昨年の11月に亡くなった高倉健さん主演の「ホタル」という映画を観ました。この映画ですが、健さんが亡くなった際の追悼番組としてNHKのBS放送で放映されていたものです。
追悼番組ですから、健さんが亡くなった昨年の11月に放映されたものを録画しておいたのですが、なかなか観る時間が取れなくて、ようやく今日の午後に観たというわけです。

主演は、もちろん高倉健で、その奥さん役には田中裕子が扮しています。この二人は、たびたび夫婦として映画に登場しているような気がします。
さて、時代は昭和天皇が亡くなった時期となります。太平洋戦争で特攻隊だった主人公の山岡(高倉健)は鹿児島で漁師をしています。
その山岡には和子という妻(田中裕子)がいるのですが、この和子には戦争当時、金山少尉という婚約者(小沢征悦)がいました。その婚約者は山岡の上官であり、しかも日本人ではなく、朝鮮の人でした。
二人は将来を約束していたのですが、ある日金山少尉に出撃命令が下され、戦死してしまいますが、山岡はタッチの差で終戦となり、出撃しなくて済みました。
その後、傷心の和子を支えた山岡は和子と結婚したというわけです。
その山岡の戦友で藤枝(井川比佐志)という人もいて、この人も特攻隊の生き残りなのですが、昭和天皇が崩御されたことを聞いて自ら命を絶ってしまいます。
また、金山少尉の遺族が韓国の釜山にいることがわかり、山岡と和子は一緒に金山少尉の遺族を訪ねることになります。
日本軍の一員として特攻隊に所属したことを認めたくない金山少尉の遺族たちに拒否された二人ですが、やがて遺族たちにも受け入れてもらえることになります。
戦争中の朝鮮の人たちの苦しみと特攻隊として散って行った若者の無念さ、生き残った人たちの苦悩が凝縮された、考えさせられる映画でした。
それにしても、健さんは重厚さがあって、苦悩がにじみ出てくるような演技には卓越したものがあると改めて感じました。
合掌・・・
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