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2015.04.12
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カテゴリ: 動物パニック映画
0008 ラプター

『ラプター』表面

【スタッフ】
・監  督  スチュワート・ラフィル『フィラデルフィア・エクスペリメント』『マネキン2』
・製作総指揮 ロバート・ハルミ Sr、ロバート・ハルミ Jr
・製  作  チャールズ・ソロモン
・脚  本  ケン・ソラーツ
・音  楽  マーク・ライダー、チャールズ・オリンス

【キャスト】
・マイケル・マドセン(声:江川央夫)『キル・ビル』『レザボア・ドッグス』『シン・シティ』
・ピーター・ツインストラ(声:竹若拓磨)
・シェリー・プンプラサート(声:弓場沙織)
・エリザベス・ヒーレイ(声:瀬尾恵子)
・スコット・ハッツェル(声:林勇)

『ラプター』裏面

【仕  様】
・型  番  NEXD-0050
・製作年度  2007年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  CROC
・収  録  91分
・音  声  1.オリジナル<英語>(STEREO)、2.日本語吹替(STEREO)
・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ  4:3 スタンダード
・そ の 他  片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、レンタル専用
・発  売  ネクシード株式会社
・販  売  ネクシード株式会社

【ジャケット】
・表面:ヤツは そこにいる
・裏面:『キル・ビル』『シン・シティ』のマイケル・マドセン主演
    巨大人喰いワニの恐怖を描く
    戦慄のモンスター・パニック!!

『JAWS』以来、このデザインはテンプレートとして登録され、多くの作品で流用されて来ました。内容の如何にかかわらず……。(笑)
『トレマーズ』が、いい出来でした。
本作品のジャケットは、おとなしめですが、まずまずです。少しイラストが粗いような気がしますが、雰囲気は伝わって来ます。(まぁ、ワニはこんなに大きくありませんので、念のため)
裏面のデザインは、あたかもマイケル・マドセンが主演のようですが、これも違います。
本当の主人公は、映ってすらいません。(苦笑)
この辺りは異論がありますが、B級映画では仕方ないでしょう。よくあることです。(笑)

【感  想】
1976年、『アドベンチャー・ファミリー』という映画が公開された。一時期、TVでも頻りに放映されていたから、ご覧になられ方も多いだろう。

ロッキーの山里に引っ越して来た一家が、幾多の試練を乗り越えながら成長して行く姿を描いた作品だ。耳に心地いい主題歌もヒットし、2本の続編も作られた。
私自身、そんな生活に憧れた。――というより、「オレなら、こうするな」とか「これくらい想定して準備しておけよ」とか勇んでいた。自分ならロッキーで暮らして行けるゼ、と本気だった。子供だったしね。(笑)
それくらい、映画の中の生活ぶりは楽しそうだった。また、危険の中にもホンワリした安心感があった。
監督したのは、スチュワート・ラフィル。

実は、本作品の監督さんでもある。(笑)

巨大なワニが人間を襲うパニック・ホラー映画。
――にもかかわらず、舞台となるタイの情景が美しく、まるでシャングリラのように見えた。緩やかな時間の流れと明るい陽光、白い砂浜、青い海。もうこれ以上、言うことはない。
さすがS.ラフィル監督だ、タイで暮らしたくなった。(笑)

タイで動物園を経営するジャック。しかし、お客さんは少なく、運営はままならない。
リゾート開発会社からの嫌がらせも頭痛のタネ。日増しに過激になっている。
或る日、巨大なワニが海辺に現れ、漁師を襲う。この事件を皮切りに被害者が増えて行く。
動物園のワニの仕業ではないかと疑われ、閉園を余儀なくされたジャックは、ハンターのホーキンスと手を組んで、本当の敵と戦う決意をする。
しかし、相手は、体長が6mを超える巨大なワニだった。
……というお話し。

クライマックスはショボいし、演出も手を抜いている。いい人は生き残って悪人は全員死ぬ。さわやかなくらい勧善懲悪な物語は、ちょっと退屈。(笑) でも、役者の雰囲気に随分と助けられていた。

CGは使わず、ワニはほとんど実写映像。一部、模型やコンピュータを使って加工したり、なかなか頑張っていたとは思う。けれど、ワニの大きさを表現するところまでにはいたらず。残念だった。

残酷描写も、そこそこ凝っており、喰いちぎられた腕や胴体などの質感は、満足度が高い。
でも、“喰われている”とか“引きちぎられている”とか、現在進行形の映像がなかったのはイマイチ。これが、B級ホラーの哀しさだな。

けれど、正直なところ、本作品の魅力は、そんなところには、ない。
ビーチサンダルとサーフパンツで過ごせる気候、フルーツも美味しそうだし、現地の人たちの表情もいい。女の子も可愛らしい。
海の中は、ダイビングで見知った光景が広がっている。魚影も濃そうだ。
もう少し観光映画のように見どころを網羅してくれていたら、間違いなく今年(2015)のGWはタイ旅行だった。(笑)

ハンター役のマイケル・マドセン以外に、出演者に知った俳優はいなかった。
けれど、主人公のジャックを演じた俳優さんは、『スーパーナチュラル』のジャレイド・パダレッキとよく似ていた。明るい雰囲気は、J.パダレッキよりいいかも知れない。好感が持てた。

また、その姉を演じたのは、エリザベス・ヒーリー。たぶん、出演したTV映画を観ているような気がする。何と言うか、B級映画が似合う女優さんだ。間違っても、メジャー・スタジオの超大作は、たとえ端役であっても声がかからない。そういうタイプだ。

スターが出演しないわりには、上出来の作品だろう。

いろいろ書いたが、スチュワート・ラフィルが監督しただけで本作品はオススメである。誰が何と言おうとオススメ!(笑)





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Last updated  2015.04.12 15:17:51
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