B級映画ジャケット美術館

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2017.01.15
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カテゴリ: アクション映画
0652 ストリート・レーサー

『0652 ストリート・レーサー』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 オレグ・フェセンコ
・アクション監督 ヴィクトール・イワノフ
・製  作  ルーベン・ディシュディシアン

【キャスト】
・アレクセイ・チャドフ
・マリーナ・アレクサンドロワ
・スタニスラフ・ボンダレンコ

『0652 ストリート・レーサー』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBR-8052
・製作年度  2008年
・製 作 国  ロシア
・英  題  STREETRACERS
・そ の 他  片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用
・発 売 元  株式会社コムストック・グループ
・販 売 元  ジェネオン エンタテインメント株式会社
・提  供  株式会社コムストック・グループ
       クロックワークス
・リリース  2009.01.23.
・収  録  本編 113分
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ
・音  声  1.ロシア語 (ドルビーデジタル
          5.1ch サラウンド)
       2.日 本 語 (ドルビーデジタル
          2.0ch ステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕
・翻  訳  仙野陽子

『0652 ストリート・レーサー』ディスク
※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:『ワイルド・スピード』×『TAXi』
      極限最速ガチバトル!
・ウラ面 :「ウォンテッド」のベクマンベトフ監督に続き
      ロシア映画界の新たな才能が放つ
      本格派カーアクション!
        フェラーリが飛び、
        フェアレディZが舞い、
        そして戦車が爆走する、
        ブッちぎりのカー・チェイスを目撃せよ!

まるで『TAXi』を彷彿させるジャケットだ。可動橋からジャンプするフェラーリとフェアレディZが描かれている。キャッチコピーにも同じ方向に効果線が入っている。何だか、安っぽい仕上がり具合いだ。
おそらく、登場人物の画像もないし、川面に映る橋の影とか、対岸の街の様子が明け方のように薄い闇に沈んでいる雰囲気が、アクション映画には相応しくない感じだ。本編同様にあか抜けない。
ウラ面は、一転して、本編からの取り込み画像が華やかだ。登場する車の画像が下方に並んでいて、なかなか良い仕上がり。上方には、フェラーリの爆発シーンが使われていて、動きを演出している。気合いが入っている。でも、やはり、登場人物を識別できる画像を使っていない点が、納得できない。ロシアの役者さんだから馴染みがない、という判断なのかも知れないが、ヒロインを演じたマリーナ・アレクサンドロワは、結構キュートだったと思うんだけどなぁ。

【感  想】
「車は助手席」

ロシア産のカー・アクション映画。私は、車を運転しないので、このジャンルは、あまり馴染みがない。(苦笑)

「車は誰かに運転して貰うもの」と思っている。気が短くて癇癪持ちの私がハンドルを握ったら、車は間違いなく“凶器”になる。だから、私は車の前を横切らない。たとえ向こうが停車して道を譲ってくれても遠慮する。先に行って貰う。それだけは徹底するようにしている。

それに、車は手間が掛かる。ガソリンを入れるのもそうだが、オイル交換したり洗車したり、車検やタイヤ交換もしなければならない。自分の面倒さえみられないのに、“鉄の塊”みたいなのに手間ヒマかけるなんて、とてもとても……。
社内には、車で暮らしているんじゃないかと思えるようなヤツもいるが、私には到底理解出来ない。よほど家に帰りたくないのだろう。(笑)

必要ならタクシーでもハイヤーでも呼べば良い。いまの時代、電話1本、或いは1クリックで迎えに来てくれる。その方が、ずっと便利で安全だ。誰かを傷つけることもない。(笑)

本作品は、公道レース(?)に興じる若者たちのグループを中心に物語が描かれている。レースだからスピードを競っているはずなのだが、映像的にはスピード感が感じられない。
そこに恋愛や犯罪が絡んで、何だか、おおらかな物語が展開する。やっぱりロシアなんだなぁ。(笑)

――軍隊で戦車の操縦をしていたステファンは、除隊後、故郷に戻って来る。弟のミシカと一緒に父親が経営する自動車修理工場を手伝うつもりだった。
ところが、修理工場でカーチャと知り合い、秘密裏に開催されるレースの会場を訪れることになる。そのレースは、公道や駐車場等で行われる“賭けレース”だった。ステファンは、元締めであるドッカーから運転技術を見込まれてレースに参加するようになる。
しかし、ドッカーは或る組織と組んで大きな犯罪計画を実行しようとしていた。
……というお話し。

主人公のステファンを演じるのは、アレクセイ・チャドフ。『ナイトウォッチ』『デイウォッチ』に出演していたらしいが、覚えていない。クレジットが低いから当然か。(汗)

ヒロイン役となるカーチャを演じるのは、マリーナ・アレクサンドロワ。モデル出身の方らしい。フィルモグラフィによれば、日本のTVドラマ『坂の上の雲』に出ていたようだが、未見。本作品では、なかなか輝いていた。

そう言えば、登場する車も日本車が多かったような気がする。フェアレディだのセリカだの、“族”のお兄ちゃん達が乗りたがる車が陸続と登場する。フェラーリやポルシェなどに較べると、コストパフォーマンスが高いのだろう。数千万円の車に比して劣らない性能が、数百万円で購入できるなら、手頃な価格と言えるかも知れない。(あくまでも相対的評価ですので、念のため)

なかなか面白い作品だったが、真面目に観ると、イマイチ乗り切れない。ソ連製のポンコツ車をレストアするシーンも、軽快な音楽に合わせて楽しげな様子が描かれるが、ちょっと恥ずかし気だ。クライマックスにしても、数台のスポーツカーでトレーラーを車道から押し出すのに、車ばかり映す。運転しているキャラクタたちの映像は1カットもない。車を擬人化したかったのかも知れないが、その演出方針そのものが垢抜けなくて、物足りない出来映えとなってしまった。

たぶん、ロシアでは“メジャー大作”なのだろう。そう呼ぶに相応しい撮影規模だったが、エンターテイメントをやるのにはずかしがっていてはダメでしょ。(笑)

少しだけオススメ!





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Last updated  2017.01.15 18:06:06
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