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2021.06.20
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カテゴリ: 邦画
2269 弟切草 [特別版]


※ジャケット(オモテ面)

【 スタッフ 】
・監  督  下山 天
・脚  本  中島吾郎
       仙頭武則
・原  作  長坂秀佳「弟切草」(角川ホラー文庫刊)
・主 題 歌  THE YELLOW MONKEY
       「GIRLIE」(ORIGINAL MIX)
       株式会社BMGファンハウス
・サントラ盤 EYE NETWORK/KOMPS
・製  作  「弟切草」製作委員会
・DVD制作 パナソニック デジタル ネットワークサ
       ーブ & パナソニック映像

【 キャスト 】
・菊島奈美/直美…奥菜 恵
・松平公平………斉藤陽一郎
・浮田真一………大倉孝二
・小関透子………松尾れい子
・階沢蒼一………minoru


※ジャケット(ウラ面)

【 仕 様 】
・型  番  AEBR-10150
・製作年度  2001年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発  売  角川映画株式会社
・販  売  アスミック
・製  造  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  2001年 1月27日
・リリース  ----
・収  録   145分(本編 85分)
・サ イ ズ   4: 3 16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.オリジナル(日本語) 5.1chサラウンド
         ドルビーデジタル
       2.オーディオコメンタリー
         2.0chステレオ ドルビーデジタル
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  1.奥菜恵フォトギャラリー
       2.メイキング映像集
       3.5.1chサラウンド版主題歌『GIRLIE』
       4.階沢蒼一アートギャラリー
       5.キャスト・スタッフ紹介
       6.予告編映像集
       7.奥菜恵・斉藤陽一郎、そして下山監督
         の対談によるオーディオコメンタリー
         モードを収録!


※ディスク

【 ジャケット 】
・オモテ面:花言葉は、「復讐」。
・ウラ面 :デジタルシネマ「弟切草」が
      究極のインタラクティブDVDに進化した!
      劇場映画として世界初!
      最高品位の30P・プログレッシブ再生対応!
        最新デジタル技術を駆使した
        新感覚サイコ・ホラー!
      謎の館を探索!
      インタラクティブアドベンチャー!

ジャケットのオモテ面は、無数の屍の上に座る階沢蒼一の絵。右腕に人形を抱えている。そして、頭上には少女の肖像画。ホラー映画として、雰囲気抜群のジャケットだと思う。
でも、ウラ面は、イマイチかな。デジタル作品であることをクドイくらいに訴えたコピーが、うっとおしい。当時としては、宣伝するに足る仕様だったのだろう。でも、あれから20年、陳腐が激しい。また、それに見合うような本編でもなかったしね。(溜息)

【 感  想 】
「損したぁ!」

St.John's wort(セント・ジョーンズ・ワート)は、セイヨウオトギリの英語名。学名が違うので、厳密に言えば、タイトルとなっている『弟切草』とは異なるらしい。wikiによれば、聖ヨハネの日( 6月24日)に収穫され、ハーブとして利用されるので、その名が付いたと言われている。決して、禍禍しいイメージの野草ではないようだ。

――ゲーム制作会社でアルバイトをしている奈美は、或る日、古びた洋館を相続する。見知らぬ実の父親が暮らしていたと言う。彼女は、元カレの公平と一緒に、その屋敷を見に行くことになる。
……というのが導入パート。

一方、弟切草は、花言葉の「怨念」が象徴するようにダークなイメージだ。兄が弟を殺したとの言い伝えもある。或る意味、本作品に相応しいとは思うが、薬草としても使われている。それにしても、花言葉って、どんな意味があるんだ? 言葉のイメージでレッテルを貼っているようで気分が悪いなぁ。純粋にそのものだけを見る妨げになるだけだな。(溜息)

――その洋館で暮らしていたのは、狂気の画家、階沢蒼一だった。階沢のファンの公平は狂喜乱舞だが、奈美は複雑な気分だった。屋敷には、階沢氏の遺作と言われる未完の大作、スケッチや創作のインスピレーションになったと思われるものが残されていた。そして、奈美は、双子の妹がいることを初めて知ることになる。
……というお話し。

なんか観終わった後に、裏切られたような気分になる作品だった。決して良い意味ではない。最後にドンデン返しが待っているわけでなし、単なる虚仮威しが続くだけで登場人物のキャラが一貫していない。(溜息)

――ミイラを見つけた奈美たちは屋敷を去ろうとするが、豪雨と強風に足止めされてしまう。再び屋敷に戻った二人は、会社の仲間、真一と透子に助けを求める。そうするうちに奈美が管理人らしき男に襲われ、次第に階段沢蒼一の創作の秘密が明らかになって行く。
……という展開。

ここまで来ると、怖いホラー映画を期待して観た人も、カスを掴まされたことにさすがに気付くだろう。或いは、怪奇猟奇的な雰囲気を楽しみにしていた人は暗くて何が映っているのか分からないくらい短いショット、チープな造形にガッカリしたに違いない。

――奈美と公平は、更に 6体のミイラを発見する。それらは全て子供のミイラだった。一方、会社では真一が屋敷のパソコンに残されていた動画ファイルから階沢蒼一の創作の秘密を見つけ出す。
……ということでクライマックスへ。

技術的な面に興味がある人は、ハードだけでは面白い映画が作れないことを痛感するだろう。
奥菜恵さんのファンは、「どうして、もっと魅力的に撮ってくれないんだよ!」と不満を感じることだろう。(直美役は魅力的だったんですけどね)

実験映画の革新性が好きな人には、商業映画におもねるような最後のオチに失望するだろう。ゲームが原作だからって、虚と実、プレイヤーとプログラマ、屋敷と会社、評価と創作、自然と人工、男と女とか、くどくど対比構造を見せる必要があったのか? 動議だけされて審議も決議もされない会議みたいだ。

万事、監督のセンスのなさが至らしめた結果だ。下山天さんには、もう映画を撮らないでほしいなぁ。

ボツ作品です!


【 奥菜恵さん出演作品 】
『2211 呪怨 劇場版 [デラックス版]』
『1918 17才 at seventeen Vol.4』

【 松尾れい子さん出演作品 】
『1475 死ガ二人ヲワカツマデ.../第一章「色ノナイ青」』

【 大倉孝二さん出演作品 】
『0195 映画 謎解きはディナーのあとで』
『2092 スウィングガールズ [プレミアム・エディション]』
『1963 新参者2』

【 ホラーゲーム原作作品 】
『1513 デスフォレスト/恐怖の森』
『1514 デスフォレスト/恐怖の森2』
『1515 デスフォレスト/恐怖の森3』
『1516 デスフォレスト/恐怖の森4』
『1517 デスフォレスト/恐怖の森5』
『0481 サイレントヒル』
『0315 サイレントヒル/リベレーション』





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Last updated  2021.06.20 05:30:06
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