ぴろぴろ日記

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望郷日本

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2006.02.28
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カテゴリ: 思いつくままに!


朝、この国の唯一の国際空港へ向かう。友人が同行してくれる。言葉の心配のいらないこの国では私は全て自由に行動できるが、彼とはできるだけ長く一緒に居たかった。

彼が、手続きをしている間に、空港の職員にVIPルームの事を確認すると、一つしかないと言う。やはり、あの小さな部屋が唯一のVIPルームだった様だ。今回はこの国のパスポートで出国する。日本のパスポートには出国のスタンプは残らない。

入国時と同じようにクルーが通る入国管理官の所を通る。私のアジア人ぽい風貌を見て声をかけてきた。何日かの滞在で完璧に戻った言葉で話したら、違和感がない様で「ご苦労様です。ロシアは治安が悪いから気をつけた方が良い。自分もトラブルにあった。」と言っていた。

ソビエト時代は確かに非常に安心して生活できる国であった。しかし、最近の治安の悪化は凄いらしい。そんな事をその入管のおじさん(私よりも年下だとは思うが)は話していた。

また、友人は空港では出国して私についてきた。恐らく帰国時にもう一度あう事になる。しかし、ドイツから直ぐに帰ってこれる保証もなく、少し悲しそうであった。トラブルがあったら直ぐに連絡するようにと何度も言って私を見送った。私は入国時と同じくこの国の飛行機でモスクワに発った。

モスクワでは、全くトラブルもなく、入国できた。驚いた事に母国の領事館の担当者が迎えに来ていた。全く話を聞いていなかったので、かなり驚くと共に恐縮した。その担当者に話を聞くと、私の友人と外交部から直接連絡があり、ロシア語が出来ないから公務で行く私を迎えに出向く様に言われたとの事であった。彼は、語学が堪能で母国の二つの公用語の他にロシア語、フィンランド語(エストニア語も)、ドイツ語、フランス語、英語、その他ロシア国内のスラブ語系の数カ国語が堪能であるとの事。語学オタクであった。
母国の2つの公用語を状況によって巧みに使い分けていて、結構面白かった。台湾の国語と台湾語とちょっと似ていると思った。私が台湾で使用されている言語を理解しているわけでもないが・・・・!

モスクワ市内のホテルも準備されていたが、私個人の仕事の為なのに、普段税金も払っていない国の官費でホテルをとって貰って恐縮した。ホテルは中級クラスであったが、領事館の担当者は自分の所に泊まる様に奨めた。治安が悪いからずっと一緒に居た方が良いとの事。とりあえず、上からの命令なので予算内でホテルを用意したが、心配であるとの事。幾ら政府の役人とはいえ、知り合ったばかりで逆に怖いと思ったので、返事はとりあえずせずに、友人にお礼の国際電話を直ぐにかけたいとその担当者に言う。
彼が持っていた携帯で、領事館経由で友人と連絡が通じる。その仕組みはちょっと分からない。

友人とその担当者がしばらく話した後、ホテルをもっと良いところに変えるかどうか私に友人が聞いてきた。私が、担当者が自分の家に泊まらないかと言ってきているんだがと話すと、私が良ければそれでも良いと言ってきた。彼の保証があったため、その担当者の家に泊まる事にした。実は、その方が私には興味があった。安全が保証されれば、個人の家に泊まる方がずっと面白い。

とりあえず、タクシーで市内の領事館に挨拶に向かった。領事が来て、外務部から連絡がきている。良く来た。昔と異なり治安が悪いから十分に注意する様にとの言葉があった。今いる担当者は、滞在中、通訳としてつけるとのびっくり発言もあり、驚く。私は、母国出身で現在外国の大学の講師?との説明がされていた様だ。日本の大学の事を聞いてきたので自分の出身大学の事を話すと名前だけは知っていた。

とりあえず、領事館で昼食をとる。領事が簡単なランチパーティをやってくれた。みんな、珍しがって私に話しかけてくる。こちらも、日本の事、台湾の事を中心に話す。ロシアはコーカサスが独立して美味しいワインがなくなったからと、ワインを3ダース土産に貰う。そんなに貰っても、運ぶのが大変。

通訳兼私の世話役の担当者にワインを持たせて、彼の自宅に向かう。高層アパートの結構良い所に住んでいた。支給されている金に自分でバイトした金を足してこのアパートを借りているとの事だった。バイトが許されているのか聞くと許されていないとの事。聞かなかった事にしておく。

客用の部屋があり、ホテル並みに整えられていた。自分は外国語に興味があり、いろいろな国に友人達が居るため来客が多いとの事。領事館はそのことを知っていて、結構広い部屋を準備してくれたとの事。しかし、本来は全て支給される筈の燃料代?等は自分のバイト代で出しているとの事。

料理は彼の手作りの郷土料理を食べる。玄人並みの腕前でうなる。領事館で貰ったワインを飲みながら彼が体験したいろいろな国の事を聞きながら十分堪能する。彼は、私の友人に凄く世話になり、いろいろな人を紹介して貰ったおかげで今の自分があると言っていた。それは、私も同じだよ・・・!
ワイン4本を空ける。友人は私の事を兄弟だと紹介していたそうだ。まあ、確かに同じ様なものだけどねぇ~!ちょっと、アジア系の私を兄弟って言っても良くみんな信じるよねぇ!

シャワーを浴びる。ホテル並みの施設だが、お湯の出は余り良くない。石鹸やシャンプーはアラミス等の高級品が置いてあり、快適。以前私が使っていたシャネルプールムッシュの石鹸もあった。今は、売っている店を探すのも大変なのに。





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Last updated  2006.03.26 16:57:08
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