HIRO.F's Scrawl

Free Space

☆復活！！Fairlady GS130Zのお部屋
☆Fairlady Zのおもちゃのお部屋
☆おもちゃ＆漫画部屋公開

☆SUZUKI GSX-RとΓのお部屋
☆SUZUKI ALTOのお部屋
☆SUZUKI ADDRESS V100のお部屋
☆SUZUKI GAGのお部屋
☆車にまつわるエトセトラのお部屋
☆車、バイク関係の漫画のお部屋

☆ネコちゃんのお部屋
☆HIRO.Fの所有するCDなどのLIST
☆HIRO.F's SHOP☆

Calendar

AQUOS R7,R5G,R,Xx106SH,206SH,404SH,003SH

(269)

大快挙２００Ｋ到達！虎・藤浪、大野に投げ勝ち８回０封１３勝目

テーマ：タイガース党(8397)

カテゴリ：阪神2015

大快挙２００Ｋ到達！虎・藤浪、大野に投げ勝ち８回０封１３勝目

　（セ・リーグ、阪神３－０中日、２４回戦、阪神１６勝８敗、１５日、甲子園）だからエースや！　藤浪晋太郎投手（２１）が８回７安打無失点でハーラートップタイの１３勝目を挙げた。難敵の中日・大野との投げ合いで９三振を奪い、シーズン２０１奪三振を達成。チームの連敗を３で止め、首位ヤクルトと０・５ゲーム差を死守。１８日からは試練の１２連戦が始まるが、虎が弾みをつけた。

　大ピンチを乗り越えた瞬間、自然と右手で拳を握った。２点リードの八回二死満塁。２１歳の若武者・藤浪が百戦錬磨の４１歳の小笠原に全球１５０キロ超の直球勝負。フルカウントからの６球目。１５４キロ内角球で三飛に仕留めてみせた。

　「変化球で逃げる、かわすというよりは、ストレートに一番自信があった。しっかり押し込めて良かったです」

　チームは３連敗中で、負ければ３位転落の可能性もあった。しかも相手は虎キラー（今季阪神戦３勝無敗、防御率０・６９）の大野だ。１点も与えられないプレッシャーのなかで、強心臓のピッチングをみせた。最速１５７キロの直球にカットボールとフォークが要所で決まった。４度得点圏に走者を背負ったが、最後まで崩れなかった。

　１２８球を投げ、８回７安打無失点。甲子園での連勝を自己最長の７とし、広島・前田に並ぶハートップの１３勝目を手にした。開幕前の目標だった投球回「１８０」にあと１イニングに迫った。

　「個人タイトルは獲れるに越したことはないですけど。今は毎回（チームが）ゲームに勝つことを優先したいです」

　八回には亀沢を空振り三振に斬り、シーズン２００奪三振に到達。セ・リーグの日本人投手では２００４年の井川（現オリックス）以来の１１年ぶり快挙だ。

　９月初旬には高校日本代表が準優勝に終わったＵ－１８の世界大会をテレビでチェック。２０１２年の大阪桐蔭高３年時に出場した自らとダブらせた。自身は２勝２敗で、チームは６位。世界の壁を思い知らされた。

　「野球とベースボールの違いを感じた。普通にやっていたら、身体能力で勝てないと感じた」

　米国戦ではバッテリーを組んだ森（現西武）がクロスプレーで吹き飛ばされる一幕も。その経験があったからこそ、体のケアに人一倍気を使う。

　「アミノ酸とかいろいろ飲むようにしています。登板中とか前後とかですね」

　それが「バレニン」だ。クジラなど長距離移動を得意とする野生動物に豊富に含まれているアミノ酸の一種で疲労回復に効果があるとされる。元阪神の藤川球児（現四国アイランドリーグｐｌｕｓ高知）も使用。今季から使っており、みなぎるクジラパワーで虎をけん引している。

　チームの連敗を３でストップし、自身の登板日は甲子園１１連勝。和田監督は「八回のピンチはマウンドでもベンチもしびれる場面だった」と興奮気味。「疲れはあるだろうけど、ここからは気持ちで、あと何回か、投げてほしいな」とさらなる奮起を求めた。

　１８日のＤｅＮＡ戦（横浜）から１２連戦が始まる。次回は中６日で２２日の巨人戦（東京Ｄ）、２８日の同戦（甲子園）に向かう。「優勝したいです」。頼れるエースが１０年ぶりの頂点へ押し上げる。

虎・藤浪が今季２０１奪三振　セ・日本人投手では井川以来

　（セ・リーグ、阪神３－０中日、２４回戦、阪神１６勝８敗、１５日、甲子園）藤浪晋太郎投手（２１）が８回７安打無失点でハーラートップタイの１３勝目を挙げた。

　藤浪が９三振を奪い、今季２０１奪三振とした。シーズン２００奪三振以上は昨年の阪神・メッセンジャー（２２６個）、楽天・則本昂大（２０４個）以来で、セ・リーグの日本投手では２００４年の阪神・井川慶（２２８個）以来１１年ぶり。

　高卒３年目以内での到達は０７年の日本ハム・ダルビッシュ有（３年目、２１０個）以来８年ぶり。セでは１９６９年の江夏豊（３年目、２６２個）以来４６年ぶりで、球団では江夏に次ぐ２人目（４度目）となった。

　阪神が対中日戦を１６勝８敗、貯金８とした。交流戦が始まった２００５年以降で、球団の同一カード最多貯金は２００６年の横浜戦、１８勝４敗で貯金１４。

虎・藤浪、自身初の２００Ｋ到達で１３勝目！小笠原は１５０キロ超勝負で打ち取る

　（セ・リーグ、阪神３－０中日、２４回戦、阪神１６勝８敗、１５日、甲子園）阪神・藤浪晋太郎投手（２１）が先発し、８回７安打９奪三振で無失点。八回には亀沢からこの日８個目となる三振を奪い、プロ３年目で自身初のシーズン２００奪三振をマーク。リーグートップタイとなる１３勝目（６敗）を挙げた。チームは１分を挟んでの連敗を３で止め、ヤクルトがサヨナラ勝ちしたため、０・５差で２位のままとなった。

　藤浪は一回、先頭の大島に安打を許すも、後続をピシャリ。二回も四球と安打などで、一死一、三塁のピンチ。ここでも慌てずに杉山、大野を空振り三振に斬って無失点でしのいだ。六回、平田を１５７キロ直球で右飛に仕留めた藤浪は、八回でも球速は衰えず。二死満塁で迎えた代打・小笠原にはすべて１５０キロ超の直球で勝負。最後は１５４キロで三飛に打ち取ってピンチを脱した。

　打っては二回に新井の４号２ランで先制すると、八回にマートンがダメ押しの犠飛で追加点。大野には、この試合前まで０勝３敗、防御率０・６９と抑えられていたが、嫌な流れを吹き飛ばした。九回は抑えの守護神・呉昇桓が走者を許しながらも、無失点リレーで、チームは連敗を３で止めた。

　お立ち台に上った藤浪は「いい投手だとわかっていたので、粘ってしっかり抑えようと思っていた」と大野との投げ合いを振り返ると、２ランを放った新井から「また、がんばってください」と声をかけられ笑顔を見せた。

　八回の小笠原との対戦には「一番ストレートに自信があるので」と全６球を直球で挑んだ右腕。２００奪三振には「（三振は）アウトの手段でしかない。今後もいいところで三振が取れるようにがんばりたい」と淡々。チームは１８日から１２連戦。Ｖロードへ「負けられない試合が続く。しっかり気合を入れて戦っていきたい」と意気込んだ。

和田監督（藤浪に）
「自分の力を出してくれたら必ず勝てると思っていた。素晴らしい投球をしてくれた」

呉昇桓（４０セーブ目）
「きょうは晋太郎（藤浪）がいい投球をしてくれて、それが勝ちにつながった」

マートン（八回に犠飛）
「（三塁走者の）大和の走塁にも助けられた。チーム全体の勝利」

助っ人最多Ｓ王手や！阪神・呉昇桓、セトップ独走４０Ｓ

　（セ・リーグ、阪神３－０中日、２４回戦、阪神１６勝８敗、１５日、甲子園）１１日ぶりにチームの勝利の瞬間をマウンドで見届けると、ちょっぴり笑顔をみせた。３－０の九回、藤浪から勝利のバトンを引き継いだ呉昇桓が最後を締め、節目の４０セーブに到達した。

　「自分にとって（セーブ数は）大きな意味がない。チームは優勝争いをしているし、勝つことが一番なんだ」

　一死から代打・和田に中前へ運ばれたが、続く代打・赤坂を捕邪飛、藤浪から３安打した大島には、１４８キロの直球で左飛に仕留めると、ベンチ前で若きエースとハイタッチ。報道陣からの個人記録の質問をさえぎると、「きょうは（藤浪）晋太郎が頑張ってくれたのがよかったんだよ」と若きエースをたたえた。

　４日の中日戦（ナゴヤＤ）で、１年目の昨年に並ぶ３９セーブ目を挙げて以来、３試合に登板したが、同点もしくはチームがリードされている展開でのマウンドだった。ただ、優勝争いも佳境に入り、ブルペンで肩慣らしだけで“仕事”が終わるぐらいなら試合に出るつもりだ。

　「自分は常に準備はしている。なにも問題はないよ」。１８日のＤｅＮＡ戦（横浜）からは１２連戦が待ちうける。セーブがつかない場面でも右腕を振る覚悟だ。

　２００８年にクルーン（当時巨人）が作った４１セーブの外国人投手シーズン最多記録に王手をかけた。さらに、０５年の岩瀬（中日）、藤川（当時阪神）が持つ４６セーブのプロ野球記録を塗りかえることも夢ではない。

　「（自分の）セーブに大きな意味はないよ」とサラリ。チームが勝てば、おのずと数字はついてくる。

阪神・鶴岡、タマ直撃に苦笑い「大丈夫なわけないでしょ」

　（セ・リーグ、阪神３－０中日、２４回戦、阪神１６勝８敗、１５日、甲子園）捕手の鶴岡が痛みをこらえながら藤浪を盛り立てた。五回にファウルが股間を直撃。「大丈夫なわけないでしょ」と苦笑いしながら、直後の打席で左翼線二塁打を放った。守っては、三回に亀沢の二盗を阻止すると、八回二死満塁で代打・小笠原にオール直球勝負を選択。「打ち取るためにまっすぐを選んだ」と、強気かつ冷静なリードで右腕を引っ張った。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう