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2024.10.19
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カテゴリ: アニメ

2521  銀色の髪のアギト

ジャケット(オモテ面)

【 スタッフ 】
監  督  杉山慶一
原  案  飯田馬之介
脚  本  椎名奈菜・柿本直子
音  楽  岩崎 琢
キャラクターデザイン 緒方剛志
アニメーションキャラクター設定 山形厚史
メカニックデザイン 安藤賢司・前田真宏
音響監督  若林和弘
副 監 督  吉川浩司
作画監督  山形厚史・恩田尚之
エフェクト作監 増尾昭一
美術設定  佐藤 肇・中原レイ・菊地正典
3D監督  増尾隆幸
製  作  稲田浩之・石川真一郎・関 一郎・
      喜多埜裕明・亀山慶二・島本雄二
企  画  永田勝治・村濱章司・吉田 剛
プロデューサー 堀内麻紀・梶田浩司・小林敬宜
テーマ曲   KOKIA (ビクターエンタテインメント)
      オープニング
      「調和 oto with reflection ~」
      エンディング「愛のメロディー」
アニメーション制作  GONZO
製  作  銀色の髪のアギト製作委員会(メディア
      ファクトリー・ GDH ・松竹・
      Yahoo! JAPAN ・テレビ朝日・電通)
配  給  松竹
【 キャスト 】
勝地 涼
宮﨑あおい
古手川祐子
濱口 優(よゐこ)
布川敏和
遠藤憲一
大杉 漣


​※ジャケット(ウラ面)​

【 仕  様 】
型  番   ZMBZ-2682R(TGBS-2454)
製作年度   ----
製作国等  日本
原  題   ----
発  売  メディアファクトリー
販  売  メディアファクトリー
提  供   ----
価  格   ----
字幕翻訳   ----
吹替翻訳   ----
吹替演出   ----
日本公開   ----
リリース   2006.06.23
収  録   APPROX.95min
サイズ他   16: 9 LB
音  声  1.日本語/ 5.1ch
      2.日本語/ 2ch
字  幕   ----
そ の 他  片面2層、 COLOR MPEG-2 、複製不能、
DOLBY DIGITAL 2 NTSC 日本市場向、
DVD RENTAL ONLY
映像特典   ----


​※ディスク​

【 ジャケット 】
オモテ面: ----
ウラ面 : 森・人・命・・・すべての力が、
     今、つながっていく
       最新鋭映像が描く
       壮大な冒険ファンタジー
       過去から来たトゥーラを守るため、
       ぼくは〈森の力〉を身につけた…

オモテ面のイラストは、キャラクターデザインを担当した緒方剛志さんが描いたものらしい。本編中のアギトとは、ずいぶん雰囲気が違う。いや、似ているか。うーん、なんかビミョーに乖離しているような気がする。イラストの雰囲気が秋っぽいのも、その理由かも知れない。どうして「鬱蒼と繁る森の中のアギト」を描かなかったんだろ? そんな風に、この作品は肝心なところで個々が勝手なことをしているような気がしてならない。監督さんに求心力がなかったってことだろうなぁ。 ( 溜息 )

【 感 想 】
「ミスキャスト」

物語世界は『風の谷のナウシカ (84) 』とよく似ていた。きっと触発されたんだろうなぁ。 ( )

原案は、飯田馬之助さん。OVA『機動戦士ガンダム/第 08 MS小隊』の後半のエピソードを担当された方。あの作品もそうだったが、どうも彼が関わる作品のキャラクタは、目が“死んでいる”ような気がしてならない。
だから、好きじゃない。 ( 溜息 )
彼の作品をたくさん観ているわけではないが、いつもキャラクタそのものが古めかしい感じがしている。まぁ、いま風のデザインも好きではないが、絵コンテを担当されるくらいなら、もう少し口出しをして洗練されたデザインを追い求めた方が善いと思う。

とは言え、本作品は、画的には満足度が高い。よく動かしていたと思う。特に前半のクオリティは高い。大したものだ。(でも、トゥーラがシュラックと軍事都市《ラグナ》に行ってしまう後半から作画も動画も酷くなる。ストーリー展開で押し切った感じだが、ザンネンだった)

おそらく、一番ダメだったのは声のキャスティングだろう。笑ってしまうくらい稚拙だった。一体誰がアテレコしたんだろうと思わず調べてしまった。 ( )

主人公のアギトの声をあてたのは、勝地涼さん。誰だか知らない。(私はTVを見ないので、ご容赦を) 『カフーを待ちわびて (09) 』に主人公の友人役で出演していたらしい。兎に角、ヘタクソだった。「トゥーラァ~!」と、ヒロインの名前を叫ぶシーンには、思わず仰け反ってしまった。この方、声優はなさらない方がよい。(ファンの方、ゴメンナサイ!)

もう1人についても記さなければならない。過去から蘇った男シュナックの声をあてた遠藤憲一さん。何を言っているのか、全く聞き取れなかった。うちの音響システムが悪いのかと思ったが、どうもそうではなさそうだ。遠藤憲一さんは好きな役者さんだし、どんな作品でも手を抜かない姿勢は素晴らしいと思う。けれど、本作品は、いただけなかった。そもそも、キャラに合っていない。明らかにミスキャストだろう。

ほかにもダメなアテレコはあったが、まずこの2人は、双璧だろう。キャスティングが違っていたら、作品のクオリティも上がっていたと思う。(冗談ではなく……)

ヒロインのトゥーラの声をあてたのは、宮崎あおいさん。こちらは、可もなく不可もなく。感情が表情に現れるキャラではないので、声に表情がある方にあてて貰った方が善かったかも知れない。そういう意味では、こちらもミスキャストだった。 ( 溜息 )

文明社会が崩壊して数百年後の未来で、森と折り合って生きる中立都市の執政官ヨルダの声をあてたのは、古手川祐子さん。 こちらもビミョーな感じだったが、キャラとご本人が似ているような気がして、ギリギリでセーフと言ったところ。ただ、声優さんの声ではないので、ういている感じは終始つきまとう。仕方ないところだろう。

独自の世界を築こうとした努力はかうが、それが画として表現できていない。そのため、説明不足に陥っている。作り手としては「ムック本を買ってね!」と言いたいのだろうけど、映画だけで完結しないのは、不親切極まりない。

個人的には好みの舞台設定だったが、さすがにこの出来映えでは、オススメ出来ない。 ザンネン!

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Last updated  2024.10.19 00:00:37
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