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2020.05.15
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1868 ゼロ・グラビティ


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本・製作・編集 アルフォンソ・キュアロン
・製  作  デイビッド・ヘイマン
・脚  本  ホナス・キュアロン

【キャスト】
・ライアン・ストーン…サンドラ・ブロック(深見梨加)
・マット・コワルスキー…
          ジョージ・クルーニー(小山力也)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  1000484094
・製作年度  2013年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  GRAVITY
・発 売 元  ワーナー・ホーム・ビデオ
・販  売  ----
・販売協力  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  松浦美奈
・吹替翻訳  アンゼたかし
・吹替監修  ----
・字幕監修  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 91分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープサイズ
・音  声  1.オリジナル <英語> (5.1chサラウンド)
       2.日本語 (5.1chサラウンド)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
       3.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、G、
       2 NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:[第86回アカデミー賞 最多7部門受賞!
      〈監督賞〉〈撮影賞〉〈編集賞〉
      〈音響編集賞〉〈録音賞〉〈作曲賞〉
      〈視覚効果賞〉]
        宇宙の
        暗闇を
        生き抜け
      革命的映像! 極限のサバイバル!
      衝撃と感動の90分!
・ウラ面 :“息詰まるほど圧巻の傑作”
      ――Claudia Puig, USA TODAY

いいジャケットだ。
地球と宇宙空間、投げ出された宇宙飛行士の姿が描かれている。右下に効果線を引いているのはスペース・シャトルだろうか。破片が飛び散っており、何か事故が起きたことを想起させる。この一枚に、本作品の物語、主人公が直面する危機的状況が集約されている。
ウラ面は、サンドラ・ブロックの横顔が美しい画像が大きく使われていて、一転して開放感がある。その横で、宇宙空間で作業している画像が2枚。大手スタジオの配給作品らしく、シンプルなレイアウト。もう少し盛り込みたいところだが、本作品の場合、多くを語らないのがベストだろう。
うん、やはり、いいジャケットだ。

【感  想】
「3Dの特性」

これは、3D映画のサンプル見本のような作品だった。

『アバター』を観た時、3Dという技術を用いた表現を初めて観た、と思った。単なる“飛び出す映像”ではなく、映画として、映像が観客に伝える領域を拡大させた。それはそれは稀有な映像体験だった。

単に“飛び出す映像”を観たいなら、TDLで『キャプテンEO』を観れば事足りる。(もう、やっていないか……)
けれど、それを感情や心情表現までに高めるには、並々ならぬセンスが必要だ。映画監督としても一流で、技術に対する知識や理解力、それを用いた表現力にも長けていなければならない。
資金も潤沢でないと出来ないだろうし、シナリオにも恵まれなければならない。監督さんの才能やスキル以上に、環境も重要なのだ。

そんな稀有な作品が本作品だった。

――ミッション・スペシャリティのライアンは、ハッブル望遠鏡を修理するため、衛星軌道上にいた。修理は遅々として進まなかった。
その頃、ロシアが不要になったスパイ衛星を爆破。その破片が次々と他の衛星を破壊し始めた。NASAから避難命令が飛ぶが、時すでに遅く、ライアンたちを宇宙空間に残したままスペースシャトル“ディスカバリー号”は破壊されてしまう。
……というのが序盤。

女性なのに「ライアンって変な名前だなぁ」と思っていたら、劇中で説明があって笑ってしまった。そういう意味では、ダイアローグに新味がなかった。

ジョージ・クルーニーも出演しているが、サポート役で出番は少ない。
ほとんどライアン役のサンドラ・ブロックの一人芝居である。カメラも一人称なので、観客は何も考えずにライアンを自分の身に置き換えると、宇宙を体験できる構造になっている。

――衝撃で宇宙空間に投げ飛ばされたライアンを救ったのは、コワルスキーだった。2人は、彼のジェットパックでディスカバリー号に引き返す。
けれど、破片の直撃を受けたシャトルは大破。クルーに生存者はいなかった。
ライアンたちは、国際宇宙ステーション(ISS)に向かうことにする。
……というのが中盤の展開。

設定が設定なだけに選択肢は限られている。(笑)
そういう意味では、ストーリーは弱い。けれど、「地球に帰る」という単純な物語をヘンにこねくり回すワケには行かないから、これで善いのかも知れない。後は演出の問題だろう。

アルフォンソ・キュアロン監督は、残念ながらドラマティックな演出は苦手なようだ。よく言えば、おおらか。悪く言えば、大雑把。(笑) スクリーンの精緻な描き込みに対して、正反対だ。正直、演出にメリハリがなく、イマイチのれないのは確か。主人公ライアンの焦燥感や絶望感に同調しにくいと言えばいいのだろうか……。

ただ、音のない宇宙空間から地上に戻って来た途端に、虫の羽音や風の音が満ち溢れている世界が待っていた。――という演出は、見事だった。音響編集賞、録音賞でオスカーを受賞したのも頷ける。(笑)

また、サンドラ・ブロックが大地を踏みしめて立ち上がる場面の力感も、見事だった。
彼女の大きな腰とぶっとい太腿に敬意を表して、オススメ!
(但し、3D版のみ。2Dで観るとバカみたいなシーンが多数あり。ご注意下さい)





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Last updated  2020.05.15 05:30:06
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