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3020
ワイルドリング/変身する少女

※ジャケット(オモテ面)
【 スタッフ 】
監督・脚本 フリッツ・ボーム
製 作 セリーヌ・ラトレイ『マイ・ベスト・
フレンド』
トルーディ・スタイラー『月に囚われ
た男』
シャーロッテ・ウベン『ゴッホ/最期の
手紙』
V F X アンドレアス・アレシック『アベン
ジャーズ』『アイアンマン3』
脚 本 フローリアン・エダー
撮 影 トビー・オリバー
音 楽 ポール・ハスリンガー
【 キャスト 】
アナ…………ベルパウリー(ちふゆ)『マイ・プレシャ
ス・リスト』
ゲイブリエル…ブラッド・ドゥーリフ(三上 哲)『チャ
イルド・プレイ』
レイ…………コリン・ケリー=ソーデレット
エレン………リヴ・タイラー(武田 華)『アド・アト
ラス』
※ジャケット(ウラ面)
【 仕 様 】
型 番
PFLU-0103
製作年度
2018
年
製作国等 アメリカ
原 題
WILDLING
発売・販売元 プルーク
価 格
----
字幕翻訳
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吹替翻訳
----
日本公開
----
リリース
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収 録
93min
映 像 シネスコ
音 声 1.オリジナル
<
英語
>(Stereo)
2.日本語吹替
(Stereo)
字 幕 1.日本語字幕
2.デカ字幕
3.日本語吹替用字幕
そ の 他 片面1層、
COLOR
、
MPEG-2
、複製不能、
DOLBY DIGITAL
、
2 NTSC
日本市場向、
レンタル専用、
DVD
映像特典 予告編
※ディスク
【 ジャケット 】
オモテ面:
“野獣”
恐ろしく、美しく、そして哀しい、
衝撃の青春ホラー
ウラ面 :
彼女は人間の敵となるのか。それとも―。
ちょっと散漫なデザインという気もするが、いいジャケットだと思う。緊張感も伝わって来る。
ウラ面も、そうかな。
ただ、もう少し[ストーリー]が伝わって来るようにして欲しかった。
【 感 想 】
「狼に育てられた少女」
子供は生後
5
ヶ月くらいまでは父親に似ると言う。食い殺されないようにするためだ。また、全ての子供が可愛らしいのは「大人に守って貰うため」という説もある。では、可愛らしくない子はどうなるんだろ? やっぱり、淘汰されるのだろうか?
とすると「カワイイ」とか「美人だ」とかは、生き残るための能力の一つだったわけだ。つまり、セクシーとか色っぽいとか「そそられる」とかも、優れた適応能力ってことになる。お○ぱいやお尻が大きいのも、恵まれた能力だ。ミニスカートやスケスケのブラウスを着たがるのも立派な生き残り戦略だろう。こういう話しも、ダーウィンの進化論を深堀りしていると言える。実にアカデミックなレビューだ。(←バカ、恥を知れ!)
「狼に育てられた少女」をベースにした切ない青春映画。監督さんの意図が明確で、小品ながら面白かった。こういう作品は後々まで記憶に残る。その理由は、私たちも基本的に動物だから、どこか深いところに獣性が残っているからだろう。
――或る日、一人の少女が保護される。父親とおぼしき男が自殺を図ったのだ。彼女に関する記録はなく、名前がアナということしか分からなかった。ずっと森の中の小さな山小屋に閉じ込められて育って来たらしい。
アナは当面、女性保安官のエレンの家で暮らすことになる。初めて接する外の世界に、彼女は怯えていた。外には《ワイルドリンク》というケモノがいて襲われると聞かされて育って来たからだ。けれど、少しずつエレンと、その弟のレイとの生活に慣れ、戸惑いも消えて行く。しかし、それと同時に、アナの体に異変が起き始めていた。
……というお話し。
中盤以降は、やや俗っぽい展開だったのは残念。ただ、小さな共同体が異端者を迫害する設定は興味深い。或る意味、リアルだ。今回は、たまたま《ワイルドリング》だっただけのこと。古来、小さな共同体では、村に流れ着いた外国人や不義密通をした者など調和を乱す者がターゲットにされて来た。そうして共同体の平和を保つわけだ。それは、現代でも時々耳にする。学校や職場、地域社会で実際に起きていることだ。
迫害された者は、共同体の最下層で生きるか、新たな世界を目指すことになる。本作品では、アナはオーロラの下の《約束の地》を目指した。何故、極北の厳しい環境の地を目指すのか、考えると、ちょっと切ない。そこに自分を迫害する人間がいないからだ。ひとは自分とは違う者を許さない。だから、戦争や紛争は終わらないのだ。
「狼に育てられた少女」ではなく、「人間に育てられた狼」が本作品の重要なポイント。幼いアナは、ビックリするくらい可愛らしい。まるで、お人形さんみたい。誰だって彼女を見つけたら、連れて帰りたくなるだろう。成長すればケモノになることは分かっていても、殺すことなんて出来やしない。成長を抑制する薬を投与してケモノに変身しないように手を掛けて育てた男の間違いを誰が責めることが出来よう。やっぱり、「カワイイ」は正義なのだ。
作品として、あと一歩ってカンジ。正直なところ、リアルな狼人間ではなく、思い切ってYA路線を目指していたら、某ヴァンパイア映画みたいにヒットしたかも。
(
笑
)
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