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2006.01.24
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カテゴリ: 飲み歩記
珍しく「ビール」の話題が続く。

ビールは現在、丹念に歩けば量販店や食料品店でも、以前に比べると輸入物の珍しいビールが入手できる。
それゆえに、 ビールをメインに据えた店は知ってはいても足を踏み入れる機会を失していた。


夕方、いつも世話になっているソムリエH氏のいる 「ワインダイニングK」 へ。
先日、ドイツワインのインポーターに勤務する女性と知り合い、
『これも縁』と、ドイツワインをオーダー。ストックは少ないとのことだったが
スッキリした甘さの ピースポーター・ミヘルスベルグ を出してくれる。
チーズをツマミに おかわり しちゃう。

その後、隣の 「ビアハウスBIBERE」 に。

わが街では 歴史ある名店 であるので店の存在ははるか以前から知っていたのだが、
冒頭に書いたとおり機会を失していた。 久しぶりの『巡回先新規開拓』となる。

『寒い中、ようこそ』 と迎えてくださる。
予想通りビールの品揃えはとてつもなく多い。

そしてご主人は 「プロフェッショナル」 だ。
どんなビールが好みなのか、ここに来るまでに飲んでいるのかいないのか、その他もろもろ
考えられるすべての状況を考慮してビールをお出ししたいのだと仰る。

いただいたのは トラピスト・ビール ウエストマール ダブル ウエストマール トリプル の飲み比べ。
dbltrpl

この店では初見となる私に対する、ご主人のお奨めの飲み方である。
これによって今後ここでお世話になるときのベンチ・マークとなるわけだ。

これほどゆったりと時間をかけてビールを飲むのは何時以来だろう?


ご主人は ビールに対して最大限の愛情を注いでいらっしゃる。
どの銘柄であれ、そのビールにとって一番いい飲み方をしてもらいたいから、
あえて次を勧めないこともあると言う。
また、どんなに珍しいビールであっても正規の輸入ルートが確立されていないものは置かない、とのことだ。
何故なら、輸送ルートでビールがどのような扱い方をされているかがわからないからだと。
ビールに限らず、どんなお酒でも『造り手』に最大限の敬意を払いたいから、とも。


店とご主人を『貸切り』にして、ビールを楽しむ。時間の経つのを忘れてしまう。


まだまだ『ビールは夏のもの』との認識が支配的 かもしれないが、私自身は
四季を通してビールを楽しんでいる。

そして、ご主人との会話でしばしば登場した 『ビールは文化』という言葉に
全くもって同感
である。

Beer House BIBERE ホームページ


* さあ、明日は『ウイスキー』だ。何故なら、明日は バーンズ・ナイト ではないか。

準備は万端か!? ノミアルキストたちよ!!




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Last updated  2006.01.24 23:34:14


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