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2024.05.09
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カテゴリ: ゾンビ映画

2358  ゾンビボーダーランド/めざせ!アンデッドのいない国境地帯へ

ジャケット(オモテ面)

​【 スタッフ 】
監督・脚本 プレドラグ・リチナ
​【 キャスト 】
クレシミル・ミキッチ
フリスティーナ・ポポヴィッチ
ティハナ・ラゾヴィッチ
ダド・チョーシッチ


※ジャケット(ウラ面)

​【 仕  様 】
型  番   PFLU-0189
製作年度   2019
製 作 国  クロアチア/セルビア
原  題   BALKAN_BITE
発  売  プルーク
販 売 元  プルーク
提  供   ----
価  格   ----
字幕翻訳   ----
吹替翻訳   ----
吹替演出   ----
制作協力   ----
日本公開   ----
リリース   ----
収  録  本編 88
サ イ ズ   16: 9 LB シネスコ
音  声  1.オリジナル音声
      2.日本語吹替音声
字  幕  1.日本語字幕
      2.日本語字幕(デカ)
      3.日本語吹替用字幕
そ の 他  片面1層、 MPEG-2 COLOR 、複製不能、
DOLBY AUDIO 2 NTSC 日本市場向、
DVD 、レンタル専用
映像特典   ----


※ディスク

​ 【 ジャケット 】
オモテ面:街はゾンビだらけ!
     生存者はおバカな4人!
       ゾンビ 20 分ルール
        奴らに噛まれたら 20 分待て。
        時間が来てもゾンビにならなけ
        ればセーフ !
       ゾンビハーフルール
        ゾンビになってもあきらめるな !
        ときどき人間に戻る時がある。
       ゾンビカクテルルール
        ゾンビの血清は
        お酒にセルビア人の血を混ぜて作れ !
ウラ面 :ゾンビ映画なのに
     ホラーコメディなのに
     権威ある映画祭で5部門受賞!
       クロアチアのアカデミー賞
Pula Film Festival 2019
       最優秀女優賞受賞/最優秀美術賞受賞
       /最優秀衣装デザイン賞受賞/最優秀
       メイクアップ賞受賞/最優秀デビュー
       賞受賞

レンタル版のホラーコメディらしいジャケットだ。然も、馴染みのないクロアチアの作品なだけあって、登場人物の紹介からストーリーの補完まで、視聴者が迷子にならないように実に親切丁寧に仕上げている。昨日までの『ペット・セメタリー』シリーズとは雲泥の差だ。本作品そのものはシニカルな作品だが、やはりコメディ映画である以上、最低限これくらい遊んで貰わないとね。 ( 苦笑 )

【 感  想 】
「国家と民族とゾンビ」

ゾンビ映画の体裁だけど、民族のアイデンティティや対立の歴史について描いた作品だった。正直なところ、単一民族である日本人には解りにくい。最も近い隣国でも海の向こうだしね。(このくらいの距離感で丁度いい。国境を接するなんて嫌だ)

ユーゴスラビアは、嘗てバルカン半島に存在した社会主義連邦共和国である。共和国を構成していた各国は独立し、スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、北マケドニアになった。(セルビアの自治州のコソボも 2008 年に独立を宣言したが、承認していない国も多い)

本作品の舞台であるクロアチア共和国は、人口の約 90 %がクロアチア人で、セルビア人はわずか 5 %程度。国外への流出が続いている。その一方で、ボスニアからクロアチア系の難民が流入しているらしい。ちなみに、首都のザグレブは、『 007/ ロシアより愛をこめて (63) 』で殺し屋のグラントがオリエント急行に乗り込む地として映画ファンには耳馴染みがある。

――或る日、クロアチアの首都ザグレブで、ホームレスや低所得者層を中心に未知のウイルスが流行する。感染した者はゾンビと化し、次々と人間を襲い始めた。感染は、瞬く間に全土に拡がった。
高級マンションで優雅に暮らしていたセレブのモティカもまたゾンビに襲われ、着のみ着のまま街から脱出せざるを得なくなる。目指すは感染が拡がっていない国境地帯だ。途中、謎の女のヴェスナ、酒とドラッグ漬けの国民的な大女優のフランカ、スキンヘッドの若者のマクスが一緒になる。モティカもマクスもゾンビに噛まれていたが、何故かゾンビ化しなかった。やがて、そのことが事態を大きく変えることになる。
その頃、事態を重くみた政府は人間だけを消してしまう《人間爆弾》でクロアチアを浄化しようと計画を練っていた。
……というお話し。

世界情勢のことは解らないが、クロアチアにおけるセルビア人の立ち位置のようなものが見え隠れしていて面白い。いわゆる皮肉ってヤツね。自家製のブランデーとセルビア人の血をまぜるとゾンビ化を抑えられるとかアブナイ話しが次から次へと出て来る。クライマックスでは、ゾンビ化を抑えられた人たちが《大スロヴェニア人》を名乗って蜂起するのだからビックリである。然も《人間爆弾》はクロアチアの国だけ人間を消滅させる。これには笑ってしまった。国家とか民族とかブラックジョークで茶化そうとする姿勢には一種異様な緊張感もあって面白かった。毒のあるコメディは、好きだ。 ( )

なお、本筋とは全く関係ないのだが、フランカ役を演じた女優さんが下腹の肉づきがよくて、熟女好きにはたまらない体形をしていた。何しろ、その体形でビキニアーマーだのナース姿を披露するのだから、それだけで大満足である。(←ヘンタイだな、オマエ)

だから、オススメ!(←おいおい、何をススメてるんだ?)

【 なんとなく関連しそうな作品 】
『1923 世界遺産 夢の旅 100選 スペシャルバージョン/ヨーロッパ篇①』
『0858 007 ロシアより愛をこめて [プルーレイ]』






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Last updated  2024.05.09 00:00:21
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