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2019.10.27
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カテゴリ: 邦画
1667 ROOKIES ルーキーズ/卒業


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  平川雄一朗
・企画プロデュース 石丸彰彦
・エグゼクティブプロデューサー 濱名一哉
・原  作  森田まさのり
       「ROOKIES」(集英社 刊)
・脚  本  いずみ吉紘
・主 題 歌  「遥か」
       GReeeeN(NAYUTAWAVE)

【キャスト】
・佐藤隆太
・市原隼人
・小出恵介
・城田 優
・中尾明慶
・高岡蒼甫
・桐谷健太
・佐藤 健
・五十嵐隼士
・川村陽介
・尾上寛之
・山本裕典
・石田卓也
・綾瀬はるか(特別出演)
・渡部篤郎(特別出演)
・村川絵梨
・武田航平
・天野ひろゆき
・能世あんな
・平山広行
・浅野和之
・吹石一恵
・大杉 漣
・伊武雅刀


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  TCED-0635
・製作年度  2009年
・製 作 国  日本
・英  題  ROOKIES
・発 売 元  TBS/集英社
・販 売 元  TCエンタテインメント株式会社
・提  供  ----
・価  格  税抜 3,800円
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  2009.12.04
・収  録  本編 137分+特典映像 12分
・サ イ ズ  16: 9 LB
・音  声  1.5.1chサラウンド・ドルビーデジタル
       2.5.1chサラウンドdts
       3.2.0chサラウンド・ドルビーデジタル
・字  幕  1.日本語字幕(本編のみ)
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル禁止
・映像特典  1.特報
       2.予告
       3.TVスポット


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:夢が、俺たちを強くした。
・ウラ面 :----

思い入れたっぷりの、いいジャケットだ。当時は、人気があったし、気合いが入っていたのだろう。
オモテ面は、監督と野球部のメンバーの顔写真が両脇を固めている。そして、中央には夕陽に浮かび上がる甲子園のシルエット。ナインが並んでいる。「これで最後」ってことを夕陽が象徴しているようだ。
ウラ面もまた、夕陽の中、マウンドに集まったナインの姿を中心に、本編からの取り込み画像が並んでいる。いかにも青春映画らしく、不良クンたちが主人公らしい、暑苦しくて汗くさい出来映えだ。(笑)

【感  想】
「みんな卒業したけど、映画は落第」

TVドラマ『ROOKIES』の劇場版。とはいえ、スペシャル番組程度の出来映え。ドラマは面白く観たので期待していたが、本作品にはガッカリした。長いことレビューをUPしなかったのは、落胆が大きかったからだろう。

物語はドラマが終わったところから始まる。時は3月。卒業式だ。教師をボコボコにしていた不良たちをぶちのめした野球部の面々は、ようやく教師として復帰する川藤と会う。これで登場人物が揃って、いよいよ物語が動き始める。
……と、思っていたら、新学期が始まり、新入部員が2人、野球部に入って来る。おいおい、そんな時間あるのかよ、思っていたら、案の定、何の余韻もない、粗筋をなぞっただけのイージーな展開。然も、メンバー全員にセリフを割り当て、メンバー全員のバストショットを撮るなど総花的で、肝心の演出は端折り気味だった。
連続ドラマと違って映画は2時間程度の枠におさめなければならない。アクション映画なら刺激的なカットとスピード感で押し切ってしまう手もあるが、青春モノでは、そうもいかない。キチンとした描写をしないと観客の心に働きかけることは出来ない。
その点において本作品は立派に“落第”だった。追試を受けるか、留年するか、だ。(笑) どっちもムリか。劇場版なんてやめておくべきだったな。

カメラも照明もTVと同じレベルで、とても映画とは思えなかった。せっかく大きなスクリーンを手に入れたというのに画角もTV向け。奥行きもなければ、美しさもない。画質もドラマと大差なかった。スタッフに映画を撮るスキルも才能も認識もなかった、ということだろう。――まぁ、ドラマの熱狂的なファンは、この方が違和感がなくて良いのかも知れない。(失笑)

あっという間に夏の大会の予選となって、ライバルも登場する。安仁屋くんとの因縁も設定されているようだが、そこはサラリ。彼もチームのためにと、わだかまりを解いて行く。
残念ながらライバルくんが迫力不足なので演出もカラ回り気味だった。野球経験がないのか、投球シーンもカットまかせ。カメラも寄り気味でボールのリリースまで見せない。全身を入れたら説得力がなくなるからだろうなぁ。採用条件を“野球経験アリ”にしておかないと……。キャスティングディレクタの責任は大きい。(嘆息)

“青春スポ根”映画だから、さまざまな困難を皆で乗り越えて行く様子がカタルシスなのに、大した障害が起きない。仲間との諍いと和解も重要な要素だが、そちらも軽め。メジャーリーグを目指す新人くんも、そんな風には見えない。割と簡単にチームにとけ込んでしまう。もっとやんちゃしてチームを危機に陥らせてくれないと、物語がこじんまりして面白くないんだけどなぁ。(苦笑)

いろいろ書いて来たが総括すると、本作品は劇場映画のレベルに達していないことは確かだ。それは局と製作サイドが無能だったから。これに尽きるな。
物語世界とキャラクタとしては、劇場映画になるポテンシャルは十分にあったと思う。邦画にはろくな野球映画がないだけに、期待されるところが大きい。ドラマの人気を活かして、最高に熱い野球映画を作って欲しかった。

ザンネン!





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Last updated  2019.10.27 05:30:06
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