B級映画ジャケット美術館

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2019.05.10
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1497 シャドウ・チェイサー


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  オレグ・アサドゥリン
・脚  本  イワン・カブトノフ
       オレグ・アサドゥリン
・撮  影  アントン・ゼンコヴィッチ「キル・オア・
       ダイ/究極のデス・ゲーム」
・特殊効果  ウラジミール・ラムジン
                 「ナイトライダー」
・製  作  イワン・カブトノフ
       ゲオルギー・マルコフ
               「クライム・スピード」
       ウラジミール・ボリャコフ
               「クライム・スピード」

【キャスト】
・アンドレイ(咲野俊介)…パヴェル・チナリョフ
・オーリャ(岸本百恵)…スヴェトラーナ・ウスティノワ
・クシューシャ(すずきももこ)…
              ヴィタリア・コルニエンコ
・レナ(米倉希代子)…ディアナ・メリソン


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ALBD-9020
・製作年度  2016年
・製 作 国  ロシア
・原  題  ----
・発  売  アルバトロス株式会社
・販  売  アルバトロス株式会社
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替版制作 ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録   86分
・サ イ ズ  シネスコ
・音  声  1.オリジナル <ロシア語> (Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.デカ字幕
       3.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用 中古販売禁止
・映像特典  予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:世界を戦慄させた
      ノンストップ・ホーンテッド・アクション!!
        この恐怖は、
        暴走する――。
・ウラ面 :悪しき存在に支配された高級車。
      呪われた真夜中のハイウェイを
      サバイブせよ!!

ハンドルを握る夫のアンドレイ、銃を片手に後ろを振り向くオーリャ。タイトルの上には、BMW。アクション映画風のレイアウトだ。ただ、零体を現すように青白いカスミが尾を曳き、BMWの周りには白い人魂が漂っている。なるほど、見落としやすいが、心霊モノであることを主張している。なかなか面白い趣向だ。(笑)
登場人物が少ないので、ウラ面で使われている本編画像は、やや偏っている。アンドレイとオーリャが中心なのは仕方ないにしても、悪霊の顔をハッキリ出しても良かったんじゃないか?
折角、オモテ面で心霊モノのホラー映画であることを表現しているのだからさ、ウラ面でもしっかりと主張して欲しかった。(溜息)

【感  想】
「夫婦喧嘩は犬でも食わぬ」

ロシア製のホラー映画。いろいろ盛り込んだはいいものの、バランスが悪すぎて最後のオチが効かなかったのは、残念。頑張ったんですけどねぇ。(苦笑)

――夫の浮気で夫婦仲が上手く行かなくなったオーリャ。この関係を修復しようと、子供を義理の母に預けて旅行する計画を立てる。
旅立つに当たって、中古だが、高級車のBMWを手に入れて、夫は有頂天だ。けれど、オーリャの方は、さほどでもない。むしろ、前オーナーの持ち物が出て来て気分が悪い。夫に裏切られた気持ちの整理も出来ていない。夫の実家に向けて出発したものの、オーリャの心は散り散りだった。
やがて、オーリャは幻覚に悩まされるようになる。トランクからノックの音が聞こえたり、後部シートに恐ろしい顔の女性を見たり、彼女は次第に追い詰められて行く。
……というお話し。

オーリャは、嫉妬心が強く、疑い深い。それを自制出来ず、鬱状態に陥りやすいため、精神安定剤を常用している。だから、薬が切れると、幻覚や幻聴に悩まされることになる。そういう人物設定なのだが、女優さんの演技がイマイチな上、演出にも冴えが見られないため、やや錯綜気味。もともと悪霊モノのプロットだったらしく、オーリャのキャラを膨らませ過ぎて収拾がつかなくなった印象だ。

プレオープニングでは、惨殺された女性のバラバラ遺体が8週間に渡って車のトランクに放置されていたことを観客に伝えている。また、タイトルバックには、その車が綺麗にクリーニングされる様子が流れる。やがて流通ルートに乗って、オーリャたち夫婦が買うことになるワケだ。ここまでの流れは、なかなか面白かった。まさしくホラー映画だ。ワクワクする。(笑)

中古車には「最新版のカーナビ付き」とか「車検1年あり」、「オプションフル装備」なんてポップが付いているのを見掛ける。この車の場合は、「女の幽霊付き」ってポップだな。(笑)
考えてみれば、事故物件の家賃が安いのと同じ。つまり、本作品は、ゴーストハウスものの亜流だったわけだ。ならば、オーリャの精神状態が不安定だとする設定は余分な気がする。

エンドロール直前、車載カメラの映像が流れる。出発直前、車の中でスナップを撮るオーリャたちの姿だ。けれど、運転席側の後部シートに女の幽霊が映り込んでいる。心霊写真みたい。
このカットが、「オーリャは悪霊に憑かれていた」ことを表している。それなら、尚のこと、シンプルにして欲しかった。

だいたい、最初から最後まで夫婦喧嘩を見せられるのは、ノーマルな観客である私たちには辛いものがある。ただでさえウンザリなのに、そこにサイコ・スリラーの要素を盛り込まれてはマジメに観る気が失せてしまうではないか。

おかげで、ホラーなのかアクションなのかスリラー映画なのか判然としない作品となってしまった。でも、それ以上に、延々と夫婦喧嘩を見せられるので、オススメ致しません! 「夫婦喧嘩は犬でも食わない」と言うではありませんか。(笑)





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Last updated  2019.05.10 05:30:08
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