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2019.02.08
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カテゴリ: 邦画
1406 リアル鬼ごっこ(2015)


※オモテ面

【スタッフ】
・原  作  山田悠介
      「リアル鬼ごっこ」(幻冬舎文庫/文芸社刊)
・監督・脚本 園子温
・劇 中 曲  MONO
・イメージソング GLIM SPANKY
    「リアル鬼ごっこ」(ユニバーサルミュージック)
・企画・プロデュース 柴田一成
・プロデューサー 谷島正之
       稲垣竜一郎
       大野貴裕
・撮  影  伊藤麻樹
・照  明  松隈信一
・録  音  小宮 元
・美  術  松塚隆史
・アクション監督 匠馬敏郎
・特殊造形プロデューサー 西村喜廣
・衣装コーディネーター 伊藤正美
・ヘアメイク 高橋 亮
・編  集  伊藤潤一
・VFXプロデューサー 赤羽智史
・音響効果  渋谷圭介
・音楽プロデューサー 菊池智敦
・助 監 督  綾部真弥
・制作担当  高田 聡
・キャスティング 北田由利子
・企画協力  柳原祥広
       安藤義廣
・宣伝プロデューサー 遠藤正広
・制  作  セディック ドゥ
・製  作  NBCユニバーサル・エンターテイメント
       高尾
       松竹
       アスミック・エース

【キャスト】
・トリンドル玲奈
・篠田麻里子
・真野恵里菜
・桜井ユキ
・高橋メアリージュン
・磯山さやか
・平岡亜紀
・冨手麻妙
・秋月三佳
・菊池真琴
・安田聖愛
・緒沢あかり
・宮原華音
・サイボーグかおり
・堀口ひかる
・柴田千紘
・横田美紀
・佐野光来
・最所美咲
・IZUMI
・吉田芽吹
・ほのかりん
・星名利華
・屋敷紘子
・三田真央
・斎藤 工


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBR-3519
・製作年度  2015年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  NBCユニバーサル・エンターテイメント
・販 売 元  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  2015.11.20.
・収  録  本編 85分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.日本語 (5.1chサラウンド)
       2.日本語 (2.0chステレオ)
・字  幕  ----
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       R-15、DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:全国のJK(女子高生)のみなさん、
      あなたたちの数を
      減らすことにします。
・ウラ面 :原作・山田悠介×鬼才・園子温――
      200万部突破の大ベストセラー
      かつてない驚きの恐怖へ!
        全国の【JK(女子高生)】のみなさん、
        逃げて下さい! なぜ!?
        トリプル・ヒロインと
        オール女性キャスト(+1)で迫る
        ノンストップ鬼ごっこアクション!
      [第19回モントリオール・ファンタジア
      国際映画祭 3部門受賞!
      【最優秀作品賞】【最優秀女優賞】
      【審査員特別賞】]
      [第48回スペイン・シッチェス国際映画祭
      コンペティション部門正式出品
      【Time Machine Award 監督名誉賞】受賞]
      [第19回韓国プチョン
      国際ファンタスティック映画祭
      ワールドプレミア特別招待作品]

ジャケットのオモテ面の背景は、『/ライジング』と同じ校舎のようだ。赤い血飛沫(?)をあしらっているところも同じ。そこに、主人公を演じた3人の女の子(アイドル?)が並んでいる。真ん中の女の子は途方に暮れた顔で直立しており、その両脇の女の子は走っている。この3人は、1人の女の子だが、違う名前で登場している。(解り辛いな……) そういう設定を表現しているのかも知れないが、ちょっと手抜き感がある。
ウラ面も、本作品の真相を表現した画像が使われている。
本作品は、原作と観客のイメージを大きく裏切っているので、随所に記載された煽り文句も、なんか空々しい。(溜息)

【感  想】
「変態オタク君の妄想」

引きこもりの変態オタク君の妄想みたいな作品だった。(溜息)

どうも園子温監督の作品は、相性が悪い。特に最近は予算がつくせいか、無駄にオタクの突き抜け感が凄くて、ついて行けない。と言うか「勝手にしてくれ」という感じ。なまじ映画づくりのスキルが高いだけに、いつも「勿体ないな」と思っている。

日本の漫画やアニメのような表現は、時に歌舞伎や能楽に似た様式美をみせる。でも、それだけである。似ているだけ。この先、オリジナリティを生み出して行くようには、いまのところ思えない。

例えば、冒頭のシーンは、スティーヴ・ベック監督の『ゴーストシップ』のオープニングを彷彿させるが、あれほどのインパクトがない。バスを乗客の女子高生ごと輪切りにしておいて、何で観客にショックを与えられないんだ?
その後のカメラの動きも、腑に落ちない。落ち葉を巻き上げながら路面を走るカメラは、確かに面白い。(『死霊のはらわた』か?) ドローンを使った空撮も、執拗に使いたがる気持ちも分からないではない。(『シャイニング』かよ) でも、どうしてその先に主人公であるトリンドル玲奈の姿がないんだろう?(時々、明らかにスタンドインと分かるショットもある。メインキャストのマネジメントに失敗したのか?)

巨大なワニに女子高生が襲われるシーンはまるで『U.M.A./レイクプラシッド』シリーズみたいだった。
学校内を女子高生が銃火器から逃げ回るシーンは、劇場用アニメ『プロジェクトA子』を思い起こさせる。
教会の場面は、クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』か。
マラソンのシーンは、漫画『うる星やつら』の第1話みたい。(そう言えば、あれもラムと諸星あたるの鬼ごっこだった)
終盤は、原作のテイストを感じさせるが、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『イグジステンズ』か、永井豪の漫画『真夜中の戦士』だな。そんな結末だった。

監督の好きなサブカルチャをゴッタ煮にして映像化した本作品は、出演している女の子たちの熱演(?)に反して、薄っぺらな印象を受ける。
そのため、不必要に短いスカートやパ○チラ、ウェディングドレスの裾を破いたり、教会で下着姿で暴れるシーンなど、扇情的な表現が、監督さんの単なる趣味嗜好にしか思えず、必要性を感じない。それだけ、女の子たちが憐れに思えてならない。多分、監督さんは、女性という性に、羨望と同時に深い憎しみを抱いているに違いない。女性を道具として見る視線と武器にする感性を同一のものとして捉え、強い劣等感の裏返しとして発現しているような気がする。

それだけに、気持ち悪い。父性や母性の欠如は、監督の欠陥だと思う。

オススメ出来かねます!





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Last updated  2019.02.08 05:30:06
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