喜びと悲しみのはざまで

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柊子5113

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kazupi515 @ Re:15年。(03/14) お久しぶりです。 私のブログにコメント頂…
柊子です!@ ありがとうございます! ハイジ0818さんへ 返信遅くなってすみませ…
ハイジ0818 @ Re:15年。(03/14) お久しぶりです。 最近、私も ここへ戻っ…
柊子5113 @ Re[1]:15年。(03/14) あねご(りょう)さんへ メッセージありが…
あねご(りょう)@ Re:15年。(03/14) お久しぶりです! 娘さん大学生なんですね…
September 19, 2007
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カテゴリ: カテゴリ未分類
前回の日記にたくさんのコメントありがとうございました。
みなさんの励ましのコメントを読むたびに泣いてしまいました。

多くを語らなくても、親よりも長年付き合ってきている友達よりも心情を理解してもらえることを痛感しました。
本当に感謝しています。

ありがとうございます。

相変わらず私は、少し前に夫を失ったなんて誰も想像もできないような顔して生きています。
そう、それは別に無理をしているつもりはありません。

でも時々、「私は普通じゃないんだぞ!!」「ありえない悲しみと常に同居しながら生きているんだぞ!!」って叫びたくなることがあります。

夫を亡くして、少し時間がたって、まわりは私の悲しみが少しずつ癒えてきているって思っているでしょう。
そして、まわりは、そんな悲しみを私が背負っていることすら忘れて、私と関わっているでしょう。
もちろん、それは仕方のないことで、それを責める気はありません。

でも、ここにいる人ならわかってくれると思いますが、私の悲しみ、私の傷みはいつも現在進行形なのです。
なくなるはずのない現在進行形の傷みを抱えつつ、でも、それをひそめて生きているのです。


そんな私の心とまわりの人たちの心とでは温度差がどうしても生じてしまうのです。
そう、それは、親とですらです。

きっと、同じ経験をしていなければ、この「現在進行形の傷み」という言葉の意味は、わかってはもらえず、説教じみたこといわれそうですね。
でも、この経験をして、配偶者を若くに失うということが、どんなものかわかってしまったから言える「現在進行形の傷み」なのです。

だからって、それをわかってくれ~なんてまわりの人に主張して生きるなんてできず、言ってもきっとわかってもらえないだろうという思いもあったりして、悶々としたものがたまっていきます。

「すっかり元気で、ばりばり仕事もこなしている」
これが、きっと職場での私の評価だと思います。

器用なのか不器用なのか・・・。


前回の日記を書いた日は、会議で遅くなり、夜の10時過ぎにしか帰られなかったので、母に来てもらい、楓を寝かせておいてもらう予定でした。
「あ~、今日は何年ぶりかでゆっくり一人でお風呂に入って、楓を寝かしつけることもしなくていい」って少し開放的な気持ちでいました。

でも、帰ったら楓が起きていて・・・。
母に「はい、替わって」というようにバトンタッチされたことがきっかけで、気持ちがおかしくなったのでした。
「もう、今日だけは勘弁してよ」
そんな気持ちでいっぱいになり、もう無理って思ってしまったのです。

仕事、家事、子育て・・・。
全部一人では無理だし、何年ぶりかの開放感を奪われて、現実に押し戻されて、糸が切れてしまいました。

きっかけは、たったそれだけのことでした。
でも随分落ち込んでしまいました。


きっといっぱいいっぱいの心の状態で生きているんでしょうね。
笑って生きてしまえる自分がちょっと嫌です。

もっともっと「私は辛いんだ」って顔して生きられた方が楽なのにな~。





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Last updated  September 19, 2007 10:26:26 PM
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