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2019.01.18
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カテゴリ: アクション映画
1385 バットマン


※オモテ面

【スタッフ】
・製  作  ピーター・グーバー
       ジョン・ピータース
・監  督  ティム・バートン
・脚  本  サム・ハム
       ウォーレン・スカーレン


※ウラ面

【キャスト】
・ブルース・ウェイン/バットマン
          …マイケル・キートン(渡辺裕之)
・ジャック・ネーピア/ジョーカー
     …ジャック・ニコルソン(デーモン小暮 閣下)
・ビッキー・ベール
         …キム・ベイシンガー(宮崎ますみ)


※チャプターリスト

【仕  様】
・型  番  DL-12000
・製作年度  1989年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  BATMAN
・発 売 元  ワーナー・ホーム・ビデオ
・販  売  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  戸田奈津子
・吹替翻訳  トランスグローバル
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録   127分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.オリジナル (英語)(5.1chサラウンド)
       2.日本語 (ドルビーサラウンド)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、セル専用
・映像特典  ----


※再生上のご注意

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :悪がはびこるゴッサム・シティーに
      姿を現す噂のヒーロー。
      ジャック・ニコルソン共演、
      シリーズ第1弾!

ジャケットのオモテ面は、バットマンのお馴染みのロゴ・マーク。いまとなっては、やや野暮ったい感じもするが、封切り当時は、そのカッコ良さにシビレたものだ。(苦笑)
大胆な演出は、無数の星が輝く宇宙空間にタイトルだけあしらった『スター・ウォーズ』の初期のポスターや一本道の先が光り輝いている『未知との遭遇』のポスターでもみられた。映画会社の絶対的な自信が、そこに現れていた。
こういうデザインは、最近はめっきり減ったが、自信に溢れた映画のポスターを見たいものだ。それだけで観客数は倍増すると思うぞ。(笑)


※ディスク

【感  想】
「『PLANET OF THE APES/猿の惑星』は何処に行った?」

ティム・バートン監督の『PLANET OF THE APES/猿の惑星』を観ようとケースを開けたら、『バットマン』が入っていた。「あー、やっちまったぜ」という感じ。案の定、『バットマン』のケースは空だった。(笑)
たまぁに、こういうコトがある。使ったら元の場所に戻す。幼稚園でも教えていることが、いまだに出来ていないことに愕然とする。ちゃんと生活しなければ……。

――というワケで、久しぶりに『バットマン』を観た。(笑)
1989年の作品だから時代を感じさせる部分もあるが、如何にもT.バートン監督らしい映像で、その濃厚さにお腹いっぱいになった。ところどころ神経が行き届いていないところがあって、それが若々しく微笑ましい。既に四半世紀前の作品だが、オリジナリティという点では、少しも色褪せていない。奇跡に近い。

コミックのテイストとバートン監督の嗜好が、実によくマッチしている。プロデューサのセンスが良かった、ということだろう。あまり実績のなかったバートン監督を起用するのは、冒険だったに違いない。それが出来たってことは、あの頃は豊かな時代だったのかも知れない。

監督の頭の中にある世界観を丸ごと顕在化させたようなゴッサム・シティのセットが見事で、この重厚さは、本作品の後に続くシリーズに継承される。おそらく次作の『バットマン/リターンズ』が頂点ではなかったかと思う。本作品で、美術監督がオスカーを受賞しているのも納得だ。

主人公バットマン=ブルース・ウェインを演じるのは、マイケル・キートン。個人的には、コミックのイメージに合っていないと思っている。ただ、あの悪役顔と根暗そうなところは、心にキズを持つ大富豪という役どころとは合っていた。身体能力ではなく、監督と共通する資質で選ばれたような気がする。(米国人はエラのはった顔が好きだしね)

公開当時、絶賛されたのは、ジョーカーを演じたジャック・ニコルソン。特殊メイクを施してなお、様々な表情を見せる。怪演だ。いま観てもスゴイなと思う。いろいろな役者さんが、似たようなお芝居を披露して来たが、誰も超えていない。(ヒース・レジャーについては、後日)

キム・ベイシンガーは、どこがいいのか解らなかった。いまも解らない。(笑) 取り立てて美人には見えないし、可愛くもない。特別に運動神経がいいわけでもなさそうだし、歌を歌うわけでもない。今も昔も、私は「どうして彼女なの? 他にもいるでしょ?」という意見である。

以前から気になっていたことだが、本作品のバットマンは、ほとんど喋らない。受け身だ。黒いマスクとマントで素姓を隠し、男根のような車に乗って登場。暗闇に紛れて悪人を退治する。――でも、本作品では、あまり悪人を退治していない。まだ、正義の味方としては未分化で、ラストシーンで漸く認知される。
一方、ジョーカーは饒舌すぎるほど喋りまくる。そして、攻める。化学薬品でアルピノのように肌が白くなり顔が歪んでしまった。いや、顔だけでなく、心も歪んでしまった。(元からか) 彼はボスを殺し、女に惚れ、化学薬品を使って街を混乱に陥れる。その狂気は、実に開けっぴろげでストレートだ。

この対比は何なのだろ? どちらも心の裡に狂気を育てている。バットマンとジョーカーは表裏一体。陰と陽、プラスとマイナス、男と女、真実と嘘……。それぞれが、それぞれを証明する存在になっている。
だから、ジョーカーが死んだ後、「バットマンは何処に行くのだろうか?」と気になった。糸の切れた凧と同じ。彼には、自分と同じ狂気を内包した悪者が必要なのだ。
それは、次作の“ペンギン”に結実する。

久しぶりに満足した。(笑)
オススメ!





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Last updated  2019.01.18 05:30:05
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