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2019.02.02
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カテゴリ: 邦画
1400 リアル鬼ごっこ2


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 柴田一成
・原  作  山田悠介「リアル鬼ごっこ」
              (幻冬舎文庫/文芸社刊)
・企  画  林 裕之
・プロデューサー 山口敏功
       大野貴裕
       鶴岡智之
・アクション監督 横山 誠
・撮  影  富田伸二
・照  明  田村文彦
・V  E  吉村博幸
・美  術  黒川通利
・音  楽  佐東賢一
・VFXプロデューサー 土井美奈子
・VFXディレクター 佐々木一樹
・特殊造形  小此木謙一郎
・衣  装  川崎健二
       松山さと子
・ヘアメイク 須田理恵
・編  集  正木良典
・スクリプター 黒河内美佳
・キャスティング 北田由利子
・助 監 督  副島宏司
・制作担当  山内君洋
       丸山昌夫
・主 題 歌  「△」
   High Speed Boyz (ビクターエンタテインメント)
・制  作  セディック ドゥ
・製  作  『リアル鬼ごっこ2』製作委員会
・配  給  ファントム・フィルム

【キャスト】
・石田卓也
・吉永 淳
・三浦翔平
・蕨野友也
・内野謙太
・草野イニ
・山崎将平
・中村育二
・滝藤賢一
・霧島れいか
・渡辺奈緒子
・永島敏行


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBR-2701P
・製作年度  2010年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  ジェネオン・ユニバーサル・
                 エンターテイメント
・販 売 元  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  2010年 6月 5日
・リリース  2010.12.02.
・収  録  本編 107分( 6巻 2921m)
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ・サイズ (1×1.85)
・音  声  1.日本語 (5.1chサラウンド)
       2.日本語 (5.1chサラウンド/DTS)
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 2層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       dts Digital Surround
       DVD、レンタル専用
・映像特典  予告編収録
       ・特報
       ・予告編
       ・TVスポット


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:佐藤さん、全滅。
・ウラ面 :『リアル鬼ごっこ』
      最凶バージョン開始!
      再び恐怖のサバイバル・ゲームの幕が開く。

おそらく本作品が、予算的にはピークだったのではなかろうか。それを象徴するように、“鬼”のマスクがカッコイイ。(笑)
ウラ面の「最凶バージョン開始!」という熱い宣伝コピーにも、それが現れている。
走る石田卓也くんの画像も大きく使われていて躍動感もある。ジャケットとしては、良い出来映えではなかろうか。
ただ、昔のメンコみたいにピカピカなのは、いただけない。或いは、銀残しか……。
いずれにせよ、これは好きじゃないなぁ。(溜息)

【感  想】
「走る男」

序盤は面白かった。カットもしっかりしており、疾走感も躍動感もあった。
「おっ、これはいけるか!」
そう思った。
けれど、甘かった。(泣) 設定の説明が始まった途端、グズグズになった。主人公の翼を演じる石田卓也くんのお芝居が、あまり上手くないこともあるが、やはり一番は、脚本の稚拙さだろう。あの説明台詞は何とかならなかったのかね。(怒)
漫画のような物語世界を、説得力をもって観客に伝えるには、それなりにテクニックが必要だ。どうやら監督さんには、それがなかったようだ。折角、石田くんが全力疾走し、スタントも自らこなして体をはっているのに、台無しにしてしまった。

――パラレル・ワールドでレジスタンスと行動を共にしていた翼は、鬼3匹と一緒に現実の世界にジャンプしてしまう。
鬼から逃げながら、翼は妹の愛や親友の洋、ほのかな恋心を抱く美沙と合流する。尤も、洋も美沙もパラレル・ワールドで起きていることを知らない。
しかし、半信半疑だった2人も実際に鬼と遭遇してみると、翼を信じざるを得ない。
4人は、鬼から逃げながら、次第に信頼関係を結んで行く。
……というお話し。

もうほとんど石田くんは走りっぱなし。それはそれは見事な走りっぷりだった。本作品は、彼の走る姿に支えられたようなものだ。
きっと彼は、日頃から鍛錬しているのだろうなぁ。付け焼き刃じゃ、あんなに走れない。

共演者たちも、石田くんのパワーに触発されたのか熱い演技を見せてくれている。久しぶりに日本映画で情熱を感じた。演技力は大切だが、それ以上に気持ちの持ち方が重要だ。
親友を演じた三浦翔平くんにも熱いものを感じた。『海猿3』『4』で“服部”役を演じていたが、大作の端役より、B級アクション映画で準主役クラスを演じた方が、彼のシャイな部分が活きるような気がする。

ただ、登場人物が揃ってからの展開は冗漫気味。随所にいいカットが見られるものの、演出が漫画ちっくで幼さが垣間見える。
“映画的な驚き”も、いま一歩及ばず。まぁ、挑戦したことには評価に値する。石田くんが2階から飛び降りる姿をワンカットで撮りながら、着地寸前に繋いでしまっていた。何度かそういう場面があったが、そこは着地までワンカットで撮って欲しかった。残念この上ない。

更にザンネンだったのは、真相が明かされる場面だ。くだらなくて涙が出る。こんなことなら説明なんか一切せずに、パラレル・ワールドと現実の間を行き来しながら鬼ごっこだけを見せてくれた方が良かった。
権力を描くことは難しい。組織であれ人物であれ、描こうと試みた時点で陳腐化する。どれほど多くの映画が権力を描こうとして失敗したことだろう。私は未だに“権力者”の姿をスクリーンで見たことがない。
――将軍様? 某国に対する揶揄か? いやいや、揶揄する意味がない。そんな必要はないではないか。
ボスキャラが必要なんだろうけど、ちょっと幼稚すぎて話しにならなかった。前作では柄本明さんが気の毒になった。本作品は、永島敏行さんが“将軍様”だったので、あまり気の毒に思わなかった。(笑) 他意はないけど、役者としての輝きがなかったので、そんな風に感じた。やはり、頑張って輝きがある方は応援したくなるのは当然だし、輝きのない人には引っ込んでいて欲しいと思う。

ラストは、「あ、そう」という感じ。ほとんど予想の範囲内だったが、まさか生きていたとは……。(苦笑) 映画としてのルールはギリギリ守っているけど、ちょっと反則っぽい。別によいけどね。

予算もついてスケールUP。映像が格段に良くなった。
監督さんのスキルもUPしたようだ。印象的なカットも多かった。
『ターミネーター』へのオマージュを盛り込み、海外のオタク君たちにウケそうな作りは、マーケットを海外に向けたってことだろう。成功したのかどうかは知らないが、もっと完成度を上げないと、「恥の輸出になるゾ」と思う。(それならラストはもっと苦くてもいいと思うな)

石田くんの走りっぷりに、ちょっとだけオススメってことにしておきましょう!





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Last updated  2019.02.02 05:30:05
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