B級映画ジャケット美術館

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2016.10.08
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0553 ラグナロク/オーディン神話伝説

『0553 ラグナロク/オーディン神話伝説』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ミケル・ブレネ・サンデモーセ
・脚  本  ジョン・カラ・ラッケ
・撮  影  ダニエル・ヴォルドハイム
・音  楽  マグヌス・ペイテ
・製作・VFX ジェッペ・N.クリステンセン
       『カウボーイ&エイリアン』
       『ヘルボーイ2』『007/慰めの報酬』

【キャスト】
・ポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン
       『コン・ティキ』『ナチスが最も恐れた男』
・ニコライ・クレーヴェ・ブロック
       『エッセンシャル・キリング』
・ビョルン・サンドクヴィスト
・ソフィア・ヘリン『THE BRIDGE/ブリッジ』
・マリア・アネット・タンデレード・ベルグリッド
       『真実の恋』

『0553 ラグナロク/オーディン神話伝説』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  IF14-0747
・製作年度  2013年
・製 作 国  ノルウェー
・原  題  RAGNAROK
・収  録  本編 95分
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ
・音  声  1.オリジナル <ノルウェー語>
         (5.1ch ドルビーデジタル)
       2.吹替 <日本語>
         (2.0ch ドルビーデジタル)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語デカ字幕
       3.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用
・発  売  インターフィルム
・販 売 元  インターフィルム
・劇場公開作品

『0553 ラグナロク/オーディン神話伝説』ディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:伝説は、現実となる――
・ウラ面 :ノルウェーで興行第1位を記録した
      冒険アドベンチャー
        世界の終末の日を意味する
        “ラグナロク”――
        その謎が解き明かされる
        瞬間が来た!!

実に見事なジャケットだと思う。素晴らしいイラストだ。中央に主要な登場人物が描かれていて、それを取り巻くように円形の文字盤がデザインされている。その周囲には、印象的な場面をデフォルメしたイラストが描かれている。この構図、ブレンダン・フレイザーが主演した『センター・オブ・ジ・アース 3D』のジャケットと同じだ。(笑)
ウラ面は、丸く切り出された石板の画像の上にストーリーが記載され、それを取り囲むように本編からの画像が配置されている。左上の画像は、イラストだろう。ちょっと整理整頓が必要なデザインだ。これだけ画像を用いているのに、物語が伝わって来ない。ウラ面は、失敗だな。

【感  想】
「ノルウェー産モンスター映画」

タイトルから推して、北欧神話に材を取った冒険ファンタジー映画かと思っていた。ところが、意外なことにモンスター映画だった。(苦笑)

――考古学者のシーグルは、出資者を前にして発掘したバイキングのオーセベリ船について報告をする。発見された謎のルーン文字は“ラグナロク(終末の日)”について書かれていた。しかし、誰にも満足して貰えず、出資を断られてしまう。
調査の続行が難しくなって失意に沈むシーグルのもとに、同僚のアランがルーン文字の刻まれた石板を持って来る。それは、宝の在処を記した地図だった。シーグルは、夏休みに入った子供たちを連れて、地図に記された湖へと旅行に行くことにする。そこは、“オーディンの眼”と呼ばれている浮島だった。
……というのが導入部分。

緩やかなテンポで物語は進行する。正直、途中で意識が飛びかけた(笑)が、何とかギリギリのところで踏みとどまった。美しい映像が興味を繋ぎとめた感じ。「こんなに美しい場所があるんだなぁ」と羨ましくなってしまった。寒いところは苦手だが、女性は美しいし、こんなに素晴らしい景観が見られるなら、北欧への旅も悪くないと思った。

――浮島に辿り着いた一行は、洞窟の中でバイキングの遺物を発見。幾つもの遺物は、考古学の定説を覆すだろう。
ところが、喜ぶシーグルたちの姿に勘違いした案内人は、銃でシーグルたちを脅して遺物を奪ってしまう。
しかし、船で浮島を出た案内人は、何か巨大な生物に襲われる。
……というお話し。

小さい男の子と思春期の娘が出て来るから、てっきりファミリー映画だとばかり思っていた。ジャケットのイラストも『センター・オブ・ジ・アース』と同じ構図だしね。(笑) でも、意外と大人向けの作品だった。(映像が大人向けだからかも知れない)

登場するモンスターは、巨大な蛇“ヨルムンガンド”。そう言えば、『機動戦士ガンダム/MS IGLOO -1年戦争秘録-』に登場した試作兵器にも、この名が付いていた。大蛇の如き形態の試作艦隊決戦砲だった。あれは、北欧神話に登場する怪物からの命名だったんだなぁ。(笑)

ストーリーも人物設定も分かり易く出来ている。変に捻っていない。
怪しげな人物は悪事を働くし、惹かれ合う者は最後にくっつくし、子供たちは危険な目に遭うものの死にはしないし、グロい場面も見ない。実に良心的な出来映えだ。
定番すぎる感じがしないではないが、キチンと撮っているので満足感が高い。『コン・ティキ』もそうだったが、北欧の映画って、丁寧に撮った映像をザックリと繋ぐところが特徴のような気がする。コレって、個人的には大変好みだ。(笑) 観ていて気持ちが良いし、映像に余韻 がある。日本映画やハリウッド、ましてや韓国映画には到達し得ない境地だ。もっと他の作品を観てみたい欲求にかられる。麻薬だな。(笑)

昨今の刺激の強い娯楽作品を観なれた目には退屈な作品かも知れないが、良質な作品を観たい方にオススメ!





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Last updated  2016.10.08 09:19:57
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