってしまうが。そういう意味では、元浦和の福田氏が永井はサイドの方が活きるというのも頷ける。つまり競馬の言葉で言うところの「長くいい足」を使える人は、前にスペースがあった方が有効なのである。単純に足が速いからFWというのは、必ずしも活かしていることにはならず、先日の浦和対FC東京の試合でも永井は、サイドからトップスピードに乗って、チャンスを演出していた。それに対して鹿島の本山は高速ドリブラーと呼ばれるが、足は決して速くはない。しかしボールを持っていても、非常に速いのはスピードを殺さず、尚且つボールコントロールができることにある。最後に私の結論としては「サッカーにおいての俊足」とは、そのときの距離、ボールの有無、スペース有無によって大きく定義が異なるということである。スタジアムに足を運び、このような着眼点からサッカーを見るのも、また楽しいのではないだろうか。
2004.12.21
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浦和対FC東京は、いまやダービーでも優勝争いでなくてもヒートアップする試合になってしまっている。こういう特別な関係がある戦いというのも見物である。ただお互いに切磋琢磨する戦いであって、悪い意味での因縁対決にはしないでもらいたい。さて、システムはというと、なんと浦和がシステムを4バックにしてきた。FC東京に3バックの両サイドを使われていたことに対する、奇策であった。一般的によくやっているチームなら問題ないのだが、浦和が最初から4バックというのは、見たことがなかった。そして、さらに驚いたのが4バックが右からアルパイ、堀ノ内、ネネ、平川。アルパイが右サイドバックであった。通常、4バックにするのなら右から平川、アルパイ、ネネ、三都主となるはずである。浦和の中盤は、ダイヤモンド型にしてトップ下に長谷部、左に三都主、右に山田、ボランチに鈴木。2トップには、永井と田中。4-4-2の布陣である。おそらく右の石川のケアに平川を置くことを第1に考えたのであろう。それによって右のサイドバックがアルパイになったのであろう。さらに予想外だったのが浦和の方が中盤が一人少ないのをカバーするために、アルパイがいいタイミングでオーバーラップしてくる。厚みのある攻撃を繰り出してきた。アルパイがあがったときは堀ノ内がやや右よりになる。東京のシステムが4-2-3-1のため、1トップはネネが対応するため、それほどリスクにもならないようだった。攻撃の要のエメルソン、守備の要の闘莉王を欠く布陣ながら、序盤から主導権を握った。対する東京が浦和が4バックだったため、守備を修正するに時間が掛かったようだ。さて見所は東京の右サイドの石川と加地のコンビと三都主の左サイドと思っていたが、浦和が4バックのため三都主と平川で応戦。前半は浦和が初の4バックとは思えない程のいい攻撃をみせる。東京はカウンター中心でやはり右サイドからのチャンスメイクだったが、両チーム得点に至らず。後半もやはり浦和ペースで右サイドからアルパイが中に切れ込んでシュートなど、積極的になってきた。しかし初得点は東京が奪った。アルパイが上がってきたところを東京がボールキープ、アルパイの位置をカバーするために、3バックとなり浦和の左に大きなスペースができてしまった。そこに東京からサイドチェンジのボールがでる。もちろん待っていたのは、東京の石川。平川が対応しようとした瞬間、ペナルティーエリアのやや外側から強烈な右足のシュート。キーパーも防ぐことができずゴール。東京のチームコンセプトが4-2-3-1の攻撃的な両サイドでキーマンなのであるが、それ以上に石川のシュートがすばらしかった。さて浦和のペースだっただけに、このままだと第2ステージの東京の堅守で終わると思った瞬間に浦和に得点が生まれた。後半になり右サイドに張っていた永井が東京の左サイドバックの前田を振り切り、ゴールライン付近までドリブルで切れ込む。そこへマイナスのボールがでて、田中がシュート。キーパーの土肥は反応するがDFの足に当り、バウンドしてキーパーが取れずにゴールとなる。再三、永井が前田を振り切るシーンがあり、東京としてはカバーに行き始めた矢先だっただけに、痛い失点であった。さらに浦和の追加的は、1点目と同じ形で生まれる。永井が前田をまたもや振り切り、ゴールラインまで切れ込みラストパス。東京DFも田中を抑えるも詰めていた三都主が左足で合わせてゴール。東京としては、左サイドバックの金沢の負傷が響き、左からはチャンスが生まれず、さらにろ永井の高速ドリブルに対応できなかった。さて、予想もしなかった浦和の4バックで、久しぶりに4バック同士。4-4-2と4-2-3-1の対決が観れて面白かった。今後浦和が4バックを採用するかは、わからないが非常に強力なオプションのように思える。何よりもバランスがいいため、三都主と山田、長谷部の攻撃力が活きる。アルパイだけでなく、平川も機を見て上がってくる。浦和の攻撃サッカーが十分演出できる、いいフォーメーションだったのではないだろうか。次回は磐田とだが、果たして4バックなのか3バックなのか見物である。
2004.12.20
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天皇杯準々決勝、磐田VS札幌。前半からトップ下に福西が入っていたが、あまり前線に絡むこともなく、磐田の攻めはいつものテンポある攻撃を見せていなかった。対する札幌はいいDFから、カウンターでチャンスを伺う。磐田の西が左右を自由に動き回ったが、札幌のDFが組織で囲い込み。いいDFを見せる。それもそのはずであった。札幌の柳下監督は、前回天皇杯優勝時の磐田の監督なのである。手の内は分かっているという感じであった。札幌の3バックに高さがあり、磐田の2トップもスペースにでるとチャンスがあるが、単純に競り合いとなると防がれていた。両チーム決定打を決められず、延長戦へ。そして延長戦に日本代表のドイツ戦に先発した藤田が登場。そして後半4分。藤田が右サイドからドリブルして、中央へ。中央のグラウにパス。グラウはすぐにまた藤田へ落とす。藤田はさらに左サイドにドリブルして、今度は左サイドの川口へ。川口がもったその瞬間、藤田が縦にフリーランニング。川口から藤田にボールが出て、ゴールキックのポイントからさらにライン際までドリブルして、グラウへマイナスボールがでて、グラウがシュート。キーパーに防がれるが弾いたボールを川口のシュートが決まり、延長戦Vゴール。川口は藤田にボールを出したと同時にゴール前へ俊足を飛ばしていた。さすがは藤田、格が違うというのを見せつけた。すばらしいチャンスメイクだった。そして磐田得意のボールと人が流動的に動く、すばらしい得点であった。結局、最後は敵陣に入ってからは、藤田→グラウ→川口→藤田→グラウ、川口。もちろん中山が藤田がライン際からパスするときに、DFを背負ってパスコースを空けていたのである。前回王者が調子を上げてきたと、という印象である。札幌の健闘も光った。磐田もトーナメントでしかもJ2のチームとやるのは、やり難いという感じであった。しかし苦戦しながらもベスト4進出。次の対戦は、浦和との戦いである。磐田も浦和も今シーズン無冠であるだけに、最後の天皇杯を取るのに真剣であり、とても楽しみな戦いである。~お知らせ~明日は「浦和対FC東京」をお届けします。
2004.12.19
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まずドイツとやるための準備が足りなかった気がする。JリーグではCSがあり、天皇杯もある。選手も監督も場当たり的な感じになってしまったのが残念である。世界の強豪とやれるチャンスが無駄になってしまった。さて試合の方はシステムが4-4-2という事もあってか、プレスのかけ方が不十分だった。ボランチが最終ラインに吸収されて、最終ラインには人が沢山いたが中盤でのチェックが甘かった。ダブルボランチの稲本・福西の運動量も少なく待って構えてしまっていた。どうしてもボランチの一枚は運動量豊富な選手が欲しくなってしまう。そうイタリアのガッテゥーゾのような。それは欲張りとしても、ボランチにはある程度の運動量が絶対に欲しいところである。しかも稲本・福西は当りの強さが売りなんだが、ドイツ代表には全く通用しなかった。稲本はやはりトップコンディションではないのだろう。それとジーコの選手交代は、どうして極端なんであろう。アジアカップではメンバーを代えず、昨日のドイツ戦では、必要以上に選手交代。大久保、玉田は分かるが西をサイドバックではなく、攻撃的な位置に入れるのは、前線も代わっている為、どうかと思う。監督が選手交代をしてどう戦術を変えたいか、選手も理解できなかったであろう。では収穫となると、加地のオーバーラップである。久振りにこれぞオーバーラップというのを見た気がする。以前は名良橋がよくやっていたが。左サイドからのサイドチェンジでスペースを作り、サイドバックのオーバーラップを待つ。4-4-2には絶対欲しい戦術である。加地は所属するFC東京でも4-4-2をやっているので、一番活きるポジションであり、戦術理解度も高いのであろう。それと三浦のフリーキックである。テレビでみても縦に落ちる予測し難いフリーキックを披露してくれた。中村がいないときは、是非彼をキッカーに起用したい。もちろん、三浦は右利きなので中村との併用でももちろん構わない。さて失点は全てミスからである。もしフルメンバーであってもそれは防げなかつたであろう。2点目のバラックのシュートは防げる可能性はあるが、エメルソンも似たようなシュートを決めていたが、ワールドクラスの選手は、あの位置であってもきっちり決めてくる教訓である。やはりミスをすると強豪は見逃してはくれない。そして少ないチャンスをものにするしかないのだろう。さて私的には、どうしても気になる事が2点ある。1つ目は、三都主のフリーキック、コーナーキックである。JリーグCS第2戦ですばらしいゴール決めたが、それ以外はとても納得できるようなプレスキックではない。中村がいないとこうまで、セットプレイが得点の匂いがしなものなのか、と思ってしまう。2つ目は小笠原の中盤でもパスミスである。オリンピック候補のときから、目立つが不用意にバックパスをして失点に繋がる場面が多い。だからといって小笠原がよくボールを取られているわけではない。要は不用意なバックパスや取られてはいけないところで、取られていることろが気になる。最終予選でも4-4-2を使う場合、必ずしもベストメンバーでない場合があるだけに、いい予行練習ができたはずだ。特に最終予選では、ホームでの負けが許されないだけに、きっちりと修正して欲しいところである。
2004.12.17
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やはりオプションがあるのは、こころ強い。ドイツ戦の日本代表のシステムが4-4-2になるようだ。ジーコジャパン自慢の3バックが組めない。宮本、松田が不参加が決定し、中澤は別調整。センターバックが茶野と田中誠のみとなってしまった。急遽4バックで望むということらしい。3バックならば中澤の高さがクローゼをどう抑えるか。または茶野であっても、チェコの202cmのコラーを抑えた実績があるので非常に残念ではある。茶野、田中誠は所属クラブでも3バックのみのシステムである。正直4バックには、不安がある。3バックの場合はマンツーマンなので練習なしでも、基本能力があれば対処できる。しかし4バックの場合は、ゾーンディフェンスなのでボランチやサイドバックとの連携が欠かせない。相手がボールを持ったときに誰がマークに行って、誰がパスコースを消すなど、かなりの習熟度が必要となる。しかし普通の監督であったら、おそらく無理やりでも3-5-2にしたであろう。追加召集の永田を使ったり、以前経験のある中田浩二を3バックにしたりと。やはりジーコは組織は人に従うという考え方なのだろう。ただ以前と異なるのは、すでにジーコの頭の中も3バックがファーストチョイスということである。それを基盤に考えると最終予選の中田英寿の招集はないのかもしれない。最近ではベンチスタートが多くなり、次第に試合勘もなくなってきた。対する中村は監督、選手、マスコミから絶賛である。そして伝家の宝刀のフリーキックがある。まずトップ下の人選として、固いであろう。さて話はそれてしまったが、ドイツ戦の見所はやはり4-4-2のできではないだろうか。非常に残念なのが、ドイツという強い相手に3-5-2を試せないこと。そしてもっとランクの下がる相手であったら、思い切って4-2-3-1もあったのでは、と思ってしまう。4バックの左には三浦をいれて、4-2-3-1の3の左サイドに三都主、真中に小笠原、右に藤田を配置するのはどうだろうか。最近は充実してきたが、FWの人材難の場合には貴重なオプションと成り得る。ドイツも4-4-2の布陣なので、優劣が如実に表れる。但し、3-5-2のサイドほど誰が誰のディフェンスに手を焼いているということには成り難いが、両サイドバックが上がれない可能性は大きい。ディフェンスの人数が増えると、中盤・前線の人数が足りないため、ボールを前に運べない。将棋でいうなら、穴熊になってしまって、身動きが取れない。受身一方になり、ディフェンスが休むこともできなくなる。悪循環の始まりである。しかし案外、前回のコンフェデレーションズカップの直前のように、うまく機能すればフルチェンジということもあり得る。そこまで行かなくとも、計算できるオプションになるだろう。クローゼの高さVS茶野、田中のセンターバック。バラックVS稲本、福西のボランチ。カーンVS高原。見所が多く、今日の1戦はとても楽しみである。人気blogランキング週間ブログ王
2004.12.16
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さて、あなたが「最もエキサイトするスポーツは?」と聞かれたら何と答えるだろうか。私は、サッカー好きだが迷わずバスケット。特にNBAと答える。ラスト10秒でも逆転、逆転、再逆転はおそらくバスケットしかあり得ない興奮である。サッカーやアイスホッケー、ラグビーなどは点の入り難いスポーツである。それに対して、バスケットは点を取り合うのをメインに、してルールが作られている。よりエキサイティングになるのであれば、ルールも簡単に変更する。良いか悪いかは別として、ラスト1分10点差のゲームだったとしても追いつく可能性は十分にある。NBAでは、1クオーターでのチームファウルが5つ以上になると、相手にフリースローが与えられる。フリースローが二つ決まると2点だが、負けているチームとしては、2点入れられても3点入れ返せば追いつける可能性がある。そして場合によっては、フリースローを外す場合もある。そのフリースローも観たこのある方は、ご存知だろうがゴール裏でものすごいブーイングと棒のようなものをふって、集中力をかき乱してくる。手に汗握るとは、こんなゲームを言うのだろうというのを何度か観ている。NBAもMLBと同様にシーズンのラストにプレイオフがある。各地区の上位8チームが進出し、二つのトーナメントを勝ち上がっていく。そして最後に両トーナメントの勝者がNBAファイナルと呼ばれる最後の勝負になる。観たことの無い方は、NHK-BSまたはスカパーにて是非みていただきたい。あなたの新しい楽しみが増えるかもしれない。
2004.12.15
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