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久しぶりにここに還ってきたくなりました。ここは、新たに歩みだして今を生きられるようになった私の原点なのかもしれません。あの日から15年が過ぎました。15年・・・・・・。あの日まだ3歳だった楓は18歳。この春から大学生になります。国公立大学の前期試験で合格し、先日入学手続きも済ませました。少し時間はかかりますが、自宅からも通える大学です。一つ肩の荷が降りた感じです。夫から託されている大事な宝物。私にとっては、人生の全てです。でも、大学進学で、ある程度の未来設計も見えてきて、ここからは自分の力で生きていってもらわねばと思います。私は、変わらず、仕事を頑張っています。もう第一線からは退きたいなって思うこともありますが、もう少し、頑張ろうと思います。少しでも社会に貢献できる人間でありなさい、と娘に言ってきた以上、自分も頑張らねばですね。ここで出会ったみなさんもお元気でしょうか?みなさんも幸せでありますように!
March 14, 2021
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時が流れていきますね。自分でもびっくりする年齢になってしまいました。アラフォーと思っていたら、もうアラフィフになってしまっていました。今年の一月に夫の13回忌の法要を済ませました。あれから12年の月日が流れたのですね。12年前、ここが、このブログがなかったら、きっと私は前を向けなかったと思います。ここで、たくさんの方に出会い、ここで励ましてもらい、何とかまた前を向けました。それは、どれだけ月日が流れても変わらない事実であり、ここで私と関わってくださった全ての皆さんに心から感謝しています。その思いは、これからまた流れる月日を重ねていっても変わらない、そう思っています。皆さんがそれぞれの生活の中で、あのころより幸せを感じて生きていてくれていたら嬉しいです。この四月に義父が亡くなりました。息子の13回忌を見届けるようにして、亡くなりました。義父のこの12年の痛みを思うといたたまれない気持ちになります。最愛の息子を亡くし、どれほどの喪失感とともにこの12年を過ごしてきたのかと思うと、今こうしてブログを書いていても涙が止まらなくなります。この数か月、この義父の死をきっかけに、私自身もフラッシュバックを起こしてしまい、随分苦しい時間を過ごしています。前を向いて生きていても、これからもきっと、心の奥にあるこの痛みとは同居し続けなければならないんですよね。改めてそんなことを思いました。ここで出会った皆さんが元気でありますように!
July 1, 2018
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あなたといた時間が、私にはかけがえのない時間だった。 幸せな時間だった。 幸せでありますように。 Happy Birthday
March 8, 2015
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誰も読んではいないだろうけど、ふと、つぶやきたくなってしまいました。時間は流れていますね。私も夫の年齢は遠に越し、楓も12歳、小学校6年生になっています。私は、変わらず教師を続けています。年齢と共に、責任ある仕事も増えてきました。辞めてしまいたいと思ったこともありましたが、やっぱりこの仕事は生きがいでもあり、また、楓を一人前にするまでは、仕事は必要だと思っています。夫が亡くなり、もうすぐ9年。本当に、時間は流れていきます。この9年、いろいろありました。この上ない喜びもあったし、この上ない悲しみもありました。生きていれば当然かもしれませんね。亡くなった直後、こちらでは随分たくさんの方に力をもらいました。会ったこともない同じ傷みを持った皆さんは、それぞれどうされているのだろうって、やっぱり今でも時々思います。9年という月日が流れた今も、私の心にはぽっかり空いた穴があります。更に穴は増えてしまったのかもしれません。それらの穴と同居するのに、疲れてしまって、このまま全てを終わらせたいって思うこともあります。私は、こういう生き方を強いられる運命だったのでしょうか。そう思うと寂しく、切なくなります。涙は9年たっても無くなりませんね。ふとつぶやきました。
September 7, 2014
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この曲を最近ずっと聴いている。切ない。「あなたはわたしの中の忘れられぬ人 すべて捧げた人 もう二度と戻れなくても 今はただあなた あなたのことばかり」わたしの人生最後の恋だった。もう誰かを好きになれることはないだろう。だから、あなたは、わたしの中の忘れられぬ人、すべて捧げた人。もう二度と戻れないけど、あなたに出会えてよかった。空を見上げるのが好き。この空があなたに繋がっているのかなと考えてしまう。不器用でごめんね。まだ、あなたのいない現実を受け入れきれなくてごめんね。ずっとずっと祈ってる。ただあなたのことを祈ってる。ずっとずっと・・・・・・。 幸せでありますように
October 28, 2012
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きれいな夕焼けです。さわやかな優しい風を感じながら、美しい夕焼けを見ています。あのホームで、私とあなたは、何度こんな優しい風を感じながら美しい夕焼けをみたことだろう。あなたは上り、私は下り・・・・・・。別々の列車に乗らなければならない瞬間が切なくて・・・・・・。必ず、私を見送ってくれて、私の列車が行ってからしか、あなたは自分の列車に乗らなかったね。そんな優しさも今は愛おしい。そんな優しさを当たり前に感じていた自分が悔しい。もうあの駅に立つことはないけど、私にとっては忘れられない思い出。あの街で、いつも過ごしていた24時間足らずの時間。きっと、私にとっては、人生の中で最も、女性として満たされていた時間かもしれない。その思い出に支えられながら、今日も明日も私は生きていきます。p.s あの街のお城にはとうとう行けなかったね。 あんなに行っていたのに、行っておけばよかったね。 次、行ったときこそって思っていたのに、次はなかったね・・・・・・。
June 3, 2012
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今ならわかることがある。今になってやっとわかることがある。苦しんだけど、いっぱい泣いたけど、今はとても穏やかに、あなたのことを思い出すことができる。私は本当に本当に幸せだった。あなたに出会えてよかった。まだ、時々、あなたの笑顔、笑い声を思い出してしまう。傍にいてくれたときには、気付けなかったことがたくさんある。いてくれることが当たり前で、いっぱいいっぱいわがままを言ってしまったね。ごめんね。あなたが、私をどれほど愛してくれていたのかも、今の私にはわかるよ。あなたの全てで、私を愛してくれていた。失くしてしまって、私にとって、どれくらいあなたが大事だったかに気付かされた。失くしたくなかった。でも、今が現実。あなたのことを胸に秘めながら、再生していかなきゃって思ってる。もう決して会えないことは紛れもない現実。それを受け止めて、毎日を生きていかなきゃって思う。 あなたも、そちらの世界で元気で幸せでありますように。 p・s あなたに買ってもらった財布、まだ大切に使っているよ。 あなたが入れてくれた500円玉と一緒に。 柊子
April 28, 2012
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昨日で夫が亡くなって丸六年という月日が過ぎました。もう六年なのかまだ六年なのか、自分でもよくわかりません。八日の日曜日に夫の実家で七回忌の法要を済ませてきました。六年という月日はそれでもやっぱり長いですよね。嬉しいことも悲しいこともあったような気がします。いろいろありましたが、それでも今、結局あの頃と何も変わらない自分がここにいます。結局はあのころのままの自分でしかないんですよね。未亡人、シングルマザー、そんな肩書きを背負いながら、またこの先の道も淡々と生きていくしかないのかなと漠然と思ったりします。昨年は心も身体も調子が悪い日が多く、楓にも両親にも本当に迷惑をかける日々でした。今年は地に足つけて生きていかねばと思います。楓のために頑張り、年老いていく両親に感謝を忘れず、生かされる限り生きていきたいと思います。ここで出会った皆様もそれぞれが幸せでありますように!また、更新しますね!
January 14, 2012
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本当に久しぶりの更新です。とりあえず、生きてます今日は結婚記念日。11年前の今日、まさかこんな今の自分を想像するはずもなく、私はウエディングドレスを着ていました。家族、親戚、友達、生徒、たくさんの大切な人に囲まれて、私は幸せいっぱいでした。そこから、わずか一年ほどで、人生の歯車が狂い、もう10年、狂ったまま生きてきました。楓が元気に育ってくれていること、元気に働けていること、感謝しなければいけません。でも、ぽっかり開いた心の穴は、やっぱり消えず、一生懸命隠している毎日です。先日、夫の夢を見ました。私は全く夫の夢を見ないのですが、今回も姿は見せてくれず、夫から手紙が届くという夢でした。内容は覚えていません。夢の中で読んでいましたが、特別喜ぶことも悲しむこともしていませんでした。夫は今の私に何を伝えたかったのでしょうか。楓が一緒に生きていく大切な人を見つけて、その人に楓を託すまで、私は頑張らねばなりません。それが、私の使命であり、責任ですから。崩れそうになる自分を奮い立たせつつ、自分のやるべきことをこなしていかねばと思います。
November 3, 2011
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次の月曜日から、出産以外では初めて入院することになりました手のできものをとります。簡単に処置してもらえると思っていたのですが、入院、手術になるそうで、参りました。二泊三日ですが、やっぱり気が重い・・・。先日も入院手続きのとき、「当日はどなたかに送ってきてもらいますよね?」って当たり前のように聞かれたので「いいえ、一人できます。」って言ったら、びっくりしたようで、「車とかで送ってきてもらうとかでは・・・」って言うので、「いいえ、自分で運転してきます。」って答えた。私だって一人できたいわけじゃないんだよ!!でも、楓も両親に預けなければならないから、一人で行くしかないんだよ!!友達が送ってくれるって言ってくれたけど、一人で行ってくるつもりです。夫が生きていたらな。送ってもらって、きっと心配もしてくれて、安心だっただろうな・・・。でも大丈夫。今、一人という自分をしっかり受け止めたいと思うのです。少し、成長したのでしょうか???
August 26, 2010
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とうとう8月1日で大台に乗ってしまいました。めでたいのかどうなのか・・・・・・。でも女性は〇十代からと言いますから・・・・・・。夫の年齢はもう超えてしまいました。彼はいつまでも若いままで、私だけがおばちゃんなっていってしまいますこれからは、もっと前向きに生きていきたいなあって、ここ数日考えています。自分の人生を悔やんでばかりでは、もったいない。せっかくだから、毎日を楽しんで生きていきたいなと・・・・・・。悩んでもどうしようもないことに悩まない。くよくよ考えすぎない。楽しいことをいっぱい考える。おもしろいテレビを見ていっぱい笑う。楓といっぱいデートをする。大好きなお買い物を楽しむ。大好きなブランドの服を身につける。(あああああーやせなきゃ・・・・・・。)でも、おいしいものをいっぱい食べる。〇十代は、楽しむ10年にしたいな。ここまでの10年は波乱万丈すぎたので、これからの10年は楽しみたい。欲しかったものがないことにばかり目を向けず、普通ではない自分の人生を味わえることを楽しむ気持ちをもてたらいいな。波はあるけれど、少しずつ、自分の人生を受け入れられるこれからにしていきたいものです。
August 4, 2010
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忘れたころに更新する柊子です。毎日暑いですね。ここで出会った皆さんはお元気でしょうか?私もなんとかやっています。楓は小学校2年生になりました。私は今年の4月に自宅から車で15分ぐらいのところの中学校に転勤できました。昨年の夏より、私の両親との同居も始めています。毎日が忙しすぎて、いろいろゆっくり考える暇もないことがありがたいのかどうなのか・・・・・・。 夫が生きてくれていたらってやっぱりそんなことを思うことは、また多くなっている気もします。母として、娘として、教師として・・・・・・、でも妻として、女としての自分をもてないことはやっぱり寂しく思ってしまったり・・・・・・。夫以上に愛する人はいないけど、この歳で女を卒業するのも寂しい気もします。夫が生きてくれていたら、こんなこと思わなくてもよかったのになってやっぱり考えてしまいますね。また行楽の夏です。みんなが、家族ででかけることが目につく季節です。平気な顔をしている心の中で、やっぱり複雑な感情が生まれてきます。 どれだけたっても、傷みとの同居は続いていきますね。一生、同居しなければならないこの感情と上手に付き合っていかねばですね・・・・・・。
July 19, 2010
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どれくらいぶりの更新なのだろう・・・。 周りからみれば、私はすっかり立ち直った人なのだろうか?昔の友達との交流は、本当に限られた人のみで、ほとんどしなくなってしまったが、楓関係のママ友達とは、楽しく交流をしたりもしている。仕事も生き生きできていると思う。楽しく、食事や買い物もしている。でもね、やっぱり大きな心の穴はなくなるものではない。少し、上手に同居できるようになってきただけだろう。でも、せっかく生きているんだもの。夫の分までいっぱい生きていっぱい幸せ感じたいって最近は本当に思う。今を幸せに生きられることに感謝して、今を生かしてくれているであろう夫に感謝して、今を大切に生きていきたい。数日前、渡辺美里が懐かしい「10years」をテレビで歌っていた。高校時代よく聞いた曲で懐かしかった。そして、涙がでてきた。何故か高校時代もこの曲を聞いてよく泣いていた。20年近くたって、また違う涙がでてきた。なんだか、今の私にまたぐっときた。心にしみた。そして、しっかり歩んでいかなきゃって思った。 時々、ブログで出会ったみなさんのことを考えています。一番辛いときに私を支えてくださったみなさん・・・。時の流れとともに、みなさんの生活も変わっているでしょうか?一回しかない人生、何かに束縛されることなく、自分の幸せ感じて生きていけたらいいですね。読んでもらえているかわかりませんが、もし見てくださっていたら、よいお年を!!そして、突然のブログ更新ではありましたが、来年もよろしくお願いします!!
December 27, 2009
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すっかりご無沙汰になってしまっています。皆さん、元気にされているかなと思いつつ、最近はパソコンを開けることも少ない毎日になってしまっています。でも、ここで出会った皆さんのことは、勝手に時々思い出してしまいます。逢ったこともないのに、不思議です。私が、何とか前をむいて生きていけるようなっているのも、ここで、皆さんと心から話をすることができたから・・・。そんな感謝の思いはずっとずっと持ち続けながら毎日生きています。私は相変わらず、楓と頑張っています。楓も幼稚園の年長になり、毎日元気に通ってくれています。私は仕事が本当に忙しい毎日です。学校は、ありえないくらい荒れていて、異常な現場になっています。どうしてこんなに、子どもたちの心が病んでいるのか、とても苦しい気持ちになります。社会で起こっている事件を見ていても悲しい現実ばかりですね・・・。いつまで、自分の「正義」を語り続けられるのか毎日不安ですが、とにかく精一杯、教師として頑張っていきたいと思っています。次はいつ更新できるかわかりませんが、柊子は何とか、頑張っています!!皆さんも、それぞれの暮らしを元気に頑張ってくださいね。でも、最後に一つだけ心模様を・・・。やっぱり、もうひとり子どもが欲しかったな。もう一回、妊娠して、赤ちゃん抱きたかったな。絶対自分には叶わない話・・・わかっているんだけど、やっぱり苦しいな。早く、わりきれるようになれるといいな。
June 27, 2008
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スターダストレビューの「木蘭の涙」みんな一度は耳にしたことあるんじゃないかな?私もよく聴いた曲・・・ゆうべちょっと耳にする機会があって、歌詞をじっくり見ながら聴いた。涙が止まらなくなった。。。これって死別の悲しみを歌った曲だったの??初めて、それを知った。ずっと前から知っている曲だったのに・・・。昨日は楓の運動会で疲れていたし、今日は自分の学校の体育大会で、ゆうべは少しでも早く眠りたかったのに、この曲が耳にこびりついて眠れなくなってしまった。そして、いつも以上に泣いた。今朝、目が腫れていた。。。 いつまでも いつまでも 側にいると言ってた あなたは嘘つきだね わたしを置き去りに・・・その歌詞と、ある日の夫の姿がだぶってどうしようもない。4年間の夫の闘病生活の中で、私は何度となく息が切れた。ある日も夫が入院しているとき、私は一人自宅で苦しくなっていた。メールでやりとりしていた夫が、私の異変に気づき、タクシーで自宅まで帰ってきてくれた。予期せぬことにびっくりした。「絶対絶対、私の前からいなくならない?」そんなことを泣きながら聞いた。全身の傷みと、肩の骨がやられていた夫は、もう私を抱きしめることすらできなかったが、「絶対絶対、柊子の側からいなくならないよ」って笑いながら言った。「大丈夫、大丈夫だから。柊子の前からいなくなったりしないから」って笑顔で言った。そして、夫は逝った・・・私を置き去りにして・・・ 逢いたくて逢いたくて このむねのささやきが あなたをさがしている あなたを呼んでいる
September 23, 2007
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前回の日記にたくさんのコメントありがとうございました。みなさんの励ましのコメントを読むたびに泣いてしまいました。多くを語らなくても、親よりも長年付き合ってきている友達よりも心情を理解してもらえることを痛感しました。本当に感謝しています。ありがとうございます。相変わらず私は、少し前に夫を失ったなんて誰も想像もできないような顔して生きています。そう、それは別に無理をしているつもりはありません。でも時々、「私は普通じゃないんだぞ!!」「ありえない悲しみと常に同居しながら生きているんだぞ!!」って叫びたくなることがあります。夫を亡くして、少し時間がたって、まわりは私の悲しみが少しずつ癒えてきているって思っているでしょう。そして、まわりは、そんな悲しみを私が背負っていることすら忘れて、私と関わっているでしょう。もちろん、それは仕方のないことで、それを責める気はありません。でも、ここにいる人ならわかってくれると思いますが、私の悲しみ、私の傷みはいつも現在進行形なのです。なくなるはずのない現在進行形の傷みを抱えつつ、でも、それをひそめて生きているのです。そんな私の心とまわりの人たちの心とでは温度差がどうしても生じてしまうのです。そう、それは、親とですらです。きっと、同じ経験をしていなければ、この「現在進行形の傷み」という言葉の意味は、わかってはもらえず、説教じみたこといわれそうですね。でも、この経験をして、配偶者を若くに失うということが、どんなものかわかってしまったから言える「現在進行形の傷み」なのです。だからって、それをわかってくれ~なんてまわりの人に主張して生きるなんてできず、言ってもきっとわかってもらえないだろうという思いもあったりして、悶々としたものがたまっていきます。「すっかり元気で、ばりばり仕事もこなしている」これが、きっと職場での私の評価だと思います。器用なのか不器用なのか・・・。前回の日記を書いた日は、会議で遅くなり、夜の10時過ぎにしか帰られなかったので、母に来てもらい、楓を寝かせておいてもらう予定でした。「あ~、今日は何年ぶりかでゆっくり一人でお風呂に入って、楓を寝かしつけることもしなくていい」って少し開放的な気持ちでいました。でも、帰ったら楓が起きていて・・・。母に「はい、替わって」というようにバトンタッチされたことがきっかけで、気持ちがおかしくなったのでした。「もう、今日だけは勘弁してよ」そんな気持ちでいっぱいになり、もう無理って思ってしまったのです。仕事、家事、子育て・・・。全部一人では無理だし、何年ぶりかの開放感を奪われて、現実に押し戻されて、糸が切れてしまいました。きっかけは、たったそれだけのことでした。でも随分落ち込んでしまいました。きっといっぱいいっぱいの心の状態で生きているんでしょうね。笑って生きてしまえる自分がちょっと嫌です。もっともっと「私は辛いんだ」って顔して生きられた方が楽なのにな~。
September 19, 2007
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もう疲れました。もう頑張れないかもしれない。とうとう壊れてしまうのかな。
September 12, 2007
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八月中にもう一度アップしようと思っていたのに、九月になってしまいました。いよいよ、また二学期ですね。また、あわただしい日々が始まります。でも、忙しい方がいろいろ考えなくていいから、心にはいいかもって思ったりもします。もう夫が亡くなってから二回目の夏が終わろうとしています。信じられません・・・。ドラマや映画で、ノンフィクションの病気と闘ってなんて話があると、私の友達たちはうちの家庭とだぶるらしいです。また、そんな映画も公開なんですよね。きっと、重なりすぎて辛いから見ることはないかなって思ってますが・・・。でも、自分と比べたとき、悲しい現実を目の当たりにするまでに幸せな時間がいっぱいあって羨ましいななんて、またないものを羨ましく思う自分もいたりして・・・。これから更に幸せになるんだっていう、そのスタートをきった途端に暗闇に落とされたあの日・・・。神様なんていないんだって思った。こんなにこんなに真面目に一生懸命生きてきても、こんな目に遭うんだって思った。家族旅行の思い出もない・・・。楓の知っているお父さんはもう病気になってしまったお父さんだけ・・・。2002年2月、大きなお腹を抱えた私は暗いトンネルに堕ちた。あの暗闇を思えば、今の日々の悩みなんてやっぱりちっぽけに思えてくる。そして、やっぱり、私はまわりの人とは歩調が違ってしまった・・・。でも、私は生きていく。生かされている限り生きていきたい。楓と少しでも笑って、今ある幸せに感謝して、そして、もっと幸せになっていきたい。私に与えられた枠の中の幸せ・・・時々枠の外の幸せが欲しくなるけれど、与えられた中での幸せをいっぱい感じられる自分になっていきたい。何だかまたとりとめのないことを書いてしまいました。いつまでたっても、同じところを行ったり来たりしているなって思います。最近よく思い出す言葉があります。「人間それぞれ自我の塔を築くより他に生くるに値することなし」恩師が教えてくれた、太宰治の言葉だったと思うのですが、25年ぐらい前に聞いた時はもちろんしっくりこなかった言葉ですが、今の私にははまります。何が正しくて、何がよいことなのか、仕事でも子育てでも、生活の中でもわからなくなることがよくあります。でも、「自分」築いていくしかないのかなって思うのです。そのためにも、その自分を信頼できるように、自分を磨いて生きていくしかないのなって思う今日このごろです。
September 1, 2007
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あっという間に八月も半ばを過ぎてしまった。お盆も終わった。でも、まだ、お盆だから夫が帰ってくるという気はせず、彼は日々、私と楓と一緒にいるような気がしている。いろいろ公私ともに考えることが多い。仕事のこと、両親の体調、楓のこと、自分のこと、いろいろな人間関係、他にもいろいろ・・・。でも、明日死ぬかもしれないよな、なんて思うと悩んで考えていることもちっぽけに思えてくる。最近、以前より、病気や死というものに関係するテレビや話に関わることが辛くなった。以前から嫌だったけど、最近は特に苦しい。時間がたったのに、余計に苦しくなっていくのは何故なんだろう。自分にないものの数を数えて嘆くより、あるものの数を数えて幸せになっていかなきゃなんて最近は思えるようなってきている。でもね、必死。そう必死なんだよ。必死に今の現実の中で、自分に与えられたものの中で幸せなろうともがいているんだよ。人を思いやるということは難しいこと。ましてや、自分が経験していない状況の人を思いやることは難しい。でも、何かしらの傷みを知っている人は、例え状況が同じでなくても、他人の傷みを想像して思いやることができるはず。私もそんな人になりたい。そして、今私が心からつきあえる数少ない人たちもそんな人なんだろう。本当に人を思いやるということは、勝手に相手を思ってやることではなく、相手の状況をよく理解し寄り添ってあげること。多くの言葉もいらない。いつでもどんな時でも、あなたを思い、何かあったらかけつける、そう言ってくれることが、どれだけ救いになるか・・・。そう言ってくれる存在を失った人間は、そういう言葉が身にしみるもの。友達に、私のすべてをわかってくれとは言わない。私がどんな傷みの中で必死にもがきながら、笑っているのかわかってくれとは言わない。でもね、きっとあなたには想像もできない世界だよ。そう、それが、私と楓とが生かさてれる道なんだよ。
August 18, 2007
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今年の三月、あるクラスの最後の授業の時でした。「先生、三年生は担任を持ってよ~。」って、何人かの生徒が言い出しました。「そうね~、先生も持ちたいけど、子どもの送迎があって朝遅れてきているからね~。」って言うと、「じゃ、旦那さんに送迎してもらったら?」ってまた別の生徒が言い出しました。そう、ここで「そうやね~。」って、普通に返答するはずの私が、何故かこの日だけはその言葉がでてきませんでした。夫が亡くなってから出会った今の生徒たちは、私の夫が亡くなったことを知りません。別に隠すつもりもないのですが、特に話すこともないかと思い、それまでは夫の話になっても適当に答えてきていました。だからこの日も「そうやね~。」ですんだはずだったのですが・・・。「実はね・・・ちょっとびっくりするかもしれないよ・・・先生の夫はね、亡くなりました。病気でね。38歳だったの。みんなに出会うちょうど三ヶ月くらい前のことだったの・・・。」やはり教室の空気が変わりました。そして、何人かの女の子たちが泣き出してしまいました。「先生、何で笑ってるの。何でこの一年ずっと笑顔で授業してきたの?」泣きながらそんなことを言ってきました。「う~ん、顔で笑って心で泣いているんだよ!!」なんて、笑顔で言いました。「何で何で、先生・・・。」そんな感じで泣き出してしまう女の子たちがいっぱいになってしまいました。「大きな悲しみを抱えていても、笑顔で楽しい授業をしている先生がすごすぎる」って、後でそんな手紙をもらいました。その日の授業では、私は私なりに「命」の大切さについて話をしました。感極まって私も泣いてしまったのですが・・・。夫が、どんなに生きるために頑張ったかということ。生きたくても生きられない人たちがいるということ。急がなくても必ず「死」はくるのだから、自ら命を落としてはいけないこと。どれだけ苦しいことに出会っても、必ず出口はあるということ。そんなことを話しました。話しながらいつも自分に言い聞かせているんですけどね。夫がなくなったということは、そのクラスにしか話さなかったのですが、不思議とどの子も他のクラスの子たちには話していないみたいです。子どもの感性ってすごいって思います。私が夫の話をしただけで、彼女たちの中で何かを感じ、涙を流してくれたということ・・・。その涙は、「かわいそう」というものとはちょっと違うものでした。「かわいそう」とか「信じられない」っていうありきたりな感覚とは違うところの感性で感じてくれた生徒たち・・・。純粋なそしてすごい感性だって思います。まだまだ、人間すてたものじゃないって思って、頑張って教壇に立って行きたいなって思ったその日だったのです。
July 8, 2007
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久々にど~っと孤独が押し寄せてきて眠れない。今日は夫のお墓参りに行ってきた。「行年 39歳」と彫られた石碑を見て、改めて涙がでてきた。とっと、若すぎたよ・・・。とっと、楓がね、自転車に乗れるようになったんだよ。こまをとって、少し前から練習していたんだけど、ゆうべから完全に自分でペダルをこいで乗られるようになったの・・・。すごいでしょ!!今日もずっと、嬉しそうに、、こまなし自転車をすいすいこいでいたよ。あなたが生きていたら、今、私たち家族はどんな風に過ごしているだろう。あなたが病気になっていなかったら、私たちは絵に書いたような4人家族にでもなっているだろうか・・・。孤独は嫌。寂しいのは嫌。私は強くなんかないよ。泣き虫の弱虫だよ。しっかり支えられていたい。しっかり傍で、守って、抱きしめていてほしい。久々にそんなことばかり考えてまだまだ眠れそうにありません。
June 3, 2007
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ブログを書き始めて気がつくと一年以上が過ぎていました。夫を失ってからも、それだけ月日が流れているということ・・・。早いですね。その間、このブログの中でたくさんの友達(勝手に思っています。)ができました。リンクさせてもらっている人を初め、いつもコメントをしあったりしているみなさん・・・。逢ったこともないのに、とて身近に感じさせてもらっています。みなさんがいたから、みなさんと心から話ができたから、今私は歩けていると言っても過言じゃありません。本当に、昔からの親友より、自分の心をさらけだせ、わかってくれるみなさん。でも、逢ったこともなく、顔も声も知らないわけで・・・。でも同じ傷みを抱えているみなさんが、この同じ時の中でいるということが、私の日常を支えてくれているわけです。見えないけれども、このネットを通して感じられるみなさんが、どこかにいるという事実が・・・。ふと、日常の中でそんなみなさんの存在を思い出してしまうことがよくあります。そういえば○○さん、どうしているかな、とか、○○さん元気になったかな、とか。普通に逢ったことのある人のことを思いだすかのように、考えています。でも、顔も声も、何にもしらないわけで・・・。それがとっても不思議です。そして、忙しくて、更新できなくて、みなさんに忘れられているかなって不安に思っていても更新したら、たくさんの人がまた話しにきてくれて・・・。あ~、逢ってなくて、何もしらなくても、みなさんは私の友達なんだって、また勝手に思って嬉しくなってしまいます。とってもとっても大切な友達って・・・。みなさ~ん、ごめんなさい。勝手にそんなこと思っています。でもいつも力もらっています。ありがとう!!これからも、ぼちぼちの更新になるかもですが、よろしくです。今週は修学旅行があります。楓は、二泊三日、私と離れて大丈夫か少し心配です。
May 20, 2007
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またまた久しぶりのアップになってしまいました。もう、きっと皆様に存在すら忘れられているだろうな~って思いつつ・・・。とにかく忙しい毎日で、なかなか更新も出来ず、皆様のところにも遊びにすらいけないのですが、こんな調子でもぼちぼちやっていきますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。仕事は、本当に大変です。今年は中学三年生の担当の上に、学校で多きな役も当たり、さらに一年を通しての長い研修にも行くことになり、ありえない忙しさになっています。ますます、楓とゆっくり過ごしてやれない日々です・・・。そんな楓は明日5月13日で5歳になります。大きくなりました。この前まで赤ちゃんだったのにな~って感慨深くなりますね。もう十分、話相手にもなってくれます。これからも健やかに育っていってほしいです。さてさて、まだまだ「ネガティブ柊子」はなくならないのですが、少しずつ、「ポジティブ柊子」になっていきたいですね。でも、きっと、去年の楓の誕生日より、今の方が笑えているって思います。時間の流れってすごいですね。時が解決する・・・時間しか解決できない・・・本当だなって思います。せっかく生かしてもらっているんですもの・・・。とっと、私はしっかり、今を謳歌するからね・・・。
May 11, 2007
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大変ご無沙汰しております。本当に久しぶりのブログ更新になってしまいました。その間、気にかけてくださった方々、本当にありがとうございます。楓も私もお陰様で毎日元気にすごさせてもらっています。私自身は年度末、そして年度初めでず~っと忙しい毎日が続いております。楓は今日から年中組さんになり、ちょっとお姉さん気分のようです。楓の担任の先生は園で唯一の男の先生・・・。保父さんです。父親のいない楓にとってそれは吉なのか否か・・・。ちょっと考えてしまいました。私の方も、今年度は昨年度よりもいろいろ仕事が多くなっていて、大変です。これからどんな一年になるか、かなり不安ではありますが、何とか乗り越えていきたいです。冬眠中の二ヶ月弱も、心模様はいろいろでした。でも、忙しい中で、有休と週末を使って、東京旅行へ行ってきました。サンリオピューロランドと東京タワーへ行きました。とっても楽しかったです。ゴールデンウイークも思い切って、旅行へ行こうと計画中!!日々の生活の中で、小さなことにくよくよ悩み、そしていろいろ考えすぎて、この前ある人から「ネガティブの女王様」なんて言われてしまいました。ホント、ネガティブな自分が時々嫌になります。何で、こうやって悪い方にしか考えられないんだろうって・・・。今日と明日・・・。そう、今日と明日だけを考えて生きるって決めたはずなんだ・・・。ありえないような現実を目の当たりにした自分・・・。いくら考えてもなるようにしかなっていかない・・・。ちっぽけなことに振り回されず生きていきたい・・・。もう一度、そんな手綱を締め直さないとって思います。今日に感謝して、明日を迎える自分になっていきたい・・・。だからこそ、楽しいこといっぱいやって生きていかなければ・・・。ゴールデンウイークの旅行目指して、頑張ります!!
April 9, 2007
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10日、夫の会社の人たちがお参りにきてくれました。一人が出張から戻れずとかで、四人がきてくれました。膳をとり、夫の前でお酒も飲んでもらって楽しいひとときでした。5時間以上もいろいろお話しました。いろいろ夫の話も聞かせてもらいました。ヨーロッパに出張に行けるのはもう一人と夫だけしか無理だったってこと。会社で、上司にでも、思ったことを言えたのは夫だけだったこと。かなりの毒舌たっだらしい。ほとんど晩酌をしなかった夫が、飲みに行った時は一番飲んだということ。そして居酒屋では、チーズボールを必ず頼んでいたということ。(他にも、頼んでいたものが4つくらいあったみたい。) 他にも、いろいろ思い出話を聞かせてもらいました。でも、自慢になってしまいますが(許して下さいね!!)、やっぱりかなり優秀なエンジニアだったみたいです。会社もかなり痛手になっているようで・・・。どうしても会社にいてもらいたいということで、病気になってからも一年半待ってくれました。その間、もちろん給料も出してくれました。特例中の特例だったらしいです。またいろいろ夫のことを思いだしてしまいました。そして、とっても切なかったこと・・・。それは、友達の歓談の中に夫がいないということ・・・。本当なら、夫も笑ってその輪の中にいたはずなのに・・・。みんなと一緒に過ごせたはずなのに・・・。まだまだ若すぎたよ・・・とっと。あなたには、まだまだすることあったはずだよ・・・。仲間の中にいるあなたを想像すると、苦しくて切なくて・・・。久々にまとまって涙が出る日になってしまいました。
February 12, 2007
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今日も楓の寝顔を見つつ自己反省・・・。なかなかゆっくり遊んであげられません。仕事から帰ってきたら、ご飯にお風呂に明日の準備と寝るまでにしておきたいことがたくさんあります。普通の時でもばたばたしているのですが、そこに何か考えなければならない思考を持ってしまっている時は、いらいら感がプラスされ、楓にあたってしまいます。何ていけない親なんだろうって思います。一人遊びしている楓を見ているとかわいそうで、できるだけ寝るまでの時間に少しは一緒に遊ぶ時間を作るように努力はしているのですが、なかなかそう理想通りにいかない日もしばしば・・・。でも、ほんの少し、ほんの少しどうして手を休めてやれないのか、そんな自分が嫌になるのです。楓が寝てからだってできるじゃないって・・・。でも寝かしつけている間一緒に寝てしまったら困ると思うとついつい、いろいろなことを先にすませておこうとしてしまうのです。けんかしながらでも兄弟でもいてくれたらな・・・あ~やっぱり一人では無理だ・・・またこんな思考におちてしまいます。全部を完璧になんて無理・・・。でも手を抜くところが、楓に対してでいいのって日々、自問自答していて、仕事やめようかまで考えてしまっています。でも、やめたら親子二人生活できなくなります・・・。やめられないけど、でも本当にやめようかって思うこと最近増えてきています。お子さんのいらっしゃる方の同じ境遇の方のブログを読んでいても、私なんかよりみんないいお母さんされていて、ますます自分は駄目だな~って思ってしまします。みなさん、自分の感情はどこで上手に消化されているのでしょうか?お子さんにあたったりしないのかな?今日は駄目です・・・。生理も近いせいか、いらいら感が大きくなりそう・・・。
February 8, 2007
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先日ブログにも書きましたが、父の病気のこと。実は、今日検査の結果がわかる日でした。多分大丈夫だとは思いつつ、ずっと気になりながら日々をすごしておりました。結果は、血にもリンパにもいっておらず、かなり初期の段階だったということ。先生も「よかったですね。」と言ってくれたそうです。本当に安心しました。父は約一週間の入院で、内視鏡の手術だけで、実は先週の13日に退院していました。そう、不思議なことに、夫の一周忌の日でした。だから父は法要にはいけませんせした。退院させてもらっていたから、大丈夫だろうとは思いつつ、医者にはやっぱり最悪のケースもいろいろ話されているわけですから、気はやすまりませんでした。でも、今回も、夫が守ってくれたように思えてなりません。数年バリウム検査をしていなくて、昨年末も、「しなくてもいいかな」って思っていたらしいのですが、何かに押されるように検査をしに行ったらしいです。そこで、見つけてもらって・・・。夫の一周忌の時と重なっての今回の父の手術は、やはり夫が導いてくれたように思えてなりません。「お父さん、まだまだ柊子と楓のために頑張ってください」って、夫が父に言っているようなそんな気がします。とっと、ありがとう。今回のことで、また今ある幸せに感謝しなければって思いました。確かに、私は大きなものを失ってしまいました。それもほとんどの人が持っているものを・・・。でも、今、私が手にできている幸せもたくさんあるんですよね。そんな当たり前の、たくさんの幸せ・・・。しっかり胸に刻んで生きていかなければって思っています。感謝、感謝です。
January 20, 2007
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昨日は夫の一周忌でした。仏壇は夫の実家にありますので、そちらでの法要となりました。私も自分の家で、写真を置いて陰まつりをしています。今回の一周忌には、私の友達たちからもたくさんのお花やお供えをしてもらい、我が家の夫のまわりも大変にぎやかになっています。一周忌の法要は無事に終えることができました。念仏を聞きながら、やっぱりいろいろ思いだしてしまって泣いてはしまいましたが・・・。でも、やっぱり早いですね・・・。もう一年がたったんですね。何だか信じられないかんじです。ここ数日は、夫が亡くなる前の数日がフラッシュバックしてかなり辛かったです。 とっと、あなたが生きていたら私たちは今どんなことをしていただろうね。病気じゃなかったら、もうきっと二人目が産まれているだろうね。とっと、ずっとずっと、私と楓とのことを見守っていてね。あなたの分まで、いっぱい笑って生きていけるように、また頑張っていくからね。この一年、歩んでこれたのも、このブログの存在があったから・・・。身近な友達より、心模様をわかってくださる皆さんの存在に本当に救われてきました。ありがとうございます。いろいろな葛藤を抱えつつも頑張っている皆さんの存在をいつも胸に、私もまた頑張っていこうと思います。これからもよろしくお願いします。
January 14, 2007
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年が明けました。年末からずっと実家で、パソコンも久々に開けた次第です。とはいえ、目と鼻の先の実家なのですが・・・。実は、今日から父が入院、そして手術でした。昨年の健康診断でひっかかり、胃カメラを飲んだ結果、悪性っぽい腫瘍が発見されました。完全な悪性とは言われなかったものの、限りなく近い可能性があるということ・・・。でも、お陰様でお腹を切ったりせず、胃カメラでの切除ができるということで、今日の午前中に手術が行われました。怪しい部分は綺麗に切除できたとのこと。ただ、とった部分を検査するとのこと・・・。まだまだ不安は残ります。でも基本的には一週間ほどで退院できるらしいです。全く自覚症状も何もありませんでしたから、たいしたことはないと信じています。ね、きっと、大丈夫ですよね!?神様はそんな、私ばっかりに辛い思いをさせませんよね!?とっと、しっかり守ってくださいよ!!あなたがいなくなっても、あなたはずっと私を守ってくれているって信じています。来週には夫の一周忌・・・。とっと、守ってください!!
January 6, 2007
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おはようございます。今日はいよいよ大晦日ですね。仕事が休みになって、毎日掃除に明け暮れましたが、まだ終わりません。普段がぜんぜんできない毎日ですので、やり出すと、ここもあそこもってきりがなくなります。そうそう29日にピアノが届きました。荷物おきにならないように、楓には頑張ってもらいたいです。でも、ピアノは好きなようで、このまま趣味程度に続けてくれたらって思っています。さて、今日で今年も終わりますね。本当に早い一年でした。夫を亡くして、辛く苦しい時間をこうやって何とか過ごせてこれたのも、このブログを通して出会った皆さんの存在があったからこそって思っています。苦しくて辛くてやりきれなくて・・・寂しくて悲しくてこわれてしまいそうで・・・そんな毎日の夜に、皆さんとブログを通して話せたことがどれだけの生きる励みになったことか・・・。同じような体験をした者同士にしかわかりあえないってつくづく思いました。きっとまだまだ心はいったりきたりになるでしょう。でも、これからもこのブログを通して、皆さんといろいろ話をできたらって思っています。またいっぱい愚痴聞いてくださいね。いろいろ相談のってくださいね。ここで出会った皆さん・・・本当に本当に心から感謝しています。ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いしますね。
December 31, 2006
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今日はクリスマスイブですね。皆さんは、どんなクリスマスをお過ごしでしょうか?私もおとついやっと終業式を終え、明日から後数日出勤したら冬休みです。もう少し、頑張ります!!さて、今日は、楓とクリスマスケーキを作りました。この後、実家で両親と4人で食べる予定です。楓は両親に欲しかったおもちゃを買ってもらって大喜び!!サンタには、ドラえもんのビデオを頼んであるそうです。DVD主流の時代にビデオを見つけるのに苦労しましたよ、本当に。(サンタ談)そうそう、それに楓はピアノも買ってもらいました。70万くらいしましたが、すごいクリスマスプレゼントになりました。今後、ヤマ○に通い続けてくれるか不安ですが、もう2年近く通っているので、頑張って欲しいです。ピアノが届くのを楓も今から楽しみにしています。それからそれから、今日はサプライズなプレゼントが届いたりもしました。楓にも私にも・・・。楓も大喜び!!私も大喜び!!辛いことの多い一年だったけど、こんなに笑顔になれる今日という日を送れたことにとても感謝したいと思います。いろんな人に感謝の気持ちでいっぱいです。両親、楓、天国のとっと、そしてこの一年ブログを通して私を支えてくださっている皆さん、本当にありがとう。・・・あなたにありがとう。
December 24, 2006
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私は、毎朝、保育時間というものをとらせてもらっています。少しだけ、学校に遅く入っています。学校の朝は早く、本当は8時15分始業なので、普通は8時までには学校に入っていますが、今は30分ほど遅れて入っています。これは、公務員に認められている制度で、小学校にあがるまではとることができます。もちろんとらずにすめば一番ですが、職場まで車で一時間かかる私にとって、そして、母子家庭で頼るものが家にいない私にとっては、ありがたい時間休暇です。前の職場でも、今の職場でも、ほとんどの方が理解してくださっています。本当に感謝しています。今まで頑張って、ずっと担任してきたんだし、また出来るときがすぐくるから、そのとき頑張ればいいのよって励ましてくれる方がほとんどです。でも、やっぱりどこにでもいるんですよね、その休暇を好ましく思っていない人って・・・。それを楽しているって思っているみたいです。今の学校には私以外にもその休暇をとっている人がいるのですが、みんな肩身の狭い思いで働いています。気を遣いつつ、できるだけやれる仕事はとれるように頑張っているつもりです。 学校は帰りの時間って定時があってないようなものです。問題がおこれば、何時になっても学校にいます。特に、中学校ですから、問題も多く、生徒指導はほぼ毎日のようにあります。でも、毎日遅くまで学校にいることも今の私には不可能なんですよね。そんなことを、ねたましく思う人もいるようで・・・。働くって大変だなって思います。しかも、母子家庭で、子育てして、男の人とも肩並べて働くなんて、無理だ~ってちょっと叫びたくなってしまいました。でも、子育ても仕事も家事も、どれもやめられません。そして、私はどれも一人でやっていかねばなりません。(もちろん両親に随分助けてもらっていますが)今はじっと耐える時かな?学校で何言われても、ぐっと我慢して自分にやれることを一生懸命するしかないかな?でも、そんな心のせまいことを言う人に自分はなりたくないなって思います。相手の立場になって物事を考えること・・・私たち教師はそんなことを子どもたちに伝えなきゃならないのに、当の教師が思いやりも持てず、他人の傷みを感じられなきゃ話になりませんよね。だから、教師は・・・って言われるんだよ~!!人の振り見てで、私はそうならないように心のある人間、教師でありたいって思います、本当に。
December 14, 2006
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今日は夫が生きていたら、39回目の誕生日でした。仕事の帰りに大きなケーキを買ってきました。 楓と二人では寂しいので、実家に持っていって両親と四人で「HAPPY BIRTHDAY」を歌ってお祝いしました。楓と39歳分のろうそくを消しました。とっと、あなたが生きていたら今年はどんな誕生日を過ごしていたんだろうね。昨年の誕生日は、もう随分調子が悪かったのだけど、私が仕事の帰りに買ってきたケーキを「とてもおいしい」と言って食べてくれたよね。あまり食事もとれなかったのだけれど、そのケーキはとてもよく食べてくれました。まさか、もう一ヶ月ちょっと後に、あなたと会えなくなるなんて思いもしないあなたの38回目の誕生日でした。あのころ、あなたはどんな思いで生きていたのだろう。どんな気持ちで毎日を過ごしていたのだろう。そんなことを思うだけで、やっぱり涙がとまらなくなります。自由のきかない身体を抱え、毎日どんな思いで目覚めていたのだろう・・・。あなたにどれだけのことを私ができたのか・・・。あなたの傷みを共有できていたのか・・・。何だかそんなことを考えていると心がおしつぶされそうになります。それでも時は流れていきます。私は、確かにこの一年、あなたがいないこの現実の中で生きてきています。きっと、きっと、あなたが守ってくれていると信じて・・・。守っていてね。どんな時も。ずっとずっと守っていてね。今朝、あなたが守ってくれていると思う出来事がありました。とっと、39歳おめでとう!!
December 5, 2006
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喪中はがきを書いた反響??が思った以上に続いています。手紙、メール、電話、そして週末には訪問もありました。気にかけてくれているということには心から感謝しなければならないのですが、やはり心は少々複雑ではあります。ここ最近年賀状だけの付き合いだった人たちは、4年の夫の闘病生活も知らない人が多いです。また、病気になったことは知っていても、まさか4年も働けず闘病生活を送っていたことは知らない人も多いです。 「大変だったね」って言われても、そう、本当に大変だったのはやっぱり闘病中の4年間だったよって思ってしまいます。そんな4年を経て、今年の1月を迎えて、そして今に至っているこの心の軌跡はとても久々に話す人たちには語りつくせないものがあります。もちろん、みんなの心遣いは嬉しいから、ちゃんと応えなきゃって思っていますが、心にはもうバリヤーが出来てしまっているようです。ごめんね、もう私はやっぱり以前の私ではないのです。きっと、この4年、ほとんど付き合いのなかった人たちが知ってくれている私ではないのです。卑屈になっているつもりはありません。でも、私はその4年を過ごし、夫を失い、思ってもみなかった人生を生きるために、背負わなくていいものは背負わずに生きようと思うようになったのです。少しでも少しでも、笑顔の日を多くするために、無理をせず生きていきたいのです。だから、無理な付き合いは避けていきたいって思うのです。変わったって言われるのかもしれません。そう、変わらないわけがないでしょって、今の私なら思えます。いろいろなことを気にしすぎて、気を遣いすぎて、苦しくなるのは嫌ですよね。かけがえのない生きるということ・・・。今だからわかる大切なこと・・・。わたしは見失わずに生きていきたいって、強く強く思います。
November 27, 2006
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暮れもおしつまってきていますね。そう、喪中はがきを書かねばならない季節になってきました。何だか切ないですね、やっぱり。文面に、夫が亡くなったことを書こうか、たださらっと「喪中」とだけ書こうか随分悩みました。年賀状くらいでしかつきあいのない友達は、私が夫を失ったことを知らない子が結構います。あえて知らせたくもないのですが、でも、いつかそれを知ってまた事細かに話さなければならない日がきたらそれも嫌なので、夫が亡くなったと書くことにしました。「本年一月三十八歳で・・・」って。文章となったその言葉を見て、何だかまた切なくなりました。きっと「まだ若いのに・・・。」ってあちらこちらで言われたことでしょう。私だって、改めて、夫は何という若さで逝かねばならなかったんだろうって思ってしまいました。「かわいそうに」「小さい子を残して・・・」そんな言葉をみんなが、食卓で話しているんだろうなって思うとまた切なくもなったりして・・・。あ~、きっと私はみんなに「かわいそうだ」って思われているんだろうなって・・・。確かに、私は思ってもみなかった人生を過ごしています。でも、きっと、必ず生きていてよかったて言える日がくるって思って生きていかなきゃ。まわりから、かわいそうだなんて言わせないくらい幸せになっていかなきゃって、何だか強く思ってしまいました。私って負けず嫌い??はがきが届いた友達からは早速いろいろ連絡がきています。お参りにきたいと言ってくれたりもしていて、それはそれで感謝しなければって思います。何だか、まとまらない文章になってしまいました。喪中はがきを書いた時って、やっぱり皆さんも同じような複雑な心境になりましたか?
November 20, 2006
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昨日は久々に封印していた心がよみがえってきてしまった。欲しかった幸せ・・・私の未来予想図・・・でもでも、手に入らなかったから、今日と明日の幸せだけ考えて生きようって毎日頑張ってきていたのに・・・。ほんのちょっとしたきっかけだった。夕方、ご近所の家族が楽しそうに車で外食にでかける姿・・・。そう、ただそれを見ただけで、私の心の中には、また要らぬ感情が押し寄せてきてしまった。11月・・・。この季節も悪いのかもしれない。嫌でも、去年のことを思いだしてしまうし、今、一周忌が目前で何とも複雑な心境もどこかにあるような気がする。夜、楓に「ねぇ、楓、お友達のお家にはお父さんがいるけど、楓のお家にはいないでしょ。寂しくない?」って聞いてみた。ちょっと一緒に泣きたかったから、そんなこと聞いてしまったのかもしれない。でも楓は「お母さん、お父さんのいない子は楓だけじゃないでしょ。いっぱいいるんでしょ。」って言葉が返ってきた。うるうる。確かに、私もおばあちゃんも、楓にそんなことを時折言って聞かせている。でも、このタイミングで言ってきた我が子にちょっと脱帽といったかんじになってしまった。沈んでられないな・・・。楓と一緒に頑張っていかなきゃな・・・。そんな気持ちになってしまった・・・。
November 13, 2006
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水曜日からやっと元気に楓が幼稚園にいってくれ、ほっとしながら通勤をしていた私・・・。少し、心穏やかな気持ちを取り戻せるかなって思いつつ運転していた私を悲劇が襲いました。その日は校内音楽会で地元の市民会館へ向かっていて、あと10分くらいで着くというところで、車にものすごい衝撃が走りました。何かものすごいものを踏んでしまった模様・・・。怖くてどきどきしましたが、とりあえず運転できていたので、着いてから車の確認をしようって思っているのも束の間、後輪の片方あたりから何か音がし出しました。「え!?」と不安になりつつも、後少しで到着でしたし、かろうじて運転できたいたので、そのまま現地までむかいました。着いて車から降りて、左後輪へ行くと「シュー」という悲しい音・・・。そうパンクでした。車のことが苦手な私にとってはパニック・・・。仕事が終わってからスペアタイヤと替えてあげると言ってくれる人もいましたが、みんな忙しい日で迷惑かけるのもって思い、初めてJAFをよぶことにしました。入っていてよかったです。30分くらいで来てくれ、パンク修理をしてくれました。ありえないくらいの太くて長い鉄芯がささっていました。JAFの人にも珍しいって言われました。もう、今から思いだしてもぞっとするような怖いことでした。あ~、こんなこともこれからは一人で対処していかねばならないんだって改めて感じてしまいました。車のことは夫にまかせっきりで、何かトラブルを感じたら、いつもすぐに携帯に電話してたっけな~。的確なアドバイスを受け、安心して運転できていたなって思い出してしまいました。あ~、それにしても最悪だ~って叫びたくなりましたが、でも、これくらいで済んでよかったって思うことにしようって思いなおしました。人を傷つけたり、何かを壊したり、自分も怪我したりと大変な事故になることを思ったら、パンクぐらいはたいしたことないって思わなくっちゃって。「運転気をつけなきゃだめだよ」って最近ちょっと運転に慣れてきている私への戒めかもしれません。それにしてもまたまた思いましたよ、今ある当たり前の幸せの大切さ・・・。車が動いて、普通に通勤できることも当たり前だと思っていましたが、そんなことにも感謝だなって。毎日毎日当たり前に生きられていることって、ほんと凄いことで、感謝しなければなんですよね。
November 12, 2006
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長い時間でした・・・。そう、楓の風邪です。やっと明日から幼稚園に行けそうです。先週の月曜日に始まり、「腸炎」と言われ、元気でしたが微熱が続いていました。ところが、木曜日から高熱が出て、別の病院へ連れていくと「扁桃腺」だろうと。私は月曜日に仕事は休んだものの、次の日からは休めず、ずっと実家に預けての出勤でしたが、心ここにあらずの毎日でした。土曜日になっても高熱があったので、また病院へ連れていきました。私が、微熱が続いてから、その後の高熱だし、長いから心配だというと先生は「心配ないだろうけど、月曜日まで熱が続いたら、他の病院で精密検査を受けましょう。」とおっしゃられて、もう冷や汗ものでした。きっと、先生は尿や血の検査ぐらいの気持ちで言ってくれたのでしょうが、夫の病気のトラウマのある私には「精密検査」という言葉だけで生きた心地がしませんでした。かなり落ち込んでしまいました。かなり泣いてしまいました。そして、日曜日にも高熱があって、もう本当に冷や冷やものでしたが、昨日からすっかり熱も下がって一安心したところです。 この一週間でまたつくづく、今ある当たり前の幸せに感謝しなければって思ってしまいました。楓が元気に幼稚園に行ってくれることが、どれだけありがたいことなのか、そんなこと毎日当たり前すぎて感謝なんてしないですものね。また、そんな当たり前の幸せに気付かされたんだなって思います。そう、楓が元気じゃなきゃ、私の生活は成り立ちません。あの子がいるから頑張れるのです。あの子の笑顔があるから、今生きていられるのです。そんなことばかり考えてしまう長い時間でした。でも、楓、ごめんね。あなたが体調を崩してもお母さんはずっと傍にいてあげられない。それが、とても辛く苦しいです。でも今回は三連休だったので、少しどっぷり楓の傍でいることができてよかったです。今ある幸せ・・・。大事に大事に・・・。そして感謝して・・・。私を支えてくれる方々にとっても感謝しています。ありがとう。
November 7, 2006
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今日はとてもいいお天気です。6年前の今日を嫌でも思い出してしまいますね。6年後、まさかこんなことになっているなんて思いもしない幸せな朝でした。たくさんの人、そう生徒もたくさん来てくれて、私は幸せいっぱいの式と披露宴を行いました。今週は毎日大変な日々でした。月曜日に楓にインフルエンザの予防接種をしてもらうことになっていて、一ヶ月以上も前から予約をとっていました。朝もいつも通りで「今日はうってもらえる」とほっとして出勤していたとき、母から「楓がもどした」と電話がかかってきました。学校に電話をいれて急遽休みをもらい、すぐに病院へつれていきました。「腸炎」といわれ、もちろん予防接種も駄目・・・。この予防接種、もうみんな予約をとるのが大変で、一度キャンセルをいれると次の予約がなかなかとれないんです。ずっと家にいる身ならいつでもあいた時に連れていけるのですが、仕事をしている私にとっては、予約の日に時間の都合をつけられるように、いろいろ工面をしなければならず、本当に大変なんですよね。もうそんなことで頭の中パニックになってしまいました。何とか、仕事の都合がつきそうな次の月曜日に予約もいれてもらえ、楓もたいしたことがなさそうでほっとしていたのですが・・・。次の日も、また次の日も、微熱がでたりひいたり・・・。でも仕事はもう休めず、実家に預けて毎日出勤していましたが、毎日、授業が終わると同時に時間休をとって帰る日々・・・。止むを得ないとは思いつつ、日々職場への気遣いの思いも強くなってくるし、楓のことも心配だし・・・。特に、病気へのトラウマは大きいのです。そして、予防接種の予定も気になるし・・・。あ~、もう一人では無理だ~って泣き叫んでしまいました。そんな昨日、やっと落ち着いたかなと思っていたら、学校に母からまた電話。「楓の熱が38度になってる。」と。もうまたパニックになりそうでした。私は昨日はさすがに学校を出られずで、すぐ別の小児科に予約をいれ、母に病院へ走ってもらいました。今度は扁桃腺の熱だろうと・・・。そして、昨日も授業が終わってすぐに帰ってきたのでした。楓は元気には過ごしています。このまま完全によくなって来週からは幼稚園にいけるといいのですが・・・。予防接種は、もう次も無理そうなので、また別の日に予約を入れ替えなければいけません。そんなこんなで落ち着かない今週で、やっぱり一人で仕事、家事、育児は無理だ~って泣いてしまいました。本当だったら、今日の結婚記念日どんな風に過ごしていたんだろう・・・。私には一度も心穏やかな結婚記念日はなかったんだよな。唯一、一回目の結婚記念日だけは、まだこんな病気なんて思うことのない時で、少し心穏やかに結婚式をあげたホテルで、二人で食事をしていたな。お腹の楓も一緒に・・・。そして、そのすぐ後に病気の診断をされたのでした。今朝、私の父がこんなメールを送ってくれました。「6回目の結婚記念日、寂しい記念日となりましたが立派な楓もすくすく大きくなってくれていて何よりです。これからも力強く頑張って生きてください。」母に言ったら、「お父さんは男だし、口数も少ないけど、あなたのこと心配で仕方ないんだよ。」って目に涙を浮かべながら言っていました。両親に感謝する今日の記念日になりそうです。。。
November 3, 2006
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もう10月も終わりですね。ホント、いつも思いますが月日の流れる早さには驚きます。もうすぐ今年も終わりなんですよね。今年1月に夫が亡くなってから何とか今日まで歩いてきました。あっという間だったような気がします。立ち止まる間もなく突っ走ってきた日々・・・。でも、このブログを通して似た境遇の皆さんと関わりあえたことが何よりも私に力をくれたように思っています。顔も声も知らないけれども、いつも心は近くに感じています。皆さん、本当にありがとう。感謝!!です。とにかく「今」を生きるために、先のことはあまり考えすぎないようにっていつも思うようにしていますが、こんな究極の経験をして、やはり人生観は大きく変わってしまいますよね。否、変わらなければ生きてはいけないということなのかもしれません。とにかく要らぬ辛抱はしないようにしようって思うようにもなりました。欲しいものも、欲しい時にできるだけ買おうって思うようになって、そうするようにしています。「だって明日死んでるかもしれないんだから」それが、口癖のようになってしまっています。まさかの夫の人生・・・。誰の人生もいつどうなるかわからない・・・。だったら、おいしいも食べて、欲しいもの買って、やりたいことやって生きていきたい・・・。もちろん、他人に迷惑をかけず、借金もしないことは前提ですがね。何かで悩んでも、「どうせ死んだらどうでもいいことだ」とか「夫の死の時の苦しみと比べたらちっぽけだ」なんて思ったら、悩みも悩みでなくなってしまうことが多いです。やっぱり、本当に究極の経験を30代半ばでしてしまったんだと思います。ある意味、怖いものなしって感じですね。刹那的な生き方なのかもしれません。でも、それもしかたのないことであり、もうこれが私の人生なんだって最近すこしずつ思えるようになってきています。世間のごく普通の幸せな人生の中で生きている人たちとは違って、やはり少し異次元でしか生きられないようになってしまいました。でも、これも私の人生の中でのいい意味での革命であったと後で思えるといいなって思います。元気な楓がいてくれること。両親が元気で助けてくれること。大好きな仕事を持っていること。ぜいたくさえしなければ普通に生活していけること。ずっと心の中に大切な人がいてくれること。こんな幸せを毎日感じて、穏やかに生きていたいものです。波に揺られながらですがね。
October 29, 2006
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またまた大変ご無沙汰になってしまいました。でも、気にかけてくださっている方もいてくれて、うるうるです(涙)。本当にありがとうございます。とにかくパソコンをあけることもない日々で、忙しくしています。二学期、たくさんの行事にテスト・・・。実は今も実力テスト作りにおわれています。頑張らねば・・・。前回のブログアップの時に書いた、人間ドッグの再検査も行ってきました。異常なアレルギー反応がでているということでした。実は、昨年二月に夫の余命宣告を受けてから、全身にじんましんがとまらなくなりました。食べ物などで出るじんましんと違って、精神的ショックから出たじんましんはなかなか治らないとそのときも病院で言われていたのですが、やはりその影響かと思われます。まだまだ心も身体も完全には復活できていないんですよね。友達には、「柊子は、人間ドッグひかかって当たり前だよ。あんな生活してきて身体も心も元気なんてありえない。」って言われてしまいました。でも大事には至っていないので一安心ではあります。でも、今週は鼻とのどの調子も悪く、耳鼻科に通い続ける日々でした。薬もだんだん強くしてもらってやっとましになった感じです。何だかね~という感じです。楓は元気に毎日幼稚園に行っています。大人びたことをいうことも多く、ちょっと心配ではありますが、あまり考えすぎないようにしていきたいです。常に常に、忘れずにいたいこと・・・。それは、あまり先を考えすぎないということ。今日、そして明日だけを見つめて生きること。楓の寝顔に癒され、仕事を頑張り、そしてささやかな楽しみをみつけながら幸せになっていきたいって思う今日このごろです。
October 21, 2006
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随分ご無沙汰になってしまいました。もうすっかり皆さんには忘れられてしまっているでしょうか?ブログの更新も出来ず、皆さんのところへの訪問も全然できない日々が続いておりました。いろいろあったといえばあったのかな・・・。二学期になり、とにかく忙しい毎日です。今日の祝日も出勤でした。明日も体育大会のため出勤です。そんなわけで、先週の土曜日には少し早めのお彼岸のお参りに夫の実家へ行っていました。月日の流れる早さには本当に驚くばかりです。きっと、あっという間に一周忌を迎えているんでしょうね。18日は、楓の運動会がありました。家族連れをたくさん見ましたが、入園式の時より、私自身の落ち込みも少なかったような気がします。頑張る楓の姿を見て、涙もでました。お腹の中にいるときから、この運命を背負った楓・・・。産まれた時から、大変な中で育ってきました。でも、こんなに元気に大きくなってくれたことに、改めて感謝しなければと思いました。そんな楓は、この夏と秋に、絵画コンクールで賞をもらいました。努力賞と入選。一つは市のホールに展示され、もう一つはデパートに展示される予定です。やっぱり親ばかになってしまいますね・・・。楓を大きくするまでは元気で頑張らなければ・・・。そんな風に思っている毎日ですが、昨日人間ドッグの結果がきました。三年連続の再検査です・・・。たいしたことはないと思いますが、やっぱり嫌ですね。特に、病気に関してはトラウマがありますから、いろいろ考えてしまいます。そうそうパソコンも壊れちゃいました。パソコンのことは全くわかりませんので、困ったもんです。何とか使えていますが・・・。何もかも夫にまかせっきりだったので、本当にこんな時一番困ります。まあ、そんなこんなですが、あわただしく何とかやっています。また、皆さんのところにも遊びに行かせてもらいますので、これからもよろしくお願いしますね。
September 23, 2006
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八月も今日で終わりですね。また明日からは新学期。月日は流れていきます。去年の今頃は何してたっけ?そういえば、半年とった介護休暇があけていよいよ二学期から仕事復帰というところでした。介護休暇は半年と決められています。やむなくの復帰でした。二月に余命宣告をされて、三月いっぱいももつかわからないと言われて・・・。職場も年度末の大変な時だったけど、少しでも家族、夫婦の時間を大切にしたいと思い、介護休暇を申請したのでした。職場の多くの先生たちが背中を押してくれたことで休暇を取る決心がついたというのもあります。恵まれた同僚に今でもとても感謝しています。とはいえ、成績をださねばならなかったので、三月はほとんど出勤していましたが・・・。明日の朝は息をしていないかもしれないってそんな思いで、毎日起きて夫が息をしているのを確認してほっとする毎日でした。余命宣告されたことを夫には伝えてはいなかったので、私が仕事を休むのも私がゆっくりしたいからということにしていました。でも三月が過ぎ、楓の三回目の誕生日も家族で迎えられて・・・。ひょっとしたら、また奇跡が起こるかもしれない・・・そんな期待と、でも突然の朝を迎えるかもしれないっていう不安と、毎日毎日刹那的に生きていたような気がします。介護休暇を満了できないと思っていたのですが、ある意味奇跡で、半年家族で過ごすことができました。でも、先にも書いたように介護休暇は半年・・・。でも、夫を一人で家においておくことは出来ず、でも、私も仕事をやめるわけにはいかず・・・。去年の九月からの生活については随分悩みました。それで、夫の母に我が家に来てもらっての半同居生活が始まったのです。昨年の今日はそんな暮らしの始まりでした。平日は仕事、土、日は夫と楓のこと、何かすべてを抱えきれなくてどうしようもない葛藤の中で日々を過ごしていた気がします。何よりも、夫と別れる日が来るんだと思うとどうしようもなく苦しくて・・・。先の見えない霧の中でただ歩いていた気がします。そしてまた、今年も九月を迎えようとしています。確かにここに夫はいなくなってしまいました。でも、きっとずっと私と楓とを見守ってくれていると信じることができます。夫が安心していてくれるように、少しでも笑える日を多くしていけたらって思います。今日も元気に過ごせました。明日もまた、こんな日が過ごせますように。
August 31, 2006
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随分、ご無沙汰になってしまいました。何とか初盆供養も終え、数日休暇をとり両親と楓と4人で両親の故郷へ帰省していました。今週からはまた仕事を頑張っている毎日です。気がつくと暦はもう秋・・・。確実に時は流れているんですね。今年も三分の二が終わろうとしています。追いついていかない心を抱えつつ、それでも確かに流れている時の中で、少しは地に足がついてきたのでしょうか?いろいろな不安はあります。いろいろな葛藤もあります。トラウマのように襲ってくる様々な感情に押しつぶされそうになることもあります。でもでも、とにかく今日を生きなきゃって毎日言い聞かせています。とにかく今日は生きている、少しは笑えて楽しいことも感じて生きている、それに感謝して明日を迎えたい・・・そう言い聞かせています。起こるかわからないことに不安を感じて生きる自分から脱出したい・・・。今日に感謝して穏やかに生きる自分になっていきたい・・・。そう思います。誰の明日だってわからないんですものね。明日はみんなに平等にあるはずなんですものね。だったら、明日に特別な不安を持たずに生きていける自分になりたい・・・。まだまだ思考はプラス思考にはなれずですが、晩夏の風を感じつつ、少しは今日と明日とだけを考えられる自分になってきたかな・・・なんて思う今日このごろです。
August 24, 2006
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昨日はお坊さんが来てくれての供養でした。明日は、御詠歌があって、明後日には、夫はお墓に帰ります。昨日はお経の間、なぜだか涙が止まらなくなりました。元気だったころの夫のことを思い出したり、若くして亡くならなければならなかった夫の無念さを思ったり・・・。そして、元気だったら、私たち家族は今年はどんな風に過ごしているんだろうって思ったり・・・。ごくありふれた普通の家族の夏を過ごせていたはずだろうと・・・。失った幸せは大きすぎます・・・。 一学期の終わりに学校の視聴覚行事で演劇を観たのですが、今年は「ヘレン・ケラー」でした。「ヘレン・ケラー」は私が小学校三年生の時に読んで、いたく感動して、その後の私の人生にも大きく影響を与えたような気がします。学生時代にずっとやっていた障害者のボランティア活動も、ここに起因すると思っています。だから今回のこの演劇は生徒以上に私が楽しみにしていたのですが、実際観て、何だか忘れられない言葉に出会ってしまいました。サリバン先生が言った言葉です。「ヘレンには幸せを感じてもらいたい」この短い言葉に凝縮されたもの・・・。サリバンの教師としての思い、人間としての思い、「生きる」ということの本当の意味を知っているサリバンだからこそ生み得た言葉だと思いました。人間が当たり前に感じることができる喜怒哀楽のすべてをサリバンはヘレンに伝えたかった・・・。その第一歩が、すべてのものには言葉、名前があると伝えることだったんですよね。幸せという言葉の定義って難しいと思います。でも、今の私には、否、今の私にだからこそ、このサリバンが言った幸せの意味がわかるような気がしました。サリバンがヘレンに伝えたかった幸せ・・・。きっと、普通に生きていれば感じることがなかった幸せなのかもしれません。そして、私も夫とのこんなまさかの経験をしなければ感じなかった幸せがたくさんあります。朝を迎えられること。おいしくご飯が食べられること。元気に仕事ができること。あげるときりがありません。ただ、風を感じて歩くことができること。それすら、ありがたいことで幸せなことなんだって思えてきます。こんな幸せを感じて、そしてそれに感謝して生きていける自分になりたいなって思います。夫が私と付き合っているころ、よく私に言ってくれた言葉があるんです。「柊子が誰よりも一番幸せになるよ」「友達がどんな幸せをつかんでも、あなたが一番幸せになるよ」って。「僕が幸せにする」ってきっと照れて言えなかったと思うんですけどね。
August 11, 2006
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昨日、夫がお墓から帰ってきました。13日に、またお墓に送っていく予定です。実は、私と楓が住んでいるところには仏壇がありません。田舎の長男であったこともあり、夫の両親から夫の実家でまつらせて欲しいと言われました。というより、ほとんどは有無を言わさず、そういう流れになってしまったかんじです。遺骨もそんなかんじで、夫の実家のお墓に葬儀の日に入ってしまいました。私の両親からは、「○○君のご両親のおっしゃる通りにして、決して、お骨のことなどで争うことのないように」と私は言われていました。だから、少し寂しい思いはしたけれど、何も言わずに今日まできています。向こうのご両親にしてみれば、私がまだ若いから、身軽にと思ってくれているのかもしれません。 それでも、不思議と夫は、ここで私と楓と一緒にいるという妙な確信を持って暮らすことができています。仏壇こそないけれど、小さい遺影を飾って、お花、お水などを供えて、楓と一緒に毎日、夫に声をかけています。供養とは、気持ち、心であって、きっと形ではないってそう思っています。だから、仏壇はなくても、夫はここで私と楓と暮らしいて、ずっと守ってくれていると思うのです。私は祖父母のお墓参りなども比較的まめに行くほうなのですが、夫のお墓参りだけは、亡くなってから数回しか行っていません。これも、不思議なのですが、どうしても夫がお墓にいるようには思えないんですよね。だから、お墓に逢いに行こうとは思えないんです。それでも、初盆となると、やはり形も必要なようで・・・。昨日も夫の実家へ仕事の帰りに行きましたが、6畳の部屋にところせましと、飾りやお供えが山のよいうに置かれていました。浄土宗なので、かなり派手に行われます。いろいろこの一週間はやらなければならないことも多く、私も仕事の帰りに寄ったり、数日は休む予定です。初盆・・・何か、また心の整理ができるようになるのかな。とにかく無事に夫を迎えて送ってあげたいです。でもでもやっぱり、毎日いつもここで一緒にいるとは思っているんですけどね。
August 8, 2006
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昨日は、誕生日に思うことと書き始めて気付いたら、母の話になってしまっていました。本当に母には感謝しています。そして、もし尊敬する人と聞かれたら、私は即答で「母」と答えます。母と話をしていると、凄いなって思うことたくさんあります。・他人を羨ましいって思ったことがない。・過去の辛いことは思い出さない。・あまり先のことは考えず、今日も無事に生かしてもらえたことに感謝して、明日もそんな一日が過ごせますようにと思う。とまだまだありますがこんな感じです。しかも、これを無理に思おうとしているのではなく、自然とそう思えるみたいです。性格もあるのだとは思いますが・・・。何でもすぐマイナスに考える私と違い、とってもプラス思考なんですよね。人と争ったりも、もちろんせず、モットーは「負けるが勝ち」この言葉は、私がお嫁に行く前の晩に、母が「忘れないでね」と言ってくれました。特にお義母様に対してと。趣味も、料理や裁縫ですから、ほんとに女性らしい人だと思います。娘(私)のことが何でも優先で、私はそれが当たり前だと思って育ってきました。でも、大学に入って、仲良くなった友達たちに、それは当たり前じゃないんだって言われたんです。友達たちのお母さんは、浮気をして家を出て行ってたり、自分の趣味を優先していて辛い思いを子どもにさせていたりと・・・。「柊子は、自分のお母さんの姿がどこの家にもあると思ったらだめだよ。」って言われました。考えてみると、私は今まで生きてきて、母に八つ当たりをされたことが一度もないんですよね。私なんか、楓に当たりまくっているのに・・・。そして、できていない私は、もちろん母にも当たってしまうこと多かったんですが、全部受け止めてくれました。私の感情を優しく包み込んでくれました。(ちなみに、父に当たったら喧嘩になってしまいます。)温厚で、優しく、ある種、人生を達観しているような母・・・。私は全然、足下にも及ばないのだけど、こんな身近に凄いお手本があるんですよね。そんな母を目指して生きることが、幸せにつながるような、そんな気がしてきています。肩の力を抜いて、母のように生きていけたら・・・そんなことを今日は考えていました。誕生日を機に、少しずつ、今を受け入れ、再生していきたいって思っています。
August 2, 2006
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今日は私の3○回目の誕生日でした。別に隠すこともないのですが、まあ、何となく○にしてみました。生徒たちには28歳と言っていますが、それは厳しいと自分でもわかっています、はい。昨日仕事から帰ってきたら夕方から楓が発熱。病院へ連れていったら風邪ということ。今日はそのため休暇をもらうことになり、一日楓とのんびりとした日を過ごすことができました。楓はたいしたことはなさそうなので、ほっとです。明日は絶対休めないため、楓は実家に預けての出勤になりそうです。今日はたくさんの友達から「お誕生日おめでとう」の手紙やメールをもらいました。友達減った・・・なんて思いつつこんなに気にかけてくれる人がたくさんいることに改めて感謝しなければって思いました。「無事に36年生きてこられたことに感謝し、あなたを支えてくれる人々に感謝ですね」ってメールくれた人もいました。そうだなってつくづく思ったりしました。メールをくれた友達もそうですが、両親を初め、様々な人が私を支えてくれて今日を過ごせていること・・・本当に感謝したいって思いました。人生の思わぬ辛苦を経験してしまって、闇の中でもがき、まだまだきっともがいているんだろうけど、少しずつ少しずつ今を受け入れ歩んでいきたいです。誕生日って、本当は産んでくれた両親に感謝する日なんですよね。でも今日も両親は、こんな歳になった娘のためにケーキを買ってきてくれ、お祝いしてくれました。本当に本当に感謝です。両親、特に母はどんな思いでこの私の5年を見てきただろう・・・。大事に育ててきた一人娘が、生きるのが嫌だと泣きわめき、もう私の人生なんかいいことないんだって言ってみたり、不幸の星のもとに産まれたんだって言ったり・・・。苦しみ、絶望し、泣きわめく私をどんな思いで見てきただろう・・・。私は夫の闘病生活の間、唯一、感情をはき出せるのが母だけでした。でも、母はいつもいつも、何も言わずそんな私を受け止め続けてくれました。母がいなかったら、私はきっと夫を4年間、支え続けられなかったかもしれません。そしていつしか私は母のためにも幸せでなければならないって思うようになっていきました。そう思うことが、また自分を支えてくれたのですが・・・。楓が成長する中で、私の人生にとって一番大切なものが楓の人生だって思うようになっていて、そう思った時、母にとっても何より大切なものは私の人生なんだきっと、そう思うようになって、私が不幸だって泣きわめいていることは私以上に母を不幸にしているんだってことに気がついたのです。母には幸せでいてもらいたい。そのためには、私が幸せ感じなくてはだめなんだって・・・。とは言え、夫の闘病中でしたから、幸せを感じることは無理でしたが、少なくとも「不幸だ」って叫ばないようにはなっていきました。母には感謝しても感謝してもたりません、きっと。当たり前に無償の愛で愛してくれているように、私も楓を愛していきたいって思います。いつか、母に「産まれてきてよかった、私は幸せだよ」って心から言いたいです。 「苦しく辛いこともいっぱいあったけど、今は幸せだよ」って。そういえば、夫が、結婚式で、「柊子さんにどんな奥さんになってもらいたいですか?」って聞かれて、即答で「柊子さんのお母さんのようになってもらいたい」って言っていました。
August 1, 2006
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いよいよ夏本番という感じですね。学校も夏休みになっていますが、もちろん私は毎日出勤しています。でも、いつもよりは、少し気分的には楽です。普段は、帰りが何時になるかわからない毎日・・・。それこそ、でたとこ勝負の日々ですが、夏休みはそこそこ定時に帰れるのがありがたいです。心模様はあっちへ行ったりこっちへ行ったり・・・。ただ、やっぱり、今を大切に生きたいという思いを常に大事にしたいって思うことは安定してきたような気がします。先のことを考え過ぎず、今を今日を大切に・・・。でも、もともとネガティブなのか、夫を失ったトラウマからなのか、思考が悪い方へ悪い方へと進んでしまうことが多く嫌になります。ポジティブシンキングというのはどうやったら生まれてくるのでしょうか? 誰か、教えてください、本当に。生徒や人には、「プラス思考で」って話せるのに、いざ自分のことになると、マイナス思考もいいとこで・・・。情けないです。何か、自分の人生は何をやってもうまくいかないような、何かいいことあってもでもきっと・・・やっぱり・・・て思うんじゃないかって思ってしまったり・・・。これだけ辛い経験をしたんだから、もうこれからの人生どれだけいいことがあっても割に合うんだって思おうとするのですが、何か不幸に慣れてしまっているのか、幸せになると要らぬことを考えそうで・・・。こういう自分からどうやったら脱皮できるのでしょうか?そんな思考におちず、ありふれた日常をおくれている友達たちがまた羨ましくなってしまったりします。やっぱり自分の心とつきあうのがしんどいですね。
July 28, 2006
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前回の日記では、皆さんに随分心配かけてすみませんでした。そして、本当にありがとうございました。たくさんの方にコメント頂いて、本当に本当に嬉しかったです。随分凹んでいたのですが、皆さんにコメントもらって不思議とまた、元気がでてきました。皆さんからの、優しさが心に響き、私に力を与えてくださったのだと思います。本当に本当に感謝しています。ここがあってよかった・・・。心から思います。私は一人じゃないんだって、つくづく思いました。顔も名前も何にも知らない者同士ですが、同じ傷みを共有していることでこんなにお互い心と心とが繋がれるんだなって、そう思いました。この日本のどこかで、皆さんも頑張っておられるんだって思うことで、また私にも力がわいてきます。実際の友達たちよりも、心は近いって勝手に思わさせてもらっています。それくらい、私のとっては皆さんの存在は大きく、そして癒されています。本当に本当にありがとうございます。まだまだ、波はありますが、少しずつ、今を大切に生きていけるようになっていきたいと思っていますので、こんな私ですがこれからも仲良くしてください。よろしくお願いします。本当に本当に感謝です!!
July 22, 2006
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