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2019.04.03
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1460 レイプ・オブ・アナ・フリッツ


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本・製作総指揮
       ヘクトール・ヘルナンデス・ビセンス
・製作総指揮 オリオル・マイモ「REC」シリーズ
       アルベルト・アランダ
       ザビエ・アタンス
       ベルナット・サミュエル
・脚  本  アイザック・P.クレウス
・撮  影  リカルド・カニエラス
・音  楽  トロ・プラッツ

【キャスト】
・アルバ・リバス
・クリスチャン・パレンシア
・ベルナート・ソーメル
・アルバート・カルボ


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  PWAD-4120
・製作年度  2015年
・製 作 国  スペイン
・原  題  EL CADAVER DE ANNA FRITZ
・発  売  プライムウェーブ株式会社
・販  売  プライムウェーブ株式会社
・提  供  ----
・発売協力  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  75分
・サ イ ズ  16: 9 ビスタ
・音  声  1.オリジナル <スペイン語> (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.デカ字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、R-15、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:真夜中の遺体安置所(モルグ)
      “美しすぎる死体”
      暴走する狂った欲望
・ウラ面 :「REC」シリーズのプロデューサーが
      仕掛ける
      衝撃度200%の
      レイプ・リベンジ・スリラー!!
        “信じがたいことに、モルグでは
        しばしば死体がレイプされている。
        この作品のアイデアは
        その事実から生まれた”
        ――監督:
         ヘクトール・ヘルナンデス・ビセンス
      ■今年のSXSW映画祭で最も物議を
       かもす問題作!!★★★twitch
      ■超ヤバイ映画がやって来た!!
       ★★★Dread Central
      ■レイプ・リベンジ・ムービーの進化形だ!
       ★★★Horror Honeys

ジャケットのオモテ面には、本作品を象徴する画像(?)が使われている。この1枚で勝負したセンスは、好きだ。悪くない。
ウラ面の上方には、目を覚ましたアナ・フリッツの画像を配置し、オモテ面からの流れで、彼女が蘇生したことを伝えてくれる。レイアウトも極めてオーソドックスなものだ。いい仕上がりだと言いたいが、画像の選択が悪い。ストーリーの流れに添って画像を選び出して欲しかった。「目を覚ます」→「まだ動けない」→「少しずつ動けるようになる」→「逃げ出す」→「捕まる」という具合に、ジャケットからも本編を盛り上げる選択が出来たはずだ。
まぁ、廃棄処分しても差し支えのない作品なので、そこまで労力をかけたくないと言われれば、それまでだが……。(笑)

【感  想】
「不謹慎で罰当たり、その上、昇華しないホラー映画なんてクズ同然」

監督は、ヘクトール・ヘルナンデス・ビセンス。ジョージ・A.ロメロ監督の名作『死霊のえじき』をリメイクした『死霊のえじき/ブラッドライン』を撮った方。オリジナルに遠くおよばす、その出来映えが酷評されたことは記憶に新しい。ま、死体を甦らせることが好きなのは、確かだな。(笑)

大勢のスタッフがクレジットされているが、その多くは本作品のみという方だ。それに、こんな小品にも関わらず、プロデューサーに16人も名前を連ねている。題材が題材なだけに、製作が順調でなかったことがうかがえる。
普通のホラー映画なら兎も角、死体とHしちゃうようなアブノーマルな題材なんだから、誰だってイヤだよぁ。

アナ・フリッツ役を演じたのはアルバ・リバス。『パラノーマル・エクスペリメント』に出ていたらしいが、ちょっと記憶にない。
正直なところ、有名なアイドル女優という設定だったが、もう少しカワイイ子をキャスティングしても良かったんじゃない?
民族の違いもあるし、個人的な嗜好の違いもあるから、一概には言えないが、やっぱり可愛くないと思う。(死体でレイプされる上に男2人をハサミで刺し殺す女の役なんだから、誰もやりたがらないか……)

――遺体安置所(モルグ)で働くパウの許に、悪友のイバンとハビが訪ねて来る。パーティに誘いに来たのだが、パウの仕事が終わるまで、まだ1時間あった。
ヒマを持て余した3人は、モルグで眠っているアナ・フリッツの遺体を見に行くことになる。突然死した有名なアイドル女優だ。
遺体の美しさに衝動にかられたイバンは、アナの死体とヤリたいと言い出す。
……というお話し。

死を禁忌とし、その尊厳を守ろうとする日本人からは想像もつかない行為が繰り広げられる。私には理解出来なかった。

監督が「モルグで死体がレイプされている事実が意外と多いと知って、この作品を撮ろうと思った」とコメントしていたが、実にあさましい。確かに、映画が持つ見世物小屋のいかがわしさが、そこにはある。或る意味で、正当な(?)エクスプロイテーション映画だ。モンド映画と言ってもいい。
でも、個人的には、そのあさましい根性が好きになれない。

何しろ、ホラー映画としても中途半端。ストーリーに広がりがないし、スリリングな演出もない。
禁忌に触れるなら、それなりの覚悟が必要だ。本作品に、その覚悟があるようには見えない。エンターテイメントとして振り切れていないのが、その証拠だろう。
最も常識的な判断をしていたハビを早々に序盤で殺してしまったのは、間違いだ。これで観客が感情移入できる相手がいなくなってしまった。以降、観客は置き去り。終盤、アナが意識を取り戻して、自力で逃げようとするが、それでは手遅れだ。

映画的なウソを用いるなら、アナはもっと早く自分の足で立てるようになるし、終盤では走っていなければならない。その勢いから、観客はアナに感情を移入して行くことが出来るし、スリリングな展開を演出できる。

正直なところ、このバカで愚かな若者3人が、どうなろうと知ったこっちゃない。
禁忌に触れるなら、その対局にある善なる心を描かないと、カタルシスは得られない。そこに気づかなかった監督さんは、見識が低かった、ということだろうなぁ。(溜息)

こんな作品、オススメ致しません! 廃棄処分にしましょ!





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Last updated  2019.04.03 05:30:08
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