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2016.11.17
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0593 13日の金曜日 PART 2 [WIDESCREEN COLLECTION]

『0593 13日の金曜日 PART 2 [WIDESCREEN COLLECTION]』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・製作・監督 スティーヴ・マイナー
・共同製作  デニス・マーフィー
・アソシエイツ・プロデューサー
       フランク・マンキューソ Jr.
・脚  本  ロン・カーズ
・キャラクター・クリエーター
       ヴィクター・ミラー
・音  楽  ハリー・マンフレディーニ

『0593 13日の金曜日 PART 2 [WIDESCREEN COLLECTION]』ウラ面
※ウラ面

【キャスト】
・ジニー……エイミー・スチール
・ポール……ジョン・フューリー
・アリス……エイドリアン・キング

『0593 13日の金曜日 PART 2 [WIDESCREEN COLLECTION]』チャプターリスト1
※チャプターリストのオモテ面

【仕  様】
・型  番  PDH-86
・製作年度  1981年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  FRIDAY THE 13TH PART 2
・収  録  本  編 87分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.オリジナル (英語)/モノラル
・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
・字幕翻訳  金田文夫
・そ の 他  片面1層、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用
・発 売 元  パラマウント ホーム エンタテインメント
       ジャパン株式会社
・映像特典  1.オリジナル劇場予告編

『0593 13日の金曜日 PART 2 [WIDESCREEN COLLECTION]』チャプターリスト2
※チャプターリストのウラ面

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :----

オモテ面もウラ面も、シンプル過ぎるほどシンプルなデザインになっている。
オモテ面は、前作のイラストをさらに抽象化。黒地に白い輪郭だけとなった殺人鬼(ジェイソン)が斧を持った図になっている。面白いことに肩から上は描かれていない。母親は前作で死んでいるし、「誰が殺人鬼なんだ?」という興味をあおるためだろう。それに、何と言うか、アートな感じに仕上がっている。いい出来映えだ。
ウラ面も黒地。取り込み画像が3枚使われているが、キャッチコピーひとつ載っていない。それに、英文のクレジットは記載されているが、日本語での表示はない。そのくせ余白はたらふくある。或る意味、贅沢だ。有名な作品でメジャーの配給作品だからこそ出来ることだろう。
うん、この贅沢を味わいたい。(笑)

『0593 13日の金曜日 PART 2 [WIDESCREEN COLLECTION]』ディスク
※ディスク

【感  想】
「シリーズ屈指の名作!」

ジェイソンが初めてスクリーンに登場した記念すべき作品。まだホッケーマスクも着けていない。おそらく、この作品の完成度の高さが、その後のシリーズを支えていると言っても過言ではないだろう。

スティーブ・マイナー監督は、前作の良いところを踏襲し、本作品を撮り上げた。オリジナリティに欠けるような気もするが、昨今のホラー映画にはない叙情的な描写が程良くブレンドされ、クラシックな風格さえ漂う。個人的には、そこが好きで、廉価版のビデオがリリースされた時も、真っ先に購入したものだ。

初期の『13日の金曜日』は、よくヒッチコック作品との相似が語られた。観客はこれから起こることを予感しており、登場人物が危険に向かって少しづつ近づいていく構図は、スリラーの定石だ。

しかし、実際に観てみると70年代のヒット作の模倣が読み取れる。『キャリー』や『悪魔のいけにえ』などの印象的なシーンが、うまく作品の中に取り込まれている。ヒッチコックだなんてカタい線ではなく、「あ! アレやりたい!」と思うことをやっただけだろう。それでも下世話にならず、オリジナルのカラーを壊さずにバランスを保てたのは、彼が最高の“職人監督”だからだ。映画の健全な娯楽性は、こういう人たちによって支えられている。スピルバーグなんかじゃない。

シリーズ屈指の名作なだけに見逃すべからず! オススメ!





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Last updated  2016.11.17 06:50:15
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