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2019.01.17
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1384 レイズ・ザ・タイタニック


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ジェリー・ジェームソン
・製  作  マーティン・スターガー
       ウィリアム・フライ
・製作総指揮 ロード・グレイド
・原  作  クライヴ・カッスラー
・脚  本  アダム・ケネディ
       エリック・ヒューズ
・撮  影  マシュー・F.レオネッティ
・音  楽  ジョン・バリー

【キャスト】
・ジェイソン・ロバーズ
・リチャード・ジョーダン
・アン・アーチャー
・アレック・ギネス
・デヴィッド・セルビー
・J.D.キャノン
・ボー・ブランディン
・M.エメット・ウォルシュ
・ノーマン・バートールド
・エリヤ・バスキン
・ダーク・ブロッカー
・ロバート・ブロイルズ
・ポール・カー
・マイケル・C.グウィン
・ハーヴェイ・ルイス


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  KIBF 1472
・製作年度  1980年
・製 作 国  アメリカ・イギリス
・原  題  RAISE THE TITANIC
・発  売  キングレコード株式会社
・販  売  キングレコード株式会社
・提  供  株式会社東北新社
・価  格  3,800円+税
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・LD吹替音源協力 山田 勉
・日本公開  1980年12月 6日 全国一斉公開
・リリース  ----
・収  録  本編 約 114分
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ
・音  声  1.英 語 ドルビーデジタル (STEREO)
       2.LD版日本語 ドルビーデジタル (MONO)
       3.TV版日本語 ドルビーデジタル (MONO)
・字  幕  1.LD版吹替補助字幕
       2.TV版吹替補助字幕
・そ の 他  片面 2層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、セル専用
・映像特典  ----


※再生上のご注意

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :20世紀最大の謎は《浮上》する!
        製作4年、製作費90億円、世界各地で
        大ロケーションを敢行!
        雄大なロマンとサスペンスを乗せて、
        タイタニック号が姿をあらわす!

封切り当時のパンフレットやチラシ、ポスターに使われたイラストが、そのままジャケットのオモテ面に使われている。あの頃、このイラストを目にしてワクワクしたものだ。うん、ナツカシー。(笑)
ウラ面は、浮上するタイタニックの画像が大きく使われている。ここからも、タイタニックが主役であることが、ハッキリ伝わって来る。まぁ、タイタニックの引き上げ以外に見どころはないんですけどね。(苦笑)
ようやくリリースされたDVDのジャケットに、相応しい出来映えだと思う。
いいジャケットだ。(笑)


※ピクチャディスク

【感  想】
「完璧なヒーロー」

クライヴ・カッスラー著の冒険小説『タイタニックを引き上げろ』を原作としたサスペンス・アクション映画。C.カッスラーには不評だったようだが、個人的には大好きな作品である。(笑)

長いことDVD化されず、不満に思っていたが、いつの間にかリリースされていた。世事に疎いと、こういうことがタマに起きる。少しはニュースを見たり、実店舗に行って買い物と情報を収集しなければいけないなぁ、と思う。(でも、そんな時間がどこにあるんだ?)

――1980年代、米国はミサイル防衛システムの開発に躍起になっていた。けれど、システム構築に必要な鉱石《ビザニウム》は限られた場所、然も、ソ連の領土でしか採掘できない。
しかし、1912年に沈没したタイタニック号に密かに積み込まれていたことが分かる。これを引き揚げることが出来れば、米国は軍事上の主導権を握ることが出来る。
米国海軍のサンデッカー提督の元にダーク・ピットらが召集され、沈没したタイタニック号の発見と引き揚げという困難な指令に取り組むことになる。
……というお話し。

映画としての出来映えは、決して良くない。原作にあった東西冷戦下の複雑なパワーバランスを背景としたスリリングなスパイ合戦(?)の要素をゴッソリと殺ぎ落として、単純なエンターテイメントに徹している。そのため、演出も脚本も、平板で凡庸なものになってしまった。メリハリに欠けるし、ちっとも盛り上がらない。だいたい、ダークの相方であるアル・ジョルディーノ(登場人物)をカットしてしまったことが、大きな間違いだろう。それに、出演者全員に華がない。

それでも、本作品が「好きだ」と堂々と言えるのは、伝説のタイタニック号が深海から浮上するシーンが、ことのほか魅力的だからである。封切り当時、このシーンを観たいがために劇場に足を運んだ。正直、ほかの部分は眼中になかった。(笑)

だから、カッスラーが激怒したのも解る。本作品の主人公は、明らかにダーク・ピットではないからだ。

でも、カッスラーが生み出したこのヒーローは幾多の窮地を切り抜け、莫大な財宝を見つけ出し、歴史を塗り替える考古学的な発見をして来た。女性にモテてクラシックカーを蒐集し、世界中を飛び回って悪者の陰謀を阻止する。まるで、現代のジェームズ・ボンドのようだ。
そんな完璧な冒険者を演じられる役者が、どこにいると言うのだろ? 特に、映画という虚構の中では、そんなヒーローを描くことなんか誰にも出来やしない。

監督は、『エアポート77/バーミューダからの脱出(76)』を撮ったジェリー・ジェームソン。もともとTV畑の方なので、端正で分かりやすい作品に仕上げるが、いつも作品世界の広がりに乏しい。ダイナミズムに欠けるのだ。
ただ、本作品では、CGのなかった時代にミニチュアと撮影と編集の技術力でタイタニックの浮上シーンを描いてみせたのは◎である。(プロデューサーの力かも知れない)

同じ年、日本では『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』が公開され、新たな特撮映画の歴史が幕を開けることになる。

オススメ!





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Last updated  2019.01.17 05:30:06
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