B級映画ジャケット美術館

B級映画ジャケット美術館

PR

×

Profile

helen5015

helen5015

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

ikigai@ Re:2444 RAKUEN2 [VHS](08/03) このVHSテープについて詳細な解説を書いて…
王島将春@ Re:2255 時をかける少女(2010)(06/06) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
聖書預言@ Re:1438 アイアン・ソルジャー/人類滅亡計画と救世主(03/12) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…

Freepage List

2019.04.21
XML
1478 テキサス・バイオレンス


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・製作・編集 ダミアン・スキナー
・製  作  ケリー・ボーン
       ジェイ・ショーツ
・脚  本  マシュー・ガンサー
       ゲイリー・モエール
・音  楽  ブライアン・バンダー・アーク
・撮  影  ビル・エリオット
・メイクアップ ジェイソン・コールマン

【キャスト】
・スティーヴン・チェスター・プリンス:
               高瀬右光(ブランドン)
・ルイス・ハーサム:佐藤広太(ネス)
・ショーナ・マクリーン:一色まゆ(ドーン)
・ロバート・プレンティス:斉藤次郎(ラロ)
・アマンダ・ウェレズ:若泉絵子(アリシア)
・ケン・ファーマー:松田健一郎(保安官)
・クリフ・スティーヴンス
・アンソニー・バートン
・リシャ・ブロック
・アーロン・ギャレット


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  NSD-3240
・製作年度  2006年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  RED RIDGE
・発  売  ニューセレクト株式会社
・販  売  ニューセレクト株式会社
・製作・配給 ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替版制作 ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録   91分
・サ イ ズ   4: 3 シネスコ
・音  声  1.オリジナル <英語> (Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:全米が震えた 戦慄の実話
・ウラ面 :実在の連続レイプ・監禁事件を
      完全映画化!!
        灼熱の陽射が降り注ぐ
        テキサス州レッドリッジ
        誘拐され 監禁され
        壊されてゆく女たち
        叫んでも 助けはこない
        戦うしかない 生き残りたければ
      戦慄のリアル・セックス・クライムシーンに
      絶句!!

大層な宣伝文句が並ぶが、本編の出来映えからすると、少々誇大広告気味かな。(笑)
ジャケットのオモテ面は、拉致されて拘束されたドーンの額に銃が突きつけられているイラストが使われている。精細な出来映えは悪くない。ただ、動きがないので、邦題にある『バイオレンス』からすると、物足りない。
一方、ウラ面の出来映えは、悪くない。緊張感のある画像が使われており、斜めになった[ストーリー]と[クレジット]の文字の並びが、不安感をあおる。
本編が、バイオレンス・ホラーというよりクライム・サスペンスに近い出来映えだったことを考えると、ジャケットがこうなるのも分かるような気がする。(笑)

【感  想】
「大人しいB級バイオレンス映画」

意外と真面目に撮られたバイオレンス映画だった。バイオレンス映画に「真面目」って形容が正しいのかどうか分からないがキチンとした映画作りがなされていたことは確かだ。(笑)

――メキシコとの国境に近いテキサス州レッドリッジ。義父の葬儀のために車を走らせていたブランドンは、車道に飛び出して来た女性を助ける。暴行の痕が見られ、血だらけだ。何か犯罪に巻き込まれたに違いない。けれど、携帯電話も繋がらない状況では、車で彼女を病院に連れて行くしかなかった。
ところが、走り始めてほどなくして、女性保安官補に車に止められる。すると、彼女はパニックになり、銃で保安官補を撃ち殺した挙げ句、ブランドンの車を奪って逃げてしまう。
急転した事態に動揺するブランドンは、森の中を横切り、何とか人家に辿り着く。
けれど、それが、惨劇のはじまりだった。
……というお話し。

主人公のブランドンは、アル中気味で、妻とは離婚寸前。割と人物設定がしっかりしていた。正直、セクスプロイテーションの粗悪品だと思っていたので、クライム・サスペンス風の作りは、意外だった。脚本も整理されており、作り込まれている。感心してしまった。(苦笑)

一方、ブランドンの動きと呼応して、妻の妹のドーンの姿が描かれる。ドーンは、恋人のカイルに送って貰って葬儀を目指していたが、途中で寄り道をしたが故に拉致監禁されて、売春を強要されることになる。
ほとんどの男性は、ブランドンのくだりよりも、こちらが興味の対象だろう。でも、扇情的なHシーンや凌辱のシーンはないので、そこを期待する方は、ここでUターンして下さい。肩透かしをくらうことになります。(苦笑)

テキサスと言うと、トビー・フーパー監督『悪魔のいけにえ』のイメージが強い。人気のない寂れた米国の田舎町は、法律や道徳、倫理が通じない。住人の表情からは、ひとの感情すら読み取ることが出来ない。ケモノのようなものだ。本能だけ生き延びるしかない土地だと思っていた。(こんなことばかり言ってると米国人に殺されるぞ)

でも、本作品の悪党は、人として描かれている。客には頭が上がらないし、粗野な部下に手を焼いている。やってることはチンピラみたいだが、何だか会社の中間管理職みたいで、ちょっと笑ってしまった。(不謹慎でスミマセン)

確かに、ブランドンが立ち寄った町の住人は、不気味だ。近寄りたくないし関わりたくないと思う。
けれど、日本もそうであるように、どこの国にも、時代の流れから取り残されて死んで行く町や村がある。そこで代々暮らして来た人々の風俗や因習は、都会で暮らす人たちの目には奇異に映ることだろう。

未開の高地に住む部族が遺体を焚き火で炙ってミイラにし、それを神輿のように担ぐ習慣があると言ったら、多くの人たちが嫌悪すると同時に、「どうやって作るんだ?」と好奇心にかられるはずだ。(魚の燻製やビーフジャーキーと同じだが、食べたりはしない)
つまり、奇異な世界に、人々は惹かれるのだ。

本作品は、実話をベースにしていると、冒頭にテロップが流れる。本当なのかどうかは知らないが、本作品を観ると「そうかなぁ」と納得出来てしまう。
地球は狭くなったし、グーグルで世界中を上空から眺められるようになった。でも、世の中には私たちが知らない世界があるのだ、ということを痛感する。
これが、巨大な人身売買の組織犯罪ではなく、場末の売春宿の非合法なリクルート活動であることが興味深い。
もし、拉致された女の子が欧州の金持ちに売り払われるストーリーだったら、セガール御大が登場するアクション映画になっていたに違いない。(笑)
そうならなかったところに、或いは『悪魔のいけにえ』に繋がるホラー映画に仕立てなかったところに、本作品の価値があるのかも知れない。

ちょっぴりオススメ!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.04.21 05:30:08
コメント(0) | コメントを書く
[サスペンス・スリラー映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: