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2020.07.20
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カテゴリ: モンスター映画
1934 ジュラシック・レイク


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・監  督  ポール・ジラー「ソーラー・ストライク」
・製  作  リサ・ハンセン「アルマゲドン2007」
       カーク・ショウ
・脚  本  ポール・ジラー
       ジェイソン・ボルク
・撮  影  アンソニー・C.メッチー
・音  楽  ゴードン・ウィリアムズ

【キャスト】
・ジェームズ…………ブライアン・クラウズ(古澤 徹)
・ジョシュ……………ニーアル・マター(小野大輔)
・ニール………………ドン・S.デイヴィス(石住昭彦)
・カレン………………キャリー・ゲンゼル(渡辺美佐)
・ゾーイ………………アンバー・ポリッキー(小橋知子)


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  ALBSD-1106
・製作年度  2007年
・製 作 国  カナダ
・原  題  BEYOND LOCH NESS
・発  売  ----
・販  売  アルバトロス株式会社
・提  供  ニューセレクト株式会社
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録   98分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ
・音  声  1.オリジナル <英語>(Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、セル専用 レンタル禁止
・映像特典  オリジナル予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:奴らは生きていた――
・ウラ面 :超ド級のスケールで描く
      巨大恐竜パニック映画最新作!
      最新ハイテク兵器で
      プレシオサウルスを完全絶滅!!

えっと……。
このジャケットの大胆さに、思わず言葉を失ってしまった。ティラノサウルスらしき恐竜が迫力満点に描かれている。背後に見えるのは、湖だろうか。上空には攻撃用ヘリも描き込まれている。精細だし、構図もいい。素晴らしいイラストだ。ただ一つ、惜しいことに、本編にティラノサウルスは出て来ないんだな。(笑)
ウラ面は、何かを誤魔化すかのようにゴチャゴチャしている。然も、主人公とおぼしき「未確認生物専門の動物学者」の扱いが小さい。熟女保安官と、その息子と別れた女の子のゾーイが大きく扱われている。まぁ、確かに、その方が見映えがいいもんねぇ。この手の作品としては、まずまずの出来映えだろう。
ちなみに、このジャケットには消費者を騙そうなんて意図はありません。「こうだったらいいなぁ」という願いが、リリースする会社の人たちの気持ちが結実しただけですので、悪意はありません。(たぶん)

【感  想】
「ジェームズと呼んでくれ」

2007年度に製作されたカナダのTVM。登場する恐竜は1種類だけ。成体と幼体が出て来る。そのほとんどがCGで、時々、ミニチュアやマペットも使われる。年代の割りには、いい出来映えだと言える場面もあれば、「何だコレ?」と80年代の作品かと錯覚するよう場面もある。クオリティにムラがあり、ビミョーな出来映えの作品だった。

――その日、スペリオル湖で貸しボート屋を営むジョシュ・ライリーは、未確認生物を追う動物学者のジェームズ・マーフィーに雇われてボートを出すことになる。マーフィーは、湖で恐竜の生き残り、プレシオサウルスを探していた。
その頃、湖近辺では住民の惨殺事件が続いていた。然も、遺体から採取されたのは未知のDNAだった。郡の保安官は、マーフィーに助けを求める。恐竜のことは信じていなかったが、彼以外に頼れる者はいなかった。彼らが探索を始めて早々、湖で巨大な生物と遭遇する。
一方、別れた恋人のゾーイと友人たちの身が危ないことを知ったジョシュは、パイク島に向かう。しかし、そこは、既にプレシオサウルスの産卵場所になっていた。
……というお話し。

もうひとつ、ビミョーなのは、マジメなのかコメディなのか判然としないこと。堂々と「未確認生物専門の動物学者」を名告るジェームズ・マーフィーのなりきりぶりは、どう見てもコメディだ。「ジェームズと呼んでくれ」とカッコつけて言うのに皆にスルーされるとか、「吸うか?」と煙草をススメたがるのも男臭さの演出だろうけど、明らかに吸い慣れてなくてイタイタしい。然も、アウトロー気取りの衣装で、保安官相手に意味不明の武器を説明するものだから、見ていて身悶えしてしまった。役者さんって大変だなぁ、どんな恥ずかしいことでも仕事となれば、やらなければならない。(苦笑)

面白いのは、妙にキャラクタの性格描写に力が注がれている点だろう。
3年前に夫を亡くし、熟女保安官として自活するカレン・ライリー。その息子は大学を諦め、貸しボート屋を経営しているイイ青年のジョシュ。ゾーイと別れたのも、その辺りに理由がありそうだ。嫌味な青年のブロディも、ステレオタイプながらキッチリ演じられていた。それに保安官助手のニールもいいキャラだった。

でも、ストーリー展開やキャラクタ設定は古臭い。その上、「スコットランドのネス湖から産卵のためにネッシーが海を渡って遣って来た」という無用な設定になっているのも、いただけない。だいたい、プレシオサウルス=ネッシーのデザイン、造形が見事にダサい。狙ったのかと思うくらいダサい。(ヒレではなく、足があって陸上を歩く。何か間違ってないか?)
まぁ、80~90年代に映画を観まくった身としては、この方が安心して観ていられるのだが、いまの若い人たちには、刺激が足りないだろうなぁ。(『恐竜の島』とか『恐竜伝説ベイビー』とか、CG以前の特撮モノは情緒があっていいなぁ。気持ちがなごむ)

監督・脚本はポール・ジラー。共同脚本にはジェイソン・ボルク。この二人の名前を見ただけで、好事家には、どんな作品かおおよその見当がついてしまうだろう。C級のデザスターやらモンスター映画を山のように輩出して来た二人だ。面白くないわけがない。(笑)

ぼんやり観ている分には何の害もありませんので、たらたらと楽しみましょう。時間をもて余している方にだけオススメ!
(熟女保安官に色目をつかうジェームズ君を無視したところでブチッと終わってエンドロールが流れる処理の仕方も、投げ遣りでイイなぁ)





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Last updated  2020.07.20 05:30:07
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