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2019.07.03
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1551 メッセンジャー


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本・編集・製作 ロブ・ヨーク
・脚  本  スコット・ベアード
・撮  影  エリオット・ヨーク
・V F X  ジャレッド・ウォーカー
・音  楽  ナサニエル・ドリュー
         『MYTHICA/ミシカ』シリーズ

【キャスト】
・ブランドン・レイ・オリーヴ『ノットアウト』
・K.ダナー・ジェラルド
           『ザ・フューリー/烈火の戦場』
            『アルティメット・エネミー』
・ホイットニー・パルマー
・D.L.ウォーカー


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  MPF-12801
・製作年度  2017年
・製 作 国  アメリカ・オーストラリア
・原  題  MAGELLAN
・発  売  ミッドシップ[MIDSHIP]
・販 売 元  ミッドシップ[MIDSHIP]
・販売協力  ----
・定  価  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替版制作 ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  2017.08.02.
・収  録  本編 102分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  オリジナル 5.1ch (英語)
・字  幕  日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  オリジナル予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:太陽系から3つの謎の信号
      3,650日に及ぶNASA極秘任務
      そこには何が待っているのか――
        驚愕の“結末”が待ち受ける
        エンカウントSFスリラー!
・ウラ面 :太陽系の涯てを目指す探査船にたった一人!
      10年のミッションの先に
      待ち受けるものとは!?

ジャケットの出来映えは悪くない。やや盛り込み過ぎのような気もするが、一生懸命に本編の内容を伝えようとしたオモテ面は、評価に値すると思う。
土星に主人公の姿がオーバーラップしている。手には、信号の発信装置。そして、探査船《マゼラン》も見える。荒涼たる大地に立つ主人公の姿にミッションの過酷さがうかがえる。然も、ご丁寧に中央にデカデカと粗筋まで載せている。これだけ詰め込まれたら、満腹である。(笑)
ウラ面もなかなかセンスがいいと思う。間然とするところがない。
あまりアートっぽい仕上がりでもいけないし、スペースオペラのようなデザインでは、本作品に相応しくない。いいバランスだと思う。
うん、低予算のB級SF映画としては、十分な出来映えだ。

【感  想】
「マゼランの世界一周」

低予算で宇宙の謎を描こうと頑張った作品。マジメに撮られているが、如何にも予算不足な感じは否めない。中小零細企業の無謀と悲哀が滲み出た1本だった。(苦笑)
でも、身の丈に合った作品ばかりの日本映画界よりも将来の可能性があると思う。あと百万ドルあったら、宇宙船内部のセットが充実させられたかも知れないとか、もっと著名な作曲家に甘美なスコアを依頼できたかも知れない。CGのクオリティを上げられたかも……。
その時、本作品は、どんな出来映えになるのか、それはそれで想像するのも楽しい。人は、未知のモノに憧れるしね。

――或る日、地球に3つの信号が送られて来る。それらは、和音になっていて、明らかに人為的なものだった。1つは土星の衛星タイタンから、1つは海王星の衛星トリトン、そして、3つ目は準惑星のエリスからだった。
NASAは、有人探査船を送る計画を立てる。タイタンからトリトン、そして、エリスと回って発信源を突き止めて、地球に帰還するのだ。それは、10年にもおよぶ遠大な計画だった。
……というお話し。

探査計画の準備は 2年半(映像面では省略されている)、たった1人の宇宙飛行士に10年もの行程を担わせるなんて無謀すぎるような気がする。(複数人の居住空間や生命維持に必要な設備、食料や水が確保出来ない、という問題があるのかも知れない)
製作サイドとしては、主人公の孤独な冒険を淡々と描きたかったのだろう。目指したところは分からなくもない。

でも、緊張感のないトボけた顔の俳優さんが演じていることもあって、説得力は皆無である。
その上、エンドロールに流れる主題歌は上っ調子で、それまでの雰囲気を台無しにしている点も解せない。新たな旅への期待を伝えたかったのかも知れないが、イマイチである。(溜息)

確かに、物語の結末を考えると冒険映画と呼べるかも知れない。未知の世界を探検する者は、いつも異国の地にとどまる。或いは、更なる未知を求めて旅立つ。本作品の主人公もまた、新たなる世界へと旅立って行く。
ただ、雑な脚本と表現力が足りずに余韻を残すことが出来なかったのは、残念なことである。

単調な物語に、夫婦間の問題や中国の介入、妨害工作などが盛り込まれる。正直、「どうでもいいかなぁ」という内容でしかない。どちらも、もっと膨らませることが出来たと思う。脚本家のイマジネーション不足によるところが大きいだろう。

ちなみに、探査船の船名は《マゼラン(MAGELLAN)》。これが、原題に用いられている。《マゼラン》をコントロールしているAIが《フェルディナンド》で、マゼランのファーストネームである。
小学校の教科書によれば、フェルディナンド・マゼランは、初めて世界一周をしたポルトガル人である。艦隊を率いて未開の世界を航海した。事故や反乱に遭いながら先へ先へと進み、フィリピンのセブ島で戦死。だから、実際には世界一周を成し遂げてはいないものの、彼の艦隊はスペインに帰国した。
そんな歴史になぞらえると、本作品の結末も、決して明るく勇壮なものではないのだろう。

オススメするほどの作品ではないが、思索的なSF映画が好きな方なら、何か見出だせるかも知れない。(他力本願だな)





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Last updated  2019.07.03 05:30:07
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