B級映画ジャケット美術館

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2018.12.26
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1362 トレジャースカウト/封印されし魔境の聖剣


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 プレオ・シリスワン
・制  作  Klongchai Pictures

【キャスト】
・オッド(平井まみ)
・ミニー(高橋佳那子)
・バーム(浅井晴美)
・バル(本田和希)
・ウィリアム博士(西垣俊作)
・リー・ソー(中村 勘)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  DC-163
・製作年度  2009年
・製 作 国  タイ
・原  題  SCOUT
・発 売 元  株式会社チャンスイン
・販  売  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・吹替版制作 ----
・日本公開  ----
・リリース  2016.04.06.
・収  録  本編 111分
・サ イ ズ  16: 9 LB スタンダード
・音  声  1.タイ語 5.1ch
       2.日本語吹替版 2.0ch
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:月食の夜にだけ現れる秘密の扉
      聖剣を巡る大冒険!!
・ウラ面 :月食の夜にだけ現れる秘密の扉
      そこは大蛇神ナーガが封印された
      異次元空間!

遺跡を現す石のアーチの奥に、彫像が見える。そこにトグロを巻いた大蛇が鎌首を持ち上げているレイアウト。そして、主人公の子供たち。その前には、台座に刺さった聖剣。うーん、良い出来映えのジャケットだ。本作品の設定とストーリーが端的に現されている。こういうジャケットは、見ているだけで楽しくなって来る。(♪)
ウラ面の出来映えも、なかなかイイ。オモテ面と対になるように石のアーチをフレーム代わりにして、洞窟の中を逃げる4人の子供たち。中央にはストーリーが記載され、本編からの取り込み画像4枚に囲まれている。その上に描かれた黒い丸は、月食だな。
ただ、難点なのは、クレジットが最小限なこと。まぁ、タイの俳優さんや監督さんの名前は知らないので、これでも困らない。役名と吹替えた声優さんの名前が併記されているところを見ると、やっぱり子供向けなんだろうなぁ。
でも、ジャケットのデザインは、ちょっと大人向け。(笑)

【感  想】
「どらえもん、のびたくん、しずかちゃん、じゃいあん」

タイの子供向け冒険アクション映画。ビミョーな感じもするが日曜日の昼間にタラタラと観る分には何の不満もない作品だった。(笑)

――キャンプに遣って来たボーイスカウトの子供たちは、石の寺院に伝わる伝説について教えられる。
昔、人間の守り神であった大蛇《ナーガ》は、血の味を覚え、村人たちを襲うようになった。そこに現れた高僧は、聖剣でナーガを石に変えると、洞窟の奥深くに聖剣とともに封印する。
「聖剣を台座から抜くとナーガは復活する。だから、誰も洞窟に入ってはならない」
そう伝説は伝えていた。
けれど、月食の夜、わずかな時間だけ洞窟に続く秘密の扉が開くと言う。
ひょんなことで、その洞窟に迷い込んでしまった4人の子供たち、オッドと頭のいいバル、行動派の女の子のミニー、イジメっ子のバームは、ナーガから逃げながら洞窟からの脱出を試みることになる。
……というお話し。

主人公の子供たちが、人気アニメのドラえもん・のび太くん・しずかちゃん・ジャイアンの4人に見えて仕方なかった。(笑)
勿論、各々の性格設定は異なるが、子供の世界を描こうとすると、こういう人物配置になるのは避けられないことなのかも知れない。

ナーガや翼の生えたカエルのようなモンスターも出て来るが、すべてCGで描かれている。タメが欲しいところだが、まずまずの出来映え。
タイの映画は、ここ十年くらいで飛躍的にクオリティを上げて来たような気がする。映像面だけなら、日本映画のモヤっとした映像よりも遥かにキレイだ。(何だって日本映画は微妙にソフトフォーカスがかかったようなスッキリしない映像が多いのだろう)

あまりタイの映画に馴染みがないので出演している子役たちのことは知らない。でも、オッド役の子は凛凛しいし、ミニー役の子は可愛い。バル役の子はいかにも頭が良さげでイイ雰囲気を出していたし、バーム役の子も存在感があった。何と言うかキャスティングの規準が上がって、マーケットを意識したルックスや演技の評価が重要になったように見える。20年くらい前のタイ製のホラー映画や怪獣映画のクオリティがヒドかったので、余計にそう思えるのだ。
ちなみに、本作品は、2010年のタイ国際映画協会最優秀ヴィジュアル・エフェクト賞を受賞したとのこと。それもまぁ納得である。

なお、中盤以降に登場するウィリアム博士を演じるのは、日本人俳優の矢野カズキさん。ナーガの伝説を研究しており、聖剣に執着する変な学者役。オーバーアクション気味だが、子供向けには、これくらいの方が良いのかも知れない。(笑)
矢野さんは、タイ在住で、タイの映画に何本も出ている。こういう方に頑張って欲しいなぁとつくづく思う。(タレントがハリウッド映画の端役に出るだけなのに「ハリウッド進出!」みたいな記事を恥ずかしげもなくネットにUPする幼稚な日本のマスメディアには理解出来ないか……)

まどろみながら観てもストーリーが分からなくなることはないので、のんびりゴロゴロして休日を過ごしたい方にオススメ!





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Last updated  2018.12.26 05:46:23
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