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2017.01.13
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カテゴリ: 沖縄
0650 オキナワノコワイハナシ2016

『0650 オキナワノコワイハナシ2016』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
『デンパ』
・監督・脚本 江口カン
『サーダカー』
・監督・脚本 KAZ(PROJECT9)
『方言札』
・監督・脚本 名嘉真崇介

【キャスト】
『デンパ』
・幸 徳也
・ナツコ
・宮里莉羅(AKB48 Team8)
『サーダカー』
・島仲涼花
・リマ
・岸本尚泰
・山内千草
『方言札』
・外間麗菜
・福田加奈子
・饒平名理佐

『0650 オキナワノコワイハナシ2016』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  RAK-076
・製作年度  2016年
・製 作 国  日本
・英  題  ----
・そ の 他  片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セルorレンタル
・企画・製作 琉球放送
       山田優樹
・発 売 元  RBC琉球放送
・販 売 元  株式会社楽創舎
・価  格  2,400円(税抜)+税
・収  録  46分
・サ イ ズ  16: 9 収録画面サイズ
・音  声  ----
・字  幕  ----

『0650 オキナワノコワイハナシ2016』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:CM界の巨匠、江口カン監督&
      沖縄クリエイターチームが強力タッグ!!
      最恐にして最高のホラーが誕生!!
・ウラ面 :カンヌ国際広告祭金賞
      CM界の巨匠 江口カン
        ×
      沖縄クリエイターチーム
        恐怖と個性と感動が織りなす
        第一級のホラーエンタテインメント!!

本編と同じようにハードなデザインのジャケットだ。上方の画像は第 2話に登場した悪霊。写真は第 3話だな。左下のモノクロの男の画像が第 1話。右下は第 3話。万遍なく収録エピソードからの画像が使われている。禍々しい雰囲気が、これまでとは一線を画している。
ウラ面も、画像のコラージュが素晴らしい。大人向けのホラー映画らしい感じに仕上がっている。
いいジャケットだ。

【感  想】
「沖縄のウチナーグチ」

『オキナワノコワイハナシ』シリーズ最新作。2016年の夏に放映されたばかりの3編が収録されている。
いずれも良く出来た作品で満足感が高い。シリーズ中でも、充実した1枚と言えるだろう。

■第1話 デンパ (2016年 夏)
刑事の大城は、管内で発生している連続殺人事件の捜査に携わっていた。その事件は、一部では「幽霊の仕業だ」と噂されており、奇怪な難事件だった。
ところが、大城は捜査どころではなかった。日々、別なことに悩まされていた。妻の顔が別人に見えたり、忌まわしい映像が見えたり……。それは、現実と見紛うほど生々しかった。
……というお話し。

劇場映画並みのハードな描写の一編。主人公が追い詰められて行く様子を主観的な表現で綴り、最後は客観的な表現で「ふぅ」と息を抜く。ショートフィルムならではの大胆さで、見事だった。沖縄ならではの風景も、本作品の完成度を高めていたと思う。いい作品だった。
“デンパ”とは“奇怪な事件”を指す警察の隠語らしい。

■第2話 サーダカー (2016年 夏)
学習塾に通うジュンは、或るグループから執拗なイジメにあっていた。そのグループの中心的な存在のナナは、ジュンと同級生で、以前は親友だった。
姉の事故死に責任を感じていたナナに、慰めようとしたジュンの言葉が、かえって彼女を傷つけてしまったのだ。
「私には見えないものが見えるの。お姉さんは責めていないわ」
事実、ジュンには霊が見えていた。
……というお話し。

中高校生向けの一編。面白い作品だった。あまり深く掘り下げていないところは物足りないものの、深刻に描かなかった点は好意的に評価したい。主人公が他人とは違う能力に悩む姿が描かれると、また違うテイストに仕上がったかも知れない。そう考えると、ポテンシャルのある素材だ。
“サーダカー”とは“霊感の強い人”くらいの意味らしい。

■第3話 方言札 (2016年 夏)
エミが実家で見つけたのは、祖母の妹タカコの遺品だった。その中に入っていた“方言札”を見て、祖母は恐れおののく。
1960年代。終戦から10年が経ち、沖縄では本土復帰の気運が高まっていた。小学校では方言を禁止し、使った生徒は方言札をぶら下げなければならなかった。
タカコは、その方言札が原因で亡くなっていた。
……というお話し。

方言を美しいと認識されるようになったのは、つい最近のことではないかと思う。私が子供の頃は、イジメの対象だった。(よくからかわれた)
欧州や英国でも方言札が使われたようだから、第二次大戦前後に“輸入された”制度かも知れない。
ちょっと無理矢理な気もするが、切ない作品だった。

沖縄の方言(ウチナーグチ)は、本島ではあまり聞くことはない。だから、初めて西表島に行った時、現地の人の会話にビックリした記憶がある。
台風が島を直撃した夜、宿泊していた旅館で、私は漁師の会話に耳をそば立てていた。ひと言も理解出来なかった。とても同じ日本人とは思えなかった。マジマジと2人を見ていたら、何故か泡盛をご馳走になってしまった。(笑)
あまりお酒は飲めないので、一杯で真っ赤になっていたら、今度は私が酒の肴にされてしまった。
彼らが見ていたのは、台湾の天気予報。日本のTV局が流す天気予報は役に立たないのだそうだ。「なるほどなぁ」と感心してしまった。地理的にも、台湾の方がよほど近いしね。(笑)

西表島は、美しい島だった。

オススメ!





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Last updated  2017.01.13 16:35:00
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