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2015.05.03
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カテゴリ: モンスター映画
0029 ブラックアウト

『ブラックアウト』おもて面

【スタッフ】
・監  督  ロバート・デヴィッド・サンダース
・制  作  バーバラ・ストリーフィル
・脚  本  ジム・ベック
・撮  影  マーク・W.ロス
・音  楽  ジャスティン・R.ダーバン
・特殊効果  グレック・マクドーガル『マスク2』『チャッキーの種』

【キャスト】
・バーバラ・ストリーフィル
・ジョセフ・ダン
・イアン・マルコム
・マイケル・カルーソ
・キャロライン・リッチ
・アンソニー・テデスコ

『ブラックアウト』うら面

【仕  様】
・型  番  IA10-0588
・製作年度  2008年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  BLACKOUT
・収  録  80分
・音  声  1.オリジナル<英語>(ドルゴー・デジタル・ステレオ)、2.日本語(ドルビー・デジタル・ステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕、2.日本語用デカ字幕、3.日本語吹替用字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・そ の 他  片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、レンタル専用
・販 売 元  インターフィルム

【ジャケット】
・おもて面:この戦いは単なる序章にすぎなかった…!!
・うら面 :大都市、停電!
      パニックに陥った暗闇に、突如出現した怪物!!
      奴等との壮絶バトルが今、始まる!!
      “様々なエンタテインメント要素”を完全網羅!!
      [大停電]というデザスター・パニック
      [閉じ込められる]というソリッド・シチュエーション
      そして誰も見たことがない究極の[衝撃的クライマックス]

おもて面は、モンスターの横顔が上面に、大都市の俯瞰のイラスト。モンスターが都市を狙っている、という内容を伝えようとしているのだろう。
うら面は、キャプチャした画像のコラージュ。何だかよくわからない状態になっています。(笑)
ジャケットの使命は、作品の内容や雰囲気を簡潔明瞭に伝えること、表現すること、物語を伝えることが出来ればサイコーだ。
でも、これは失敗かなぁ。

【感  想】
「ゲームセット!」

『スカイライン/世界征服』の亜流作品。作り手の熱意は感じられるものの、何のヒネリもなかった。(笑)
百分の1か、もしかしたら千分の1のコストで撮り上げたにしては、上出来な部類だろう。褒めてあげたい。

その年の冬、ロサンゼルスの街は、気温が30度を超える異常気象が続いていた。然も、度重なる地震と原因不明の停電。いつもとは違う年の瀬に、人々は不安を隠し切れないでいた。
そして、クリスマスイブの夜、ついに大規模な停電が起きる。その暗闇の中、或るマンションの住人が得体の知れないモンスターと遭遇する。
……というお話し。

主人公の家族が住んでいた部屋も、クリスマスパーティが開かれていた部屋も、実に小綺麗で、モデルルームでの撮影だったことが分かるイージーさ。
まぁ、無線マニアのオッサンの部屋だけは、多少リアルだったが、地下室の薄汚さと比較すると、もう少し生活感が欲しかったところ。
――これで1アウト。

残念ながら、知っている役者さんは、1人もいなかった。
でも、そこそこちゃんとお芝居をしている方が多かったのが、救いだろう。これでシロート丸出しのお芝居を見せられたら、頭に来たかも知れない。

まぁ、確かにスレスレの役者さんはいた。息子や娘がいなくなっているのに、のんびりしている父親と母親を演じた役者さんが、そうだな。
セリフがない時は“素”に戻っているので、他人のセリフを聞きながら、自分の“出番”が来るのをじっと待っている。何のリアクションもない。(笑)
――これで2アウト。

B級映画の常で、脚本は弱い。繰り返しが多くてストーリーは進展しないし、登場人物も行動的ではない。不必要に長い場面も散見できる。

撮影に関して言えば、低予算の常でカットが足りない。撮影日数を確保出来なかったのかも知れない。或いは、編集が未熟だったのか……。
ただ、結構、カメラは動いているし、撮影場所も多岐に渡っている。主人公の部屋にパーティをしていた部屋、エレベータホール、シャフト、非常階段、地下室など。
モンスターの姿も、見切れたりせず、自由に撮っている。

そう言えば、モンスターの造型も、お金がないなりに頑張っていた。“バストショットだけ”とか“暗闇の中にチラッと見える”とか、みみっちいことはせず、全身を思う存分に映す。
まるで『仮面ライダー』シリーズに出て来る怪人みたいだったが、そこはご愛嬌。こちらもチープなのは十分に承知しているので、問題はない。
エレベータシャフトでのアクションも、イメージ通りに映像化しているのではなかろうか。

悪趣味なのを承知で言わせて貰えば、最初に十歳くらいの男の子が犠牲者になった時、もっとぶっ壊れた展開を期待してしまった。(苦笑)
でも、本作品は、そういうことはなく、実に生真面目に映画づくりに取り組んでいた。
私も、鬼畜のような作品に、だいぶ毒されたらしい。

この手の作品としては、情熱が感じられる一本だった。オススメ!

……あれ?
まだ2アウトか。(笑)

冒頭のニュースで、「朝から気温が30度を超えている」とキャスターが喋っているのに、映像では皆、冬の装いだった。
これってアウトでしょ?
――ゲームセット!





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Last updated  2015.05.03 07:31:58
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