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汚名
CLASSIC MOVIES COLLECTION
※
ジャケット(オモテ面)
【 スタッフ 】
監 督 アルフレッド・ヒッチコック
バーバラ・ケオン
原 案 アルフレッド・ヒッチコック
脚 本 ベン・ヘクト
【 キャスト 】
イングリッド・バーグマン
ケーリー・グラント
クロード・レインズ
ルイス・カルハーン
レオポルダイン・コンスタンティン
※ジャケット(ウラ面)
【 仕 様 】
型 番
FRT-036
製作年度
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製作国等 アメリカ
原 題
NOTORIOUS
発 売 元 株式会社ファーストトレーディング
販 売
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提 供
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価 格
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字幕翻訳
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吹替翻訳
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吹替演出
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日本公開
1946
年
リリース
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収 録
101
分
サイズ他
4: 3
音 声
STEREO
字 幕 日本語字幕のみ
そ の 他 片面1層、
MPEG-2
、モノクロ、複製不能、
DOLBY DIGITAL
、
2 NTSC
日本市場向、
DVD
、レンタル専用
映像特典
----
※ディスク
【 ジャケット 】
オモテ面:
イングリッド・バーグマンとケーリー・グ
ラントという2大スター共演作
二人の延々と続くキスシーンは必見
ウラ面 :
小道具や斬新なカメラワーク、
ヒッチコックの華麗なテクニックが
詰め込まれた作品
いわゆるパブリックドメインの廉価版。でも、ジャケットの出来映えは悪くない。紙質も良かったし、印刷のクオリティも高い。情報量もまずまず。[ストーリー]をキチンと載せているところに好感が持てる。きっと本作品が好きの方が、デザインしたんだろうなぁ。
でも、収録された本編の映像は、すこぶる悪い。それに、日本語字幕付きで再生されるけど、これを外すことが出来ないのは、ツライ。TV放映されたものを録画して、そのままDVDにしたんだろうなぁ。
うーん、やっぱり正規版を観たいかも……。
(
溜息
)
【 感 想 】
「背の低い男」
フランソワ・トリフォー監督は本作品を「一番好きなヒッチコック映画」と述べている。確かに、学生時代に観た時はロマンスとサスペンスの絶妙なブレンドに感心したけど、いま観ると恋愛模様が甘ったるいし、ケーリー・グラントのウジウジぶりにはウンザリする。ドキドキ、ヒリヒリするような仕掛けは見事なんですけどね。正直なところ、年をとると、こういう恋愛は鬱陶しいだけ。ホント嫌だねぇ。
(
溜息
)
――父親がナチスの協力者という汚名をきせられたアリシアにFBI捜査官のデヴリンが近付く。第二次大戦後、ブラジルに逃げたナチの残党を見つけ出す協力を要請するためだ。アリシアは、汚名を晴らすために協力を決意するが、いつしか二人は惹かれ合うようになる。
FBIは、ナチの支援者であるセバスチャンから情報を収集するようにアリシアに指示する。二人は古い知り合いだったからだ。「これも任務」と割り切ったアリシアは、セバスチャンに近付く。久しぶりの再会にセバスチャンは気をよくし、二人の関係は深まって行く。デブリンは穏やかでいられなかったが、おかげで情報は手に入った。どうやらセバスチャンたちは何か計画をしているらしい。更に情報を集めるようアリシアの任務は難易度が上がって行く。そんな折り、アリシアはセバスチャンに求婚されてしまう。
……というお話し。
アリシア役を演じたのは、イングリッド・バーグマン。『誰が為に鐘は鳴る
(43)
』も美しかったけど、本作品のキス・シーンの美しさはまた別格だ。普段は高くてツンと上を向いた鼻が邪魔だけど、キス・シーンでは、これが妙に色っぽい。「鼻が邪魔にならないかしら」というセリフは、まさに彼女にしか言えない。
相手役のデブリンには、ケーリー・グラント。二枚目の俳優にグズグズしたキャラクタを演じさせるのは「ヒッチコック映画ならでは」という気がする。絶対にヒッチコック監督のコンプレックスが影響しているよな。
セバスチャン役を演じたのは、クロード・レインズ。母親離れしていない小男を演じてオスカーにノミネートされている。この役にはヒッチコック監督自身が投影されていると思う。
そう、本作品の主人公はアリシアとデブリンだけど、セバスチャンにフォーカスしても面白い作品になったような気がする。母親に頭が上がらず、反対を押し切って結婚した相手がスパイだったというダメ男ぶりは、『サイコ
(60)
』のノーマン・ベイツを想起させる。それくらい興味深いキャラクタだった。
クロード・レインズにオスカーを受賞して欲しかったので、オススメ!
【アルフレッド・ヒッチコック監督作品】
『1335 鳥 THE HITCHCOCK COLLECTION』
『1665 第3逃亡者 [世界名作映画全集022]』
『1666 断崖』
『2088 レベッカ』
『2089 海外特派員』
『2090 疑惑の影 THE HITCHCOCK COLLECTION』
『2091 ロープ THE HITCHCOCK COLLECTION』
『2539 サイコ THE HITCHCOCK COLLECTION』
『2537 サイコ(1998) コレクターズ・エディション』
『2538 ヒッチコック』
2558 ザ サバイビングゾーン 2024.11.25
2546 恐怖のメロディ 2024.11.13
2545 暗くなるまで待って 2024.11.12