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2018.03.28
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カテゴリ: オカルト映画
1089 バチカン・テープ

『1089 バチカン・テープ』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・製  作  ゲイリー・ルチェッシ
           『アンダーワールド』シリーズ
          『アイ、フランケンシュタイン』
・監  督  マーク・ネヴェルダイン
   『ゴーストライダー2』『アドレナリン』シリーズ

【キャスト】
・オリビア・テイラー・ダドリー
         『パラノーマル・アクティビティ5』
・マケイル・ペーニャ『オデッセイ』
・ダグレイ・スコット『96時間/レクイエム』
・ジャイモン・フンスー
         『ワイルド・スピード/SKY MISSION』
         『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』

『1089 バチカン・テープ』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  EYBF-60936
・製作年度  2014年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  THE VATICAN TAPES
・発  売  エイベックス・ピクチャーズ株式会社
・販 売 元  エイベックス・ピクチャーズ株式会社
・提  供  株式会社プレシディオ
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  2016.09.02.
・収  録  APPROX 本編90分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英 語
         (ドルビーデジタル 5.1chサラウンド)
       2.日本語 (ドルビーデジタル2.0ch)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       レンタル専用
・映像特典  ----

『1089 バチカン・テープ』ディスク
※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:禁断の映像、解禁
        エクソシストの存在が認められた
        衝撃の実話
・ウラ面 :『アンダーワールド』『ゴーストライダー』の
      製作陣が仕掛ける、
      驚異のスーパーナチュラル・スリラー
        2014年、バチカンは悪魔祓いの存在を
        公認していた!
      バチカンの秘密文書保管庫から発見された
      大量の資料。
      それは歴代の悪魔憑依事件の記録だった!!

ジャケットのオモテ面は、悪魔が取り憑いた少女の口に十字架を押し付けているイラストなのだろうが、少女の顔の位置や首、十字架を持つ手の角度が合っていないのか、どうもヘンな仕上がり具合だ。いわゆる「デッサンが狂っている」というヤツだ。(苦笑)
このイラストは描き直した方が、いい。
ウラ面のレイアウトは悪くない。主要なシーンの画像は使われているし、色合いもホラー映画に相応しい。
でも、
「2014年、バチカンは悪魔祓いの存在を公認していた!」
「バチカンの秘密文書保管庫から発見された大量の資料」
「それは歴代の悪魔憑依事件の記録だった!!」
これらの見出しが、すべてだろう。本作品のセールス・ポイントだ。どんなレイアウトも、この3行にはかなわない。
でも、本編が、それに則しているとは言い難いのが、本作品のウィーク・ポイントだろう。ザンネンだ。(笑)

【感  想】
「ファッションとしてのエクソシスト」

現教皇がエクソシストの協会を公認したのは数年前だったか。本作品は、そんな時事ネタ(?)をベースに作られたようだ。
そのため、悪魔祓いが成功して“メデタシメデタシ”という内容にはなっていない。延々と続く反キリストとの戦いが始まったと言わんばかりのラストは、或る意味、シリアスだし、キリスト教圏ではこれ以上はないバッドエンディングだろう。
でも、残念ながら日本人にとって、悪魔祓いはエンターテイメントに過ぎないし、宗教的な怖ろしさも感じられない。

バチカンが任意団体を公認したからと言って、即“悪魔憑きは本当にあるんだ”ってことにはならないと思う。
怪しげなニュースによれば、“エクソシスト”そのものがファッション化しているし、ハローワークに求人票を出したいくらいに人手不足だと言う。これって、「マジかっ?!」と思うくらいの軽薄さだ。(笑)
どこまで本当のことかは分からないが、キリスト教がビジネスモデルではカバーし切れないところを、関連の任意団体に作業を委託するのは、何やら行政の遣り口みたいで感心してしまう。

本作品は、そんな任意団体が製作した“研修用ビデオ”みたいな雰囲気がする。
「皆さん、悪魔が取り憑くことは本当にあるんです」
「コワいですねぇ」
「怖がってイイんですよ」
「でも、決して臆してはいけません。勇気をもって戦いましょう」
「そう、覚悟が必要です」
「時には負けることもあります。殺されてしまうかも知れません」
「それでも立ち向かうのが、正義の聖職者です! 名誉があなたを待っている。ともに頑張りましょう」
「仕事はいくらでもってあります! 失業することもありません。“エクソシスト”は不況に強いお仕事です」
「選ぶならエクソシスト! 週3日からOK。但し、日曜出勤あり」
「未経験者歓迎。丁寧に教えます! 社会保険加入。有給付与、寮(教会)完備。高給保障。歩合制アリ!」
そんな感じの作品だった。(ウソです)

――アンジェラは、25歳の誕生日にナイフで指を傷つけてしまう。その日を境に、彼女の周りで奇妙なことが起き始める。そればかりか、彼女自身も少しずつ常軌を逸して行く。
病院からの帰りに乗ったタクシーが事故を起こし、昏睡状態に陥るアンジェラ。40日後に目覚めた彼女は、既に昔のアンジェラではなかった。
治療のために入院した精神病院でも不吉なトラブルが続出し、体よく“退院”させられてしまう。
しかし、彼女を救うため、バチカンは“悪魔祓い師(エクソシスト)”のブルン枢機卿を送り出す。斯くして、壮絶な悪魔祓いが始まる。
……というお話し。

ウィリアム・フリードキン監督の『エクソシスト』を観て育った者としては、物足りない作品だった。確かに面白くはあったが、インパクトが薄い。おどろおどろしい雰囲気や邪悪なモノが暗闇に潜んでいる感じとか、もっと演出できたはずだ。
『エクソシスト』の撮影の時、恐怖に怯える表情を撮りたいがために、W.フリードキン監督は現場に散弾銃を持ち込んだと言う。常軌を逸した行為だが、それくらいじゃないと本当の恐怖は引き出せないのかも知れない。
そういう意味では、本作品の監督さんには覚悟や決意が足りない。監視映像や記録映像で逃げるのではなく、キチンと“恐怖”と対峙して欲しかった。(サラリーマンのような監督さんは要らない)

ちなみに、精神病院の女医を演じたキャスリーン・ロバートソンが滅法色っぽかった。(笑)

人手不足から若い女の子に対しても“エクソシスト”への門戸を開放したようだから、私も同僚になりたいなぁ。キティちゃんのイラストがついたピンクの十字架とか、ユニフォームは膝上18cmのタイトなミニスカートがいいなぁ。聖水は、……やっぱり、アレですかね、“お嬢様聖水”ですかね。(ニヤニヤ)



ああ、マズイ! こんなレビューをUPしたら、絶対に悪魔に憑かれてしまう!


……ん?

ま、いいか。


二十歳くらいのエクソシストの女の子に悪魔祓いして貰いたい。(ワクワク) いっぱい言葉責めをして貰った上で“お嬢様聖水”をかけて貰おうっと!(つくづく罰当たりだな)

オススメ致しませんが、“お嬢様聖水”に興味がありましたら、どうぞ。(何か違う……)





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Last updated  2018.03.28 06:44:08
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