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2019.03.21
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カテゴリ: オカルト映画
1447 テイキング・オブ・デボラ・ローガン


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本・製作 アダム・ロビテル
・共同脚本  ギャヴィン・ヘファーナン
・製作総指揮 ブライアン・シンガー
             『X-MEN:アポカリプス』
            『ユージュアル・サスペクツ』

【キャスト】
・デボラ:ジル・ラーソン(幸田直子)
・サラ:アン・ラムゼイ(深水由美)
・ミア:ミシェル・アン(本多真梨子)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ATVD-17721
・製作年度  2014年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  The Taking of Deborah Logan
・発  売  アット エンタテインメント株式会社
・販  売  アット エンタテインメント株式会社
・提  供  ----
・発売協力  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  宮田加奈子
・吹替翻訳  岡田まゆみ
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  2017.01.06.
・収  録  本編 90分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英 語 (5.1ch)
       2.日本語 (2.0ch)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:「X-MEN」ブライアン・シンガー製作
        ×
      「インシディアス」新作監督
        ラスト10分の衝撃映像を
        あなたは直視できるか?
      世界No.1映画批評サイト
      『ロッテン・トマト』で
      83%が恐怖に震えた!!!
・ウラ面 :この老婆はアルツハイマーか?
      悪魔憑きか?
        ブライアン・シンガー製作
          ×
        「インシディアス」新作監督
        が生み出す新境地の恐怖!!
      戦慄のオカルト×アルツハイマー×ホラー!

インパクトのあるジャケットだが、これでは「悪魔憑きですよ」とネタバレしているようなもんじゃない?(苦笑)
まぁ、ヒネリがないと映画は面白くないので、アルツハイマーと見せかけて、実は悪魔憑きだったという展開は、容易に察しがつく。だから、これでもOKなのかも知れないが、もっとジャケットから騙して欲しかった、と思う。
ウラ面は、ちょっと雑然とした印象。本作品を象徴するような映像がなかったのは確かだが、もっと本編画像は吟味してから使うべきだったのではないかなぁ。
うーん、ザンネンな出来映えだ。(溜息)

【感  想】
「POVのバリエーション」

アルツハイマー病患者と、その家族を追ったドキュメンタリーを撮ろうとした学生たちが、恐ろしい過去の因縁を掘り起こしてしまうと言うホラー映画。最近、こういう変化球が増えたような気がする。
POVも心霊ホラーも、遣り尽くした感じがある。新機軸を打ち出すならば、大きなギャップが必要だ。超高齢化社会における認知症と在宅介護の問題と定番の悪霊モノを「合体させて観客の先入観を裏切るか」という企画だったに違いない。(笑)

そのうち、ファウンド・フッテージで『食人族』×『プレデター』とかリリースされそうな気がする。(笑) 或いは、廃墟となった精神病院でラプトルに襲われる『グレイブ・エンカウンターズ』×『ジュラシック・パーク』とか、バーキッツヴィルに魔女退治に行くユル・ブリンナーの姿を追った『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』×『荒野の七人』とか、いろいろ出て来るに違いない。
個人的には『クローバーフィールド/HAKAISHA』×『小さな恋のメロディ』なんかが観たいなぁ。突然現れて大都市を破壊した怪獣とトレイシー・ハイドの純愛を描く。(笑)

――医学生のミアと仲間たちはアルツハイマー病を患うデボラ・ローガンのドキュメンタリーを作成することになる。介護のために実家に戻って来た娘のサラにとって、大学から出る補助金が必要だった。
最初は、気分の浮き沈みや不必要な執着、物忘れなど、軽度認知症障害と診断されていた。
けれど、撮影が進むにつれ、それだけでは説明がつかない、不可解な奇行が目立ち始める。夜中の徘徊が、庭に出て地面を掘り返していたり、自分の皮膚を剥がしたり、生命の危険すら予見される事態が起きる。(魚の皮を剥ぐみたいに、人間の皮って剥がせるの?)
やがて、彼女の言動に連続少女誘拐殺人事件が浮かび上がる。
……というお話し。

正直、前半は観ていて、苦しかった。経験者にとっては、どれもこれも辛い。ホラー映画を観て、こんな感情になったのは、初めてだ。脚本家も監督も、丹念にリサーチしたようだ。(献辞からすると、監督さんの実体験が盛り込まれているのかも知れない)

その一方で、真相が見え始めてからは、ちょっと迷走気味。明らかに修羅場が繰り広げられているのに、ミアたちが撮影を続けていることに、違和感を覚える。それは、彼女とカメラマン2人が、撮影の続行について真剣に話し合っていないからだ。恐怖から感情的なぶつかり合いを見せるが、どうして冷静に家族の身になって話さないのだろう? 既に学術フィルムの範疇を超えている。ならば、別な使命感が必要だ。そこを明示してくれないと説得力がない。
だいたい、死体を探して地面を掘り返したり、クライマックスでは少女誘拐事件の捜査の前線に立ったり、そんな映像に大学が資金を出すとは思えない。(そうしないと、ホラー映画として成立しないのだが……) 

それに、効果音や意図的な画像のノイズとか、劇場映画としては必要なのかも知れないが、どうもイマイチ。あまりにも不自然だからだ。無用な演出に思える。まぁ、映像に緊迫感がないからポストプロダクションで色々したくなる気持ちも分かるけどね。(最後のカットにカラスの鳴き声がかぶせられた時、思わず失笑してしまった)

それにしても、デボラ・ローガン役に体当たりで挑んだジル・ラーソンには脱帽である。「お年寄りにこんなことをさせていいのかよ」と度々思った。
これまで、あまり実績を残せていないので、本作品への出演は一生に一度の大バクチだったのかも知れない。

彼女の奮闘に敬意を表してオススメ!(だから、頭から呑み込まないでね)





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Last updated  2019.03.21 05:30:06
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