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皆様、あけましておめでとうございます。昨年は私のつたないブログにお付き合い頂き、誠にありがとう御座いました。本年も、まったりした更新になろうかと思いますが、変わらぬご愛顧を頂ければ幸いです。本年も宜しくお願いいたします。
2016.01.03
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『マカロフ PM』 2012年にGUNくつ王より発売された、HWモデルガンになります。GUNくつ王?と思われる方もおられると思いますが・・・。モデルガンメーカーではなく個人製作で、よくぞここまでやってくれました。もともとはイベント限定販売でしたが、あまりの高人気で、少数ですが一般販売されました。 GUNくつ王さんに感謝です。個人メーカー製作でありながら、安価感は一切無く、大手メーカーと遜色ありません。金型製作から製品化迄、大変なご苦労と熱意、そして拘りが有ったからこそ成せた業だと思います。「マカロフ」初のモデルガン化。HWモデルならではの重厚感。握った感じのウエイトバランスも非常に良いと思います(バレルは完全閉鎖されています)。刻印もキッチリ入っていて、シリアルナンバーは、月刊GUN誌に掲載された、実銃のナンバーを再現しているとの事です。作動については、ダミーカートモデルということもあってか、ハンマースプリングが非常に弱いテンションになっています。ちょっと拍子抜けしますが、モデル本体への配慮の為だと理解しておきます。ダミーカートもリアルに再現されています。もちろん9mmマカロフ弾。カートリムにもきちんと刻印が入っており、製作者のこだわりが感じられます。グリップは実銃からの型どりなので、実銃グリップを取り付ける事ができます(まだ、交換してませんけど)。化粧箱は非常にシンプルです。この手作り感がまた、何ともいい感じです。実物もこんな感じ何ですかね? 取扱説明書もキッチリ入っています。個人製作とは思えない程ちゃんとしています。パーツ購入ももちろん出来ますが、ちょっとお高いので取り扱いには注意した方が良いようです。 GUNくつ王さんでは、今後も新たなモデルを製作して行くとの事です。マイナーでも、マニア心を刺激してくれるモデルを期待したいですね。
2015.02.01
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『謹賀新年』 皆様、新年あけましておめでとうございます。昨年は私のつたないブログにお付き合い頂き、誠にありがとう御座いました。本年もスローな更新になろうかと思いますが、変わらぬご愛顧を頂ければ幸いです。本年も宜しくお願いいたします。
2015.01.01
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『ベーターカプセル ウルトラ作戦第一号ver.』 空想ラボさんより発売された、ベーターカプセル ウルトラ作戦第一号ver.になります。記念すべき、ウルトラマン第一話「ウルトラ作戦第一号」で使用されたベーターカプセルを再現した、プロップレプリカです。空想ラボさん曰く、「第1話/ベムラーの回」 「第5話/グリーンモンスの回」 「第7話/アントラーの回」に登場したベーターカプセルを考察し再現したもので、この「3つのベーターカプセルは同じもの」ではないか・・・という仮説からの再現だそうです。詳しい内容は空想ラボさんのHPでご確認下さい。第1話「ウルトラ作戦第一号」で、ハヤタ隊員の胸元に落とされたベーターカプセル。上部発光キャップと胴体部分に隙間がありますが、この部分は再現されていません。アップシーンでより確認できますが、こだわりのあるファンにとっては、是非とも再現して欲しかった部分ではないでしょうか?上部発光キャップ下にある黒いラインも、よく見るとテープを巻きつけたように見えます。主観ですけど・・・。今回発売された『ベーターカプセル ウルトラ作戦第一号ver.』より、化粧箱がリニューアルされています。前回迄のものより安価感がありますが、出し入れが楽なので私としてはこちらの方が気に入っています。これまでのは、ケースがタイトで出し入れに難義しましたから。 本編変身シーンでの発光は、ものすごい輝きを放って言います。ストロボ用の閃光電球1個で、ここまで光ったかどうかは、さだかではありません。空想ラボさんのベーターカプセル再現プロジェクトは今回で完結となる様ですが、空想ラボさん曰く、「今後も飽くなき考察を継続し、これは!!という新解釈を発見した際は、改めて紹介させていただくつもりです」との言、次回作があるかもしれません。空想ラボさんでは現在、「ウルトラアイ」を企画中との事。ハイクオリティーな「ウルトラアイ」に期待したいですね。
2014.09.15
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『スタジオセディック 庄内オープンセット』 山形県鶴岡市にある映画村です。日光江戸村のようなテーマパークとは違い、映画・ドラマで使用(撮影)された、巨大なオープンセットがそのまま展示されています。オープンセットの先駆けである、東映太秦映画村のように町民が暮らす町並みではなく、貧しい農民が暮らすような町並みになっています。庄内オープンセットは26万4千坪(東京ドーム20個分)という広大な敷地で、6つのエリアに分かれています。移動距離はかなりありますが、セット内周遊バス(有料)が、随時運行しています。セット内に設けられているバス停で自由に乗降でき、各エリアをゆっくりと見学・散策することが出来ます。【山間集落エリア】 ・撮影映画 「スノープリンス」「座頭市 THE LAST」「十三人の刺客」「おしん」他【宿場町エリア】 ・撮影映画 「十三人の刺客」「超高速! 参勤交代」「るろうに剣心 京都大火編」他【戦国大手門エリア】 ・撮影映画 「BALLAD(バラッド)-名もなき恋のうた-」「のぼうの城」他【姥捨山エリア】エントランス広場の裏手の山に広がる「姥捨山エリア」は、30年の年月をかけて作られた、老婆たちの執念が結集する村の撮影が行われました。 ・撮影映画 「デンデラ」他【風のエリア】時代劇のセットが点在する園内で、ひときわ異なる趣を感じさせます。2013年より新たに公開されたエリアで、南フランス風のファンタジックな建物と緑の草原が広がります。ベランダからは、霊峰・月山の美しい姿を望むことが出来ます。 ・撮影映画 なし【漁村・農村エリア】 漁村・農村エリアにある「商家屋敷」内にて、現在劇場公開中の映画「るろうに剣心 京都大火編」の写真パネル展が開催されています。パネル展では映画のワンシーンはもちろん、撮影時の漁村エリアの風景や、エキストラさん達の準備風景など撮影の裏側や、山形県内で撮影されたロケ地等の風景も展示されています。「商家屋敷」内にて、実際に撮影されたシーンがそのまま残っています(小道具等は撮影時のものと若干違っています)。「志々雄 真実」と対峙するシーンもここで撮影されています。 「瀬田 宗次郎」との激闘のシーンも「商家屋敷」内の中庭で行われました。この激闘の末、衝撃的な出来事が・・・。この映画の肝となるシーンと言えるかも知れません。屋敷内の障子には血のり等もそのまま残っていて、撮影時の臨場感を存分に味わう事が出来ます。 志々雄 真実の部下との殺陣シーンもこのエリアで撮影されています。奥に見える大きな木も、撮影時の場所とは違っていますが、展示されています。巨木に見えますが、ハッポウスチロール製です。遠めでは勿論ですが、近くで見ても本当に良く出来ています。『STUDIO SEDIC 庄内オープンセット』では、今回紹介しきれなかったセットがまだまだ沢山有ります。「おしん」の生家や「おくりびと」の・・・など、盛り沢山ですよ。前述しましたが「るろうに剣心 京都大火編」の写真パネル展の他に、8月23日劇場公開される「喰女-クイメ-」の衣装展も開催されています。実際に市川海老蔵さん、柴崎コウさんが着ていた衣装をまじかで見ることができます。 『STUDIO SEDIC 庄内オープンセット』では、セット展示がメインとなりますが、ここから程近い所に『庄内映画村 資料館』が有ります。こちらでは、実際に撮影で使用された衣装や台本、小道具等が展示されています。『STUDIO SEDIC 庄内オープンセット』と『庄内映画村 資料館』を1セットで廻られる事をお勧めします。アトラクション的な要素は全く有りませんが、映画好きな方は是非ともお運び下さいませ。
2014.08.24
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『横浜・工作船展示館』 横浜・赤レンガ倉庫傍にある工作船展示館(海上保安資料館横浜館)です。わが国周辺海域の現状と海上警備の重要性などを理解してもらうことを目的として、平成16年12月10日に開館しました。工作船展示館には、平成13年12月22日に発生した、九州南西海域不審船事案にかかる工作船及び回収物などが展示されています。【工作船事件の概要】(海上保安資料館HPより引用)平成13年12月22日、海上保安庁は防衛庁(現在の防衛省)から九州南西海域における不審船情報を入手して、直ちに巡視船・航空機をその海域に急行させて、不審船を捕捉するための追尾を開始しました。同船は巡視船・航空機による度重なる停船命令を無視し、ジグザク航行するなどして逃走を続けたため、射撃警告の後、20ミリ機関砲による上空・海面への威嚇射撃及び威嚇のための船体射撃を行いました。しかしながら、同船は引き続き逃走し、自動小銃及びロケットランチャーによる攻撃を行ったため、巡視船による正当防衛射撃を実施しました。この工作船の攻撃により海上保安官3名が負傷し、巡視船に甚大な被害がもたらされました。一方、工作船は自爆と思われる爆発を起こし、奄美大島から西方約390km付近において海底に沈没しました。なお、工作船は沈没から約9ヶ月ぶりの、平成14年9月11日に海底から引き揚げられました。 工作船は室内で見るせいか、思いのほか大きく感じられます。無数の弾痕がなまなましく残っていて、銃撃戦の凄さが感じられます。 工作船は、一般の漁船が改造されたものではなく、特殊な用途、任務のために建造されたもので、さらに小型船を搭載しています。小型舟を出し入れするために、船尾は中央部で左右に分かれた観音開き式の扉になっています。 回収された銃器類の数々。自動小銃、軽機関銃、手榴弾、無反動砲、ロケットランチャー等が展示されています。 二連装機銃(対空機関銃)。対空用の重機関銃まで搭載しているとは、本当に驚きです。工作船展示館では、工作船の詳細な構造説明や、当時、追跡した時の撮影映像も見ることができます。又、係の人が分かりやすい説明もしてくれます。 何の予備知識も無いまま観覧しましたが、正直驚きの連続でした。作り物の世界ではなく、現実に起こった事件なんだと。国防に携わる方々に、あらためて敬意と感謝を申し上げます。 *工作船追跡映像
2014.08.03
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『スティール チャレンジ スペシャル スピード コンプ』 コクサイより発売された金属モデルガンになります。先にABSモデルのガスガンとしてモデルアップされており、ブラックモデルとシルバーメッキモデルの2機種が有りました。HW化では無く、金属モデルで世に送り出すとは、かなり力が入っていたんでしょうネ。Gun誌やコンバットマガジン誌でお馴染みのイチロー・ナガタ氏の所有するマッチガンを再現した様ですが、詳細は分かりません。ケースのネーミングにありますが、「スティール チャレンジ」公認モデルだったのでしょうか? このモデルの特徴といえば、バレルに刻まれた冷却用のバレルフィンとマズルに開口されたポートでしょうか。実際の効果は分かりませんが、これだけあると充分に冷えそうです。ハンマーはデホーンドハンマーでダブルアクションのみとなります。マッチガンでダブルアクションオンリーってどうなんでしょうか?シングルアクションも使えた方が良いと思うんですけど。 シリンダーのロックはシュラウドがありませんので、ディテントボールでのクレーンロックになっています。金属モデルならではの再現でしょう(MGC パイソンのロック機構はこんな感じでしたが・・・)。グリップは、HOGUE-MONOGRIPメダリオン付の樹脂製で、握り心地は結構イイ感じです。ホーグの木製グリが標準装備されていればベストなんですけど、コスト的に難しかったんでしょうネ。 このモデルの人気の程は分かりませんが、ガスガンからのモデルガン化。人気あったのかナ~。
2014.06.15
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『ワルサー GSP .22LR』 1979年に発売された、東京CMCの至極の逸品。実銃を忠実に再現し、設計は六人部登氏。まさに、マニアによるマニアの為の作品。とはいえ、競技用の銃をモデルアップさせるなんて、勝算有と判断出来たのでしょうか?それとも、利益度外視でも「こだわり」を貫いたのでしょうか?相当リスキーな冒険だった事に、違いなかったと思います。 さてこのモデルですが、最初に驚かされたのは化粧箱の大きさです。通常化粧箱の倍以上の大きさ(高さ)があります。同じ22口径でも、MGCのウッズマンとは全く違っています。そういえば、ウッズマンも競技用モデルでした。ウッズマンの場合は、漫画『ワイルド7』の人気で、勝算有だったんでしょうけど。広告も『ワイルド7』の飛葉ちゃんを大々的に使っていました。モデル本体も勿論、非常に大きく感じられます。特にドデカイ木製グリップ。握りづらそうで不格好な印象でしたが、握ってみるとこれがビックリ、ベストフィティング。バランスのとれた重量感と絶妙な握り心地に、ホンット感動です。これが実銃なら、正確な的撃ちが「バン・バン」出来そうです。このモデル最大の特徴と言っても良いと思いますが、通常のモデルと違い、トリガーが上から下に伸ているのでは無く、基部が下から上に向かって伸びています。通常とは、真逆構造となっています。どんな構造になっているのか、非常に興味が湧くところですが、恐ろしくて分解する気になれません。トリガー・ユニット部は破損し易かったらしく、カスタムショップ・エジプトさんから、交換用のパーツが販売されてい様です。トリガーを引いた感じは何の違和感も無く、通常モデルと何ら変わりありません(カラ撃ちは殆どしてませんので、トリガーを引いただけですけど)。東京CMCには、同口径の『ルガーMK1』が有りますが、此方も実銃を忠実に再現しています。生きた教科書を世に送り出してきた東京CMCさんは、本当に素晴らしいメーカーですネ。いつの日か又、本物志向の金属モデルガンに出会う事を願って・・・・。
2014.03.23
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『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』 2012年に東京都現代美術館で開催され、約29万2000人が来場した、大変人気を集めた展覧会が国内巡回展の第二弾として、わが街「新潟」で開催されました。以下は、展覧会趣旨の引用と展示室内の画像は、「ねとらぼ」さんからの借用になります。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の大ヒットも記憶に新しい、数々のアニメーション、実写作品でファンを魅了してきた監督・庵野秀明。その創作活動の原点であると同時に、多大な影響を与えてきたのが、庵野監督が幼少期からこよなく愛してきた「特撮」でした。円谷英二が始めた日本の特撮は、精巧なミニチュアで作られた町や山や海を舞台に、怪獣やヒーロー、スーパーマシンなどが活躍し、見る者を夢中に、あるいは圧倒し、そしてワクワクさせてきたのです。 しかし、特撮はデジタル技術の飛躍的な進歩とともに、第一線であった、その立場を失いつつあり、特撮自体の価値も見直す岐路に立たされていると言えるでしょう。そのような流れは、今日より大きなものとなり、コンピュター・グラフィックに代表されるVFXに押され、日本の特撮の歴史を作ってきた貴重な資料ともいえるミニチュアや小道具までが破棄され、散逸し、すでに失われはじめているのです。 本展覧会は、このような日本の特撮の状況を憂慮し、特撮の魅力に触れる機会を次世代に残したいとかねてから考えてきた庵野監督が、自ら「館長」となり、新潟県立近代美術館の中に特撮の「博物館」を開館するという企画です。会場では、数々の映画、テレビで活躍したミニチュアやデザイン画など、さまざまな資料約500点を一堂に集めて展示し、それらを担ってきた作り手たちの技と魂を伝えます。 また、庵野監督の盟友であり、平成「ガメラ」シリーズの特技監督、「ローレライ」、「日本沈没」、「のぼうの城」などの監督・樋口真嗣が「副館長」を務め、企画・庵野秀明、監督・樋口真嗣で制作したオリジナル特撮短編映画「巨神兵東京に現わる」を併せて公開します。 日本が世界に誇る映像の「粋」とも言える、デジタル技術に勝るとも劣らない、素晴らしい「特撮」の魅力をこの機会にぜひご堪能ください。主な展示内容(1) 人造-原点/『海底軍艦』『惑星大戦争』『日本沈没』などで活躍したメカたち (2) 超人-原点/『ウルトラマン』をはじめとするヒーローたちや防衛隊メカなど(3) 力/特撮の職人たちが力を注いで作ったミニチュア建造物など(4) 特撮美術倉庫/ゴジラをはじめとする怪獣や飛行機、戦車等が並ぶ美術倉庫 (5) 特撮の父、技/円谷英二、井上泰幸や大澤哲三ら特撮を支えた人々とその技 ・オリジナル特撮短編映画「巨神兵東京に現わる」 (企画:庵野秀明 巨神兵:宮崎駿 監督:樋口真嗣)以前開催された「ウルトラマン 創世紀展」 とは違い、円谷プロの作品だけでなく、東宝・大映の特撮映画で使用されたミニチュアやオリジナル模型が展示されています。最初の展示コーナーでは、東宝制作の特撮映画「海底軍艦」「日本沈没」「惑星大戦争」などで活躍した、オリジナルメカが展示されています。記憶に残っている物ばかりで、懐かしさでいっぱいになりましたが「海底軍艦」は、残念ながら全く分かりませんでした。世代的にチョットズレていますが、登場する「轟天号」は斬新なデザインですネ~、今度Blu-rayで観ようかと思います。又、1975年に公開された「メカゴジラの逆襲」で使用された、メカゴジラのボディースーツが展示されていました。40年近く経っているのに、全く色褪せていません。今にも動き出しそうなくらい、新鮮さを感じました。次の展示コーナーは「超人」がテーマ。ウルトラシリーズを初め、懐かしい特撮ヒーロー達が次々登場します。「ミラーマン」「スペクトルマン」「シルバー仮面」etc・・・数えきれない程のマスクや防衛隊メカが展示されています。どれもこれも、憧れたヒーロー達ばかりで、「ウォー、スッゲー!!」 の連呼でした。ここに東映特撮ヒーローが加われば、完璧なんですけど。大人の事情ッてやつですかネ~。「力」がテーマの展示コーナーでは、特撮職人たちが力を注いで作ったミニチュア建造物などが展示されています。様々な映画で登場した物ばかりで、ミニチュアといっても、かなり大きいスケールモデルがズラリと並んでいます。「平成ガメラ」のボディースーツも展示していました。ジックリ見ましたが、ホンット良く出来ています、やっぱり本物はスゴイですネ~。まッ私としては、「昭和ガメラ」世代ですけど・・・「大悪獣ギロン」カッコ良かったナ~。「特撮美術倉庫」と銘打ったコーナーでは、ゴジラをはじめとする怪獣や飛行機、戦車等、大小様々なスケールモデルが所狭しと並んでいます。歴史的資料館といった感じでしょうか?ここでも「ウォー、スッゲー!!」の連発でした。「ローレライ」の巨大な潜水艦模型や「ゴジラ」の大きな足のモデル、「平成ゴジラ」に登場した「キングギドラ」が出口でお出迎えしています。展示会中盤に設置されたミニシアターでは、この展覧会の為に制作された、オリジナル短編映画「巨神兵 東京に現る 」を観ることができます。企画:庵野秀明、巨神兵:宮崎駿、監督:樋口真嗣。この作品は2012年に劇場公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」と同時上映されましたが、こちらの映画は一部CG処理したシーンがあったようです。10分程度のショートムービーですが、あらゆる特撮技術を集結させた物凄い作品だと思います。この映画の語り手は「ヱヴァンゲリヲン」シリーズで「綾波レイ」役を務める林原めぐみさん。ストーリーと語りがとっても合っています。ウ~ン、ナイスキャスティング。別のコーナーで、この「巨神兵 東京に現る」のメイキング映像が、随時上映されています。本編は勿論ですが、こちらも必見です。この映画の特撮技術を余す事無く紹介しています。特撮技術の資料映像といっても過言ではありません。本編とメイキング映像を一つにしたBlu-rayで、販売してくれませんかネ~。展示室を抜けると、最後に撮影エリアが広がっています。「巨神兵 東京に現る」で使用されたような街並みが再現されています。細かな所まで、リアルに再現されています。本当に凄い技術です。職人さんならではの「技」ですネ。「巨神兵 東京に現る」では、この窓の向こうに「巨神兵」が立っていました。まさか、ミニチュアセットからの窓越しシーンだったとは驚きです。TVに映っているのは、新潟の情報番組「新潟一番」です。粋なはからいですネ~。オット、テレビの上には「ガンヘッド」のポスターが。実写版ロボット映画の先駆けでしたネ。ここにも粋なはからいが。新潟のテレビ局、TeNYテレビ新潟(日本テレビ系列)の看板が・・・。 副館長 樋口真嗣氏による、館内の解説チラシです。このチラシの他に、音声解説機の貸出もしていました。私はスルーしてしまいましたが、かなり好評だったようです。最後に・・・、特撮全盛期、ど真中世代の私にとって、宝箱の中にいる様な、そんな夢のようなひと時を過ごす事が出来ました。庵野館長、樋口副館長をはじめ、関係者の皆様、本当に有難うございました。今後の巡回も検討中との事です。お近くで展示される事があれば、是非とも行かれては、如何でしょうか?楽しめること、間違いないですよ!!!
2014.01.26
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『ベーターカプセル 怪獣無法地帯ver.』 空想ラボより発売された、ベーターカプセル 怪獣無法地帯ver.になります。ウルトラマン第8話「怪獣無法地帯」で使用されたベーターカプセルを忠実に再現した、プロップレプリカです。子供の頃、本当に欲しくて、欲しくてたまらなかった物が、ようやく形になりました。空想ラボさんからは、このバージョンの前に、「限りなく本物に近いモノ」をコンセプトに、いくつかのタイプ違いの存在を推測しつつ全話を通して最大公約数に纏めて立体化したプロトタイプがありますが、現在販売は終了しています。第8話「怪獣無法地帯」本編で登場したシーンと見比べてみましたが、全くわかりませんでした。本編映像から分析し、忠実に再現させるとは、さすがはプロです。実プロップは既に存在していない為、比較検証は出来ませんが、私が想像していた以上の出来栄えに、ホントッ感激です。質感、重量感、存在感、どれをとっても最高のプロップレプリカ、これぞ本物って感じです。全話を通してこんなもどかしい場面が、幾つもありました。大切な変身アイテムのはずなのに、やたらと落としたり無くしたり・・・。気がつくと、手に届くかどうかの微妙な位置に転がっていたり・・・、ハラハラ、ドキドキしながら観ていました。これまでにも、ベーターカプセルは商品化されていますが、空想ラボ さんのクオリティーを超えるものは、ありません。かわったところでは、車購入時の景品やバンダイさんからは「科特隊カレー」の購入特典として、ベーターカプセルが同梱されていました。一部金属製で、質感、重量感は本物を思わせる一品だったようです。外観のリアルさは勿論ですが、フラッシュビームの発光と変身音のギミックを搭載しています。作動には、カメラ用のリチウム電池を2個使用し、スイッチオンと共に点滅とサウンドが鳴り響きます。先端の電球は、プロップで使用されたストロボ用の閃光電球では無くLEDですが、充分な輝きを放ちます。毎回、一瞬しか登場しませんが、このシーンが一番好きです。このシーン見たさに、観ていたといっても過言ではありません。これこそが、後のウルトラシリーズの変身シーンの原点だと思います。でも、よーく見ると胸に在るはずの大切なものがありません。初期設定の段階では、もともと無かった様ですけど、定かではありません。現在、怪獣無法地帯ver.の販売は終了していますが、ベーターカプセル再現プロジェクト完結編として、ウルトラマン第1話「ウルトラ作戦第一号」で使用されたベーターカプセルを再現した、ウルトラ作戦第一号ver.の予約販売を行っています。ベーターカプセル再現プロジェクトは今回で完結となる様ですが、空想ラボさん曰く、「今後も飽くなき考察を継続し、これは!!という新解釈を発見した際は、改めて紹介させていただくつもりです」との言、次回作もあるかもしれませんネ。ウルトラ作戦第一号ver.は、空想ラボ、円谷プロ公式オンラインショップで予約販売受付中です。ご興味を持たれた方、是非ともど~ぞ~。
2014.01.13
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『謹賀新年』 皆様、新年あけましておめでとうございます。昨年は私のつたないブログにお付き合い頂き、誠にありがとう御座いました。本年もスローな更新になろうかと思いますが、変わらぬご愛顧を頂ければ幸いです。本年も宜しくお願いいたします。
2014.01.02
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『スミス&ウエッソン M459 コンバット オート』 MGC後期に発売されたモデルですが、こちらはタイトーから再販された、HWモデルになります。M59の現代版といったところですが、私としてはエキストラクターをライブにし、ショートリコイル機能を搭載した、M59を出して欲しかったナ~。このモデルには、シルバーメッキを施したM659がバリエーションとしてありますが、HW素材へのメッキの為、メッキ強度が弱く、すぐにメッキが剥がれる事から不評だったようです(HW素材へのメッキは当時、画期的な技術だったと記憶しています)。M39はHWモデルで再販されましたが(HW素材になっただけですけど)、私としては、M59の再販を熱望しています。前述しましたが、エキストラクターをライブにして、ショートリコイル機能を搭載した、M59の勇姿を今一度・・・。MGCなき今、完全復活は無理なのかもしれませんが、CAWからMGCリバイバルシリーズとして、32オートやウッズマンがハイクオリティーで復活しています。期待に胸が膨らんでしまいますネ。CAWさん、M59も是非ともシリーズに加えて下さ~い。
2013.12.22
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『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇』SPECシリーズ完結篇の後編。この作品で本当に最後?となります。大きく広がった壮大なストーリーをどう収拾し、幕を下ろすのか?楽しみなはずだったのに・・・。もしかしたらと、ある程度の予想はしていましたが、まさかここまでとは・・・。頭の中が、?マークだらけになる程の、何ともはやはやな内容でしたが、映像表現は凄かったと思います。意味深なセリフを残しての幕引き・・・。ン~、続編を期待してもいいの・・・カナ?
2013.12.15
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『ルームメイト』1993年にブリジット・フォンダ主演で劇場公開された、アメリカ映画のリメイク程度と思って視聴しましたが、全く違っていました。いい意味で「期待を裏切られた」って感じです。原作は今邑彩で、30万部を超えるベストセラー作品だそうです。原作を全く知らなかったので、変な先入観も無く「そうきたか~」と、十分に堪能できました。監督は古澤健、主演を、北川景子・深田恭子、高良健吾が努め、 尾上寛之、螢雪次朗、田口トモロヲ等が脇を固めています。 主演女優のお二人が、体当たりの演技を見せてくれます。今まで、見た事のないような役どころを猟奇的に演じています。ミステリーファンの方々、是非ともご覧あれ。
2013.11.23
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『劇場版 SPEC〜結(クローズ)~漸(ゼン)ノ篇』 前作の映画『劇場版 SPEC〜天〜』に続く作品で、シリーズ完結篇の前編。SPECらしさ満載で笑えるとこもありますが、深いところも充分に有ります。そのメリハリがとても良く、TVシリーズから続く「らしさ」だと思います。発砲シーンは殆どありませんが、H&K P2000が登場します。劇中プロップは、旭工房さんが携わり、映画『藁の盾』で使用されたものと同様のものだそうです。今作品は、ラストに向けた前哨戦といった感じでしたが、後編では前作の『劇場版 SPEC〜天~』からの出演となる、向井理&大島優子との激闘が見所のようです。次の完結編でどう幕を下ろすのか、今から楽しみです。
2013.11.17
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『コルト・ディテクティブスペシャル』 過去、幾度と無くモデルアップされていますが、出ては消え、出ては消えを繰り返し、安定供給してくれるメーカーは無いものかと思っていましたが、ようやくタナカから発売されるようになりました。過去には、MGCやマルゴー、ホビーフィックスから、金属モデルのみが発売されていて、販売価格はかなり高価だったと記憶しています。タナカからは当初、シュラウド有りのサードモデルをメッキ仕様のカート式ガスガンとして発売しており、このタイプのモデルアップは、後にも先にもタナカだけでその後、シュラウド無しのファーストモデルが、ペガサス機構搭載で発売されました。ここまでくればモデルガン化も近いはずと、心待ちにしていましたが、待てど暮らせど発売の兆しはありませんでした。さすがに根負け感も有り、雰囲気だけでも楽しめるなら・・・・と購入したのがこのモデルになります。購入しては見たものの、何か物足りなさを感じたので、グリップの交換と外観アップの為の塗装を施しています。そこそこ高級感がでたのでは?と思っています。スナブノーズ好きの私にとって、外観は勿論申し分ないですが、一番の魅力は何と言っても、グリップを握った時のシックリ感です。何とも言えない握り心地はサイコーの一言に尽きます。 2010年にモデルガンとして発売されていますが、未だ購入に至っていません。あれだけ熱望したモデルなのに、何か不思議な気分です。今でも購入リストに入っていますが、何時になったら手にする事が出来るのやら。欲しい物はホンット、うつろいやすいものですネ。
2013.10.27
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『許されざる者』1992年に、 劇場公開された、クリント・イーストウッド監督・主演、第65回アカデミー賞作品賞受賞作品を、日本が誇る名俳優、渡辺謙が主演を務め、監督・脚本を李相日が手懸け、この程完全リメイクされました。 主演の渡辺謙をはじめ、佐藤浩市、柄本明、國村隼等、豪華俳優人が脇を固めています。 ご本家である、ハリウッド版はもちろん面白く拝聴しましたが、その作品にどこまで近づけるのか?超えることが出来るのか?ネタばれになるといけませんので、内容は言えませんが、私としては、リメイク版のほうが、面白く感じられました。しいて言えば、ラストの・・・シーンをもっと派手にして欲しかったナ~。 賛否両論あるとは思いますが、劇場で是非とも御覧あれ。 大スクリーンは迫力満点ですよ~。
2013.09.23
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『コルト ポケット.25 オート』 スモール・オート好きの私にとっては、至珠の一品です。コクサイのメッキモデルは本当に綺麗で、購入から数十年経った今でもブルーメッキの退色は殆どありません。このブルーメッキモデルの他に、シルバーメッキを纏ったステンレスモデルがあり、綺麗なヘアライン処理が施されています。又、別売りアクセサリーになりますが、サイレンサーや木製グリップ、高級感溢れるパールグリップが発売されていて、ドレスアップも思いのままでした。当時、木グリにしようか?パールグリップにしようか?と随分悩みましたが、結局は買わずじまいで、今では入手困難な一品になってしまいました。あれこれ悩まずに買っておけば良かったと今更ながら後悔しています。 このモデルがメッキモデルという事もあり、一度も発火させた事はありませんが、調子の程はどうだったんでしょうか?小気味良く快調にブローバックしたんでしょうか?今更自分のモデルでチャレンジする勇気がありません。どなたか試された方、いらっしゃいませんか?1982年にコクサイから『コルト ポケット.25 オート』が発売され、まもなくマルシンから『コルト.25 オート』が登場、ハドソンからは『ブローニング・ベビー』と、続々と、各メーカーからスモール・オートがラインアップされました。残念ながら『ブローニング・ベビー』は所持していませんが、是非とも手に入れたい一品です。オクでたまに見かけますが、ジャンク品でも高値で取引されていて、とても手が出せる様な代物ではありません・・・・ウ~ン残念。実銃同様、『ベスト・ポケット・モデル1908(コルト ポケット.25 オート)』が発売された後、『コルト・オートマチック・キャリバー.25(コルト.25 オート)』を登場させるとは、各メーカーの粋な拘りを感じます。MGCやハドソンといった老舗メーカーが業界から撤退する中、既存メーカーから新製品のアナウンスがある度に思ってしまいます。スモール・オートはまだかと! メーカーは問いません、何卒『エスコート』のモデルガン化をお願い致しま~ス!
2013.09.07
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ブログタイトル変更しちゃいました。「HIRO」とっただけですけど・・・・。今後共、宜しくお願い致します。
2013.03.29
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『 モーゼルM1916 』我が家に現存する、数少ない金属モデル。その昔、金属モデルしかなかった時代を過ごした私にとって、金属モデルこそが、モデルガンの原点と言っても過言ではありません。外観こそ、その当時とは違うものの、重量感、作動感は、現在主流であるヘビーウエイトとは、全くの別物です。冷たく、ひんやりとしたその手触りは、金属モデルならではの触感です。まさに、これぞ「ザ・鉄の塊」って感じです(実際は鉄では無く、亜鉛合金ですけど)。MGCのモーゼルは、1960年代頃に発売され、5.5インチモデルの他、3.9インチのショート・バレルモデル、12インチのロングバレルである、カービンモデルなどのバリエーションがあり、モデル本体を収納できるホルスター・ストックも発売されていました。いずれのモデルもブローバック・モデルではなく、スタンダード・モデルだけだったと記憶しています。銃刀法の改正で銃口は閉鎖され、表面には金メッキが施されましたが、現在のような綺麗で滑らかな仕上げではなく、仕上げは荒く、磨けばシルバー色になるようなものでした(後期モデルは、なかなか綺麗だったようです)。 このモデルの特徴は、脱着式のマガジンでは無く、弾丸はクリップを使って上から装填するタイプで、同モデルを発売していた、マルシンやハドソンとは大きく違っています。又、MGCモーゼルの初期モデルに付けられていたグリップに「9」(レッドナイン)と刻まれていたことと、付属カートリッジの箱に9mmとの記載から、ベースとなった実銃は9mmパラベラム仕様のM1916だと思いますが、MGCでは、このモデルをM96としており、本当はどっちがモデルアップされたのか、定かではありません(本当は、一緒なのかな?)。 数年ぶりの更新です! お時間のある方は、また遊びにきてくださ~い。
2013.03.20
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『 ヘッケラー&コッホ VP-70』発売当時、モデルガンに興ざめしていた事もありスルーしたモデルでしたが、数年前、行きつけのセカンドショップで発見。「おっ!掘り出し物」とばかりに商品を確認し、安価なうえに懐かしさも相まって思わず購入。箱は少々くたびれていますが、モデル自体の状態は非常に良く、しかも未発火品。取説、備品類も全て付いた完全フルセットで3,000円とは、ホンット!安い買い物でした。この当時、オークションではビックリする様なプレミヤ価格で取引されていて、とても手を出せるような代物ではありませんでした。MGCのVP-70は、1982年に発売され、初期モデルのスライドには金属粉を混入した、SRHWを先取りするHW材を使用していましたが、赤みがかった色合いは不評だった様です。暫くするとHW材からABS材に変更され、後期モデルへと移行されますが、人気はあまり出ず、生産期間は短かった様です。VP-70最大のセールスポイントは実銃同様にストックを取り付けることにより、3点バースト・ショットが楽しめると言う事でしたが、銃本体より高い価格設定であったにも関らず、作動不良等からたびたび発売は延期され、ついには未調整のまま安値で販売されました。1983年1月号の月刊Gunによると、MGC主催のモデルガン・フェスティバルにおいて、『VP-70B バースト・ショット・フル・モデル』としてリニューアル・デビューの告知が有った様で、従来のオープンデトネーター方式から新考案のCP方式に変更され、それに伴いカートリッジも新型になるとの事でした。実際にこのモデルが発売されたかどうかは記憶の彼方です。又、同誌において、当時MGCの副社長だった小林太三氏による『従来のVP-70をバースト・モデルにするには?』と題しVP-70モデルを単体で購入した方へ、茶色のヘビーウェイト・スライド・カバーを装着した初期モデルと、パーカー・グレー色のスライド・カバーを装着した後期モデルと区別した上で、バースト・ショットへの変更方法が掲載されています。発売より十数年後、同一設計者の手により「完全版」として復活を果たしますが、ガスガンではなくモデルガンで復活して欲しかったと思われた方も多かったと思います。3点バーストで小気味良くカートが飛ぶ様を体感してみたいものです。タニコバさん、そこんとこお願いできませんか~!
2010.11.27
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『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ』 たまには映画でも・・・・ってことで、いって来ました『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ』。前作から何と7年ぶりに、待望の第三弾がようやく公開されました。小栗 旬、伊藤淳史らを新メンバーに加え、どんなストーリー展開になるのかと期待度120%のはずだったのですが・・・・。正直なとこ、ちょっとガッカリ。期待しすぎたのかナ~?。踊るフリークの方々には申し訳有りませんが、あくまでも私、一個人の感想ですので、どうかお許し下さい。前作の様なスケール感は全然感じられず、これなら映画じゃなくてもスペシャルドラマで充分なんじゃない?と思わせる様な内容でしたが、『踊る』らしさは、随所に出ていた様に思います。このメンバーで、TVシリーズ復活?と言うのも有りかも知れません。これから鑑賞予定の方々、私の感想など気にしないで楽しんできてくださ~い。
2010.08.29
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『オートマグ .44AMP モデル 180 』MGCのオートマグは、当時大人気だった大口径ハンドガン44マグナムに次いで、「マグナムブームがついにオートマチックを変えた!!」のキャッチコピーで、1976年に発売されました。ABSモデルながらボルトとチャンバーが金属製だったことから、重量感は充分に有りました。発火性能も良く、快調にブローバックしてくれました。『ガツン』とくる手応えと、金属ボルトの作動に伴い大型カートリッジが排莢する様は圧巻でした。ただし、紙火薬詰め(当時はCAP火薬など無く、ほんッと大変でした)と発火後のメンテナンスはめちゃくちゃ大変でしたけど・・・。ブローバックモデル登場後、スタンダードモデルが発売されました。基本的にはブローバックモデルと同じで、外観からの判別は難しかったと思います。デトネーターとカートリッジだけが違っていたように記憶しています(記憶違いだったらゴメンナサイ)。その後、諸般の事情により金属製のボルトからプラスチック製のボルトに変更されました。MGCのオートマグは前述したタイプの他に、ABSシルバーモデル、キットモデル(ブラックモデル、シルバーモデル)、スケルトンモデル、HWシルバーモデル(HWメッキモデル第1号だったような・・・当時は画期的でしたが、メッキが剥がれやすいのが最大の弱点で、販売期間も短かった様です)、ナチュラルHWモデルと数種類のバリエーションを展開し、タイトーに継続されてからは、HWブラックモデルが追加されました。画像のモデルはタイトーからの再販版で、ブラックHWモデルになります。正直なところ、ボルトの金属化やリブの形状変更をしてからの再販を期待していましたが、叶わぬ夢でした。企業的にリスクを背負ってまでの販売はなかなか出来ないようですね。タイトーのオートマグはHWモデルとゆうこともあり、金属製ボルトの初期型モデルより更に重量があります。発火機構はMGC時代にCP化されていますので、充分楽しめそうですが、未だに未発火。30年前の感動をもう一度の思いで購入しましたが、未だに踏ん切りがついていません。故障でもしようものなら、パーツの供給も有りませんし・・・。このブログを書きながら、オートマグが大活躍する『ダーティーハリー4』が久しぶりに観たくなりました。今夜あたりオートマグを握りしめながら観てみようと思います。
2010.06.20
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Colt Government Taka Custom Type『F』 posted by (C)HIRO『コルト ガバメント タカカスタム タイプ“F”』1998年に劇場公開された『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』で主演の舘ひろし氏演ずる鷹山敏樹刑事が劇中で使用した、コルト ガバメント タカカスタム タイプ“F”45オートです。プロップは何種類か製作され、撮影シーンによって仕様が異なっていたようですが、その殆んどが発砲用のプロップを使用していたようです。劇中使用されたプロップはマルシン製がベースとなっており、月刊GUN誌(1998年11号)でその詳細が紹介されています。 Colt Government Taka Custom Type『F』 posted by (C)HIROこのモデルは劇中プロップ同様『旭工房』さんによるもので、「設定銃FタイプVer.2.1」に準じた仕様で製作されています。劇中プロップの「設定銃」「発砲銃」の仕様については、『旭工房』さんのHPで確認することが出来ます。Colt Government Taka Custom Type『F』 posted by (C)HIRO一見、スライド前部のセレーション加工位のカスタムと思いきや、実はそのカスタム内容は非常に豊富で、スライド上部全面にわたるステッピング加工やオリジナルデザインのブリリアント・サイトの搭載、トリガー・ガード内側の面取り加工、ハウジングをピラッピッド状に成形したブリリアント・ハウジング等、その他細部にわたって様々な加工が施されています。また、スライド、フレーム共に「スターライトブルー」でフルブルーイングされており、スライド側面には刻印が打ち直され、高級感を漂わせています。Colt Government Taka Custom Type『F』 posted by (C)HIRO現在『旭工房』さんで、「タカカスタム Fタイプ」の限定発売を行っており、ベースのモデルガンはクラフトアップルワークス製とマルシン製の二種で、最低限の加工を施したベーシックモデルとオプションで追加オーダー可能な2タイプが用意されています。価格は張りますが、自分だけの一挺をオーダーしてみるのも悪くは無いと思いませんか?
2010.03.22
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皆様、あけましておめでとうございます。昨年は私のつたないブログにお付き合い頂き、誠にありがとう御座いました。本年も、まったりした更新になろうかと思いますが、変わらぬご愛顧を頂ければ幸いです。本年も宜しくお願いいたします。
2010.01.10
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『コルト ウッズマン マッチ・ターゲット』アメリカのコルト社が開発した中型オート。1947年、それまでのモデルに改良が加えられ、装いを新たにニュウー・モデル・ウッズマン(ターゲット・モデル&スポーツ・モデル)として再登場した。スライド・ストップが新たに設けられ、マニュアル・セフティの改良、マガジン・キャッチ・ボタンはグリップ・ボトムからトリガー・ガード付け根に移行された。1948年、ターゲット・モデルのデラックス版として、マッチ・ターゲット・モデルが発売された。日本国内に於いては、漫画「ワイルド7」の主人公、飛葉大陸が使用(スポーツ・モデル)したことでも有名で、人気も高く、過去に様々なトイガンメーカーから発売されています。その古くは金属モデルで、あの六研からも真鍮製モデルが発売されていました。 このモデルはコクサイのABSでスタンダードモデルです。「スタンダードモデルってなに?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、この当時のモデルガンにはごくごく当たり前の事でした。スタンダードモデルとは、発火させても排莢しないモデルガンのことで、それに対して、発火させれば排莢する現在主流のブローバックモデルの2種類が有りました。スタンダードモデルは割と安価でブローバックモデルは高級品と言った所でしょうか。コクサイのウッズマンも2タイプ有り、ブローバックモデル発売後にスタンダードモデルが発売されました(キット・モデルもあった様な無かった様な?)。外観上の違いは殆ど有りませんが、フレームにある金属のサイドプレートの色の違い(スタンダードはシルバー、ブローバックはクロ)が見られます。コクサイのウッズマンはマッチ・ターゲットのみで、バリエーションも6インチモデルと4.5インチモデルの2タイプしか有りません。スポーツ・モデルを待ちわびましたが、叶わぬ夢でした。 コクサイのウッズマンは残念なことに、持病を抱えています。ABS材の粘度が問題なのか?はたまた発火による衝撃が原因なのか?。このモデルは発火はしていませんが、フレームに薄っすらとクラックが・・・。そうならない様丁寧に保管していたのに・・・。ある程度の覚悟は決めていましたが、わが身に降りかかると、ものすご~くショックです。皆さんもお手持ちの愛銃をチェックされてみては?黒い影が忍び寄っているかもしれませんよ~。
2009.07.05
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『BIG SHOT 日本映画のガン・エフェクト』アクション映画やドラマの主人公達が使用するプロップ・ガンに魅了され、モデルガンの世界に入られた方も多いと思います。かくゆう私もその一人なのですが、当時は「プロップ・ガン」では無く「ステージ・ガン」と呼ばれていました。いや、そんな呼称すら無かった時代だったかな?一般的な映画や実銃、トイガンを扱う雑誌とは異なり、プロップ・ガンやそのプロップに魂を吹き込むガン・エフェクトに焦点を絞った書籍が発売されました。発刊されてから随分経っているので実際手にとって御覧になられた方も多いと思います。 監修はBIG SHOT代表である納富貴久男氏。私にとってBIG SHOTが携わった数ある作品の中で印象深いのは以前紹介した事もある『クライムハンター』シリーズです。プロップ・ガンは勿論のこと、眼鏡や皮膚への弾着など今迄の日本映画では観ることの出来なかった映像をハリウッドに勝るとも劣らない高いクオリティーで表現しています。日本映画も遂に此処まできたかと感慨深いものが有りました。私に限らずこの作品に洗礼を受けた方も多い事と思います。 本書に於いては、BIG SHOTを代表するプロップ・ガン(ジョン&マギー)をカラー写真で解説したり、BIG SHOTが参加した映画でのプロップ・ガンやガン・エフェクトの解説、日本を代表するガン・アクション映画監督への単独インタビューなど内容は盛り沢山です。又、日本映画のガン・エフェクトとモデルガンの歴史や「映画とMGC」と題し、納富氏による日本映画へのプロップ・ガンに貢献したMGCのOB達へのインタビューも必見です。まだご覧になってない方、是非ともご覧あれ。
2009.05.17
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『コルトガバメント マークIV シリーズ 80 M1991A1』コルトマークIVシリーズ80は、1983年から製造された民間向けのコルト・ガバメントで、ファイアリング・ピン・ロック・メカニズムが搭載され、より安全性を重視した改良が加えられた。M1991A1は、シリーズ80のバリエーションの一つであり、その名の通りコルト社が1991年に発売したモデルで、フロントサイト、リアサイト、トリガーが変更され、ハンマーがスパーハンマーとなり、黒いプラグリップが標準装備されている。皆さ~ん、大変お待たせしました~!まったりし過ぎて、久しぶりの更新となってしまいました。遅ればせながら、今年もよろしくお願いしま~す。さて、新春第一弾はMGCのガバメントをお送りいたします。旧MGC時代に発売された最後のガバメントモデルで、材質はもちろんHW。バリエーションとしては、このモデルと同時期に発売されたコマンダー・モデルがあり、後にコンパクトモデルが発売されています。シリーズ80モデルは、このM1991A1が先にモデルアップされ、90年代の後半になってタイトーからスタンダード・モデルが発売されました。何故、M1991A1を先に発売したのかは未だに不思議なところです(目新しさが欲しかったのかナ~)。私的に、このモデルに対して特筆すべきとこは見つけられませんでしたが、昔からMGCのガバメントには、妙な安心感があります。撃ってよし、飾ってよし、カスタムしてよし、バリエーションの多さもピカイチですしネ。最近、タニオ・コバGM-7が発売されましたが、ノーマルガバも発売してくれないかな~と思う今日この頃です(と言いつつ、未だに買ってなかったりしています)。
2009.04.12
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『コルト オートマティック キャリバー.25』スペインのアストラ社で開発された、小型オート。アメリカのコルト社向けに製造されたモデルで、US製ではない。先に製造されていた『ジュニア コルト』が1968年、小型ピストルの輸入規制にかかり、輸入禁止となった。1970年、再び『コルト .25オート』として輸入されたが、1974年に終止符が打たれた。 このモデルはマルシンのHWキットモデルです。80年代前半にABSモデルで発売され、90年代に入り、ようやくHWモデルとしてリニューアルされました。ABSモデルにもキットは存在しており、その当時数セット購入し、作っては壊しの連続で(表面をブルーイングしたくて、悪戦苦闘の繰り返しでした)、パーツが山になった記憶があります(今は全て処分しちゃいました・・・悲)。ABSモデルはブラックタイプの他にニッケル・フィニッシュ(シルバーメッキ)、メタル・フィニッシュ(メタリックメッキ)と3タイプのバリエーションが存在していました。このHWモデルは発火用にと、あえてキットモデルを購入したものですが、未だに発火していません(正直なところ、あまり期待してませんので)。発火性能はともかく、外観には惚れ込んでいます。ガバメントをそのまま小さくしたようなスタイルが私にはたまりません。マルシンの.25オートは、絶版、再販を何度か繰り返しており、ここ最近になりダミーカート仕様で再び復活しました。しばらくは製造すると思いますが、これもまた絶版になるの・・・かナ?
2008.10.19
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『20世紀少年』鑑賞して来ました『20世紀少年』。3部作構成の第1章。2作目は、来年1月31日公開予定。今回の作品、原作では8巻の前半迄と云ったところ。主人公たちと同年代とゆうこともあり、懐かしさいっぱいで楽しめました。俳優人も豪華で、なにより原作のキャラクターにそっくりなのには驚かされました。 登場人物が多く、原作を知らない人には大変かな?日本映画史上空前の制作費、60億(シリーズ3作)。制作費に見合ったVFXだった・・・と思います。 見応えは充分に有りました。第2章も期待してますよ~!
2008.09.15
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『スプリングフィールド・アーモリー コンペティションピストル.38 スーパー』スプリングフィールド・アーモリーは1777年から1968年まで運営されたアメリカの国営造兵廠を前身とした銃火器メーカー。民間企業となった現在のスプリングフィールド社がガバメントM1911-A1をベースに競技用モデルにカスタマイズしたものである。 このモデルはMGCのHW(フレームはABS)モデルです。MGCが38スーパーを世に送り出した最初のモデルだったと記憶しています。後にシリーズ化され、ハイキャパシティ、ロングコンプとラインアップされました。ブラック仕上げのスライドとシルバーフレームのカラーバランスが良く、アンビ・セイフティー、ビーバー・テール、3ホール・トリガー、リング・ハンマー等のカスタムパーツも多彩に使用されています。又、グリップを握った感じも良く、手にしっくり馴染みます。発火はしていませんが、そこはMGC、期待どうりの活躍をしてくれると確信しています。現在は絶版モデルとなっていますが、タイトーから若干の変更を加え『エキスパート・カスタム リミテッド・クラス』(ABSフレームがHW化)として再販されました。又、再販版ではハーフシルバーモデルの他にフルブラックモデルとフルシルバーモデル(販売期間は短く数ヶ月で製造中止になったようです)が有りました。旧MGCの最終期モデルであり、貴重な逸品と言えるのではないでしょうか。
2008.09.07
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『コルト ゴールドカップ ナショナルマッチ コンバットカスタム』1957年、アメリカのコルト社が開発した45オート。先に製造中止となっていたナショナル マッチ 45(1933~1941)の戦後版モデルである。射撃競技仕様のナショナルマッチモデルがシリーズ 70以降、ゴールドカップモデルとなった。1960年、コルト ゴールド カップ ナショナル マッチ・38がラインアップされたが、人気が出ず、1971年に製造が中止された。 このモデルはMGC(タイトー)のABSメッキモデルです。発売当初は、無垢の木製グリップ(シューティング・スター木製グリップ)が取り付けられていましたが、数年後の再販時には黒色の木製グリップに変更されました。パーティングラインやヒケは無く、まさに高級カスタムガンといった感じです。カスタムの内容は、ボーマー・リア・サイト(刻印無し)、リング・ハンマー、アンビ・セーフティー(刻印無し)、チェッカー・メイン・スプリング・ハウジング、ビーバー・テイル・セーフティ等です。このカスタム仕様を聞いて、ピンときた方も多いと思いますが、テレビドラマ『ベイシティ刑事』で、世良公則氏が演じる星野刑事が使用した『マギー』と瓜二つです。「やっと、発売するのかョ~」と思われた方も多かったと思います。 放送されていた当時『マギー』が欲しくて、カスタムパーツを揃えるのに難儀したのを今でも覚えています。以前にプロップガン『マギー』を取り上げた時にも書いたと思いますが、出演者のシューティングやカスタムガンが話題になる様な、70~80年代バリの刑事ドラマがまた見てみたいものです。
2008.06.15
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『クライム ハンター』東映オリジナルビデオシネマ(Vシネ)、記念すべき第一弾『クライム ハンター』が20年のときを経て、ようやくDVDで復活しました。『クライム ハンター』は、1989年に『怒りの銃弾』が製作され、同年2作目となる『裏切りの銃弾』、1990年に3作目『皆殺しの銃弾』とシリーズ化されました。低予算にもかかわらず主演を世良公則が務め、原田芳雄、竹内力、田中美奈子、又野誠治、ハント敬士など豪華な俳優人が脇を固めていました。2作目の『裏切りの銃弾』には、エリック・ダグラスをゲストに迎え、1作目には当時まだ無名だった寺島進も出演していました。『クライム ハンター』は、洋画アクションにひけをとらない本格的なハード・アクションを目指して製作され、劇中で使用されたプロップ・ガンは、第二の主役といえる存在となりました。登場するプロップ・ガンはそれまで映画・ドラマに使用されたことが無い物ばかりで、本作品の為に製作された物が数多く登場しています。今回発売されたコンプリートDVD-BOXには、シリーズ3作品の他にボーナスDISCが付き、当時のメイキングやインタビューが収録されています。又、短編ではありますが、新作『蘇る銃弾』も収録されていて、見所満載のまさにボーナスDISCでした。【CRIME HUNTER GUN's GALLERY】
2008.05.18
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『スミス&ウェッソン M629 .44マグナム マウンテン リボルバー』アメリカのスミス&ウェッソン社が開発したリボルバー(回転式拳銃)。44マグナム弾を使用し、フレームには大型のNフレームを採用している。M29のステンレスモデルがM629である。通常のモデルとは異なり、テーパードバレルが使用され、よりいっそう重厚感が増したようだ。 皆さ~ん、お久しぶりで~す。このブログを心待ちにされてた方、大変お待たせしました~(誰も待ってないかも~)。ネタ切れで書けなかった訳ではございませんので、どうかご安心を。これからもまったり感満載で更新していきますので、今後ともよろしくお願いします。このモデルは、コクサイのM629 マウンテン リボルバーABSメッキモデル。初期型の物で、カートもリアルです(ちょっと細くて、短いのがたまに瑕)。ガスガンとしての性能はかなり低いと思っていますので、私的にはモデルガンとして可愛がっています。テーパーバレルの44マグは、モデルガンとしてはどのメーカーからも発売されていないので、こいつをベースにカスタムしようと無謀なことを考えています。ここ最近、コクサイのM29がHWモデルとしてリニューアルし、タナカからは、ついにフルサイズカートのM29が発売されました。44マグナムの根強い人気がなせる業なのでしょう。少しずつですが、モデルガン業界にも明るい兆しが見え始めているのかもしれませんネ。
2008.05.06
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『スミス&ウェッソンM28 .357 マグナム ハイウェイパトロールマン』アメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社が開発したリボルバー。「ハイウェイパトロールマン」の愛称で呼ばれ、白バイ警官用のイメージがあるが、大型のNフレームを採用していることから携帯性が悪く、警察関係に制式採用されたことはあまりなかったとされている。日本国内においては、プラスチックモデルガン第一号となったモデルである。「黒く、そして重い」と言うキャッチフレーズが思い出される。今でも根強い人気があり、往年のガンフリークにとっては、拘りの一品と言えよう。 このモデルは、コクサイのニューハイウェイパトロールマンABSモデル。コクサイのハイパトは、初期型(銃身内発火タイプ)、後期型(シリンダー内発火タイプ)、ニューハイパトと進化を遂げてきた。それまで、MGCのコピーを販売していたコクサイが、「リボルバーのコクサイ」と言わしめた記念すべき最初のモデルと言えるであろう。多少のディテールの違いはあるものの、実銃の4インチバレルをモデルアップしていたのは、このモデルが最初で、最後であろう(違ってたらゴメンナサイ)。最近、コクサイさんからHWモデルでM29が再販された。勢い付いたところで、M28も再販してみませんか~コクサイさ~ん!!!
2007.11.25
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『ベレッタ M84』イタリアのベレッタ社が開発した小型自動拳銃。M84はもともとはM92の姉妹品であるM81の小型版で、380ACP弾が13発装填可能(アメリカでは規制のため10発)だ。小型拳銃としてはやや大きめだが、癖が少ないため初心者や公的機関の制服組等によく使用されている。現在は一部デザインを改良したM84F型が主流であり『チーター』の名称で生産が継続中である。 以前UPした、マルシン M84のバリエーション2タイプです。ABSシルバーメッキモデルはベレッタ刻印では無く、マルシン独自の刻印となっており(スライド、グリップ、マガジン)初期モデルには無かったシルバーメッキを身に纏っている。HWモデルは商標権問題後の再販モデルでベレッタ刻印となっているが、初期モデルのものと比べると、見劣りしてしまう。2タイプとも、センターファイヤー発火方式でエキストラクターがライブになったのが好ましい。発火もさぞかし快調なことだろう。 HWモデルは、もともとカスタムベース用に入手した物で、WA製のベレッタM84Fとのコラボの予定だったのだが、MG化宣言をしてから早6ヶ月が経過してしまった。(汗)一体何時になったら取り掛かれるのやら・・・。
2007.09.16
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『ダイ・ハード4.0』全国公開に先駆けて、行ってきました『ダイ・ハード4.0』待ちに待った作品で、期待度120%。『面白い』の一言、予想以上の出来映え。人間離れした「ジョン・マクレーン」の活躍に、お前は「ターミネーター」かと突っ込みたくなるくらいでした。 とにかく、アクションシーン満載で最後の最後まで楽しめました。ガンファンのみならず、映画ファンにも納得の作品に仕上がっていると思います。 皆さんも是非、劇場で御覧になってはいかがですか~?。
2007.06.24
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『スミス&ウェッソン M66.357 コンバット マグナム』アメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社が開発したリボルバー。スチール製『M19』のバリエーションで、ステンレスモデルである。高威力の.357マグナム弾を使用する拳銃でありながら、軽量で携帯性に優れていたため、常時拳銃を携帯する警官用として、アメリカでは広く採用されていた。 このモデルは、コクサイのABSステンレスモデル。メーカー自主規制前のモデルで『貫通シリンダー』タイプです。ガスガンとしての性能は賛否両論あると思いますが、私にとってこのモデルは思い出深いモデルの一つです。当時、トイガン(モデルガン)に興醒めしていた時で、新製品が出るのはガスガンばかりモデルガンの新製品が出るのは、夢のまた夢。せいぜい発売されても、マイナーチェンジやHW化されるぐらいでした。そんなある日、子供たちにオモチャでも買ってやろうと立ち寄った玩具店にいたのです、こいつが。衝撃的でした、『今のトイガンはこんなにもリアルになったのか』と、見た瞬間に引き込まれました。それ以来、この趣味を再開しています。今思うと空白だった期間が惜しまれてなりません。思い入れのあるトイガンは多々ありますが、こいつだけは特別なやつです。
2007.05.13
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『コルト ローマン MKIII クラシック モデル 』アメリカのコルト社が開発した「コルトMkIIIシリーズ」のリボルバー。357マグナム弾対応で、警察向けの拳銃として設計されており、特に2インチモデルは小型軽量でありながらマグナム弾の使用が可能なため、開発当時は主にアメリカの警察に使用された。1980年代には「ローマンMkIII」に更に改良を加えた「ローマンMkV」が発売されている。日本国内においては、TV、映画のプロップとして使用されていることからメジャーなガンであるが、アメリカにおいては非常にマイナーな機種となっている。 このモデルは、MGCのHWモデルです。ABSの初期モデルが発売された当時、それまでTV、映画で使用されていたプロップガンがこのモデルに一新されました。その影響もあり、当時は人気爆発で、当然のごとく即買い。ガン、ガン発火を楽しんだものでした。MGCローマンは、クラシック・モデル(シュラウド無し)とニュー・ローマン(シュラウド有り)があり、共にABS、HWモデルが存在する。又、短期間で生産が終了したSRHWがあり、その重量感は金属モデルを彷彿させてくれました。取り付けてあるグリップは、MGC純正かどうかは不明ですが、使い古された感じの、味のあるグリップです。メダリオンはゴールドではなく、あえてシルバーにしてあります。クラシックタイプのガンには、ラバーよりも木製のほうが似合うと思いませんか?
2007.04.08
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『アンフェア The Movie』観てきました『アンフェア The Movie』。ドラマとは違い、スケールの大きさが感じられました。若干、強引なストーリー展開のような気もしますが・・・?。雪平 夏見役の篠原 涼子さんが、とにかくカッコイイ!!ガンアクションやファイヤリングシーンが満載でとても楽しめました。劇中の使用銃もドラマ同様、M3913 レディー・スミスでしたが、できればデベルカスタムなんかを使用して欲しかったな~。『アンフェア』は、この映画で完結だそうですが、想いっきり続編のありそうなラストシーンでした。この映画の影響で、無性にM3913が欲しくなってしまいました。カスタム途中の物もあるのに、また寝不足の日々が続いてしまいそうです・・・(汗)。
2007.04.01
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『ベレッタ M84F』WA製のベレッタM84Fです。本来ガスガンなので、カテゴリが違いますが・・・。このモデルをベースにMG(モデルガン)化を計画。ようやく取り掛かれそうです。製作過程や、完成後には動画なんかをアップしようと思っております。乞うご期待。
2007.03.18
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『ブローニング・ハイパワー M1935 ミリタリー』ベルギーのFN社で開発された自動拳銃。ブローニング・ハイパワーは、世界初のダブル・カラム・マガジン(複列弾倉)を採用し、その装弾数の多さから「ハイパワー」と名づけられた。ハイパワーの開発は第一次世界大戦後の1921年で、その後、1935年にフランス軍に採用されたことから「M1935」と呼ばれるようになった。シングルアクションでありながらそのメカニズムは信頼性が高く、現代軍用オートマチックの基礎を築き上げた。 このモデルは、マルシンのHWモデル。マルシンのハイパワーはバリエーションが非常に豊富で、数えきれない位有る。さすがに全種類コレクションするわけにもいかず(本当はコレクションしたいとこなのだが)他に、コマーシャルモデルを所有しているくらいだ。旧タイプ(ABS)のサイド発火方式からセンター・ファイアーに変更され、発火はすこぶる快調だ。又、M92シリーズと同じニュー・プラグ・ファイアー・カートリッジを使用し、他のモデルとの互換性があることは大変好ましい。このままでも充分イケルのだが「ブルーイングしてみようかな?」などとついつい思ってしまう(今は、他にカスタム予定があるので、ガマン、ガマン)。いつものワルいクセが出ないうちに今日はこの辺で・・・。
2007.02.25
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『ベレッタ M92F US M9』イタリアのピエトロ・ベレッタ社が開発した自動拳銃。コルト・ガバメントに代わり米軍制式拳銃となっており、米軍では「M9」のモデル名で呼ばれている。米軍のM9は当初はM92SB-Fであったが、現在はM92FSに切り替わっている。M92のバリエーション(M92S・M92SB・M92SB-F・M92F・M92FS 等)は豊富で、ステンレスモデルのInox(アイノックス)も存在する。日本国内でもさまざまなトイガンメーカーから、モデルガン、ガスガンを問わずモデルアップされており、その人気の高さが伺える。 このモデルは、MGC製(ABSモデル)で最初期のものです。後に、SRHW、HW、メッキモデルがモデルアップされデザートストームなどの記念モデルもリリースされています。SRHWは、他のモデル(ガバメント、ローマン、パイソン等)同様、メーカーの自主規制により短期で販売が終了してしまいました。HW、メッキモデルについては、「タイトー」や「新日本模型」から販売されていました。現在も再販されており、イタリア刻印のM92F(HW)も存在しています。発火性能は優れており、MGCの最高峰といっても過言ではありません。昔は、ずいぶんと楽しませて頂きました。2マガジン位の連射は、ジャムも無く楽勝でした。発火後のカートリッジ回収は大変でしたけど・・・。欧州製のオシャレな外観のこのモデルは、今後も手放せそうにありません。
2007.01.27
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『ブラウン マキシコンプ』ガンスミス『エド・ブラウン』氏が製作したカスタムガン。コンペンセイターを取り付け各外装パーツをカスタマイズした『ブラウン・マキシコンプ』は、氏の代表的なモデルとなり、アメリカのガバメント・ファンはもとより実銃のハンドガンを手にする事が出来ない日本のファンにも知られる事となった。カスタム・ガバメントの代表的存在と言えよう。 明けましておめでとう御座います。今年も宜しくお願いいたします。さて、新春第1弾はMGCの『ブラウン マキシコンプ』を取り上げてみました。発売当時はすでにHW素材のガバメントが製作されていましたが、あえてABS樹脂で作り続けられ、旧MGCにとって、最後のABS製ガバメントのカスタム・モデルとなったものです。カスタム・モデルの証としてMCWの刻印が刻まれています。MCWとは、旧MGCの創立20周年記念に立ち上げられたカスタム部門で、MGCカスタムガンワークスの略称です。高度な技術で、さまざまなカスタムガンを製作しておりました。 メッキフレームやカスタム・パーツ(アンビ・セイフティー、ビーバー・テール、マグ・ウェル、3ホール・トリガー等)が実に美しいモデルで、スライドにはシリーズ70の刻印が刻まれている。又、コンプの左側とフィンガー・カバーに Ed Brown(エド・ブラウン)の名前が誇らしげに入れられている。2~3年位前に、HWモデル(スライドとコンプのみ)として再販されましたが、HWモデルにはない、ABS樹脂楢ではのこの艶やかさが、このモデルには合っているようですネ。
2007.01.07
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今年も早いもので、もう大晦日。過ぎてしまえば、あっとゆうまの一年でした。8月にブログを開設してから早4ヶ月、沢山の方々からアクセスして頂き有難う御座いました。来年も又、まったりした感じで更新して行こうと思っておりますので、暇つぶしに覗いてやってください。来年も宜しくお願い致します。それでは皆さん、良いお年を!。
2006.12.31
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『ベレッタ M84』イタリアのベレッタ社が開発した小型自動拳銃。M84はもともとはM92の姉妹品であるM81の小型版で、380ACP弾が13発装填可能(アメリカでは規制のため10発)だ。小型拳銃としてはやや大きめだが、癖が少ないため初心者や公的機関の制服組等によく使用されている。現在は一部デザインを改良したM84F型が主流であり『チーター』の名称で生産が継続中である。 マルシンのM84には、ABS、メッキ(ニッケル、メタル)、HWモデルのバリエーションがあり、このモデルはメッキ(メタルフィニッシュ)モデルです。刻印等はABSの初期モデルよりも簡略化されています(う~ん残念)。メッキ表面のカラーは健在で、茶色ブルー(?)がとても綺麗です。この当時のメッキは、なぜかこの仕上げが一般的だった様に記憶しています。今では手放してしまいましたが、コクサイのブルーメッキは本当に綺麗でした。実銃のブルーを思わせる様な素晴らしい仕上げでした(もしかしたら個人メッキだったかもしれませんが)。MGCのブルーメッキもありましたが、退色率が高く実用的ではなかったようです。オリジナルのままで保管されている方がいたら、すごいことです。是非とも拝見したいものです。メッキモデルの保管は結構厄介な物です(特に、昔の物は)、あなたのモデルは大丈夫ですか?今日あたり確認されてみてはいかがですか・・・?。
2006.12.03
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『FN ブローニング M1910』ベルギーのFN社で開発された小型オート。M1910には、32ACPと380ACPモデルがあり、小型で携帯に優れていることから護身用としても多く使用されていました。又、日本警察で使用されていたことでも有名です。このモデルは、コクサイのABS メッキモデルです。一見、金属製モデルの様に見えますが、表面のブルーが退色してしまい、こんな姿になってしまいました。私としては、金属感タップリのこの姿は、けっこう気に入っています。以前にマルシンのHWモデルをアップしましたが、どちらも『甲乙つけがたし』って感じです。 最近、TVドラマ等でまったく使用されなくなりましたが、かつては『西部警察』で、峰竜太氏演じる平尾一兵刑事が使用していたり(発砲シーンは電着だったようです)、アニメ『ルパン三世』では、峰不二子ちゃんの愛銃としても使用されていました。今後又、刑事ドラマ等で快調ににブローバックする勇姿が観て見たいものですネ。
2006.11.23
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『コルト マークIV シリーズ70 』コルトマークIVシリーズ70は1970年から1983年の間に製造された民間向けのコルト・ガバメントで、軍用に設置されていたランヤードリングが廃止され、セーフティも大型された。又、バリエーションも豊富でステンレスモデルやシューティングマッチモデルなども多数製造されている。 MGC コルト・ガバメント HWモデルベースの『ブルーイングカスタム』です。『ブルーイングカスタム』に興味を持ち始めた頃に購入したショップカスタムによる物で、刻印も再刻印仕上げとなっております。プロの仕上げとはどんな物なのか、この目で確かめてみたくなり依頼した代物です。ブルーイングを依頼した箇所は、スライドとフレームの樹脂パーツのみで、金属パーツは私個人のブルーイングによるものです。樹脂パーツとの色調違いは殆ど無く、いい感じに仕上がっております。当時は未だ樹脂へのブルーイングは、なかなか綺麗に染めることは出来ませんでしたが、今ではそこそこ観賞に耐えうる腕前になったものだと自負しております。長い時間をかけ、経験を積んだ賜物だと思っております。綺麗なブルーイングを手にするには、『時間』『手間暇』『経験』が不可欠なようです。
2006.11.12
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『ジョン&マギー』TVドラマ『ベイシティ刑事』で、藤竜也氏演じる小池刑事が使用する“ジョン”と世良公則氏演ずる星野刑事が使用する“マギー”です。劇中のプロップを手掛けた『旭工房』さんより『真空蒸着 ジョン』の復活を記念して、再度アップしてみました。今回復活した『真空蒸着 ジョン』は、リアルプロップレプリカに位置ずけられるタイプとリメイクプロップレプリカに位置ずけられる2タイプで、リアルプロップの方は、実際に使用されたプロップガンから型取り複製したバレルを使用し、撮影中に受けたダメージ(傷・ヒビワレ修復跡)がそのまま再現されたこだわりの仕様で、真空蒸着はプロップと同工場での仕上げとなっているようです。 リメイクプロップレプリカの方は、バレルはリメイクタイプで仕上はプロップと同工場での真空蒸着仕上げとなっているようです。どちらのタイプも、『旭工房』さんのHP内で解説されている『真正なるプロップレプリカ“ジョン”』に準じた仕上げになっております。どちらもコレクションに加えたいところですが、先立つ物が・・・・。
2006.11.03
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『スミス&ウェッソン モデル 39』アメリカのスミス&ウェッソン社が開発したオートマティック(自動拳銃)。1954年に開発され、スミス&ウェッソン社初となる、ダブルアクションオートである。その後のオートマティック(自動拳銃)の基本となったモデル。日本国内では、MGCとマルシンからモデルアップされていたが(現在共に絶版品)、プロップガンとして使用されていた、M59の人気が高く、一般的には影の薄い存在となってしまったようである。私としては、スリムでクラシカルなこのモデルはお気に入りの一つでもある。 このモデルはMGCのHWモデルで、今では閉店してしまったMGC上野店で購入した、思い出深いモデルガンである。先に発売された、ABSモデルと比べると『さらにあっさりしてしまった』といった感じがする。スライド、フレームに刻まれていたアドレス刻印が無くなったのにはもうガックリ。エキストラクターもダミーのままで、HWになったのだから、せめてここだけはリアルにして欲しかった(こうなったら『作ってしまえ』ってことで、エキストラクター、別パーツ化進行中)。独自の機構を構築する、MGCならではなのですが・・・・。今後、再販することでも有れば、ここら辺をグレードアップして欲しいところですネ。
2006.10.22
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