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2020.08.09
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カテゴリ: 邦画
1954 MONSTERZ/モンスターズ


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・監  督  中田秀夫
・脚  本  渡辺雄介
・音  楽  川井憲次
・Based on the Korean Motion Picture“HAUNTERS”
・エグゼクティブプロデューサー 奥田誠治
・企画・プロデュース 佐藤貴博
・プロデューサー  下田淳行
・ラインプロデューサー 及川義幸
・撮  影  林淳一郎
・照  明  磯野雅宏
・美  術  原田義明
・装  飾  三浦伸一
・録  音  柿澤 潔
・VFXスーパーバイザー 立石 勝
・アクション監督 下村勇二
・編  集  青野直子
・音響効果  柴崎憲治
・スクリプター 川野恵美
・助 監 督  佐伯竜一
・製作担当  星野友紀
・アソシエイトプロデューサー 北島直明
・“HAUNTERS” Produced by LEE Eugene
       Directed by KIM Min suk
       Production Company ZIP Cinema
・企画製作  日本テレビ放送網
・制作プロダクション ツインズジャパン
・配  給  ワーナー・ブラザース映画
・製  作  「MONSTERZ」FILM PARTNERS
       (日本テレビ放送網 ワーナー・ブラザー
       ス映画 ホリプロ 読売テレビ放送 バッ
       プ DNドリームパートナーズ ツインズ
       ジャパン ジェイアール東日本企画 札幌
       テレビ放送 ミヤギテレビ 静岡第一テレ
       ビ 中京テレビ 広島テレビ 福岡放送)

【キャスト】
・藤原竜也
・山田孝之
・石原さとみ
・田口トモロヲ
・落合モトキ
・太賀
・三浦誠巳
・藤井美菜
・松重 豊
・木村多江


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  VPBT-2440
・製作年度  2014年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  株式会社バップ
・販 売 元  -----
・ビデオ企画 ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  ----
・リリース  2014.11
・収  録  本編 112分+特典映像
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープ
・音  声  1.ドルビーデジタル 2.0ch
       2.ドルビーデジタル 5.1ch
・字  幕  1.日本語字幕(本編のみ)
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-4 AVC、複製不能
       DOLBY DIGITAL、日本国内向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  「藤原竜也の一回道・MONSTERZ
       特番再編集版


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:禁断のバトル、勃発。
        生き残るのは、
        人間を操れる男か
        それとも唯一、操れない男か
・ウラ面 :すべての人間を操れる男
          VS
      唯一、操れない男
        中田秀夫監督+藤原竜也×山田孝之
        日本映画界最高のスタッフ&キャスト
        で放つ新時代のサスペンス・アクション
        エンターテイメント!

オープニング・シーンの雨の印象が強いせいか、このジャケットも素直に受け入れられる。高層ビル群を背景に、傘をさして交差点を歩く群衆が描かれ、主人公2人とヒロインだけが、色を帯びてクローズUPされている。なかなか凝っている。でも、画像合成の仕上がりがよくないので、ちょっと安っぽく感じる。うーん、若干“難あり”だが、まずまずの出来映え。
ウラ面は、“対決”の構図を押し出したレイアウトになっている。ちょっと熱量が高く、いい雰囲気だ。
正直なところ、今回鑑賞するまでは、こんな作品があるなんて知らなかった。でも、ジャケットにはデザインした方の意図が見受けられるので、ちょっと得した気分。やっぱり、表現者と鑑賞者には対話がないとね。(笑)

【感  想】
「バケモノの孤独」

山田孝之さんと藤原竜也さんが共演したSFスリラー。

……この二人、似てません?

私は見分けがつかない。最初は混同して、ちょっと困った。中盤以降、ようやく区別できるようになって今はまた、どっちがどっちか分からない。「藤原竜也さん!」と言うと、頭の中に山田孝之さんの顔が思い浮かんだりする。
たぶん、製作サイドでも本作品の内容に合わせてキャスティングしただろうから、一般的にも「似ている」って評価なんだろうなぁ。(苦笑)

――或る日、田中終一は、仕事中に車に跳ねられて、重傷を負う。医者の診断では全治数ヶ月とのことだったが、3日後には退院。彼は、バケモノのような驚異的治癒力を持つ男だった。
そんな終一を、町で見つけたのは、「視界に入る全て人間を操ることが出来る」男だった。男は、唯ひとり「操れない男」終一に脅威を抱く。能力と引き換えに肉体が壊死して行く男にとって、コントロール出来ない終一が、普通に暮らしていることが我慢ならなかった。
……というお話し。

ツッコミどころ満載だが、意外とパワフルで面白かった。(失礼!)
劇中、男が執着する対象として大友克洋氏の代表的なコミック『アキラ』第1巻が登場する。超能力を発現し始めた鉄雄の暴走ぶりと、それを止めようする金田の話しだ。それはそのまま本作品の「男と田中終一」に重なる。男にとって「金田」が必要だし、終一にとって「鉄雄」はなくてはならない存在だ。二人の出会い必然だし、終一の言葉を借りれば、彼は「男を止めるために生まれて来た」ってことだろう。二人が戦うことに合理的な理由がない以上、何かしら納得できるものが、必要になる。それが、『アキラ』なのかも知れない。

監督は、男が見て来た風景を観客に見せようとしている。
例えば、我に返った母親が、プランターの下敷きになって死にそうになっている終一をスルーして赤ん坊を抱いて走り去ってしまうとか。
終一を襲った作業員は、振り上げた工具の先に終一がいるにも関わらず、まるでそこには誰もいないかのように首を傾げながら自分の作業に戻るとか。
倒れていた通行人も、我に返った途端、普通に立ち上がって歩き始めるとか。それは、途轍もなく不気味な光景だった。
そう言えば、お祭りの会場で、小さな女の子に話し掛けても答えてはくれなかった。彼が「止めている」からだ。(この場面は『フランケンシュタイン』を思わせる) 男は、目の前の人間を操ることが出来ても、結局は社会から疎外されていることを実感させられるだけ。そんな日常が垣間見える。そこに芽生えるのは、底なしの孤独感、憎悪と怒り、凶暴なまでの支配欲だ。
だから男は、終一を抑え込もうとするのだろう。そういう生き方しかして来なかった男は、初めて自分と同じバケモノと出会ったのだ。戦うこと以外に会話の仕方を知らない男の行く末は誰の目にも明らか。哀しいお話しだった。

メガホンを取ったのは、中田秀夫さん。『リング』のイメージがあるけど、あの頃に較べると随分と演出のスケールが大きくなったような感じがする。ただ隠喩が多くて、イマイチ感情移入できないのが難点だが、大人の作品に仕上げていたのは、見事だと思う。

オススメ!





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Last updated  2020.08.09 05:30:07
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