『とんとこひ・セクスアリテ』

August 4, 2008
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カテゴリ: ヒジリ地名図鑑







 大野晋氏著『日本語をさかのぼる』(1974/岩波新書)で、以下のような「仮説」に出逢いましたよ。









ヤ(八) という語は、日本神話の中に極めて多く現れる数詞である。「大八洲、・・・八俣遠呂智、八百万神」などである。このように神話に多く用いられる数は 数と呼ばれる。多くの民族は、それぞれの 数を持っている。




 アーリアン民族は三またはその自乗の九を聖数としているし、ヘブライ民族は七を、アイヌ人は六を、ツングース族は大体において五を、ネイティブ・アメリカンは四を、聖数としている。ポリネシアには、四と八とを聖数とする種族がある。・・・




 それが「多数」を意味することが多い。「多数」とは数えきれないということであり、無限に大きいということである。
 日本の神話には 八(ヤ) が多く使われるが、・・・ ヤya という音の語に、副詞の「 」がある。たとえば、・・・「や雲立つ」の も、やはり副詞の で、いよいよの意である。




 副詞の は、イヤの形でも使われる。「イヤ益しに」「イヤ遠ざかる」・・・などと、・・・第一音節の高さが一致することの意味は、・・・その両者の語源が同じだと考えてもよいということである。




 さて、先の 母音交替の方式によれば、yaはyoと交替するはずである 。それならば、iyaに対してはiyoが考えられる。イヨとは、イヨイヨのイヨである。・・・これまた無限にの意である。
 では、イヨの名詞形は何であろうか。イヤがヤと同一であったように、イヨは に同一であるから、イヨの名詞形として、われわれは 四(ヨ) を考えることができる。・・・




ヨ(四) はアクセントの点でも、イヨ(愈)と高さが同じであるのみならず、 ヤ(八 )、イヤとも高さが同じで、・・・ヤも も無限の意を含み、・・・このことを考慮するとき、






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Last updated  August 5, 2008 05:43:31 AM
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