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2021.02.23
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カテゴリ: 邦画
2152 リング2


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・監  督  中田秀夫
・エグゼクティブ・プロデューサー 原 正人
・プロデューサー 一瀬隆重
       石原 真
・原  作  鈴木光司「リング」(角川ホラー文庫)より
・脚  本  高橋 洋
・音  楽  川井憲次
・主 題 歌  今井美樹「氷のように微笑んで」
       (ワーナーミュージック・ジャパン)
・製  作  1999「リング2」製作委員会

【キャスト】
・高野 舞……中谷美紀
・倉橋雅美……佐藤仁美
・沢口香苗……深田恭子
・高山竜司……真田広之(特別出演)
・浅川玲子……松嶋菜々子(特別出演)


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  AEBR-10112
・製作年度  1999年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  角川映画
・販 売 元  アスミック
・製  作  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  1999年 1月23日
・リリース  ----
・収  録  約 100分(本編 95分)
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.日本語 オリジナル 5.1ch サラウンド
         ドルビーデジタル
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:事件から一週間
      リングの恐怖は、始まりにすぎなかった。
・ウラ面 :貞子は生きていた!?

公開当時、「貞」の文字を書いた子供の顔を見て、「何の冗談だ?」と思った。(ドリフのコントかよ!?) でも、至極マジメ。本作品のテーマは、呪いのビデオテープではなく、貞子が持っていた超能力に焦点が絞られている。倉橋雅美がポラロイドに「貞」の文字を念写したと説明されるシーンがある。陽一も同じように超能力を持っていて刑事を殺し損ねたりする。そういう意味では、このジャケットが伝えるところは、本編内容に則していると言える。
ウラ面は、これまでの 2作品と同じレイアウト。大きい画像はクライマックスでロープを掴んだ貞子の手。こちらも本作品のテーマを伝えることに成功している。
正直なところ、好きなジャケットではないが、よく出来ていると思う。

【感  想】
「呪いのビデオの作り方」

ヒット作『リング(98)』の正当な続編。中田秀夫監督が、再びメガホンを取っている。ちなみに『らせん(98)』とは、同じ設定、別の物語が展開する。
本作品では、いかにして怨念がビデオテープに念写されたかが描かれる。言ってみれば、「呪いのビデオ」の作り方ってところかな。それはそれで面白かったけど、物語が進展する(先に進む)ワケではないので、映画的な面白さは皆無。そこは『らせん』の方が一歩も二歩も進んでいたように思う。(溜息)

――高山竜司が突然死し、浅川玲子と息子の陽一は行方不明になっていた。高野舞は、警察から事情を聴かれるが、舞には答えようがなかった。けれど、高山がなぜ死んだのか、それを知りたいばかりに、舞は事件の渦中へと巻き込まれて行く。
或る日、舞は駅前で陽一と玲子と出会う。二人は再び貞子が現れるのを怖れて、都会の片隅で隠遁生活を送っていた。
一方、倉橋雅美の主治医である川尻は、彼女が持つ念写の能力に気づき、実験を重ねていた。
……というお話し。

エネルギーがAからBへと移動することで念写が起きるとし、移動を続けて行けば、いずれAのエネルギーはなくなってしまう。この考え方で、貞子の怨念(エネルギー)を無くしてしまおうと、川尻医師は計画する。
けれど、プールを使った計画は失敗。幽界が開いて、川尻らは死後の世界へと引き摺り込まれてしまう。
これがTVシリーズ『スーパーナチュラル』だったら、幽界から悪霊が此の世に飛び出して、世界は闇に包まれ、文明社会は崩壊して行くだろう。でも、そこは地味な日本映画なので、再び井戸の底へと場面を移してしまう。うーん、もっと映画的な拡がりを見せて欲しかったな。

本作品は、高野舞を中心に物語が進んで行く。ただ、あまり活躍しない。彼女の特殊な能力も活かされているとは言い難い。前作は、高山竜司の超能力を使って物語をサクサク進めたが、本作品はもたつき気味。オリジナル・ストーリーだからだろうか。超能力X心霊霊X科学という図式は、いまとなっては珍しくもない。あと一歩踏み込むか拡げて欲しかった。

高野舞役を演じたのは、前作に引き続き、中谷美紀さん。いろいろな表情、いろいろな声をみせてくれる。

本作品も「呪いのビデオ」の噂について教えてくれる女子高生が出て来るが、この役を深田恭子さんが演じている。まだまだ幼さを残した子供っぽい顔立ちをしている。
彼女に取り憑かれるなら、私なら狂喜乱舞だけどね。あ、幽霊だと、触ることもチューも出来ないからツマラナイか。どうせなら触りまくって押し倒したいもんね。(←バカ)

前作のラストシーンからすると「貞子の呪いが拡散して、世界が崩壊の危機に瀕している」という設定にして欲しかったな。それくらい飛躍があっても良かったんじゃないか? 『マッドマックス2(81)』や『バイオハザード3(07)』のような展開でも、全然OKだと思うんですけどね。そう出来ないのは、日本映画の予算の乏しさだろうな。

個人的には、コピーを繰り返して劣化した貞子の呪いが、一発で人間を殺せなくなる設定がイイな。その結果、生きてもいない死んでもいないアンデッドが世界中に溢れてしまう。
主人公のミニスカ女子高生が、人類を救うために“オリジナルの貞子”を探して旅をする。アンデッドと戦い、時に仲間と出会ったり失なったりしながら、“救いの井戸”へと向かう。オリジナル貞子の強力な呪いでアンデッドに完全なる死を与え、世界に安らぎを取り戻すのだ。それが、女子高生の目的だった。
そういう風に『リング』の続編を作って欲しいなぁ。(苦笑)

なので、オススメしたいところだけど、ストーリーがちっとも前に進まないのでは、ちょっとねぇ。(溜息)


【 『リング』シリーズ 】
『2150 リング』
『2151 らせん』
『2093 貞子』

【 中田秀夫監督関連作品 】
『2140 クロユリ団地』
『1954 MONSTERZ/モンスターズ』
『1981 L change the World』
『1982 World of change the World』

【 松嶋菜々子出演作品 】
『1970 祈りの幕が下りる時 [劇場版『新参者』]』

【 佐藤仁美出演作品 】
『1949 海猿 EVOLUTION 1』
『1950 海猿 EVOLUTION 2』
『1951 海猿 EVOLUTION 3』
『1952 海猿 EVOLUTION 4』
『1953 海猿 EVOLUTION 5』

【 鈴木光司関連作品 】
『0156 ダーク・ウォーター』





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Last updated  2021.02.23 05:30:06
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