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Friday, June 21, 2024 曇り一時雨 午前4時起床。ブログを書いた後、曇天の下を散歩。雨上がりのアスファルトに水が浮いていました。写真は沖田から南の方向を撮るの図です。元越山の稜線は、日向灘を渡る湿気を帯びた南風がせいか、垂れ込めた雲の中でした。一方、それのもたらす雨でコシヒカリがすくすく。濃い緑色が目に沁みます。 沖田の中を貫く一本道です。この時期、蛙や井守、蝸牛の轢死体、加えて蚯蚓の行き倒れ多しです。それを鴉が啄むんです。 所々、今頃になって田植えのところがありました。普通作かな、それとも飼料米かな。 やっ!道路に足跡があるぞ。 藪の中に消えていました。形をして恐らく鹿だな。野郎、先日は妻の花壇を荒らしました。夜、丑三つ時、我が物顔で集落の其処此処を歩き回っているようです。 午前8時前出社。株主代表の小会議は今日が3日目、最終日でした。正午過ぎに終了。来週に締めの大会議あって一段落します。午後は取引先、東京や大阪へ転勤の方々が挨拶に見えたり、重い案件の報告があったり。 夕刻、某ホテルへ向かいました。午後7時、某業界の懇親会へ出席。挨拶の役目がありました。杣夫はヘタクソなのでできるだけショート、短くを心がけています。今日もそうしました。乾杯は烏龍茶。最後までノンアルを通しました。初対面の方とは名刺交換。飲まないのは、その方の顔、交わしたやり取りの内容を忘れない為です。酔うとちゃらんぽらん、話の内容を全て忘れてしまう杣夫ですから。 午後9時過ぎ、お開きになりました。料理は食べて腹八分目。会場を後にし、ハンドルを盛り場の方へ切りました。午後9時半、魚喜家に突っ込みました。このところ、ここを贔屓です。 大将、やって頂戴。「あいよ、冷やね」 一息に干し、次やって頂戴。 駆けつけ3杯です。大将、次ね。「ピッチが速いねぇ」 腹はいいんだけど、酒ばっかじゃぁ物足りないので、何か拵えてちょ。「あいよ、ほれ、蛤の酒蒸し」 これ、薄濁りです。あー甘露甘露。 大将、もう一品、欲しいなぁ。「それじゃーこれどうだい。肝はマルハゲと鮟鱇の混ぜ物。鮃の刺身に塗したよ」 うーん、これは絶品。 もう一杯やって頂戴。 スマホがブルッ。やっ、妻からだ。コーラスの帰りに拾って貰う約束でした。もう終わったのか、早いなぁ、飲み始めてまだ30分ほどなのに。急いで酔わないといけません。大将、もう一杯、早く出してちょ。 酔いが回ってきました。そろそろ締めるか。最後の1杯、とどめをやってちょ。 干して勘定。店を転がり出て妻の待つ駐車場へ。ドアを開けた途端「また魚喜家へ入っていたの?相当飲んだんでしょう?」 いや、わずか30分だし、そんなに飲めるもんか。1合がいいところだよ。心の中でエヘヘ、腹一杯飲んだんですが。うーん、それにしても最近、弱ったなぁ。バタンキュー。
2024年06月21日
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Saturday, May 11, 2024 約40日ぶりの更新です。 今日、ランブルに珈琲豆を買おうと立ち寄りました。マンデリンのブレンド200g頂戴。マスター「豆の儘ね、ところでSさんからTELがあったよ、Tさんのブログが滞っているようで、もしかして悪いんじゃぁないのかなぁ?」 前立腺癌の転移し、鬱いでいるのか、はたまた治療に難儀?その心配をしてのことかと。 大丈夫です。術後の検診間隔は1ヶ月から2ヶ月になりました。医師から順調と言われ、次は3ヶ月、その次は半年になるとも。尿漏れも日薬、随分少なくなりました。尿取りパッドは1日2枚程度となりました。まだペダルを踏んではいませんが、自転車の許可も出ました。えっ?酒ですか。飲んでますよ、毎日。ずっと日本酒をやっていたので、太鼓腹になりました。 そうそう、ブログ更新能わずの理由ですが、特にこれといったものはありません。強いて言うならば、仕事に感けてかと。 ということで再開。きっかけはSさんの心配です。加えてこの月は杣夫の誕生月です。66歳になったのを契機、仕切り直しとでも言いましょうか。 さて、この歳になると、バースディは嬉しくもなんともありません。年毎、加齢による老化が背中に忍び寄ってくるの感が強くなります。ということで誕生日を祝う酒ではなく、下り坂、鬱ぐ気持ちを紛らさせるために、飲まなければなりません。1枚目の写真は馬刺しです。出張のあって、金曜の夜、熊本の夜を歩いてみました。 郷に入っては郷に従え、地酒の味見です。 もう1瓶頂戴。 締めはラーメンです。このまちのそれと言えば桂花。出てくるまでのタイムラグにはビールです。 明けての朝、今日のことですが、午前6時過ぎ、熊本駅前を散策。構内のコンビニに地ビールが売ってありました。それを購入、レジで栓を抜いて貰いました。苦みがいい感じでした。 熊本駅は九州新幹線が止まります。列車案内の表示に新大阪行きとありました。嗚呼、それに乗って大阪や京都巡りをしたいな。このまま乗ってしまおうか。 次の写真は両替機です。最近、インバウンドが戻ってきたとニュースが報じますが、普段からこうしたマシンが目に付くようになりました。ただし、私の暮らす田舎にはありませんが。 ところで熊本へ出張の際は、いつも国道57号を行き来です。九州山地、九重連山と祖母傾の間を縫い、阿蘇外輪山の中を走ります。晴れたらいい景色が広がります。片道ノンストップで3時間半。今日は昼過ぎ、自宅へ帰り着きました。 玄関を入ると、誕生祝いをしてあげるから、お好きな店にどうぞ。妻の言を有り難く頂きました。スタートは午後5時です。それまでに昨夜の酒を抜いておこう。昼をせず、チェーンソーを持ちました。3月末、親方から取りに来るよう話のあり、自宅の梅林下に運んだそれを玉切りました。遡ります。写真はその折の彼です。杣夫の倒木加勢がなくなって、今は山に一人で入っているようです。 一汗かいてシャワー。突っ込んだ先は「魚喜家」です。刺身の美味しいお店です。日本酒の充実度も半端ない。 トリビー。トコブシの煮付けと刺身が絶品でした。 鮟鱇の唐揚げ。 揚げ出し豆腐の味付けは濃いめ。勿論その方がよいです。 太刀魚の塩焼き。三枚におろしてこれだけの厚みです。大物の片鱗です。 甘鯛のフライ。鱗の食感が堪りません。 当然日本酒です。 あー飲んだ飲んだ。このグラス、容量は5勺。妻もほろ酔いになって、帰宅は代行運転。午後7時半自宅着。バタンキューでした。今日の一句五月晴れ甘露の苦し緑寿かな
2024年05月11日
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Monday, January 22,2024 午前5時起床。晴れ。午後になって冷えてきました。 午前7時半出社。午前に2つ協議あり。今週は週末まで来年度の予算案件で缶詰の日が続きます。午後にassessmentが始まりました。全体規模は7千万ラーです。全国に1,700余りある同業他社の中では中位に位置づけされるのかな。 小一時間早めに終了しました。午後4時過ぎ、ポカ休を取りました。先週後半の3日間、帰宅が遅くなったので,このくらい、許されるでしょう。ということで伸びた髪を切りに。千円カットに突っ込みました。さっぱりして帰宅。寒い中、散歩しました。途中、少しの距離、ジョグを混ぜました。うん、走れないことはないな。 Rさん宅前を通りました。夕暮れが迫り,強い北風のこともあり,誘いませんでした。恐らくテレビの前で大相撲観戦なのでしょう。 前後します。ジョギングシューズを履こうとしていたとき「今日はすき焼きよ。葱を取ってきて頂戴」 妻にそう言われました。アイアイサー。 畑に出たら,隣に暮らすA姉がブロッコリーを一玉くれました。早く食べないと闌けてしまうからと、こちらが気の毒に思うことのないよう気遣いながら、でした。残念なことに写真を撮り忘れましたが,とても立派な品でした。次の写真は根を切って薄皮を剥いた後の葱です。これも昨年、苗(長さ10cm、楊枝のような大きさと太さ)をA姉に貰い、1年がかりで育てました。いい感じでしょう。 散歩を終えた際の夕焼けがいい感じでした。立春は2月の始め。これからの10日余り、寒い日が続くんだろうな。それでも夕方、日没の少し遅くなるを感じる今日この頃ではあります。 夕食、すき焼きの写真はなくとも、お酒のそれは忘れずパチリ。北の錦です。栗山の蔵元が醸造。鍋に箸を付ける前、2合やってみました。夕張、芦別両岳に振った雪解けの水を使うであろう甘露です。北海道を感じました。こよなくさんご夫妻、感謝です。有り難うございました。 午後9時前、バタンキュー。 ということで,気の利いた話はありません。 今日の一句 寒空の高みに鳶の悠然と 今日の写真は散歩途中に見かけた突き井戸作業です。水田の端をボーリングしていました。地面に直接パイプを打ち込む工法です。地下水は無料なので,農業用水として利用する場合、安易にして費用僅かの手法です。
2024年01月22日
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Friday, May 5, 2023 曇り一時小雨 南の風平均風速2.6 24.5℃ 16.6℃ 78-59% 午前4時起床。日経の春秋に主題とは別、「近所のスーパーに、梅酒造りに使うホワイトリカーや氷左党が並び始めた」とありました。季節は進み、拙宅梅林の梅も違わずです。誰か採りに来ませんか。 午前は録画したNHK「映像の世紀」を見て過ごしました。この番組、着眼点、貴重な映像にもですが、加古隆の音楽がそれにマッチして実によいのです。人間の業、込み上げてくるよう仕立ててあります。今日は「大東亜共栄圏の3年8か月」と題した一遍。宣伝班を担当の町田敬二という人物が登場します。始めて耳にする名前でした。中佐だったとのこと。軍人と思えぬ変わり種、文化人でした。軍の方針(占領、現地人を徴用して搾取)、共栄・共存を目指す中佐の考え方は相容れず、苦悩する状況が描かれていました。戦後、彼は大東亜共栄圏の考え方を批判しました。それはそれとして、敗戦から10年余りを経て、彼は深夜放送専門のラジオ会社を設立、のちにオールナイトニッポンになったのでした。自らの人生でこの放送局開設だけが失敗でない唯一の白星と曰うのでした。 私、若い頃、鶴光のそれを聴きました。名前を知らなかった町田中佐という人物、番組を見て、こういうところで彼に繋がっているとは。妙なものでもあり、なんだか遙かでもあります。 見終えて、妻の実家へ向かいました。昼前でしたが、朝食が遅かったのでバナナを半分食べただけ。写真は、軽トラの荷台へ積んだ庭の手入れ用具一式です。 久しぶり楽譜の仏壇に線香を手向けました。見て欲しい書類、文書のあると聞いて、妻と一緒、30分ほどあれこれをチェック。生保なんぞに門外漢の当方、適当なアドバイスをする能わずでした。写真は長靴に履き替え、刈った庭。着工前です。 竣工図(なんだか大した違いは無いな)。このあと、庭木に巻き付いた葛や、不要に伸びた枝の剪定。チェーンソーを持参していてよかったです。 家に戻り、里芋を植え付けました。種芋を並べる前、耕運機で溝を掘り、施肥。一畝で十分という妻の言を入れました。端にいくつか生姜も。収穫は年末年始になります。 今日も一日働きました。あーあ、疲れました。野良仕事を打ちやって、亮さんのよう、どこかに蒸発したい。でもまだ茄子と胡瓜の棚造りが残っています。エスケープの代わり、自分に褒美を使わそう、妻と一緒、外食をすることにしました。シャワーを浴び、出撃。突っ込んだ先は佐伯に一番の小料理・はし本です。午後7前、まだ明るさが残っていました。 生下さい。 お通しはコンニャク、南蛮、鳥の胸身スライス。 料理はすべてお任せです。造りが出てきました。石鯛とそれのウニ巻、アオリイカ、ヒラマサでした。うーん、美味しい。素人の自分が拵える百姓料理の刺身とは大違い。 ぬる燗下さい。 こちらはアラ煮。ゴサンチクや茄子の入って、山椒も香り、日本酒がすすみました。 美味しいです大将、そう言うと、醤油はこれですよ、そういいながら見せてくれました。やっ、ヒガシマルだ。酔散学部の同級生にKというゴルフ好きの男がいて、そいつがその会社の創業家系に連なると言っていたことを思いだしました。懐かしいなぁ。濃い顔つきの彼、今どうしているかな。 これは鱸のあんかけです。とても優しい味付け。 妻曰く「天ぷらを食べたいわ」出てきました。独活の混じっていい感じでした。 大将「それジャーワインですね。赤?白?」 妻「白を」 私も相伴。 締めは茶そば。 私はもの足らないので、越州でトドメを。大将が注いでくれました。代行運転で帰宅。バタンキュー。今日の一句はし本に職人気質惚れ惚れと今日のランなし今日の酒生中1 ぬる燗3合 白ワイングラス1 冷酒1合今日の音楽なし今日の写真ははし本に活けてあったカサブランカです。こちらは赤色。料理と酒もでしたが、花も格別。いいお店です。一押し。
2023年05月05日
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Friday, March 10, 2023 晴れ 南南西の風平均風速2.0 20.2℃ 8.5℃ 79-53% 一週間、ブログ更新能わずでした。時間の無いといったら嘘になります。一言で言うとその気分になれなくてというか、なんとなく流されてこの週を過ごしてしまいました。 会社の方は、月曜から金曜の今日まで小会議の連続。 弊社は年4回、定例の株主代表会議を開催します。3月にあるそれが一番重要です。翌年度の事業計画と予算に関わる議題を審議するからです。5日間、ほぼ缶詰でした。某日、特別仕切りの悪かった対応に注意をしました。また別の某日は、切り回しのよかったことをして、その準備を褒めました。讃えるのはよいですが、仕事とは言え前者、親しい部下の皆さんに厳しい指摘をするのは辛いです。缶詰会議とは別、personnel reshuffle やあれこれのトラブルも重なって憂鬱の週となりました。毛の三本足りない極楽とんぼの杣夫ですが、今週は疲れました。 さてと、愚痴をこぼすのは止めてスカッといきます。 午前4時起床。随分、暖かくなってきました。今朝の気温は8℃台。それでも火が恋しく、ストーブを焚きました。トラの頭を撫でながら、新聞を捲るのが至福。ニューヨークの株安、イトーヨーカ堂店舗数削減、韓国大統領の決断、WBC関連、藤井五冠名人挑戦者に、唐池恒二氏「私の履歴書」、辻原登の小説「陥穽」・・・。高市氏の苦しまぎれはなんと申しましょうか、ではあります。 午前7時半出社、午後5時半退社。 午前は先に書いたとおり、小会議でした。昼前に終了。肩の荷が降りた気分でした。午後はここ数週間、時間の取れずに滞っていた報連相が相次ぎました。目がしょぼつきました。それでも午後5時の近づいて、積んだ書類を整理、チューブファイルにしまう花金のこの時刻です。心の浮き立つ気分でした。 午後6時、某所に開催の講演会を聴きに。大分県が主催の「防災活動推進講演会」でした。キャッチコピー、案内パンフの能書きは「今後30年以内に70~80%の確率で発生が予想されている南海トラフ地震に対し、自助・共助の意識を向上するために、佐伯市とともに令和4年度防災活動推進講演会を開催します」でした。南海トラフ地震がおきると、私のまちには最大15mの津波がやってきます。その際の心構えに関する内容でした。一つ二つをを以下に紹介します。地震のあって、運転中に車を離れないといけない場合、自身の住所と連絡先を書いたメモを残すこと、車検証を車に残さず必ず持ち出すこと、だそうです。避難所にあって、女性は性別の判りにくいよう肌を出さずに黒っぽい服装を心がけることが大切とのこと。過去、悪い輩に性的被害を受ける事例が少なからずあったとの説明。 さてと、午後8時を過ぎました。金曜日のこの時刻、必然、喉が渇きます。家に帰っても妻はコーラスで不在。ぶらり、暖簾を潜ることにしようか。というのも先日、閉じたつね三の後を居抜き、開店した店があるのです。写真がそれです。先週の日曜日、前を通ってパチリの図。店名は「彩喜」です。佐伯に掛けているんでしょう。 引き戸を開けました。内装は若干変わっているものの、造りはつね三そのまま。若い女将さんがタオル地の暖かいおしぼりを渡してくれました。ビールを下さい。 お薦めは鰹の藁焼きですよ、その言葉をして、じゃーそれを。ピンボケですが、藁を使って炙っています。 どうですか、この赤身。温かいうちに頬張るのが筋。素晴らしい風味でした。 燗をつけて貰いましょうか。えっ、甘口と辛口があるの?それじゃーそれぞれ1本づつね。出てきた銚子はこんな形でした。二重構造になっていて、湯煎する仕組みです。酒は西の関? 日本酒には塩気のあるものを、ということでホタルイカの沖漬けを下さい。 締めにだし巻きたまごを頼みました。この品、お店の腕を確かめるバロメーターです。 締めの締めにウイスキーの碧を頼もうか迷っていたら、女将さん曰く、山崎の12年もありますよ。嗚呼、それがいい、それを頂戴。ストレートでね。出てきたのは焼酎グラスに、でした。ご愛敬。 勘定をして店を出ました。うん、いい感じだったな。つね三の閉店以来2年間、コロナのせいもあって暖簾を潜ること、滅多とありませんでした。流行病は落ち着いたようだし、マスクの制限も緩和。今日を機会、これからの河岸はここに決めようかな。 おまけ 折角なので、以下にメニューを掲載します。今日の一句初鰹藁の香りが匂い立つ今日のランなし今日の酒生中1 燗酒2合 ウイちゃん1ショット 代行運転で帰宅してサッポロ黒ラベルレギュラー缶1今日の音楽グリモー Bach シャコンヌ今日の写真は拙宅玄関のサクラソウです。今が満開。おまけは裏庭に闌けた蕗の薹です。春が往く。
2023年03月10日
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Friday, May 27, 2022 晴れ 西南西の風平均風速2.3 25.9℃ 17.9℃ 午前4時起床。 吉村昭「ふぉん・しいほるとの娘」(上・下)を読了。魔の差して青空文庫を開きました。吉川英治の短編を数作品。「牢獄の花嫁」「鬼」「魚紋」「夕顔の門」、何れも佳作、吉川節です。なかでも「夕顔の門」が出色。主人公・曾我部兵庫の武士たる所以ではあります。暇を持て余している方、如何でしょう。なお、上記4作品とも、江戸時代が舞台。女性が絡みます。 ということで、吉村を休み、本棚からこれを引っ張り出しました。篠田鉱造「幕末明治女百話」(上)(下)岩波文庫です。拾い読み可能。その時代の女に「風俗、行事、遊び、食べ物、有名人の素顔、土地の噂、事件、芸事」を語らせています。読み始めて、これがまた面白い。途中で止めること能わずです。 午前7時半出社。午後5時半退社。写真は私の勤務する会社社屋です。その時刻、まだ明るい。 今日は某課の連中に一献如何、誘われていました。勿論二つ返事。会場はここ「はな月」です。突っ込みました。おっ、やってるやってる。 やっ、小上がりの隅に早くも空になったジョッキが!マニアワン輩ばかりなんでしょう。 以下はこのお店の当てです。どんどん注文、どんどん出てきました。最初は刺身。 こちらは鱈子巻き。 地鶏のタタキ。 これは猪(カラメン)です。 鹿の竜田揚げ。柔らかい。 串カツもよく揚がっていました。 やっ!誰だ、カレーを食べているぞ。途中、カツ丼や焼きそばを注文の男もいました。若いなぁ。 ビール、日本酒、ウイスキーをまぜこぜ。結構酔いました。写真はそのうちの一つ、地元大地酒造の「花笑み」です。いい酒でした。 午後9時過ぎにお開き。楽しい時間を過ごしました。集まったうちの1人に赤ちゃんが産まれたといういい話があり、いい気持ちになりました。子育て、頑張れよ。別の1人は婚約中とのこと。これもいい話です。次の写真は代行運転を待つ間にパチリ。弊社夜の部です。この時刻も灯りが点いていました。ご苦労様です。 今日の一句 花笑みや彦水寄せて甘露なり 今日のラン なし 今日の酒 生中3 冷酒2合 ウイスキーストレート2 今日の音楽 なし 今日の写真は血液検査の結果です。先日した献血のお零れ。うん、まずまずです。
2022年05月28日
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Wednesday, May 25, 2022晴れ 南東の風平均風速2.2 28.0℃ 18.7℃午前4時起床。午前7時半出社、午後5時半退社。 帰宅途中、酒保にレギュラー焼酎欠品を思い出しました。いつものスーパーへ寄り、ひむかのくろうま本格麦焼酎長期貯蔵酒の一升瓶を購入。樫樽なので琥珀色に染まっています。価格は2ラー程度。手頃です。 ついでなので、鯵も購入。1/3ラー。今日のはキンキンバチバチ(鮮度抜群を意味する故モイ香先生の造語)。それをこの色合いが物語っています。 スーパーの棚、鯵の隣に小烏賊がありました。1パックが1/4ラー。安いのでそれを2パック。写真はそれを煮付けるの図。 刺身と同時進行。チャチャッ。 さてと、夜のお勤めを始める前にひとっ走りするか。ランの格好に着替えました。家を出る折、生産森林組合の書類を持ちました。法人税の申告に関するものです。会計、UのKちゃんに渡すためでした。彼の家に近づいて、おっ、セナがいるぞ。 ここに鎮座。 近づくと、睨まれました。私を鼻先であしらうような顔つき。おまえなぁ、愛想の一つも寄こしてみろよ。かわいげのない野郎です。 Kちゃんに書類を渡したら、奥さんがズッキーニ如何。もちろん二つ返事でした。立派なものを3本いただきました。ありがとうね。 小中尾集落の端にあるドッグランにエンとムスビがいました。頭を撫でた後、再び走り始めると、仕切り網の向こう、私を追って猛ダッシュ、ついてきました。20m走って止まり、行きつ戻りつを繰り返すと彼らもその通りに。面白かったです。 帰宅して汗を流しました。 今夜の当ては最前にアップの烏賊煮付けと鯵刺。樫樽貯蔵の麦焼酎で流しました。 れが揚がりました。とり天と牛蒡です。後者は塩胡椒味の薄くついて、いい感じでした。 いい気色になりました。カープの勝利を確認してバタンキュー。今日の一句黄金蜘蛛待ちの渡世は寡黙にて今日のラン5㎞今日の酒麦焼酎ロック4今日の音楽なし今日の写真は黄金蜘蛛です。書斎の窓外に網を張るの図。四方に広がる白い帯状は、獲物捕獲の跡です。
2022年05月25日
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Friday, May 20, 2022 曇り一時雨 南の風平均風速1.7 22.2℃ 14.8℃ 午前4時起床。吉村昭「間宮林蔵」読了。 突然ですが、かつて大分県にM・Hという知事がいました。一村逸品運動を提唱したことで知られています。国際派でもあって、ローカルにしてグローバルという言葉を多用しました。M・H氏言うところの意味合いとは違いますが、「ローカルにしてグローバル」言葉の通りその意味を受け取ると、この本を読み終えて、間宮林蔵はローカルにしてグローバルの人物、そう思いました。彼は探検家のイメージがありますが、実は幕府隠密。シーボルト事件の発端は彼の告発によるものです。次ぎ、手に取る予定、吉村昭「ふぉん・しいほるとの娘(上)(下)」が楽しみです。 閑話休題、午前8時前出社、午後5時半退社。 内容を書くこと能わず、ゴシップのような案件に時間を取られた一日でした。写真は昼に食べたローチキ他です。野菜ジュースと林檎、続いています。 午後5時を回って一週間の終わり、開放的な気分になりました。よし、一杯引っ掛けて帰るか。贔屓の河岸「つね三」を失い、寄る店のない日が続いていました。どこの暖簾を潜ろうか思案。勃然、先日、偶さか突っ込んだ店「魚喜家」の肴と日本酒の充実を思い出しました。よし、決めた、そこにしよう。午後6時前、玄関の引き戸を開けました。カウンターの向こうに冷蔵庫。早く口を切ってくれ、並ぶ一升瓶四合瓶がこちらに秋波でした。 半月あまり前訪ねたことを、大将が覚えていてくれました。酒をというと、先ずはこれを出してくれました。おっ、王祿だ。島根・松江の甘露です。 刺身、小皿でお願いね。包丁を使っている間に王祿を乾しました。大将、次をお願い。出てきました。岩手・盛岡の酒赤武(あかぶ)です。王祿が濃厚だったのに対し、こちらはゆるり優しい口当たり。前者が野武士ならこちらは京貴族。 おっ、刺身が出てきました。小皿から零れんばかりの盛り合わせ。 大将、もう一杯やって頂戴、そう言うと田中六五。酒は九州に飛びました。福岡・糸島の蔵です。 おっ、蛤蒸しが出てきました。天下の清流番匠川河口に採れた?地物です。大ぶりでした。美味い。 大将、酒、次をお願い。やっ!秋田の甘露・新政です。ラベルに亜麻猫とありました。 もう一品、当てが欲しいな。そ言うと、これが出て来ました。肝合えです。 崩してレモンを搾りました。うーん、絶品です。 大将、もう一杯。宮城・大崎の甘露、白楽星です。スルリとした飲み口は後で足を取られかねません。 よし、もう一杯飲んで帰るか。新政のナンバーシックスです。 これで打ち止め。あー飲んだ飲んだ。あれっ?写真は5枚なのにグラスが6つ。そうだった、写真を忘れた一杯がありました。銘柄は失念ですが、なんでも売り上げの一部をウクライナに寄付の銘酒を飲んだような。 私の酒は勝負が速いのです。亮さんと違い、酔い子です。梯子は登りません。午後7時過ぎ、魚喜家を後にしました。さあ、代行運転を呼んで帰ろうか。ん?次の写真は弊社社屋です。残業の灯りが点いていました。頑張っているな、みんな。 午後8時前帰宅。妻はコーラスに出かけ不在。トラが留守番をしていました。おーよしよし、今、Bachを流すからな。写真はポール・トルトゥリエの無伴奏に聴き入るの図です。うん、いい顔だ。彼の横でアイラモルトを嘗めながらクールダウン。今日の一句国内を冷酒で股のカウンター今日のランなし今日の酒冷酒3合 帰宅してSAPPOROゴールドスターレギュラー缶1 アイラモルト1ショット今日の音楽Bach 無伴奏チェロ全曲 トルトゥリエ今日の写真は熊本・八代から届いたミニトマトです。義弟の奥さんが実家から。これはトマトソースにだな。
2022年05月20日
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Tuesday, May 3, 2022 晴れ 東北東の風平均風速2.9 19.0℃ 9.8℃ 午前4時起床。 今日から後半の3連休です。未明、書斎に過ごしました。カーテン越し、次第に夜の白みはじめると、裏山、茶の生け垣、野菜畑の一部なんぞが次第、見えてきます。その時刻の田舎は無音。コーヒーを淹れて至福の一時。好きなんです、早起きのこの時刻。この気分を味わうことが出来るから三文の徳なのでしょう。写真は午前5時、私よりあとに起き出してきたトラです。このところ、食がいいのです。 妻はさらに遅れて、でした。起きるなり、台所でこれをこさえました。昨晩、私が酔い潰れたあと、仕込んでいたのでしょう、三食丼です。今日は家を空ける予定でした。朝の内、父母に昼を用意してあげないと、ということでした。面と向かってはなかなか言えませんが、心の中で頭を下げています。有り難うね。 ということで、今日は完全オフ。温泉へ出かけることにしました。毎日炊事洗濯。先の3連休も終日在宅の私におさんどん。慰労というと大げさですが、今日は外食にしよう。 午前10時前出発。家を出てすぐでした。木立・門の鼻橋手前に、やっ!亀だ。水田に冬眠していたのでしょう、道路を渡り、川の方向に向かっているようでした。 ぼんやりしていると、車に轢かれるぞ。頬の辺りに赤色を見て取れませんが、恐らくミシシッピアカミミガメでしょう。亀は縁起のよいとされています。今日一日、楽しく過ごすことが出来ればいいな。 次の写真は佐伯のランドマーク・城山です。椎の花に覆われて、いい色合いになっています。頂の木は落葉樹です。冬場は葉を落とし、城址の石垣を見て取れます。今日は勿論能わずでした。 東九州自動車道を北上。別府インターで高速道路を離れました。先ずは腹ごしらえです。豊後牛で有名の「そむり」に突っ込みました。予約なしでした。開店は午前11時半。その直後にでしたが既に満員。店員さんの配慮で何とか座ることが出来ました。 ランチメニューの豊後牛ステーキ。 私は海老フライとハンバーグ。味見のため、数切れを交換しました。 料理はそれとして、このエスプレッソがよかったです。私の技が下手のせいもあるけれど、拙宅のビアレッティではこうはいきません。欲しいなぁ、デロンギのエスプレッソマシン。 妻がちょっと買い物をしたいというので、国道沿いにあるスーパーへ。入店後、彼女とは別行動。私は、百均やカルディでメモ帳や外国のチーズを買いました。写真は建物の屋上から眺めた別府湾です。手前の入江は遊漁船やプレジャーボートですが、向こうはヨットハーバー。いい感じです。 すぐ沖を、ヨット教室でしょうか、10隻近くが浮かんでいました。楽しいだろうな、エンジン音のしない海の上は。 南側は猿で有名の高崎山です。三角の形をしています。この麓、走る国道は10号です。春先、ここは別府大分毎日マラソンのコースとなります。調べたらすでに70年の歴史あり。過去の優勝者、古くは寺沢徹、君原健二、佐々木精一郎、浜田安則、宗茂、喜多秀喜。西村義弘、谷口浩美、兒玉泰介、森下広一。最近では川口優輝、中本健太郎。外国人も70年の中に30人近く混じります。 遠くに目をこらしました。大分市の臨海工業地帯が見えました。日本製鉄、昭和電工、住友化学、ENEOS、三井造船などの工場群です。 次いでに山側を見てみよう。眼下に国道10号と別府タワーが見えます。その付近に大小の観光ホテルも。 ここで余談です。かつて聞いたことのある話。辺りに暮らすホームレスが、付近のホテルや旅館の浴衣を所有。それを着、夕刻、素知らぬふりをして入浴。ツアー客で構成された団体さんの宴会がたけなわになる頃を見計らって宴席に紛れ込み、乱れた酒席の膳を摘まみ酒を飲んでいい気分。皆酔って、誰1人疑いません。お開き前にそろり抜け出るを繰り返したそうらしい。 戻ります。別府のまち、西側は山が迫っています。右奥の山は鶴見岳。ロープウェーが架かっています。冬場、山頂にかき氷早喰いや氷柱抱きつきの我慢大会が行われます。ちなみにその主催は、ロープウェイ経営と同じ近鉄関連資本のようです。写真中央の通りは「流川通り」。突き当たりにケーブルカーの軌道を見て取れます。その先、山の中腹に昭和の風情漂う遊園地・別府ラクテンチがあります。 閑話休題。妻の買い物が終わって、さあ、温泉だ。 連休中、有名の湯は、多くの観光客で芋洗い、そう考えました。別府には商売のそれらと別、自治会の所有する所謂「町湯」がいたるところにあります。こちらは空いているだろう。その一つ、過去に何度か入ったことのある照湯をチョイス。 案の定、男湯はガラガラでした。湯船を独占。筋肉を弛緩させました。外の緑が目に優しい。至福の時間とはこのことです。 風呂上がり、頭を拭き拭き、火照りを冷ましていて、おっ、温泉玉子だ。3個で100円。早速いってみました。 二つ目を手にしたとき、あとから入浴の家族、うちの1人(少年)が早湯して、先に上がってきました。残りの一つを勧めました。並んでもぐもぐ。食べ始めた時、家族皆が出てきて揃いました。食べ終えた少年は私に「ご馳走様でした」。さようなら、そう返しました。やがて妻も風呂上がり。温泉玉子を購入。パクつきました。と、その時でした。少年の弟らしきがやって来、受付のおばあさんに温泉玉子頂戴。家族、車に戻り乗り込んだとき、兄が玉子の美味しさを話したのでしょう。うんうん、いい感じの家族だぞ。 帰り際、その温泉玉子、蒸しているところを覗いてみました。井戸縁のような石積みでした。 蓋を捲ってみました。おっ、ありました。 さて、日が傾きました。帰りの高速道路は夕餉の話。惣菜を買って済ますのは味気ない、どこかに寄ろうか、魚喜家は?妻がそう切り出してくれました。渡りに船でした。午後5時半、そこに突っ込みました。満席でしたが、カウンターを2席用意してくれました。大将、刺身をお願い。最初の一杯は王禄で流しました。写真のないのが残念です。代わりに出てきた皿盛り。左上から右時計回りに鰤、鮪、甲烏賊、鯖、鮃、鯵、真鯛。全部天然でした。なんと、これで1,000円。 大将、酒、次をお願い。磯自慢がさっと出てきました。 こちらは妻の注文、鰺フライです。 大将、酒がマニアワン。そういうと田中六五とトクトク。うーん、甘露甘露です。 ノンアルの妻は海鮮巻き。向こうこっちにはみ出た具が空恐ろしい。 大将、酒、お願い。今、山口県で一押し、東洋美人や獺祭を押さえて人気という天美。グビリ、なるほど、これも甘露だ。 妻がもう満腹、その声を潮、最後の一杯を所望したら而今を注いでくれました。 あー、飲んだ飲んだ。今日の一句別府湾浮かぶヨットに風そよぐ湯煙が春風散らせ緑濃し海鮮に甘露の梯子僕と君今日のランなし今日の酒冷酒3合今日の音楽なし今日の写真は、帰宅して中天の鎌月です。明日も晴れだな。
2022年05月03日
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Sunday, March 13, 2022 曇り時々晴れ 西南西の風平均風速2.8 21.9℃ 10.1℃ 午前7時起床。今日はいけません。二日酔い。朝ご飯をなんとか食べ終え、書斎にぐったり。鏡を見て、目が鰯の腐ったよう。自己嫌悪でした。 幸い、午前、妻が出かけました。プシュッ。クワワワヮ~もちぇん。沁みわたるとはこのことでした。食欲の出てカップヌードルを啜りました。暫くして、報いがやって来ました。気持ちが悪い。午後は横になりました。夕刻、なんとか持ち直し、Rさんを誘い散歩へ。歩きながら生唾が出ていけませんでした。写真は園芸用の椿です。KのM坊宅庭に満開でした。 こちらは藪椿。咲いては落ち咲いては落ち、年末からずっとです。 猟友会の人が休んでいました。軽トラの荷台に猟犬が繋がれていました。近づくと尻尾を振りました。頭を撫でようかな、でも咬まれるのは嫌だな。首に電波発信機と鈴を付けていました。猪を追うのでしょう、無駄な肉のない、まさに猟犬です。猟師に今日の猟模様を尋ねたら「犬が疲れたので止めた」とのこと。確かに疲れているような。 帰宅して熱い風呂に入りました。二日酔いは長湯に限ります。出た後、ビールが美味いのです。プシュッ、プシュプシュッ。次の写真は今日の当てです。 今日の一首 迎え酒五臓六腑に沁みわたる梅の吹雪の春愛でながら 今日のラン なし 今日の酒 札幌SORACHIレギュラー缶4 今日の音楽 チャイコフスキー交響曲6番 カラヤン ベルリンフィル 今日の写真は藪蘭の根元に吹き寄せられた梅の花びらです。南の風に梅吹雪。
2022年03月13日
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Wednesday, December 8, 2021 晴れ 北西の風平均風速4.5m 15.0℃ 10.8℃ 午前4時起床。 午前7時半出社、午後5時半退社。 日中はあれこれありましたが、書くこと能わず。 日記に認めることなしの折は、目の前に見えるものをただ並べていくのがよいそうです。現代詩作家荒川洋治氏の言葉です。そうしましょう。 スマホの外付けバッテリー、穴開けパンチ、メモ帳、血圧計、デジカメ、小型スピーカー、卓上デジタル時計、インク瓶、腕時計、雑多な書類とパンフ、官製葉書、ペーパーウェイト、ディスプレイ、キーボードにマウス、ペン立て、読み止しの本と歳時記、双眼鏡、湯飲み、エネルギーin10秒チャージ、シノーポリのCD。 私の書斎机、その机上にあるものでした。雑多につき、それらの写真を載せることは止めておきます。 午後6時、帰宅して風呂。走ろうかと思いましたが、洗濯物が生乾き。ランウェアは幾着もありますが、それを理由、止めました。夜のお勤めは鰈の煮付けとこれ。ダシの沁みた大根がいい感じでした。今日は太平洋戦争開戦記念日ですが、禅宗の雲水にとっては今月の始めから今日12月8日まで臘八接心。座禅修行の毎日です。それをしてではありませんが、質素・素朴の当てとなりました。 と、その時でした。ピンポーン。クロネコさんでした。長方形の箱と、も一つは一升瓶?前者は注文の品。妻が農作業に使う長靴でした。これ、福山ゴムの逸品。掃きやすいようで、もう3足ほど履きつぶしています。その新調でした。 後者には心当たりがありません。送り状を見て、オッ!禁玉さんの名前がありました。包装紙を破るとこのマークの包み紙。 箱の中にこれが入っていました。岐阜・多治見の銘酒三千盛純米大吟醸の一升瓶。禁玉さん、上等の甘露を何故に送って寄こしたんだろう?きっと魔の差したんだな。でも嬉しいな。何よりです。有り難く頂戴します。 今日の一句 土岐川の甘露を酌みて夜の更ける 今日のラン なし 今日の酒 ウイスキーストレート1ショット 燗酒2合 今日の音楽 NHKFM ベスクラ グリュミオー特集 今日の写真は妻の夜なべです。収穫の青梗菜を下茹で。 水気を切り、カットしてタッパーに取っておくのだそうです。いい色合いです。
2021年12月08日
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Monday, November 22, 2021 雨のち曇り 西北西の風平均風速2.9 17.5℃ 10.9℃ 午前3時起床。午前7時半出社、午後5時半退社。 夜来の雨が昼過ぎまで残りました。月曜日の雨はリーマンを憂鬱にさせます。いけません。それがせいなのか、何かしっくりこない、ものごとの掛け違いを感じるような思いをすることの多い一日でした。いえ、いい感じの会議もありましたが。写真は昼に食べたスムージーと梅干しの入ったおにぎり。ちょっと物足りません。 次の写真は会社の裏口を出たところ、佐伯のランドマーク/城山を眺めるの図。北西の強い風でした。夜の帳がすぐそこに。 帰りに寄り道を。いつものスーパーではありません。訪ねた先は神野酒店。空の一升瓶・ビール瓶を持ち込みました。かさばり、始末に負えなかったのです。木立小学校の空き瓶回収日まで待てませんでした。引き取ってもらい、折角なので日本酒を2本、焼酎を1本購入。家に帰り、走ろうか、迷いました。月明かりなし、しかも大風。折れました。風呂を浴び、購入の1本を早速開栓。山形・寒河江、月山酒造の「銀嶺月山」純吟。うん、いい感じでした。柔らかい。同じ山形、天童の出羽桜に近い味わいでした。 今夜の当ては先日塩を打ったヘダイの腹身。捌く折り、よく肥えていました。その通り、脂ののっていい感じでした。 こちらは豆腐ステーキの茸餡かけ。 続いて大根。これ、薄味でしたが、いりこだしの効いて、美味しかったです。 さて、先日のこと。大分県のフットボールチーム・大分トリニータのJ2降格が決まりました。残念です。社長は高校で机を並べたE。同級生連中がLINE仲間となって応援しました。ここに至り、皆、肩を落としました。一時、J3に落ちたときは極度の経営難。出資者に減資の理解を求め、J1に戻りました。けれどまたも転落。経営は相変わらず厳しいよう。資金難かと。今夏、Eと話す機会がありました。なんでも神戸・イニエスタ一人の年棒でトリニータが3チームできる(2チームだったかもしれません。うろ覚え)、というような話をしてくれました。トリニータの年棒をしてこの結果。さもありなんです。よく頑張ったともいえます。私、後援会佐伯支部の役員に名を連ねています。引き続き応援します。写真は陥落を報じる地元紙。来年の今頃は見出しに「昇格」の文字が躍って欲しいです。 今日の一句 冬夜道マスクの一つ落ちており 今日のラン なし 今日の酒 冷酒2合 今日の音楽 Bach BWV846 857 エマーソンSQ 今日の写真は玄関内に蕾を付けたシャコバサボテンです。花言葉は「美しい眺め」「ひとときの美」。何だか、適当だなぁ。
2021年11月22日
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Tuesday, February 23, 2021 晴れ 17.5℃ 8.7℃ 午前4時起床。未明から朝のうちにかけては書斎に。午前9時過ぎ、ブランチをした後、地下足袋を履きました。畑に出る前、ゴミステーションへゴミ出し。写真は戻る途中、Nさんの庭に膨らんだ白木蓮の蕾です。そろそろ辛夷も咲き始めるな。 こちらは拙宅菜園の長葱です。坊主を付けました。いよいよ終わりです。 午前は大根引きでした。写真のそれ、1本1本、首を落とし、中を確認していきました。素の入って,2本に1本が食用になりませんでした。引いた半分は生ゴミを肥やしにする場所にレッコ。 なんとかものになるものは持ち帰って勝手口の外で水洗い。この白さを見ると,清々しい気分になります。引いた大根は、近所や友人に配りました。まだ畑に沢山あります。誰かほしい人いませんか? 昼をせず、その儘、菜園の石拾い。この作業、切りがないので途中で止め、蕪の収穫を終えたところに耕運機を動かしました。 夕刻までに時間がありました。薪運びをしました。この冬、ストーブを燃やしっぱなしでした。薪小屋にその分のスペースが空きました。梅林下に雨ざらし、簡単にビニールで被っただけのそれを運び込みました。写真は空きスペースとなったところに一輪車で転置の図。雨の前、ここを満タンにし、濡れる量を少しでも減らしたい。 午後4時、シャワーを浴びました。今日は友人Oさんが熊本からやってくる日でした。つね三閉店を聞きつけてのことでした。彼は転勤族。10年前に佐伯を離れたのでした。在佐の折り、つね三によく一緒しました。その後も、幾度かやって来て,ここで酒を酌み交わしました。 戻ります。彼との約束は午後6時でした。しかし、私は昼を抜き、汗もかいて喉が乾いていました。間に合いません。午後4時半、突っ込みました。入店の折、日射しが眩しかったです。お店は午後5時過ぎ開店です。まだ暖簾は出ていませんでした。 大将が今日のメニューを書いているところでした。 取るものも取りあえずの押っ取り刀。「Uさん(つね三の仲居さん)、生頂戴」と言うと,サッと出してくれました。開店の30分前に突っ込んでも即座のビール、やっぱりつね三はいいお店です。 大将、鮨を握って頂戴。出てきました。パクつきながら、嗚呼,この鮨ともお別れか。寂しいな。 生中2杯に身体が冷えました。大将、鰭酒をやってもらおうか。出てきました。熱々でした。いっぺんに身体が温もりました。鰭の香りがもったいないので熱燗をお代わり。鰭酒用の酒器にドボドボ。 午後6時過ぎ、Oさんがやって来ました。50を前にし,脂ののったリーマンです。久闊を叙して乾杯。察した大将が赤目フグの刺身をサービスしてくれました。 一息ついたところで,彼が「その後」を問わず語り。海外出張のこと、今暮らしているまちの雰囲気、社内事情・・・。面白く,興味深い,衝撃的な内容もありました。次の写真は彼の注文した「ラプンテビエ」です。(反対から読むとそれが何だか判ります) 他の客が注文のトロ、その切れ端を握ってくれました。裾分だそうでした。 やっ、他の客とは蛸平だったのか。かつての同僚Sです。彼はこの店に来ると,まず最初、飲み物をいっぺんに3杯頼みます。1杯目を干して次を頼むようなことをしていてはマニアワンのだそうです。余談です。私が勤務した会社の社員数は900人余りでした。その中、彼は大酒飲み番付の横綱にいつも載っていたような。余談の余談です。横綱は東と西、二人います。東の正横綱は七段を押す声が強かったかと。ちなみに私は十両クラスでした。 ん? ポロン? ギターの演奏が始まりました。別のグループ、お客さんの一人が弾き始めました。店と大将に捧げるとのことでしょうか、イルカの「なごり雪」でした。大将、こちら側にやって来て,歌詞カードを見ながらしんみりの図。 今日は二階にもお客さんのあって,大将大忙し。私たちを除き,家族連れ、職場のグループ、カップルなど5組あり、てんてこ舞いのよう。午後9時半、全部の客が去りました。店を出たのは午後10時。あー飲んだ飲んだ。写真は客足の増えたことを喜び,包丁踊りをする大将です。今日の一句久闊を鰭酒で叙す河岸寂し今日のランなし今日の酒生中3 鰭酒3 焼酎杜谷正味2合今日の音楽なし今日の写真はOさんから貰った土産・最中です。餡子がはみ出そう。もう一枚は野ねずみの巣。大根を引く折、見つけました。中は空っぽでした。
2021年02月23日
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Wednesday, February 3, 2021 晴れ 11.1℃ 1.4℃ 昨日とは打って変わり、寒い一日でした。平均気温を調べたら、昨日が10.5℃。今日は5.5℃。 余談です。平均気温の定義は「一日の1時から24時までの毎正時24回の観測値の平均」です。普段、最高・最低気温に一喜一憂です。が、動植物、押し並べて、最高・最低気温よりも平均気温の変化に影響を受けているかと。動物の生殖行為然り(人間だけが周年)、植物の発芽然りです。半可通なので突っ込みをされても困りますが、これはエンタルピーの積算がなせる現象とも言えます。 と言うことで拙宅菜園もエンタルピーを受けて、野菜が闌けてきました。午前9時過ぎまで書斎に過ごしましたが、思い立って大根を引きました。この量の4倍ほどを収穫。 小松菜やアスパラ菜もたっぷり、幾籠も。 大根を洗っていたら、野暮用から戻った妻が袋詰めを手伝ってくれました。人にあげるのならブロッコリーや人参も足すといいと言われ、そうしました。近所に裾分、通りかかった駐在さんを呼び止め、押しつけました。貰って喜んでくれる友人たちの数を指折り、その人数分の袋を車に積んで配達に出発。配って廻りました。不在のところは玄関に置きました。写真はその道中、歴史資料館の駐車場に止めて移した城山です。佐伯のランドマークです。 青空に山頂の石垣が映えているのを見て、シャッターを切りました。江戸時代の初めに築いたとのこと。しかし、築城後、落雷のせい(未確認)で、すぐに焼失しました。400年余りを経て、古図面を頼りに建築、復元しようという人たちがいるようです。私は大いなる無駄、大反対ですが、心の一部に少し賛成の気持ちもあります。というのは、うちに檜山があるからです。ブロ友・禁玉さんにお願いし、名古屋城再築を当て、名古屋市長に建築の際の材料、檜材購入の口利きをお願いしてありました。賄賂の焼酎を送りましたが、日本酒で倍返しされました。事は運びそうにありません。ということで、もし城山にということになれば、うちの檜を買ってもらえるかも。以上、捕らぬ狸の皮算用でした。 戻ります。配達を終え、家に戻って昼をしました。本を手に取りましたが、膨れた腹が睡魔を連れてきました。トラと一緒にうつらうつら。陽の傾きかけて、もう走るのは面倒だな。そうだ、先日、ブロ友・nkucchanがいいことを書いていました。「年金をもらえるようになったら昼ビーをしてもかまわん」のだそうです。よし、この5月、私もその年に達します。練習をしよう。でも、家飲みだと面白くないな。今日は立春だし、今月いっぱいで閉じるつね三を冷やかすか。ついでに韓国旅行仲間を誘ってみるか。TELしました。建設会社重役を定年、今は土木コンサルタント会社の名刺配り営業をしているAさんが二つ返事でOK。写真は午後4時、開店前のつね三です。暖簾の出る前に突っ込みました。 おっ、大将がメニューを書いている最中でした。 これを見て、なんだ、いつものメニューかと思う人が多いかと。しかし、違います。この店、隠し球や裏メニュー、時によっては驚くサービスがあるのです。後から出てきます。 それはそれとして、Uさん(仲居さん)、早く燗を付けて頂戴。マニアワンのですよ。さっと出てきました。まだリーマン勤務中の時刻にクイッ。いい感じでした。付け出しのツナサラダは大将がスマカツオでこさえた逸品。美味かったです。 午後5時、嗽をしていて、Aさんが入ってきました。 彼は生ビール。じゃー私もそれを頂戴。乾杯しました。 昨年、奧さんを病気で亡くして消沈気味。それをして誘ったのでした。長い付き合いです。彼と飲むと、話が大きくなって、双方、あんたが大将私が大将のやりとり。愉快なのです。今日も大話になり、互い、高笑いの一献となりました。 当ては鯖刺、あっ、閂も美味そう、大将、お任せでやってください。出てきました。スマカツオは炙ってくれていました。 はい、これはサービスね。昨日、河豚コースのお客さんがあった由、その残りを引いてくれたのでした。ごっつぁんです。 Aさんは好物の鰺フライを注文。うん、相変わらずサクサクです。揚げる直前に開きます。しかも定置物。文句の付けようがありません。 大将曰く、甘鯛食べるか? メニューにない品です。見せてくれました。おっ、赤帽です。焼いて頂戴。 出てきました。絶品。酒がすすみました。 〆は鮨と決めています。これが出てきました。Aさんと半分ずつ食べてお開き。 妻に迎えを頼みました。Aさんを見送って、彼女のやってくるまで猶時間がありました。日本酒ばかりだったので、喉が乾きました。瓶ビール頂戴。大将をカウンターのこちら側へ呼んで、差しつ差されつ、写真の2本を並べて包丁談義。「切れ味」とはなんぞやの講釈を聞きましたが覚えていません。左、長い方が有次、右は無銘の土佐物。価格は前者が80ラー強(5万円)。後者は8ラーだそうでした。 嗚呼、今夜は楽しかった。やっぱり私の河岸は此処だな。でも、あと何回来ることが出来るだろうか。寂しいな。大将、なんとかならんの?今日の一句河豚刺しをゆるりと流す西の関刺盛は生がいいよと出羽桜赤帽に挑むが如く生酔鯨今日のランなし今日の酒燗酒4合 冷酒3合 生中1 キリンラガー中瓶1今日の音楽ヨハン・シュトラウスⅡ ワルツ集スメタナ モルダウメンデルスゾーン フィンガロの洞窟オットー・ニコライ ウィンザーの陽気な女房たち序曲リヒャルト・シュトラウス ドン・キホーテワグナー タンホイザー序曲 ニュルンベルグのマイスタージンガー序曲リヒャルト・シュトラウス 英雄の生涯ワグナー さまよえるオランダ人序曲 パルシファル第1幕第3幕前奏曲 以上 カラヤン ベルリンフィル今日の写真は引いた大根に混じった異形です。流石にこれは人にあげること能わず。
2021年02月03日
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Monday,January 11, 2021 曇り時々晴れ 8.2℃ 0.2℃ 午前5時起床。午前6時25分、NHKEテレにテレビ体操が始まります。昨年始めた朝の日課であることは昨日書きました。今朝はいけませんでした。終わり前、鼻血が出たのです。なかなか止まりませんでした。写真がその図。態のない顔とはこのことです。昼と夕刻、それに日付変更線を跨ぐ前にも流れ出ました。痛みは全くありません。 「鼻血」を調べてみました。素人診断ですが、鼻の内側、小鼻の内側にあるキーゼルバッハという部位に小さな血管が集まっていて、皮膚が弱いため、出血しやすいのだそうです。高血圧の人は血圧が高いため、破れやすいとのこと。飲酒はよくないとありました。うーむ、暫く酒を控えなければいけないかな。写真はそれとは関係ありません。昼に食べたお好み焼きです。美味しく、好物なのですが、今日は鼻血のあれこれを考えて、味がしませんでした。 大事をとって終日家の中に過ごしました。午前は読書。午後は大学ラグビーの決勝を観戦。天理大学が栄冠を手にしました。強かったです。関西の大学が関東のエリートチームを力でねじ伏せる、なんとも快感ではありませんか。 と、その時でした。勝手口をコンコン。Uさんでした。彼の父親が釣ったという梭子魚を沢山戴きました。 早速チャチャッ。父母と義母にと数匹塩焼き用をこさえたあと、残りは一夜干しに。2枚に下ろし、10%の食塩水に1時間浸しました。写真がその図です。この後、籠網に入れて寒風に晒すべく、勝手口の外に吊りました。 ランは最前が理由、控えました。風呂を浴びた後、酒は明日から控えることにしよう。パック酒を燗にしました。銚子1本で終わるはずでしたが、昨日kusuhito氏に貰った甘露をどうしても味見したい。抜栓しました。生酒でした。十四代は幾度か飲んだことがありますが、このラベルは初めてです。 秘伝玉返し、本醸造です。うーむ、天国的な味わい。極上の甘露でした。これは素晴らしい酒です。もったいないので嘗めただけ。冷蔵庫の奥にしまいました。kusuhitoさん、有り難うございました。 午後9時過ぎ、早めの就寝。午後11時を過ぎて、鼻の奥にヌルリ、出血を感じました。喉の方にそれが流れてくるのを感じました。小鼻をつまんで数分、治まりました。何だか嫌な気分だな。続くようなら医者にかからねば。今日の一句鼻血出て遠くなりけり二十歳の日今日のランなし今日の酒燗酒1合 十四代本丸秘伝玉返し1合今日の音楽なし 今日の写真はチョコレートです。初めて食べました。マセズプレーントリュフというのだそうです。クリーミーのチョコをココアの粉に包んでありました。蕩けるとはこのことです。珈琲に合わせました。 これ、おフランスからの輸入物だそうです。箱にパリの市街地写真が載ってありました。 なんともいい感じです。パリの空、憧れます。これもkusuhito氏からの頂き物。重ね重ね有り難うございました。
2021年01月11日
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Monday, January 4, 2021 午前6時前起床。目は早くに覚めていましたが、ラジオを聴いていてうつら。後れをとってしまいました。 午前は書斎に私小説の構想を練りました。昨年は戦前戦中の内容を描いて反戦平和を。今年はその習作書きを中断。ユーモア系に取り組んで見たいと思います。獅子文六の「てんやわんや」のようなものを書けたらいいな。北杜夫のどくとるマンボウシリーズもいいな。そうだ「青春期」のようなものがいい。 明日は雨模様との予報でした。行き当たりばったりの杣夫です。今日のうちにロードバイクの走り初めをしよう。息子のサイクルジャージを引っ張り出しました。着替えて午前11時、青山廻りの蒲江コース、空の地蔵を越え米水津に、最後は浦代峠。走り終えて62kmでした。以下はその途中を切り取った写真です。 一枚目は青山小学校です。県道佐伯蒲江線轟峠の上り込みにある小規模校。複式学級となって久しく、統廃合の話も以前から持ち上がっています。坂を前に、この先で上着を脱ぎました。登坂に備えてです。汗びっしょりになるのは嫌ですから。 峠を越え、蒲江地区のラーメン屋「ごとう」で昼を、と考えていました。残念なことに店の前に張り紙が。営業開始は5日からとのことでした。仕方ありません。近くのAコープで菓子パンを購入。炭水化物を補給しました。ラーメン屋は畑野浦にもあります。そこでありつこう。上着を着て出発。 蒲江振興局を横目、小中一貫校・蒲江湘南学園を通過。高山海岸に出ました。いい眺めでしたが、中央の白い建物・大分県マリンカルチャーセンターは閉鎖されて久しい。もう再開はありえません。 高山トンネルを抜け、入津湾に。ここはヒトデの形をした深い入り江です。海岸線に沿ってクネクネ、ペダルをこぎました。時折、突風に悩まされました。サイクリングは風を友だちにしないと、楽しくありません。 空の地蔵に続くピークが見えてきました。写真中央がそれです。ん?道路脇にこんな看板が。ああそうか、今春、私のまちの市長選と市議選があるんだった。そいでもってこのところ、この手の看板が多いんだ。ん?看板にある名前、何だか焼酎銘柄にしたらいいような・・・。 楠本集落の手前にロードバイクを停めてパチリ。遠く、鶴御崎を望みました。半島の先端頂部に白いものを微か、認めます。鶴御崎灯台です。その手前が地黒島。距離感が判り辛いですが、その左は米水津湾沖に浮かぶ横島です。この島の瀬群は磯釣りのメッカです。釣雑誌がクロ釣コンクールを開くほどです。太公望憧れの聖地かと。なお、浮かぶ漁船は鰤養殖の関係。投餌をしているはずです。 やっ、畑野浦のラーメン店も休みでした。8日からとの張り紙が。仕方ありません。この先は空腹、我慢の輪行です。 さあ空の地蔵に向けて登坂です。尾浦トンネルを抜けたところで再び上着を脱ぎました。次の写真は私です。頂部に到着し、上着を纏うの図。ここは県南地方にあって初日を拝むことの出来るスポットです。写真では判り辛いですが、豆電球を連ね、太陽光パネルと充電池でそれを光らせよう、そのイルミネーションが私の後ろにありました。余談です。この写真、丁度居合わせた福岡ナンバーの方に撮って貰いました。GAMAKATSUというロゴの入ったジャンパーを着ていました。その通り、釣にやって来たとのことでした。 今日はこれを持参。小振りですが倍率は10倍。この北風にめげずの釣船or漁船?、豊後水道を上り下りの貨物船、遙かに見える南予と高知の山並み・・・。いい眺めでした。 頂上からの眺めをもう一枚。眼下に見えた沖黒島です。これも写真ではそれと判りませんが、岩場の右手前に磯釣り客が張り付いていました。この寒いのに、なんともはやではあります。遠く彼方は愛媛・愛南か宿毛の山並み。そしてこの色合い、蒼海とはよくも言ったものです。 一気、色利に下りました。折角だから色宮小学校跡を見ていこう。そこの玄関へ廻りました。植え込みの中に米水津小学校と書いた碑ありますが、これは廃校直前に合併、名称を変えたからです。浦代にあった向陽小学校とここ色宮小学校の2校が統合、この名称になったのです。その際、向陽小学校尾を取り壊して跡地に新築、完成までの間はこの校舎を利用したのでした。 余談です。この小学校には些か思い出があります。ここに勤務していた女性と見合いをし、結婚したのです。彼女は大学を卒業後、ここが初任地でした。交際期間中、七夕の笹がないというので、木立でそれを切って届けたことがありました。祝言の折は学校の同僚を招き、受け持ちの子どもたちまで式場にやって来、花束をくれたことを覚えています。 余談の余談です。小学校とは別、私はその折、水産の営業でした。ここ色宮地区は水産加工業が盛んで、私の勤務する会社が業者の方々と加工協議会を結成、担当の私は加工品の品評会を開いたり、九州四国の各地、山口県などに視察を行っていました。メンバーの中には妻の担任する子どもの保護者も数名いて、結婚の決まって冷やかされました。 玄関に佇んでいて、老婆が散歩にやって来ました。挨拶したら相手は妙に饒舌。話に釣り込まれ、わたしも上記のことをもう40年近く前のことですがと前置きし、話して聞かせました。加えて、妻の受け持った子どものうち、幾人かの名前はうろ覚えながら記憶にありました。その名を出すと、老婆は遠い親戚になると返しました。無用のことではありますが、なんとはなし、親近感を覚えました。 寒い寒い。先を急ごう。次の写真は防波堤に魚を釣る太公望です。何が釣れるんだろうか。 こちらは物揚場に積み上げられた蛸壺です。この漁、見てみたいな。 大内浦を過ぎ、浦代集落に入ったところで迷いました。小浦を廻り、中浦に出て鶴見の海岸線を走るか、それとも浦代峠を越えて木立に戻るか。思うに鶴見半島は東西に長いのです。海岸は北向き。この季節風です。海水の飛沫を浴びそう。それは嫌です。後者を選択しました。次の写真は峠道を上り、浦代トンネルを木立側に出たところです。この坂を一気、下りました。大野地区から私の住む仲野河内地区へは「まぬくい」峠を越えなければいけません。ほんの短い峠道ですが、大野側からだと急勾配。最後の最後が今日一番の斜度でした。 午後4時に帰宅。走った距離は62km。初乗りだったので「ガンガンこぎ」を控え、其処此処に止まって景色を愛でたこともあって、時間を要しました。サイクルシューズを脱ぐ途中、食客バイカルがニャゴニャゴ纏わり付いてきました。おおよしよし、今日は一日何をしたんだい?ん?もう鰤のアラはないのかって?いや、あるよ。ほら。 美味いかい?「うん、親方、これが最高だよ」byバイカル。 それにしてもお前、目やにが凄いな。目薬をさしてあげよう。「あなた、今夜は鰤シャブよ。風呂を浴びる前に葱を掘って頂戴」 アイアイサー。 チャチャッ。掘り上げた後は風呂。汗を流して、プシュッ。クワワワァ~もちぇん。 前後します。酒の話です。年末に甘露の殆どを干してしまいました。年明けは芋焼酎で凌ぐしかない、どうしてもの折りはパック酒を燗にして誤魔化そう、覚悟していました。豊後水道の天然釣鰤もさつま白波で、そう思っていたところにピンポーン。宅急便でした。僥倖とはこのことです。地獄に仏、闇夜に燈火(ちょっと違うか)、長箱のなかに三重・鈴鹿の甘露「作」の純吟、一升瓶が入っていました。ももさんからでした。彼女、久しくブログを更新していません。気になっていたのですが、この1本に元気を確信。早速抜栓。嗚呼、まさに干天に慈雨。嬉しいな。でも何故に酒?彼女、魔が差したのかな?私もなにか魔を差さなければいけないな(笑い)。 田舎料理の鰤シャブが一転、料理屋の味になりました。ももさん、有り難うございました。 昨日、親方に鰤の半身を貰って、その半分を食べたのですが、甘露のせいで箸がすすみました。結局、残りのサクも殆ど平らげました。今日の一句空地蔵四日も晴れて海蒼し松の内柚子を楽しむ鰤鍋に今日のラン輪行62km今日の酒プレモルレギュラー缶1 冷酒2合 スコッチ2ショット今日の音楽なし 今日の写真は、夕食時、切り足す前の鰤切り身です。5枚に下ろした後、こうしてラップしておくと、刺身に切るのに手間いらずです。
2021年01月04日
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Monday, December 14, 2020 晴れ時々曇り 北西の寒風が吹きました 11.0℃ 3.9℃ 午前5時起床。寒い朝でした。拙宅の暖房器具は居間に設置の薪ストーブだけです。一晩中、燃えています。起きて家中、暖かいです。今朝起きた折は、居間に隣接する書斎の扉を閉めた儘でした。開けた途端、足下に冷気がそろり。「手焙り」に熾火を入れ、足下に置きました。 朝ご飯の後、着込んで野菜畑に出ました。寒波襲来、白菜に着物を着せなければ。そう思い立ち、重い腰を上げました。頂部に不要の葉を被せた後、広がった葉を寄せて周囲をタフロープで巻いてやるのです。包むようにしてやると、中が霜に焼けないのです。 終えて空を仰ぎました。寒そうな雲行きでした。 この後、菠薐草の第1陣が残りをチョコチョコ片付け、人参を掘りました。次の写真は後追いの第2陣。寒いのでしょう、成長が遅いです。尿素を与えてやりました。 午後はネットサーフィン。酒精や掃除機、カメラなど欲しいものを漁りました。が、衝動買いはいけません。思いとどまりました。有るもの我慢。一応、全部間に合っていますから。 日課の筋トレを済ませました。走ろうか迷いましたが、時刻の押して止めました。気分を変えるため、散歩そしました。NのTやん宅前を通りました。彼は水仕事をしていました。収穫したばかりの春菊を洗浄。茹でて冷凍にするのだそうでした。 彼の野菜畑に金柑が熟れ始めていました。大ぶりの種類です。もう少しだな。 道すがら、其処此処に枇杷の花が満開でした。この実は食べる折、皮むきが面倒です。梅雨時期が旬ですが、近所はほとんど収穫せずの儘です。 家に戻り、着替えてつね三へ。今日は韓国旅行仲間の忘年会でした。乾杯の際、いきなり飲んだら身体に悪いので、皆の集まる時刻に先着して嗽を。大分・国東の銘酒「西の関」の燗をもらいました。 空きっ腹に酒だけはいけません。タコブツをやってもらいました。 某社の管理職Fと炭組合組合長のDがやってきました。F曰く「景気の悪さは俺のせいではない」 D兄曰く「炭窯の中はぬきぃーど(暖かいの意)」 二人とも訳の分からないことを言いました。 続けたら死ぬぞ、医者にそう言われたD兄、酒と煙草を断って3年だそうです。10Kg太ったとのこと。頭の刈り込みがいい感じでした。 続いて某コンサル会社営業に転身のAさんとポンポン船の船長入店。Aさん曰く「昨日49日を済ませた。今日も和尚がやってきて、新調した仏壇の開眼式(?)をした。仏壇も高かったけれど、和尚にもお金が要った。こたえんわい(堪らない)」 Aさんはこの秋、奧さんを亡くしたのでした。船長曰く「ずっと体調が優れず寝てばっかしよ。沖にゃ~でちょらん」 今日の料理、先ずはこれをこさえてもらいました。刺盛です。鰺と鯖、須磨鰹に熊海老。乾杯。船長とD兄は烏龍茶でした。 メインは時節柄禁忌でしたが、その鍋にしました。着工前の図です。味噌仕立ての汁にアク抜きを終えた牡丹肉が浮かんでいました。煮立てて野菜を放り込み、パクパク。 猪鍋の終わると、次はこれ。鍋を替えず、その中に鮟鱇を放り込みました。煮たって各自、長箸とお玉で小皿にとりました。Aさんはかんまんごし、喰い箸を突っ込みました。私、それを見て顔を顰めましたが、後に気のついて、自分もそうしていました。不注意と思わず知らずの酒席です。伝染病はこうして伝搬していくのでしょう。 杯盤狼藉。大将が残りの汁で雑炊をこさえてくれました。午後7時半にお開き。妻に迎えを頼んでいたので、それまでの間、暖簾を下げて差しつ差されつ。大将の言うには、来年2月をもって店を閉めるとのこと。最近、歳を感じそろそろかなと思っていたそうです。ここにきて、コロナの影響で客足の減り、先の見通せないことが最後の一押し、決心になった由。ただ、閉じるのはこの店舗を、です。暫く休養し、世情に変化、気力充実の暁は、どこかに店を出すかもしれないとも話しました。先だっては30周年を迎え、その祝いをしただけに、寂しいです。あと2ヶ月あまりか・・・。長い付き合いだったのに。 あれこれ思いを巡らせていて、一つ、思い出したことがあります。20年ほど前でしょうか、宝くじが当たったら、という話をしたことがあります。私が1億円を手にしたら、大将、1千万円渡すから死ぬまで出入り自由、飲み食い放題にさせて、との約束が出来ていました。結局、そうはなりませんでした。写真は酔って昔話の大将です。 家に帰り着いて、ストーブの前で船を漕ぎました。湯飲み茶碗に並々の水を飲まされ、それを潮、床に就きました。バタンキュー。以下無用のことながら セリーグ理事会に金満がDH制を提案するも、同意を得られずとのこと。色々意見はあると思いますが、私は反対です。野球は9人でやるものです。走攻守、全部を上手こそが目指すところです。専門職をを認めてしまうと、将来なし崩しになって、アメフトのようになりかねない。守りの9人と攻撃の9人、攻守がそっくり入れ替わるなんてことに。とんでもないことです。今日の一句首を取り意気揚々も寒い朝今日のランなし今日の酒燗酒2合 生中1 冷酒2合今日の音楽なし今日の写真は仙崖カレンダーより「七福神画賛」です。「七福を一福にして大福茶」。七つの福を一つの大きな福にまとめたと説き、是非一服(福)いただきたいとの解説あり。うん、いい感じの仙崖です。
2020年12月14日
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Wednesday, November 4, 2020 快晴。朝晩は冷えました。日中、少し北風が吹きました。夕刻は無風。 午前5時起床。朝ご飯を済ませ、襤褸に着替えました。親方の山向けになりました。写真は津志河内橋から望む元越山です。九州百名山の一つ、国木田独歩が登ったといわれています。中央のピークが山頂です。頂きの向こう側は、豊後水道と日向灘の眺めが広がります。絶佳です。写真では判りませんが、手前の水面に冬の使者、水鳥の群れが羽を休めていました。禁漁区の木立川で越冬です。 切り出しについて、早速取り付きました。ガソリンタンク3杯分を消費。15本も倒したでしょうか。最後の1本でドジを踏みました。芯抜きの向こう側に石があり、バーがそれにガリッ。指の先、石が丸く削れているのが判ります。チェーンソーの刃は、少しでも石を切るとアウト。忽ち切れ上がります。今日の山はこれでお終い。 次の写真は今日倒した杉です。1本、種類不明の大木を切りました。硬かったです。製材所に持ち込み、割いてみようか。 上の写真、ユンボ付近に大きな樫を見つけました。既に倒してありました。直径30cm以上あります。この切り出しに取り付いた折、親方が倒したのでした。来週辺り、ここまでの作業道をこさえるそうです。丸太の搬出が目的です。それが出来たら、私も軽トラを乗り入れ、玉切って持ち帰ろう。これ、最高の燃料です。ざっと見て、軽トラ2台分以上あるでしょうか。これが山仕事の駄賃です。親方曰く、倒木は暫く休みとのこと。 帰宅して、傷めたチェーンソーの刃を研ぎました。昼をした後は読書。疲れてソファーに午睡。目の覚めて走る気分になれませんでした。腹ごなしに散歩しよう。家を出ました。写真は道中の切り取りです。1枚目は拙宅敷地内にある金木犀の根元です。エノミに平茸の駒をうったものを置いてあります。今秋、2度目のニョキニョキがありました。 石蕗が咲き始めました。写真は、小中尾集落の某家庭先です。初冬、冬枯れの中にあって、この黄色はインパクトがあります。鶴見・大島に沢山咲いていたことを思い出しました。シミ君たち、どうしているのかな。 木立の紅葉は、赤が少なく、黄色一色です。ん?道の右に柿? 多分富有柿だろう。1つ失敬。 ガブリやったら、その通り、甘柿でした。ラッキー。ここを通る度、泥棒しよう。ちなみに、私の暮らす木立は、柿泥棒を許します。取り放題(半分、嘘です。要注意)。 いつもの折り返し、永馬橋のレリーフです。 補修工事を始めるのか、足場をかけてありました。 その袂に咲いたゴンズイです。毒々しい赤です。 ヤチボウズではありません。刈り草の山です。国土交通省が、番匠川の河川敷に生えた草を刈ります。依頼すると、それを業者が無料で運んでくれます。こうやって放置しておくと、翌年、堆肥に変わるのです。 建設中のイチゴハウスは、いよいよ形を整えてきました。が、今となっては今冬の出荷は無理でしょう。仕方がありません。 やっ!Kさんだ。呼び止めました。蒲江・西野浦から入津湾を廻り、畑野浦峠を越え、木立を通り、市街地まで、ほぼ毎日、ロードバイクで通っています。往復50kmを超える距離です。今日もその帰りでした。凄いなぁ。しかし、それもあと僅かで終了。地元に仕事を見つけた由。よかったです。彼曰く「小さな竹を欲しい。釣り竿をこさえるんだ。キス釣り用にね」おやすいご用。いつでもどうぞ、いいのが生えているところに案内します。 帰宅して風呂に飛び込みました。頭を拭き拭き、甘露を抜栓。そうなんです、nkucchanから磯自慢が届いたんです。先日、九頭龍を頂いたのに、間を置かずの銘酒送付。よく魔の差す人です。しかも時々「せっかく病」の発作が出る由。恐らく財布の紐が切れているのでしょう。心配ですが、お零れに預かる当方としては、この病、治癒しないほうがいいな。加えて長生きして欲しいな。それはそうと、このところ猿酒ばかりで、喉が乾いていました。早速抜栓。 当てはこれ。妻が椎茸の柄をオーブンで焼き、味塩を振ってくれました。スルメイカに似た風味です。磯自慢によく合いました。 さてもの静岡・焼津の甘露。南アルプスに降った雨が伏流水で仕立てているようです。しかも軟水。塩だけで3合はいけそうです。余談です。焼津の蔵元近くを大井川が流れています。このところリニア中央新幹線工事の計画が物議を醸しています。上流にトンネルを掘り始めたら、そこの岩盤から水が流れ出、本来大井川に流れるその水が流域以外に流れ去ってしまうことを懸念。静岡県知事は計画に反対しているようです。杞憂かもしれませんが、磯自慢の味が変わってはいけません。何がどうなっているのか判りませんが、エヘヘ、飲兵衛の私もリニアには反対します。だいたいやねぇ、大阪・東京間の2時間あまりを半分にする必要があるんでしょうか。随分前「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」という交通標語がありましたが、まったくその通りです。 夜、冷えてきました。夕食のメインは寄せ鍋でした。鶏団子と豚肉、椎茸に舞茸、それに菜園に穫れた野菜をぶっ込み。妻曰く「今年、春菊がよい出来なの」その通り、いい香りを醸していました。 甘露のあると、食も進むのが拙宅です。アッという間に空っぽ。この後、NHKFMでクラシック番組を聴きながら寝落ちとなりました。今日の一首秋深し黄昏時の柿泥棒甘きを確かめニコリ穴場に今日のランなし今日の酒冷酒3合今日の音楽NHKFMベストオブクラシックからバッハ 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013からクーラント、サラバンド ソプラノ・サクソフォン 上野耕平 深かったです。今日の写真は親方です。いつも書きますが、この恰好で山を飛び歩きます。70にはとても見えません。
2020年11月04日
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Friday, September 11, 2020 午前3時起床。晴れのち曇り。夕刻、落ち始め、夜は本降りになりました。 夜明け前から読書そっちのけ、ツール・ド・フランスに没頭でした。 写真は、テレビいい加減にしろbyトラです。 起き出してきた妻曰く「お父さんの栗畑が草茫々なの。栗拾い出来ないわ。それに加え、台風のせいで落ちた毬と、自然落下のそれの区別がつかなくて。完熟でないと、渋皮煮にして美味しくないのよ。草を刈って頂戴」 JSPORTSはオンデマンドです。止めて後からが可能。ということで自転車レースをストップ、草刈り機を背負いました。写真は食べた朝ご飯。南瓜のスープが美味い。これ、こさえるのに手間がかかっています。飲むのはあっという間。彼女に感謝感謝。栗の下草を刈る程度の依頼はお茶の子さいさい、はい、喜んで。ちなみに珈琲はランブルのマンデリンです。此の渋みがたまりません。 次の写真は栗畑です。台風に折れた枝が毬を沢山つけていました。もったいない。 妻は、大風に落ちたそれを纏めて根元に集めました。 隣に植わる柿が良い色合いになっていました。 ガブリ、やってみました。胡麻の入っていい感じでしたが、甘さは今一かな。 一応の始末を終え、昼までに猶時間があったので梅の小枝を剪定。次の写真は長葱です。2週間に一度、土被せをするのですが、今日がその日。1回あたり数センチ被せます。その分、白い部分が伸びるのです。 正午の時報を聞いてシャワー。昼はスムージー。これ、生のゴーヤとリンゴ、バナナにヨーグルトを加えてミキサーしたもの。妻曰く、これがこの夏最後の苦瓜よ。 紫蘇おにぎりに添えて出て来たのは焼き茄子でした。昨晩こさえておいたとのこと。トロトロの食感、新生姜の風味も相まっていい感じでした。 午後は朝に続いてツール・ド・フランス観戦。見終えて午後6時をまわりました。コーラスに出かけるという妻の車に便乗。勃然、よし、つね三に突っ込もう、そうおもったのでした。TELし、カウンターの空きがあるか問いました。詰めたらなんとか、と返ってきました。キンノジと七段が呷っているとも。ほほーっ、久しぶりだな。よし、折角だから7段に本をあげよう。五味康祐の「柳生武芸帳(上)(下)」をバッグに入れました。写真はそぼ降る雨の中に佇むつね三の玄関です。 ごめーん。引き戸を引くと、小上がりに案内されました。キンノジ、七段、それに同僚のK君が座を変え、一緒に飲む手筈をしてくれていました。まずはトリビーで乾杯。追いつかなければなりません。 既に鰺フライ、とり天、出汁巻き玉子なんぞが並んでいました。私の注文する幕はありません。ん?K君、手はどうしたの?訊ねたら以下の通り、返ってきました。 彼の息子さんは甲子園ベスト8に名を連ねたことのある名門佐伯鶴城高の野球部だそうです。父親の彼もそうでした。先日、彼が室内練習場でバッティングピッチャーを務めていたおり、野球部員の打ったピッチャーライナーが顔面方向に。それを右手で避けた際、甲を亀裂骨折したのだそうです。私、ボクシングジムにでも入門したのかと思いました。 ここで余談です。ボクシングと言えばつね三の大将は拳闘の名門(野球もですが)津久見高校のボクシング部でした。インターハイに出場、表彰台に上ったそうです。大学からの引きもあったそうですが、関西の大手繊維メーカーに就職。そこを退職後、大阪で寿司職人の修行。それを終え、地元に戻り、今は無きホテルで板さんに。機をみて自分の店を持ったそうです。以来30余年、私は開店以来の贔屓です。 おひさしぶりです。ま、おひとつどうぞ。おっ、すまんのう。キンノジの酌が嬉しい。彼、自宅のリフォームを考えているそうです。その際、薪ストーブを導入するらしい。飲みねぇ食いねぇ、幾杯も勧めてくれたのは、薪の世話を私にさせるためのようでした。 次の写真は人気芥川賞作家五味の本に喜ぶ七段です。ん?キンノジが席を立ちました。何でもこれから愛人と会うのだそうです。もう戻らないからと大枚を置くの図が映っています。流石管理職。部下の二人に気前がよいです。 その彼、焼酎ロックに口からいくの図。 暫くしたら、顔の曲がって半分ワープ。 〆に鮨を東洋美人で流しました。でもこの握り、誰が頼んだんだろう? あー飲んだ飲んだ。なにがやはりかわかりませんが、やはり、時には外飲みをしないといけません。コーラス帰りの妻に連れて帰って貰いました。バタンキュー。今日の一句有明や栗の落ちたる柿の熟れ今日のランなし今日の酒生中4 出羽桜3合 東洋美人1合今日の写真はつね三の小上がりに架かってあった色紙です。大将作。
2020年09月11日
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Sunday, August 2, 2020 午前4時起床。晴れ。 昨夜、頭部を怪我しなければ、佐伯湾沖に漕ぎ出して魚釣りだったのに。残念です。 朝のうちは書斎に読書。先日、某婦人の生涯を家族に聞き取る約束をしました。その段取りを整理。昭和に生きた女性です。習作をそろそろ卒業、最初の長編に取りかかりたいと考えています。でも、恐らく未完に終わるはずです。それはそれで構いません。これまで昭和資料の整理に務めました。保阪正康氏の書籍を中心、半藤一利氏の歴史認識本と、獅子文六や井伏鱒二が昭和、戦前戦中の風俗を描いた作品などを参考、それらを織り込んで某婦人の波瀾万丈を描く予定です。そのプロセスが快感なのです。短歌詠みが内なる感情を文字に織り込もうと悩むさいの苦悶こそ醍醐味というかどうか知りませんが、それに似た感じです。 午前9時、NHKFM・名演奏家ライブラリーがグールドのベーヤン特集をしました。部屋にエアコンを効かせ、楽しみました。 昼下がり、友人からTELあり。ブログを見て心配の心遣いでした。傷に手をやると、乾いたと思いきや、掌に汁がべっとり。彼の言を入れ、医者に診てもらうことにしました。今日は日曜日です。休日当番医を探しました。其所を訪ねました。出て来た看護師に来院の理由を説明、傷を見せました。一度引っ込んで相談をしたようでした。曰く「うちには処置の器具がありません。お待ちください、当番医ではないけれど診療できるところを探しますから」 擦り傷を消毒するだけなのに、赤チンやガーゼ、ピンセットもないんだろうか。10分ほど待ったら、たまたま近くの病院に外科のドクターが出勤しているとのこと。紹介したからそちらへ、と促されました。 そこへ廻ると、すぐさま処置室へ通されました。黒いビニールばり、幅の狭いベッドに寝かされました。体格のいい看護師さんが、我慢してくださいね、といいながら、脱脂綿のようなもので傷から出て固まった血液や濡れたリンパ液を拭き取りました。その扱いというか、抑えながらスライドさせる強さに辟易。痛くて参りました。 ドクターがやってきました。おやすみのところを申し訳ありません、といいましたが、返事なし。先の看護師と同じことを繰り返えされました。飛び上がるほど痛かったです。切れてはいない、擦り傷のみ言われ、一安心。軟膏のようなものをぬられました。ガーゼを当てて絆創膏で止めながら、髪の毛があるので、ゴム網を被せるね、そう言われました。ドクターに抗生物質を飲まなくてよいか、訪ねました。言下にピシャリ、その必要なしと言われました。治療費は3ラー強でした。写真は網被りの私です。冴えない顔です。 家に帰ってやれやれ。この暑さです。網の帽子を脱ぎ、ガーゼも取りました。と、その時、妻が戻ってきました。斯く斯く然々、傷の経緯を説明しました。あらそう、で、鰻は? 私の頭より蒲焼きの方が気になるようでした。アイアイサー。白焼きまでは私の当番です。これが1/5程度の量です。 それを終えたら妻が味つけ。思ったより量が多く、父母に加え、義母の分までありました。出来上がったものを味見。冷酒で流しました。うん、やはり天然物だ。大相撲を観戦しながら楽しみました。バタンキュー。今日の一句谷筋の鰻を喰うて十三夜今日のランなし今日の酒SAPPOROゴールドスターレギュラー缶1 冷酒2合今日の写真はネタ切れにつき、dマガジンで読んだ雑誌「散歩の達人」です。略称「さんたつ」です。交通新聞社の発行です。特集の一つに「この夏飲みたい!350ml缶酒図鑑100」がありました。ビール、発泡酒&第三のビール、クラフトビール、レモンサワー、チューハイ&サワー、ハイボール、ストロング、PB商品、販路限定商品、以上9ジャンルに分け、全部で100本を比較しています。 このうち、ビールと発泡酒&第三のビールについては、喉ごし、苦み、アロマ、コクの四特性を5段階評価で比較。クラフトビールは苦みの代わりにフルーツ感、コクの代わりにロースト感を比較対象に。 興味を惹かれたのはレモンサワー以下に用いられた物差しです。「中毒性」というのがありました。こんな感じです。 この手のお好きなブロ友さんたちのため、レモンサワー以下、全部で70本のうち、中毒性において5段階評価で満点を取ったそれを以下に報告しておきます。キリンチューハイビターズ皮ごと搾りレモンライム 130円 アル度4%サントリー-196度ストロングゼロ(ビターレモン) 105円 アル度9%サントリー烏龍チューハイ 155円 アル度9% おまけです。戻ってビールは10種類の比較です。先に挙げた四特性の評価点を合計したら、ギネスがトップでした。次いでサッポロ生ビール黒ラベル。最下位はハイネケンでした。
2020年08月02日
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Friday, July 10, 2020 午前4時起床。終日雨。 今日は延岡向けでした。大きいショッピングモールがあるのです。昔、東証に指定銘柄というのがありましが、延岡市はその一つ、大企業・旭化成の企業城下町です。このまちのランドマークとなっている大きな煙突の立つ工場のすぐ隣に、広く構えたイオンへ向かいました。妻がそこへ買い物に行きたいというので、運転手になったのです。東九州自動車道を南下。佐伯・延岡間はトンネルの連続でした。午前10時半、 妻を降ろしました。私はその足で「いむら酒販店」へ。日本酒・焼酎とも充実のお店です。多くの酒精を前にし、舞い上がってシャッターを切る能わず、でした。 昼過ぎ、イオンに戻り、妻を拾い、丸亀製麺へ。普段は混み合う時刻なのでしょうが、今日は空いていました。写真は私の食べたかけうどん大。ここの出汁はおいしい。燗酒に少し混ぜてもいいかな。 こちらは妻が注文のカレーうどん並。私はこれ、どうも好きになれません。あの塩辛さが苦手なのです。 満腹になって再び彼女をイオンへ。さてと、私は内藤記念館を訪ねようか。そこは、延岡藩主内藤家縁の武具甲冑書画などを、寄贈を受けた市が展示しています。いつか見て見たいと思っていました。スマホで道順を調べて、やっ!昨年、閉館になったんだ。がっくり。仕方がないのでイオンの駐車場に車を止めて、中で昼寝を決め込みました。余談です。旧藩主の寄贈話をして、我が佐伯藩の毛利氏、市との折り合いが芳しくなく、あらぬ噂も数多ありです。詳述は避けますが、それがせいで未だ痼りのようなものが残っています。残念です。 目の覚めて、モール内のくまざわ書店を冷やかしました。新書コーナーに欲しいものを幾つも見つけました。立ち読みで我慢しました。待ち合わせ時刻を前に妻からTELあり。食品売り場を一緒しました。荷役は私の役目です。写真は酒類コーナーです。レジを待つ間、焼酎パックを積むお兄さんに声を掛けました。私「お兄さん、問屋さん?」彼「いえ、メーカーです」私「じゃぁ霧島酒造さんだ。黒霧、美味しいですよね。私、佐伯に住んでいるんですが、何年か前に都城の御社工場を訪ねたことがありますよ。焼酎神社にお参りしました」彼「ああ、そうですか。愛飲、有り難うございます。神社はその通り工場敷地内にあります。ところで佐伯の皆さん、焼酎は何を飲まれているのですか?」私「そうですね、家飲みだと、特に一つ銘柄を好んでという傾向はないようです。酒場には黒霧が多いですね。ダントツだと思います」 ダントツ、ちょっとリップサービスに過ぎたかな。 午後4時過ぎ、延岡を後にしました。帰りの道中も驟雨でした。次の写真は佐伯インターの手前、堅田インターのサインです。ここで高速道路を降りました。余談です。東九州自動車道の佐伯インター・延岡南インター間は国の直轄工事区間だったため、通行料金はかかりません。無料です。助かります。 インターを降りて、蓮の花を見に寄り道。写真は小島地区に咲くそれです(再掲)。雨模様も悪くないです。 今日は妻がコーラスの日でした。見送って一人酒盛り。写真は今日購入の焼酎です。八幡、川越、金の露。豪勢のトリプルタワーです。実を言うと、私、どれも飲んだことがありません。ブロ友・禁玉さんのサイトは「里おじさん活動普及促進委員会」といいます。そこのFreepage Listに焼酎のランク付けが掲載されています。実際に飲んで付けた評価ですから間違いありません。物差しは星です。5つ星を頭、下は星1つまで。全部で192銘柄を対象です(よくも飲んだものです。驚きました)。このうち21本が星5つ。それを参考、いむら酒店の棚に探しました。五つ星が3本ありました。買うに如くは無し。 おまけ。こちらはイオンモールで購入。帰りの運転は妻がと決め込んで、六角精児の飲み鉄本線を真似よう。その下心があってのことでした。しかし、言い出せませんでした。 当てはこれ。 刺激が少ないので大蒜の醤油漬けをだしました。 忽ち杯盤狼藉。いい気色になりました。 酔い覚ましに夜の庭に咲く夕菅を愛でようか。千鳥足で玄関に向かいました。トラが何事かと、眠たそうな顔で付いてきました。 夕菅、ヒューッと伸び佐々木に黄色の花を付けています。この茎は風が吹いても折れません。夜にひっそり背筋の伸びた姿は、姿勢のよい清楚な浴衣美人を連想します。 ん?玄関に何か舞い込んだぞ。 それを見つけ、飛びかかりました。足で押さえたようです。 スルリ逃げられました。頭の上を舞い廻ります。 侵入者はニイニイゼミでした。 壁に留まったそれを恨めしそうに見上げるの図です。 一人酒は〆にトドメ、打ち止めの一杯が必要です。スモークヘッドをダブルで。カープの負けたせいで辛かったです。バタンキュー。今日の一句お釈迦様差し伸べる蓮の花今日のランなし今日の酒いも焼酎お湯割り2 ロック2 ストレート1合 日本酒1合 アイラモルトダブル今日の写真はイオンモールの入り口にあったガチャポンです。興味ありませんが、お酒の出てくるこれがあったらいいな。
2020年07月10日
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Friday, June 12, 2020 午前7時起床。曇り時々晴れ。夕刻、土砂降りになりました。 昨夜の酒が残り、午前は思うに任せませんでした。「あなた、実家の法事が近いの。和尚さんが来るから、その前に庭の芝を刈って頂戴」 アイアイサー。昼前、重い頭を抱えて地下足袋を履きました。 毎度の七つ道具です。全てエンジン式。切り捨てた小枝や芝草を掃かずに済むよう、ブロアーも持参。 隅や際剃りは瀬尾意識草刈り機の先にこれを装着。刎ねます。 芝生を刈り終えるの図。この後、その機械を背負い、築山の草をやっつけました。花の終わった躑躅をバリカンで丸めていて、お客さんがありました。妻の従兄、東京に暮らすYちゃんでした。3ヶ月に一度、実家のある佐伯に戻り、空き家に風を通したり、諸々の諸事手続きをしたり、だそうです。彼曰く「羽田はガラガラだったよ。知り合いの医者幾人に聞いても、コロナ禍の収まるのは早くて5年、長引けば7~8年かかるという。困ったものだね。母ですか。東京に引き取って、飲んでいた薬の数を抑えた結果、小康を得た状態。それでも認知症と我が儘には振り回されるよ。でもね、親孝行しないとね。娘はね、大学を卒業し、別の大学の院に通い始めた。もう暫く、脛を囓られるよ。私かい?重役?いえいえとんでもない、なんとか同じポストに収まって、有り難いことです。それにしても久しぶりですね」 彼、庭に入った際、グラサンに麦わら帽子、地下足袋姿を見て、私と判りませんでした。私もマスクに眼鏡の彼を判りませんでした。こちらが先に会釈をして、Yちゃんも軽く返してきただけでした。名乗って判ったようですが、眼に戸惑いの色が出ていました。恐らく植木職人に間違えたのでしょう。 余談です。随分前に書いたことがあるかもしれませんが。 昔、近所のおばあさんが無くなって、その折り、私が世話人でした。取り込みの家中に代わり、葬儀の細かい段取りと指示をする役目です。無事葬儀が終わり、荼毘に付した骨を近くの地縁墓地に納骨する段になりました。当時は、墓地に穴を掘って骨壺を仮埋するような形を取っていました。その日は雨模様。足下が悪いので、私、喪服から作業着に着替え、地下足袋を履き、得物を持参。穴は既に掘ってありました。雨脚が強くなり、参列の近親者たちは革靴の汚れるのを嫌っているようでした。うちの1人、都会から帰省のロマンスグレーが紳士、私を指して曰く「後はそこにいる寺男に任せて、皆は引き揚げよう」ちなみに広辞苑によると寺男とは「寺で雑役をする下男」だそうです。 裏庭に繁る蕺(ドクダミ)も始末。2時間の作業を終え、帰宅しました。汗をかきついで、4本ある薩摩芋の畝のうち、2本の草引き。ついでにそこへ枯れ草の被いをしました。昨日の雨に打たれて顔を出した石が目につき、それも拾いました。籠を石で一杯にしたところで打ち止め。脱水症の手前なのか、それとも昨夜の毒が回ったのか。ふらふらになりました。次の写真は蜥蜴です。野良着を脱ぐ折、勝手口の脇、置いた手袋の上をキョロキョロ。守宮もそうですが、蜥蜴の仲間は家の内外に舞い這う昆虫を食べてくれます。 シャワーを浴びて午睡。30分、とろとろなって目が覚めました。やっ!もう5時前だ。約束の時刻に遅れてはいけません。今日はキンノジに誘われ、つね三へ突っ込むことになっていました。着替えてツーシーター四駆ミッション、ミッドシップエンジンを吹かしました。2台分しかない狭い駐車場に車を止めました。写真は花金が夕刻、佐伯市の盛り場「うまいもん通り」です。 ごめーん。引き戸を覗きました。やっ、午後5時15分というのに、早くも7段とキンノジの口に泡がくっついている。 大将、生頂戴。それと並寿司をね。それじゃー乾杯!ゴキュゴキュッ、クワワワァ~、もちぇん。二日酔い、しかも野良に汗をかいていました。コタエン!(佐伯の方言、堪らない、最高だ、の意。感嘆詞です)寿司をパクリやりながら流す生ビヤは何にも代えがたいです。 7段は刺身が好物です。彼の注文した鶏魚、鰹、雉畑太(キジハタ)の三点盛りが出て来ました。 雉羽太はクエやハタの仲間です。高級魚。刺身はとても上品の味です。写真を「出典:WEB魚図鑑」から引いてみました。 その7段、焼酎ロックを暴れ飲み。ジョッキでやっています。彼の向こうは遅れて参戦のKです。キンノジ、7段の部下です。 おっ、この店定番の鰺フライが上がってきました。サクサクです。 K氏、上司二人が同士討ちの最中を見て、如何にして追いつくか、思案の表情を見て取れます。 こちらも主力メニューのタコカラ。小振りの地ダコを選んでの提供が嬉しいです。 私は昨日の今日ということで生中を中心に責めてみました。お流れも廻ってきて、いい気色になりました。 次の写真はサービスの肉じゃが。 ん?なんだなんだ?大将曰く、カンパチのリュウキュウだそうです。あっという間に無くなって、口に入らず。 あ~飲んだ飲んだ。コーラス帰りの妻がTELに気付いて、午後10時をまわっていました。店に廻って貰いました。次の写真は、スマホに登録のエロサイトを自慢するキンノジです。おい、後は頼んだぞ!判ったか!頼んだぞ!今日の一句入梅や蜥蜴の鱗輝けり今日のランなし今日の酒生中4 冷酒3合今日の写真はつね三の今日がメニューです。〆鯖を食べ損ないました。もう一枚は届いた個展案内状。佐伯の至宝・新文展無鑑査、菅一郎画伯の系譜を引き継ぐ大島勝也画伯からでした。氏の静物、一枚欲しいなぁ。
2020年06月12日
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Friday, May 29, 2020 午前4時起床。晴れ。 起き出して昼前までを書斎に過ごしました。このところミステリーや時代小説(清朝末期)中心ですが、その合間、保阪正康氏の本も捗っています。写真は歯医者に出かけた妻が戻る時刻となって、昼当番を買って出た私の料理です。菠薐草とベーコンのトマトソースパスタ。ナポリタンです。毎度、自慢で恐縮ですが、青物は自家栽培。盛り付けの下手はご愛敬。 午後、野菜畑の手当てをした後はサイクリング。20km近くをこなしました。米水津・浦代峠を入れました。坂道はトレーニングによいです。それをして、チャリダーの会話によく登場の「坂馬鹿(サカバカ)」という言葉のことを。坂道をこよなく愛する自転車乗りを指します。苦行こそが命の連中です。 私のまちには峠が多いです。ツール・ド・佐伯もその特色を織り込んで、難儀のコース仕立てになっています。坂馬鹿の皆さん、是非お越しあれ。写真はその難所「空の公園」です。ここは海抜160m。0m地点から6kmほどの距離を一気の登坂です。 もう一枚、こちらは鶴御崎灯台。標高220m。海面すれすれから3キロ半の距離を一気の登りです。更に難儀かと。きっと坂馬鹿御用達の筈です。ちなみにこの2枚は佐伯市観光協会のHPから引用しました。 帰宅してシャワー。着替えて近くの集会所へ。今夜は生産森林組合の理事会を招集していました。コロナ禍のせいで木材相場の崩れ、伐倒・販売のできずを報告。損益計算書のなんと空しいことか。致し方なしです。組合員の高齢化と減少もあいまって、資産の目減りが続きます。しかし苛政は虎よりも猛し、法人税の請求は県・市民税と併せ、やってきます。困りました。仕方ありません。材木価格の持ち直しを期待し、問題は全て先送り、検討課題とすることで折り合いをつけました。写真は帰宅して、詮の無い理事会を肴のアイラモルトです。 ところで私、「今日の酒」に毎日の酒量を書きます。ウイスキー1ショットのことをして、釧路の蟒、別名酒呑童子の亮さん(釧路のみなさんは彼を恐れて「釧路の吉田類」とおべんちゃらを使っていますが、私は知っています)が、1ショットとは普通のコップ?と書いて寄こしました。私、上品の酒で通っています。コップ酒ならぬコップウィスキー、そんな出鱈目、ただ単に酔えばいいという、はしたないことはしません。それが証拠、1ショットはこうしてこさえるのです。きっちり30mlです。牛乳瓶が180ml、諄いようですがそれに並々のようなこと、決してしてないです。(どの口が、という声が聞こえてくるようですが・・・)今日の一句紫陽花に助け船出し微笑まれ今日のランなし チャリ20km今日の酒麦焼酎無垢2 ウイスキー1ショット 冷酒5勺今日の写真は紫陽花です。近所、FのS兄宅に咲くの図。もう一枚は南瓜。親方が初生りをくれました。いい色合いです。
2020年05月29日
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Monday, March 2, 2020 午前5時起床。晴れ時々曇り。日中は18℃くらいになりました。暖かかったです。 午前は読書。それに倦いてアルテックでシベリウスとブラームスを聴きました。音楽が佳境に入ったところにTELあり。Jさんからでした。今夜、飲みに行こうとのことでした。先日私が「コロナのせいでつね三に閑古鳥が鳴いているはずだ。励ましに行こう」そう電話し、OKの日を決めて頂戴、投げかけていたのでした。勿論二つ返事。 午後は陽の傾くまで野良。菜園の石拾いと草取りは、今夜の酒を思うと苦になりません。。夕刻、シャワーを浴びました。 Jさんは某研究施設に勤務のリーマン。勿論今日は仕事でした。勤務が終わり、つね三へ向かう途中に私の家があります。拾ってもらいました。 店の玄関を入ると、Jさん、カウンターに座る前に冷蔵庫を開け、キリン一番搾りの中瓶を右手、左手には私の好みを知っているのかキリンのラガーを。席に着くなり開栓。私に継いでくれたあとは自分で手酌。勝手知ったるとはこのことです。 入店は午後6時過ぎでしたが、客は私たち二人。大将曰く「コロナの影響で客足はさっぱり、いつもは混み合う昼もこのところ毎日数人程度、でも店を閉めるわけにはいかない、頑張るしかない。今日は心配してくれて有り難う。はい、これサービスね」 猪肉の筑前煮が出て来ました。うん、これはいい。 頼んだ鰺フライが出て来ました。うん、これこれ。サクサクでした。 Jさんはモイカのゲソ焼きを注文。私も摘まんでみました。絶品。 鰭酒のサービスがありました。これはいけません。際限なくカパカパ飲めますから。 食べながらコロナ話を聞くにつけ、飲食業、特に夜の部は想像以上の苦戦を強いられているようです。仲居のUさんと大将、それに私たち二人、4人しんみりそのことを話していたところにガラリ。お客さんがありました。驚いて一斉、皆がそちらに目を向けました。 その方、40台と思しき男性なんですが、カウンターの端に座って一人酒。当てを二品三品頼んで黙々手酌。何が折角なのかわかりませんが、折角なので声をかけてみました。彼曰く「東京から自家用車に乗ってやってきました。昨日は広島泊、今日は佐伯に泊まりです。明日は鹿児島から種子島へ、翌日本土に戻って次の島奄美へ。そしてそこから沖縄へ。其処が最終目的地です。これで都道府県全てを制覇です。私の仕事ですか。予備校の講師です。この時期だけ纏まって休みが取れるんですよ」 袖触れあうも何かの縁です。私たちがあなたの教える教科を当ててみましょう。全員はずれたらあなたに一杯注しますよ。 私は古文漢文、Uさんは国語、つね三は英語、Jさんは体育。Jさん、あのね~。 全員外れでした。物理を教えているとのことでした。大将が予備校の先生に一杯次いでやってと冷酒を出してくれました。それをきっかけ、こちら、私とJさんの間に引っ張り込みました。次の写真は一期一会のツーショット。先生、酔ってきたようです。 おっ、赤目(ショウサイフグ)の天麩羅だ。これ、絶品なんです。先生にも食べて貰いました。 予備校勤務をして、先日、週刊誌の記事「早慶上智やマーチ、理科大などは受験生が軒並み減少」のことを思い出し、その辺りのことを訊いてみました。先生曰く「来年、大学入試が大きく変わることが予想されています。今年の受験を失敗すると、次は新しい入試に対応した別の対策を講じないといけません。それを避けるため、この春に勝負をつけておこうと偏差値の低い大学をチョイスする受験生が多いようです」 なるほど。受験生も大変だ。 大将とJさん、話が受験のことになって、先生を質問攻め。 医学部に入るのは難しいのか、獣医学部はどうなんだ、先生自身は東大を出たのか、どこの予備校で教えているのか、卒業した高校はどこだ、奧さんはいるのか、肖像権はあるのか・・・。 先生曰く「医学部も獣医学部も並の勉強では受からないです。知り合いの林先生(かつて某予備校で同僚だったとのこと)は東大だけれど自分は早稲田です。今は駿台予備校で教えています。高校は埼玉の浦和です。この年ですが独身です。(ここで大将、バツイチか?ツッコミを入れる)結婚の経験はありません。肖像権もありませんよ」 大将曰く「可愛い予備校生を見つけ、大学なんか行かないで俺の嫁になれといえばいい」 酔って出鱈目を言い出す始末。私も折角なので、もし彼女が出来てもイカの刺身を食べさせてはいけないよと教えてあげました。 ベロベロになりました。あー飲んだ飲んだ。 午後9時、妻の迎えで帰宅。バタンキュー。今日の一句遠来の杯を満たして春の往く今日のランなし今日の酒キリン中瓶3本 焼酎お湯割り4 冷酒2合今日の写真は先生の注文した特上鮨です。つね三の鮨メニューは「お任せ」と「並」の2種類だけかと思っていました。お任せに2カンを足した10カンが特上になるとのこと。
2020年03月02日
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Saturday, February 29, 2020 午前6時起床。終日弱い雨。最高気温は12℃程でしたが、曇天に底冷えを感じました。 午前は在宅。図書館に借りた本を読了。週明けから休館とのことなので、借り換えを急がねばなりません。読み終えて昼をし、其処へ向かいました。閑散かと思いきや、土曜ということもあってそこそこの人出がありました。借り換えをすませ、玄関を出る折、小さな女の子の手を引いた母親と思しき女性の肩に大きなトートバッグ。中に絵本がぎっしり。二人してエントランスに飾る雛人形を楽しそうに眺めていました。写真は親子の視線が先です。 折角なのでドラッグストアを梯子しました。酒売り場を覗くためでした。これを買いました。大分麦焼酎田子作です。20馬力の消毒液5リットル。大分・日田の老舗、老松酒造が造っています。価格は2,349円(税込み)です。しかし侮るなかれ、イイチコや二階堂、大分にあってメジャーのそれに勝るとも劣らない味の本格焼酎です。 余談です。日本酒造組合中央会のHPを開いてみました。それによると「焼酎は、大きく分けて単式蒸留焼酎(焼酎乙類)と連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)に分けられる。自然の原料を使い、昔ながらの製法で造られているのが単式蒸留焼酎(焼酎乙類)で、『本格焼酎』と呼ばれ、そのうち沖縄県 特産のものを『泡盛』という」のだそうです。ちなみに広辞苑によると、「本格」とは「根本の格式、もとからの正しい方式、本則、本来の格式を備えていること」だそうです。 逸れます。本格がそうならば、人口に膾炙した「本格派投手」という表現は如何なものか。本格派投手とは、スピードのある直球を投げるタイプをいいます。しかし、投手には技巧派もいます。彼らもその世界で活躍しています。球の速い投手が「根本の格式、もとからの正しい方式」というのは、ちょっと言い過ぎの感ありと思うのは杣夫だけでしょうか。広辞苑の説明とはちょっと違うような感じを受けます。 余談の余談です。競馬で馬の本格化とは、レースを重ねるごとに強さの増すことです。良血統を持つ馬が平場から特別、さらに重賞へとステップを昇りつつある時に使う用語です。これはこれで血統本来、頑首です。 戻ります。うーん、それにしてもいい名前だなぁ、田子作。これを飲んで鼻の頭を赤くしたオヤジがラベルです。なんだか私のように思えて・・・。 帰宅して、走ろうか迷いました。筋トレをしていたら、雨が小康。散歩したいという妻の言を入れ、冷たい北風の吹く中を歩きました。次の写真は木立小学校校舎です。手前は同じ敷地内にある放課後児童クラブです。来月早々、休校になります。しかし、放課後児童クラブの方は閉鎖どころか、通常午後からの開場が朝から児童生徒の受け入れを、ということのようです。詳しい内容を知らないので迂闊なことは言えませんが、学校を閉めても終日ここを開放したら、罹患のリスクは然程減らないのではないかと。難しいところではあります。 沖田に歩を進めました。先週日曜日に行われた野焼きの跡が見て取れます。あと1ヶ月で田植えが始まります。 戻って風呂。午後6時前、このスクリューキャップを捻りました。ラベルは亮さんブログによく登場、札幌・ススキノのランドマークです。2ラーでお釣りが来ますが、侮れない。BLACKNIKKAブランドには「クリア」というさらに低価格のものがありますが、この「SPECIAL」ブランドの方が「本格」の味わいと思います。 今夜の当ては先日こさえた猪大根に加えてこれ。粗食だなぁ。今日の一句BLACKを嘗めて忽ち交差点今日のランなし今日の酒ウイスキー2ショット 燗酒2合 麦焼酎お湯割り1今日の写真は26日に掲載忘れのものを。かき餅。隣のおばちゃんに貰いました。手焙りで焼いたら煎餅のよう、こんがり焼けて香ばしかったです。
2020年02月29日
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Tuesday, February 11, 2020 午前4時起床。快晴。最高気温は12℃位でしたが、風が無く、陽だまりはポカポカ陽気でした。それが証拠の写真です。 午前は書斎に。途中、ゴミを出したり、の仕込んだ高菜の樽に重石を載せたり。 今日は二日遅れの初午でした。一昨日、地区の行事があったため、この日に延期したのでした。 近所、裏山の中腹に5坪ほどの広場があります。妙見社の祠を祭っています。午前11時半、私の地区は20世帯ほどあるのですが、所用で欠席を除く15世帯の人が登ってきました。皆、高齢です。還暦過ぎの私が一番若い。さて、うちの1人は神主のSさんです。彼がお祓いを始めました。 それが済むと、一同、麓のNさん宅に上がり込み、御神酒で乾杯です。仕出し弁当にビール付き。 妻のこさえたカシワ汁が女性陣に好評でした。 男性陣はビール干した後、日本酒に切り替えました。大分の銘酒西の関の純米がいい感じでした。 おっ、萬膳だ。Nさん、いい焼酎をストックです。早速ロックで頂きました。うん、この乾いた味、旨い。 1時間も経つと満腹。三々五々、家路につきました。私は、神主さんが座を立たないと、帰るわけにはいきません。この後、残った数人が同士討ち(互いに注ぎ合うこと)を延々。 Nさん宅にはカラオケセットがあります。歌合戦が始まりました。 マイクを握る神主さんは古希を過ぎています。還暦まで県都の市役所に勤務。都町(大分市の盛り場)で鍛えたのでしょう、レパートリーが広い。 神職と将棋指し、何がいいのかよく判りませんがいい感じです。 午後4時、ボロボロになって帰宅。ソファーに寝落ち。陽の落ちて目が覚めました。揺曳感あり。夕食を食べながら缶ビールをプシュッ。録画した「ラストエンペラー」を見始めましたが、瞼が重く、途中で投げ出しました。バタンキュー。今日の一句蒼天のお稲荷さんに足取られ今日のランなし今日の酒缶ビールレギュラー缶3 冷酒2合 焼酎ロック3今日の写真は妙見社の旗竿です。青空に映えていい感じでした。
2020年02月11日
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Thersday, January 9, 2020 午前4時起床。晴れ。 朝ご飯の後、襤褸を着ました。父に「西瓜を植える準備をするので、其処に植わる高菜を始末せよ」と言われました。何もそんなに早くしなくても。高菜もまだ育ちきっていないのに。でも仕方ありません。いう通りにしました。 収穫のそれは、漬ける予定が無かったので始末に困りました。幾人にTELするも、まにあっているとの返事でした。押しつけはいけません。最後に二つ返事の人が見つかってよかったです。写真の袋にぎゅうぎゅう詰めを二袋、某宅へ届けました。 午後は野暮用で大分向け。時間に余裕があったのでフジタフラワーガーデンに立ち寄りました。果樹の苗木を売ってあります。梅林の一部を始末し、それを植えようという算段です。その下見をしておこうと勃然なのでした。写真はその内の柑橘の類です。 こちらは栗。実の大小、収穫時期の違いなどで幾種類も。 アーモンドやポポーなんていうのも。後者を知りませんでした。調べたら木通のような果実がなるのだそうです。 やっ、万両を売ってあるぞ。1本が1,980円とありました。 こちらは拙宅の裏庭にあるそれです。父の山にも親方の山にも群生しています。掘って一商売できそうです。 このお店、季節の草花やサボテンの類も充実です。 駐車場からの景色、ビッグアイ(昭和電工ドーム、大分トリニータのホームグランド、先のラグビーW杯が5試合行われた場所)や遠目に由布・鶴見の両岳が見えました。 そろそろ時間でした。大分向けの野暮用は妻のコーラスレッスン。私がアッシーになったのでした。スタジオに彼女を降ろし、2時間後に迎えを約束。その足でマンガ倉庫やブックオフ、ダイレックスなんぞを梯子。アルコール類を少し買いました。後は冷やかしただけでした。ブックオフの棚隅にあった五味康祐「薄桜記」新潮文庫110円、手に取ったのですが、どうした弾みか、戻してしましました。なぜ買わなかったのだろう。残念です。 午後4時、妻を拾いました。昼をしていなかったので腹の皮が背中にひっつきそうでした。取るものも取りあえず、近くの吉野家へ。あたま大盛りつゆだくとシラスを注文。 妻は牛すき。彼女、今日が吉野家デビューでした。 腹の落ち着いて、佐伯にとんぼ返り。道中は往復とも下道、国道10号を走りました。行きも帰りもNラジ。武内陶子の午後ラジがジャズ特集でした。ジャズ喫茶の話が出ました。名曲喫茶に重ね、懐かしい思いがしました。 次の写真は今日求めた焼酎「金黒」です。アサヒビールの芋焼酎25馬力。3年近く前に全故国発売。ラベルを読むと、ニッカウヰスキー門司工場で製造と書いています。キャッチコピーに「とろりとしたコク、透き通る後味」とありました。 余談です。ブロ友の禁玉さん、普段はラ王を装っていますが、正体は焼酎大王です。その証拠、ご本人のブログ・フリーページは200銘柄近くのライブラリーになっています。勿論、舌で確かめてのアップです。而して焼酎大王なのです。私、時々それを参照します。さて、そのリストを確かめて、この「金黒」は未掲載なのです。飲んで少し甘めに感じましたが、上等の味わいです。大王様の味見は星幾つを点けるんだろうか。 当ては出来合いの締め鯖。co-opの冷凍です。今日の一句由布鶴見両岳霞み春近し今日のランなし今日の酒缶ビール(アサヒロイヤルリミテッド)レギュラー1缶(これを飲むのは初めて、旨い) 芋焼酎お湯割り2今日の写真は天道虫です。高菜を収穫の際、見つけました。今年は暖かいので冬眠しないのかな。
2020年01月09日
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Wednesday, December 25, 2019 午前7時起床。晴れのち曇り、雲の流れは南から北へ向かって、でした。午後遅くに落ち始めました。 朝、床を離れて、着信に気づきました。マタギのJさんからでした。猪を撃った、腸(ワタ)がある、如何、でした。勿論二つ返事。お礼は大根白菜キャベツの三点セットに葱を数本。写真は真空パックの猪肉です。これもワタと一緒にいただきました。感謝感謝です。余談です。彼は昨年に自宅を新築しました。本宅とは別、酒飲み小屋も建てたとのこと。中に囲炉裏があるそうです。それが完成し、其処に敷く灰を探していました。おやすいご用、任せなさい、杣夫の出番でした。薪ストーブに生じるそれを溜め、今日、大きなビニール袋3つを一杯にし、手渡しました。 内臓の始末は近くの用水を利用しました。流れの中に腰掛けを置きました。長靴の作業が寒かったです。心臓、肝臓、胃は扱いやすいのですが、小腸・大腸のそれは難儀でした。腑分けを終え、腸を割いて洗った後、勝手口の外に置いてある流し台で細切れに。次いで釜を出し、湯をたてました。二度、湯がきました。全部を終えたのは正午。この後、妻が味をつけ、煮てくれました。出来上がったものは、父と隣のYさんに裾分。Yさんは焼酎飲みです。魚釣りが趣味。釣った鰺を貰うために日頃から当てを届けることを怠ってはいけません。写真は2度茹でを終えるの図です。これを煮込むと、そんじょそこらの大衆酒場がそれの足下に及ばぬ、となります。 午後、空が暗くなりました。今にも泣き出しそうでした。急いで今夜の薪を運び込みました。ランシューズを履いたときは既にパラパラ。雨の中です。林道は嫌なので近場の農道をくるり一回り。 家に戻ったら湯船に湯が張ってありました。これからヨガ教室へ行くという妻を見送り、ざぶりんこ。そういえば彼女、今日になってインフルエンザの予防注射をしたとのこと。カーブスは休んだようでした。 風呂上がり、今日はいい当てもできたことだし、ククク、これを抜栓しよう。nkucchanが正月用の酒を仕入れに行った先のお店で勃然、魔の差したんでしょう、拙宅に届きました。間違った使い方かもしれませんが、こういう「出来心」は嬉しいです。持つべきは義兄です。感謝感謝。 一口飲んで、おっといけない、燗映えの酒とありました。拙宅、使い古しの鍋を薪ストーブの上に常備。四六時中、湯がたっています。寝覚め、昼酒、晩酌、寝酒、いつでもござれ。ということで銚子を沈めました。温度計を使い40℃ピシャリ。おもむろに揚げてクイッ。嗚呼、この甘露水、至福。今日の一句九平次を猪腸(いのわた)で飲む歳の暮れ今日のラン5km今日の酒燗酒1合 冷酒1合 芋焼酎お湯割り2今日の写真はこれ。いうまでもありません。
2019年12月25日
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Thursday, December 19, 2019 午前7時起床。晴れ時々曇り。昨晩の酒がせいか、少し頭が重かったです。午前、母を美容院に送迎。午後は薪ストーブの前に読書。手に取ったのは東郷和彦・保阪正康「日本の領土問題」です。特別関心のあるわけではなく、保阪氏の本だからという理由で購入。本棚に見つけ、積ん読になってはいけない。早めにケリをつけたいので開きました。乱暴ですが、内容を一言で表すならば、領土は本気にならないと解決しない(返ってこない)、ということでしょうか。 ところで中身とは別、この手の本は、書かれた時の状況、時代背景を念頭に置いて読む必要があります。「日本の領土問題」、上梓は2012年です。著者東郷氏は元外務相の官僚です。条約局長を経てオランダ大使で退官。この本を執筆時は京産大で教鞭をとっていました。領土問題決着の取組(当時)を「思考停止状態」と酷評しています。時が民主党政権だったこともあるのでしょうか、その舌鋒は鋭い。保阪氏はその弁を受け「事態を放置していることは、『時間が解決する』のではなく、『時間が解決を遅らせる』方向に進んでいる」と説き、「やがて領土問題は現実味を失った問題になっていく」と予想しています。読んで来し方の8年を振り返ると、まさに氏の予想通りといえます。 折しも数日前、根室の蛸漁漁船5隻が国後島に連行される事件が起きました。未だ未解放です。蛸を獲り過ぎた容疑だそうです。新聞によると、日ロ外相会談控え、ロシアの交渉主導権を握るカードの一枚とのこと。漁船乗組員はたまったものではありません。まさに返還なんぞあり得ません。「現実味を失っ」ているのです。領土問題とは別ですが、北朝鮮日本人拉致問題も、時の経過とともに帰国が「現実味を失いつつ」あるのかもしれません。口先だけで、本気になっていないからかもしれません。 戻ります。保阪氏は北方領土を「歴史問題」、竹島は「政治問題」、尖閣諸島を「資源問題」と位置づけています。なるほど、上手いことを言います。目から鱗でした。 余談です。北方4島がどこにあるか知らない人はいないと思います。が、竹島が日本海のどの位置に、尖閣諸島が東シナ海のどの辺りに、それぞれ位置するか、地図上をはっきり指すことのできる人はどれくらいいるのでしょうか。 余談の余談です。根室の漁船、獲った蛸はどうなるんだろう。没収されるんだろうか。ロシア人は蛸を食べないはずなんですが。 陽の傾いて、ランの格好に着替えました。走る前に薪を今に運び込みました。次の写真はそれを積んであるところに咲く山茶花です。花弁の赤と雄蘂の黄、いい感じのコントラストです。 まだ酒の余韻が残っているのか、身体が重く、走り始めて直ぐ止めました。よし、こんな日はポチを連れだそう。30分ほど、彼のリードを持ちました。 結局汗をかかず終い。次の写真は菜園、豌豆のマルチに寝そべる猫です。家の周囲をうろつく猫にバイカルという名前を付けました。この猫も同色です。このところよく見かけます。兄弟のよう。よし、お前にも名を付けてあげよう。さしずめアムールだな。 今夜も忘年会でした。10月に高校の同級生90人余りが集まって還暦同窓会をしました。世話をした幹事連中が集まり、反省会を兼ねて、でした。会場は、最近開店の日本料理店「有亮(ゆうすけ)」。入店したら、美味しそうな小鉢が並んでいました。 先ずはビールで乾杯。 左はTです。今後、学年同窓会の代表として会を仕切ることになりました。おとぼけ歯科医です。中は呉服店を営むM。人当たりが柔らかく、皆に好かれます。右はN。お転婆薬剤師です。彼女のじゃじゃ馬ペースを心地好く感じるのは私だけではありません。 他に潜水漁師のT、不動産管理業のK、主婦T、建築士M、建設会社の専務K、ガソリンスタンド経営のK、全部で10人が集まりました。食べるのに、飲むのに夢中。スナップが乱れました。代表して二人に登場して貰います。 ビールグラスを手放し、日本酒に替えました。ワイングラスに注いでくれました。 一見サラダのように見えますが、この下にカボス鰤と鰆のカルパッチョが隠れていました。 酒がマニアワン。早く注いで頂戴。 茶碗蒸しが出て来ました。詳しい説明があったのですが、飲むのに忙しく失念。 調子が出て来ました。お酒、次をやって頂戴。 いい感じのロールキャベツです。 えっ?生酒がなくなった?じゃー、火入れで構いません。早く早く。 あー飲んだ飲んだ。締めにカレーが出て来ました。 もう腹一杯。しかし、流れに逆らうわけにはいきません。潜水士T御用達のスナックに突っ込みました。写真の左が彼です。ご機嫌だ。余談です。彼は野球部、甲子園経験者です。当時、スポーツ紙に名前の載る左腕でした。本人曰く、根性がないので野球を続けることができなかった、とのこと。今更ですが、続けていたら大投手になっていたかもしれません。彼のこちら側は夜に強いM。建築士です。カラオケ合戦が始まりました。 と、その時でした。大酒飲みで有名のYさんが入店。今日もメートルを上げているようでした。建築士Mと知り合いだそうで、どういう経緯か判りませんが、説教を垂れ始めました。それとは関係ありません。中央はこれまで学年代表だったIです。文具店経営。酒を飲まないのに、遅くまでの付き合い、お疲れ様です。 Yさん、まあまあ、今日のところは・・・。機嫌を直してくれました。言い笑顔です。大樽振りの蟒ですが、彼のこと大好きです。 日付変更線近くになって、潜水士がラーメンを、と言い出しました。建築士と3人、突っ込んだ先は中華「白鳳」。先ずはビールで乾杯です。 二人はチャーハンを、私はラーメンをそれぞれ注文。食べ終えたときには日付が変わっていました。 帰る方向は潜水士Tと一緒。彼の奧さんが迎えに来たので、甘えて便乗。自宅に着いて、車のヘッドライトを頼り、白菜とブロッコリーを採りました。タクシー代を野菜で支払う杣夫です。今日の一句極月に友と傾く甘露かな今日のランなし今日の酒生小1 冷酒5合 焼酎ロック1 瓶ビールグラス2今日の写真は蝶です。昼間、薪運びの際、見つけました。判りにくいですが、伸びた触覚が可愛い。それにしてもこの時期です。珍しい。
2019年12月19日
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Saturday, September 21, 2019 午前3時半起床。曇り時々雨。夜は雨脚が強まりました。東シナ海上を北上する台風が、湿った南風を吹かせているせいです。写真は朝ご飯に出て来た紫蘇の実です。妻の友人W子の作ったものです。先日、拙宅へ収穫しにきたのですが、それを使ってだそうです。得も言えぬ風味でした。 さてと、雨の降り出す前に走ろうか。買い物に行くという妻を見送って着替えました。走り始めて直ぐ、草刈り中のTさんと行き遇わせました。長い立ち話になりました。木立小学校の運動会が23日月曜日に延期されたこと、設置した太陽光発電により彼は税金を年3,000ラー払っていること、所有の山の雑木を切ってもいいこと、週一バドミントンを楽しんでいるから参加しないか・・・。雑木は取付がイマイチなので人力運搬に依らねばなりません。バドミントンも今のランとサイクリングに追加はちょっと。何れもありがたい話でしたが、やんわり断りました。写真はイチゴハウスです。台風を前にビニールを撤去しています。 植え付けたけなわです。クリスマスのケーキ商戦に向け、苺の株は施肥、電照を施されます。農家に発破をかけられるのです。頑張って甘く大きい実を生らせてくれよ。 F工業の近く、紫陽花の株を琉球朝顔が覆っていました。オーシャンブルーという名がついていますが、当にその色合いでした。 やっ、鉄工所の前に猫の群れだ。全部で6匹かと思いきや、奥に(丸で囲ってあるところ)にもいました。 結局、いつものランコースを歩いただけでした。道中、聴いたSTVラジオに札幌の市長が出演、オリンピック誘致についてインタビューを受けていました。スピードスケートは屋根のあるリンクが札幌にないため帯広で、アルペンの一部はニセコで、とのことだそうです。明治北海道十勝オーバルのあるのを知りませんでした。 帰宅した直後、雨の降り方が強まりました。濡れずにすみました。普段の行いがよいと、こういう巡り合わせになるのです。午後はラグビー観戦。オーストラリア対フィジー。判官贔屓というと実力のあるフィジーに失礼ですが、何せ相手はラグビー王国。人口85万人(大分県は110万人)、南海の島国に肩入れしたいのが人情というものです。前半をリード、いいぞいいぞ、と思いきや、後半、あっさり逆転されました。終盤はボロボロ。層の薄さでしょうか。次を頑張って欲しい。フランス・アルゼンチン戦、ニュージーランド・南ア戦は録画予約しました。明日、観戦します。 ということで今夜は盛り場に出撃。昨年、仕事上のことで知り合いになったHさんに誘われていたのでした。突っ込んだ先は「魚喜家(うおきや)」。名は訊いていましたが、初めて訪ねます。待ち合わせの時刻に15分先着。嗽をしたかったのですが控えました。 メニューをチェック。看板の通り、魚料理主体です。 目の前のショーケースは既に仕込みの終わった数々。 幾種類もに目移り。 おっ、カウンターの向こうにある冷蔵庫に充実の日本酒です。アウェーですが、気持ちが昂ぶります。 Hさんが定刻来店、先ずはトリビーで乾杯。 当ては刺身から。手前右の白身から時計回りにキジハタ、剣先、鮪、鰤、鰆、鯖の6点盛り。うん、どれも逸品です。 Hさんは生中を追加ですが、当方、泡を飲んでいる場合ではありません。ここは甘露に如くは無しです。冷酒に切り替えました。磯自慢。 もう一品刺身を貰おうか。赤カマスをやってもらいました。何だか鰺と鶏魚を合わせたような色合いです。 冷酒おかわり。まんさくの花。クーッ、堪りません。 こうなったら何が本式か判りませんが本式、嫌間違いました、本腰を入れて飲むぞ。それにはまずもって次の当てを。鮟肝を注文。これが絶品。 酒が間に合いません。田酒。嗚呼甘露甘露。 トコブシの煮付けが出て来ました。身は勿論ですが、それの浸かった汁もいい感じでした。 酒を飲んで目の据わるのは法度ですが、腰の据わるのは全然構いません。私も据えることにしました。酒、追加をやって頂戴。而今。クイッ。おお、これまた甘露中の甘露。 ヤッ、甘鯛のフライだ。しかも白帽。パリパリの鱗は絶品。Hさんが水鰈の揚げ物を頼んだので、それも摘まみました。 大将、酒だ、酒頂戴。〆は飛露喜。 あー飲んだ飲んだ。いい気色になりました。 以下に飲みながら聞いた話を二つ。一つは大将が弁。「早朝、魚は鶴見の市場に行き、直接競りに参加して購入するよ。仲買に注文ばかりではいい魚が揃わないんだ。時化を前にしての今日辺りは特にそう。だから深酒はしない。市に間に合わないと商売にならないからね」 なるほど、姿勢が違います。この店、カウンター4席、小上がりが3つ、小部屋が一つの小箱です。今日の客層、若いカップルが多かったな。大将がハンサムかついい笑顔、清潔感ありです。加えて日本酒が充実。ランチもやっているとのこと。但し事前予約(前日に限る)が必要です。リピありです。 もう一つの話はHさんのこと。この春に軽い脳梗塞を患ったそうです。某病院の医師に誤診されたそうです。本人たってのCT検査要望で漸くそれが判明。危うきをとりとめたとのこと。後日談あり、その医師、頭部の腫瘍を見落として患者が死亡、裁判沙汰になっているとか。ふーん、そうなんだ。いずれにしてもHさん、不幸中の幸いでした。彼はいま、別のまちに単身赴任、機械類の輸入会社に通訳として働いているとのこと。クラシック音楽に入れ込む趣味人でもあります。朝比奈隆、大阪フィルの話で盛り上がりました。 楽しい夜でした。あっという間に時間となりました。彼と別れました。晩ご飯を実家で食べるという妻に迎えのTELしようか。歩きながらそう思いました。でも大酒を飲んで、いきなり杯を置いては身体に悪い。整理運動が必要です。思い直し、つね三の暖簾を潜りました。大将、生頂戴。 当ては天下の清流番匠川、鮎のうるかです。これが絶品なんです。 クールダウン中に見たつね三のメニューです。鰺フライが480円は安い。 おっ、小上がりが盛り上がって入るぞ。酔った大将が一升瓶を下げている。暴れ込むのかな。 違いました。私の横に座りました。酔鯨飲みねぇ。はい、頂きます。あー甘露甘露。この後、妻にどうやって電話したのか、いつ家に戻ったのか不明。それにしてもいい夜だった。日本酒旅行、静岡、秋田、青森、三重、福島、そして最後に高知。津軽海峡は渡っていませんが、日本一周でした。今日の一句新生姜水欠かさずの感謝かな今日のランなし ウォーク1時間今日の酒生中2 冷酒unknown今日の写真は自家栽培野菜二題。1枚目は唐辛子。こうして干すとインテリアになりそうです。こちらは新生姜。妻はこれを使い、佃煮を作る予定です。
2019年09月21日
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Saturday,August 24,2019 午前4時起床。雨。降ったり止んだりの天気でした。 毎日のことですが、朝のうちの読書は涼しくもあり、未明は静かで考え事をするには殊の外、です。冴える時間です。 今日は昼も夜も妻不在。「あなた、食事は勝手に食べて頂戴」なのでした。某イベントへ参加するためのプレゼンを終えた後、その仲間とピザランチ。夕方は高校の女友達同級生とミニ同窓会だそう。 ということで私も昼は外食にしよう。その前に雨の中、茄子を穫りました。友人に配るためです。放っておくと生りすぎ、茄子攻勢に閉口します。妻の居ないうちに早めの収穫。それを幾つかの袋に詰め、外出準備は終わり。軽トラに乗りました。出がけ、昨日、親方に電話を貰っていたことを思い出しました。DIYに地這い胡瓜の苗が売ってあるとのこと。其所を訪ねました。 ありました。これを3本購入。これで秋の深まるまで胡瓜に事欠きません。 腹ごしらえはこれも親方に教えて貰ったラーメン屋「天津」。カウンター8席だけの小さなお店です。 メニューを見て下さい。ラーメンが360円。素晴らしい。岐阜・多治見では1ラーが600円(ラーメン1杯の相場)です。向こうはこのところの円高によりラーの価値が下がっているそうで、ラミョン政府関係者は鬱いでいるらしい。ここ大分・佐伯はどこ吹く風です。 安かろう不味かろうではありません。豚骨味と海苔の濃い香りがコラボ。小腹を満たすには十分でした。 次いで佐伯に過ぎたる喫茶店「ランブル」へ。 暫しマスターと世間話。福岡に引っ越したSさんに何か伝言はないか訊くと「一度佐伯にいらっしゃい」きつくそう伝えて欲しいと言いました。写真は店内です。ドミニクの画を飾ってあります。ここだけ、違う時間が流れているんです。 茄子の袋を幾軒に配った後、石窯パン工房「MOCOMOCO」へ。ここでバゲットを1本。 帰宅したら、雨が小降りになりました。胡瓜の苗を植えました。次いで草刈り機を背負い、梅林下を半分始末。汗びっしょりになりました。枯れ枝の落下が目についたので、それを拾い集め、燃やしてしまおう。火を付けた途端、大雨になりました。仕方ありません。持ち出した鉈が少し錆加減でした。それを研ぎ、ついでに野菜収穫用の庖丁も。喉が乾いて、監視の目もないことからプシュッ。 襤褸を脱ぎシャワー。まだ午後3時でしたがワインを抜栓。フランスパンのスライスとチーズを当てにJsportsオンデマンドで昨日に続きラグビー観戦。その後、Amazonprimeでストライク・フォースを。こちらはシーズン3に入って新たな展開。面白い。見ながら、安ワインに飽いて、プシュッ。いいつまみがありません。よし、茄子の塩揉みを作ろう。2本を銀杏切り、ビニール袋に入れて塩を振りました。揉んで絞ったらこうなります。 これを当てにプシュプシュプシュ。ドラマの展開がスリリング、見入ってしまいました。そのせいで空き缶がこの通り。昨日、そろそろ酒を断とうと書きましたが、お恥ずかしい限りです。バタンキュー。今日の一句サッポロは何本飲んでもSAPPOROだ今日のランなし今日の酒赤ワインボトル1/4 缶ビールレギュラー9本今日の写真は胡瓜の苗を植える途中、目についたあれこれです。1枚目は翅のないバッタ。左後ろ足がない。可哀想に。トウワタがいい感じです。こちらはクレオメ。次から次、夏中咲き続けます。
2019年08月24日
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平成31年1月26日(土) 午前4時に目が覚めました。ホテルのベッドに横となったままスマホのニュースをサーフィン。いい話は一つも無い。面白くありません。階下に降り、温泉に浸かりながら、別府湾に陽の昇るのを見ようか。しかし、雲が低く垂れ込め、能わず。部屋に戻ったら何と雪でした。 朝食はバイキング。温泉宿には卵かけご飯と相場が決まっています。しかし、生卵がありませんでした。仕方が無いのでスクランブルエッグを代用しました。うーん、違うな。鰺の干物、タラコ、大根おろしに釜揚げチリメンなどがおかず。食べ放題に腹がパンパン。さてと、チェックアウトしようか。宿泊の部屋は11階でした。エレベーターは3機ありますが、降りてくるのは全部満員。同階で待つ他のお客さんは諦め「階段で下ろう」。ちょっと待って、いい方法がある、そう言って上階向けのボタンを押しました。案の定、空箱でした。乗り込んで最上階へ。そこで大人数が乗り込んできました。折り返し、1階のフロントに到着。途中、各階でエレベーターを待つ宿泊客をやり過ごしました。ニンマリ。我ながら妙案、機転の利くと密か、悦に入りました。 さて、昨夜、同僚に「別府には日本酒の充実したお店がある」と聞いていました。駅の近くだそうでした。小谷商店。そこに突っ込みました。 なるほど。冷蔵庫に美味そうなのが唸っていました。同じスタイルのそれが別の壁面にも。噂通りでした。 こちらは焼酎の部。素晴らしい品揃えです。目移りしていけません。飲んだことのない生を中心、4合瓶と1升瓶併せて5本を買いました。 おっ、不老泉だ。酒屋の隣に名湯がありました。ひとっ風呂浴びていくか。 湯船はこんな感じでした。判りにくいですが、同じ広さのものが湯気の向こうにありました(微かにそれと判ります)。手前は熱くて入ること能わず。向こうに身体を沈めました。外の寒気と違い、中は天国。余談です。湯のまち別府です。いたるところに市営や地区所有の共同浴場があります。料金は無料かせいぜい1/3ラー。ここも1/6ラーでした。余談の余談です。前にも書きましたが、このまちには競輪場があります。その敷地内にもこの手の温泉が。名前も「競輪温泉」というそうです。こういうところに住んでみたい。 高速道路、別府・大分間は通行止めでした。大分インターまで別大国道を戻り、そこからハイウェイに。次の写真は宮河内インターを佐伯方面に過ぎた辺り。積もっていました。 帰宅は昼前になりました。おっ、ブツが届いているぞ。兵庫・姫路の本田商店が造る龍力の1升瓶。しかも2本。クエッ、クエッ(この表現、判る人には判る喜びがアクションです)。素晴らしい。うらこさんからでした。コメントを寄せてくれる方です。後で知ったことですが、妻と同い年。高校1年の時、同じクラスだったとのこと。正月にあった彼女たちの学年同窓会で妻に声をかけてくれたとのこと。それをして、拙宅住所を知り、立派な酒を送ってくれました。有り難うございました。 酒専用の冷蔵庫が一杯になりました。嬉しい悲鳴です。溢れた酒、今日、別府で求めた1本を父へ届けました。口汚い杣夫です。手渡しのその場で開栓、一口味見をしました。「どうかのぅ」父に舌打ちされました。「いや、毒味、毒味だよ」。佐賀・鹿島市の矢野酒造が造る生酒「蔵心」。上品。 午後は読書。これも昨日、ブックオフで買った内の1冊。本田勝一のものは何冊も読みましたが、これは強烈でした。「地獄の黙示録」、「ランボー」、「プラトーン」、「フルメタルジャケット」・・・どの戦争映画も描かなかった戦場がこの本にはありました。当然、こちらが真実です。 おっ、もうこんな時刻か。日が傾きました。大坂の試合前に一っ走りしておこう。葦高まで往復。林道が寒かったです。天神さんの階段もやっつけました。汗を流して、早速龍力を抜栓。純米の新酒です。濃厚・芳醇。チェイサーを横に置いていないと、足を取られかねません。アル度18%。 今夜の当てはおでんでした。うん、よい組み合わせだ。 テニスは全豪の決勝に相応しい試合でした。そのスポーツには疎いので、いい加減なコメントになります。大坂選手、これといった特徴の無いプレーヤーですが、馬に喩えると自在。オールラウンドと言いましょうか。正攻法、奇策を跳ね返す力量があると、それが一番よい。それにしても相手のクビトバ選手といい、テニスの女性はよく叫びます。声を出して自らを昂ぶらせるのだろうか。今日の類語「毒味」 味わう、賞味、玩味(翫味)、舌鼓を打つ、味見 玩味は「がんみ」と読みます。とは食べ物をよくかんで味わうこと。私は丸飲みのことが多いです。玩味を心がけないといけません。そういえば息子も食事は丸飲みのことが多かった。今度、注意しよう。今日の一句別府よし湯気の向こうに純米酒今日のラン10km今日の酒冷酒2合 燗酒5勺 ワイン150ml今日の写真はリュウキンカ?です。必中、花が開いて夜は閉じます。この時期にこの緑。これも春です。春と言えば梅。父の家の庭先です。今日のランで藪梅を見ましたがそちらは満開。桃の類も咲き始めていました。おまけは別府・北浜のバスステーション。ここは外国人バックパッカーで何時も賑わっています。今日は雪なので少し少ないのかな。それとも中のスタバでバスを待っているのかな。
2019年01月26日
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平成31年1月16日(水) 午前5時起床。晴れ。先日、正月明けの三連休がせいで生活が乱れました。時間の管理を元に戻すのは簡単ですが、心が緩んでズルズル。朝読書を面倒と感じます。手に取った本を伏せてランシューズを履きました。暗い中、散歩を1時間。魚を積んだと思われる大型トラックが行き交いました。どこに向かうんだろうか。追っかけかな、東京向けなのかな。もしそうだったら西日本縦断です。助手席に乗せて貰い、道中の景色を楽しみながらのヒッチハイクがいいな。そんなことを勝手に考えて、夜の国道、消えていくテールランプの点滅に旅情を掻き立てられました。イヤホンからはラジオニュース。稀勢の里の引退近しとイギリスのEU離脱案否決が流れました。北アイルランドはどうなるんだろう。 仕事は朝一にボード会議。ほぼ2週間に1回のペースで開かれます。1回に2時間ほどを要します。社長の話で始まります。本を読め、人と交われ、外に打って出よが口癖です。守りに入っては化学反応が生じない、知恵を出せ、知恵の無いものは汗をかけ、そうすることで化学反応が起きるとのことらしい。読書や人との出会いは触媒なのでしょう。午後は部下の課長さん達を集めボード会議の報告。夕刻、お客様がありました。某社のHさんが退職するとのこと。挨拶がてらでした。寂しいな。写真は全く関係ありません。昼に食べた弁当です。 退社時刻になって、かつて部下だったdatelineからメールあり。樽が乾いた、軽く一献如何?との内容でした。付き合い一番身体は二番ではありませんが、一緒することに。突っ込んだ先はつね三。datelineには多くの行きつけがありますが、ここも彼の河岸です。私は盛り場への出撃、年の改まって今日が初日。何はともあれ「明けましておめでとうございます」の乾杯。余談です。datelineもここは今日が初日だそうでしたが、夜の街、よその店には挨拶を済ませたとのこと。しかも幾度も。 その彼「今日は最初から寿司を行ってみよう」私「うん、それがいい。チシャ(石鯛のこと)も脂が乗ってそうだし、あの鯖が背中を見て見ろ」ショーケースの中に垂涎が並んでいました。 大将、それを取りだし、早速捌きにかかりました。目の前で丸のままを寿司ネタにこさえてくれる。至福です。それが出てきました。 鯖からいってみよう。魚肉の透明感が堪りません。パクリ、粘りつくような食感です。 次はチシャだな。こちらは腰があって、脂ののりも絶品。今が旬だと感じます。 大将が燗酒をサービスしてくれました。それに目のないdateline、舌舐めずりが図です。この後、お流れを頂戴しました。クーッ、五臓六腑に沁みわたりました。 今日は白波のお湯割り、相方はロック。5合瓶が空になりました。私は弱くなりました。隣で再び生中を飲み始めるdatelineが眩しい。以下の写真は握りの後に頼んだ当ての数々です。1枚目は出汁巻き。ここの定番です。 定番と言えばこれも外せません。サクサク・ホクホクの鰺フライ。勿論、丸のままから開いてくれます。地元の定置網、朝獲れですから美味くなかろうはずがない。 ここで刺身を頼むのも芸がない。〆鯖をいってみようか。 琉球をお願いしました。釣鯖のそれは絶品。 datelineは何を血迷ったか湯豆腐を。「私に任せなさい」の図です。 「白菜を入れるのに方位方角があるんです。間を取ることも大切なんです」だそうです。湯豆腐にも色々としきたりがあるとは彼の弁。それが証拠、銅の鍋を用いて本格的。 大将がこれをサービスしてくれました。アコヤガイの貝柱です。滅多と食べることの出来ない珍味。鍋に滑り込ませました。 フハフハッ。厚いものを啜りながらの熱燗がよろしい。 酔ってしまいました。午後8時前に出来上がりました。次の写真は私です。スッポンの甲羅かぶり、悦に入りました。これを頭上だと縁起がいいんです。今年の酒場徘徊は満足の事始めとなりました。dateline、誘ってくれて有り難う。私は妻に迎えをたのみました。datelineは夜の深みに消えて行きました。今日の類語「間」 合間、ポーズ、間合い、間隔、インターバル、絶え間 ポーズはpause。休止のことです。姿勢ではありません。「間」をとること、考えてみると、人生に必要です。今日の一句寿司摘まみ今日が言祝ぎ酒初め今日のラン無し今日の酒キリン中瓶半分 白波2合半 燗酒1合今日の写真は写真は今朝の新聞広告です。キャッチコピーは「人生に文学を」。今日が芥川賞、直木賞の発表をしてのことでした。
2019年01月16日
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平成30年12月27日(木) 午前3時前起床。快晴。寒し。ゆったりの朝でした。昨日の夕刻、明日は休むよ、部下にそう言い置いて会社を後にしました。ということで今日はポカ休。朝一、父を乗せてN医療センターへ。定期健診でした。途中、親戚2軒に寄り、歳暮を下ろしました。これも父の用事でした。車中、新聞の訃報欄に載った人のことや先日のK兄葬儀に関連する親戚関係図のことを小言を混ぜて滾々(こんこん)と。仕事納めの翌日もあれこれの使いをするよう言われました。 彼を病院に送り届けた後は妻の実家へ。庭の芝刈りや樹木の選定を頼まれていました。写真は家を出る際に積み込んだ七つ道具です。エンジンバリカンを忘れました。 もう1件、頼まれた用事がありました。チェーンソーを使う作業でした。その家に回り、根元が一升瓶ほどの大きさの枯れ松を数本倒しました。運びやすいよう、枝を打ってあげました。そこの奥さんが喜んでくれ、リンゴと日本酒をくれました。次の写真はその酒です。福岡・久留米、山口酒造場「庭のうぐいす特別純米」 家に戻ったのは正午。サッポロ一番味噌ラーメンをこさえ、啜りました。午後は読書。ウトウトなりました。夕刻、野良着をカジュアルに着替えました。今日は韓国旅行仲間の忘年会でした。会場はつね三。妻に送ってもらいました。開始時刻の30分前に到着。外を歩いて屋内に戻ったらまずは嗽です。瓶ビール頂戴。大将と乾杯しました。当てはイノホルです。これが美味い。 開始15分前。いきなり飲んでは体を壊します。暖気運転をしなければ。大将、熱燗頂戴。それと鯖の琉球をね。西の関ぬる燗の沁み具合が優しい。うん、調子が出てきたぞ。 琉球、これが絶品。 今日の料理はフグコース。テッサがいい感じです。小鉢もよろしい。新酒の入荷あり。そう言いながら大将がこれをサービス。大分・豊後大野の浜島酒造「金鷹」生原酒です。こちらは鍋の具。トラフグのぶつ切りです。今夜は私が奉行をしました。唐揚げが出てきました。胡椒が効いてビールが欲しい。建設会社の役員からコンサルタント会社へとらばーゆのAさんが米焼酎を所望。杜谷が出てきました。これ、深く華やかな味です。鰭酒。マッチを擦ってアルコールを飛ばします。焦げの風味が深い。心地よい酔いを約束してくれます。組合長、久しぶり。彼は炭組合の代表をしています。山芋を掘って生業にするHさんです。大酒飲みでしたが1年前ドクターストップ。今は煙草だけを許されています。今だに夜が寝れんとぼやいていました。彼曰く「ふっふっふ、ええもんぅ見せてかそうか」「よい、これが何かわかるか、よい、これで6時間持つんじゃーがよい」それを聴いて某社秘書室に勤務のFさんが目をむきました。向こうに座る男です。Aさんとポンポン船の船長Kさんがその薬を欲しそう。 注しつ注されつ、そうこうしているうちに鍋が引っ込み、雑炊が出てきました。写真のないのが残念です。幹事のFさんが勘定をすましていると、カウンターにお土産が並びました。寿司でした。ありがたい。妻に迎えを頼みました。送迎、ありがたいことです。今日の類語「目を剥く」 目を丸くする、目を見張る、ぱちくり、瞠目する、刮目する 先の写真、Aさんがまさにそれではあります。今日のランなし今日の酒瓶ビール中1本 燗酒2合 冷酒2合 米焼酎1合今日の写真は持ち帰った寿司に反応のトラです。妻が包みを開いての図。「うーん、いい匂いだ」「ちょっと失礼」「叱られちゃった。恨めしいな」
2018年12月27日
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平成30年12月11日(火) 午前4時起床。終日雨。師走の冷たさが増しました。 終日、小会議。缶詰でした。午後6時過ぎまで断続的に。部下の頑張りでなんとか乗り切ることが出来ました。一杯注し、労いたいところですが、そうもいきません。明後日に、も一山あります。 暗い中を家路に。途中、いつものスーパーへ寄りました。鰺に惹かれました。もうこの時刻です。チャチャッが面倒臭い。さつま白波だけを買って帰りました。 次の写真はパックの裏側です。南薩摩は焼酎の故郷だそうです。時折、新聞にさつま白波の広告が掲載されます。1867年のパリ万博に出品されたボトルの写真が記憶にあります。世界に名を知らしめたという意味では名聲轟四海、海外に打って出るの嚆矢を自認も頷けます。 風呂から出て頭を拭き拭き、お湯割りをこさえました。当てはこれ。人参の葉に胡麻を塗しています。風味がよい。訊いたら、態々胡麻を炒って摺ったものを、だそうです。いい感じでした。 菜園の冬野菜が闌、漬物が多くなってきました。こういう当てもよい。白菜の浅漬け。塩分控えめ。動物性蛋白の塩味も酒によいですが、この手も悪くないです。 こちらは高菜。シャキシャキ、サクサク感がたまりません。 おっと、青物ばかりの写真になりました。メインはこれ。便利酢を掛けてつまみました。 夜のお勤め(晩酌のことをこういう人がいるんです、誤解しないで下さい)を済まし、グラスと皿の類を流しに。ん?シンクの上にこれがありました。先日、妻の剥いた柚子が種でした。これで化粧水をこさえるんだそうです。ふーん、そうなんだ。忠実というか、勿体ない精神ではあります。転んでもただでは起きない地頭に似ています。ん?ちと違うか。 先日、投函した同窓会案内の往復はがきが2通戻ってきました。往信と返信が切り離されておらず、そのままでした。宛名の郵便番号にこのスタンプが押されていました。8年前の住所に宛てました。その後、引っ越したんだろうな。50歳過ぎの転居、色々あるんだろうな。そんな想像をしながら、残念の思いでした。今日の類語「精神」 気魄、マインド、魂、魂胆、肝、肝っ玉、スピリット、心意気、性霊今日の一句柚子の香を茶碗が抱む冬の夜今日のランなし今日の酒さつま白波お湯割り4杯(正味2合)今日の写真はトラです。ストーブの前にあるソファーを占領。終日ここが指定席です。もう一枚はYOKUMOKUです。妻が中身よりも箱を喜びました。彼女、箱フェチなんです。ちなみに私は瓶フェチ。それを息子が受け継いで、一時、ウィスキーの瓶を集めました。それに倦き、送ってよこしたものを今は梅酒の瓶に使っています。以上、余談でした。
2018年12月11日
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平成30年12月7日(金) 午前4時起床。曇り。北風が吹き始めました。外は寒い一日のようでしたが、私は終日ビルの中。それを感じませんでした。いつも思うのですが、屋外で働く方に比べ、夏は冷房冬は暖房の効いた部屋に終日座り、サラリーを頂くのはありがたいことです。この季節になると、特にそれを思います。 午前中大会議に缶詰。それが今日で終わりました。肩の荷を降ろしたいところですが、来週に小会議。難儀の案件があります。午後は某懸案事項への布石ということで席を立ち、関係者に説明をして回りました。座敷の仕事、寝技は苦手です。写真は昼に食べたサンドイッチです。妻がこさえてくれました。 夕刻、会社を出て図書館に回りました。借用期間はMAX2週間。今日がその期限でした。借り換えをしました。本とは別、書架に別冊太陽シリーズが揃ってありました。おっ、これはいい。毎回、数冊ずつ借用、楽しもう。 図書館を出て、いつもの河岸、つね三へ回りました。今日は同僚Sと一献を約束していました。私が先に着きました。ショーケースの中にヤガラの首がありました。この魚、全長の半分が顔です。淡泊の白身がいい感じです。 こちらは胡麻鯖やアメタです。後者は煮付けにすると絶品。 大将がキジハタを見せてくれました。珍しい魚を抱えてどや顔の彼、嬉しそうです。言い素材の手に入った時、職人の血が騒ぐんでしょう。 Sがやって来ました。彼とは歳が近く、管理職になった時期も一緒です。近いうちに一杯やろう、互い、そう言いながら果たせませんでした。日頃、廊下や会議でよく顔を合わせるのですが、サシで飲むのは初めてでした。先ずは乾杯。ジョッキをコツン。当ては刺盛でした。鯖、閂、それに先のヤガラです。 添えられたウチワエビです。大分・佐伯ではパッチンエビともいいます。びっしり身が入っていい感じです。美味かった。 仕事上の悩み、プライベート、退職後のこと・・・、あれこれを話すことが出来ました。話が弾みました。頼んだ寿司を思い出しては摘まむという酒席も悪くない。 大将がサービスにこれを出してくれました。ステーキ。つね三にしては珍しい。基本、魚の河岸なんです。これもいい感じでした。 酒は白波。それを空にして、出羽桜の生酒を貰いました。延々4時間あまり、いい男と腹を割って話すのは楽しいものです。彼は弊社のエース。私が先に退職しますが、彼にはもう2年余り残っているます。社員の先頭は社長ですが、事務方トップとして頑張って欲しいです。写真は飲み干した名聲轟四海です。 〆はだし巻き。これを食べずしてお勘定はありません。嗚呼、いい夜だった。今日の類語「腹を割る」 裃を脱ぐ、打ち解ける、心を開く、リラックス今日の一句芋喰うて父が熊手か跡の有りゾリンゲン蛤となり冬野菜緑青の禅寺に舞う黄公孫樹今日のランなし今日の酒生中1 さつま白波2.5合 冷酒2合今日の写真はパンの耳です。昼のサンドイッチをこさえた時の残りです。妻が揚げました。小忠実というか、無駄にしない性格です。
2018年12月07日
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平成30年12月7日(金) 午前4時起床。曇り。北風が吹き始めました。外は寒い一日のようでしたが、私は終日ビルの中。それを感じませんでした。いつも思うのですが、屋外で働く方に比べ、夏は冷房冬は暖房の効いた部屋に終日座り、サラリーを頂くのはありがたいことです。この季節になると、特にそれを思います。 午前中大会議に缶詰。それが今日で終わりました。肩の荷を降ろしたいところですが、来週に小会議。難儀の案件があります。午後は某懸案事項への布石ということで席を立ち、関係者に説明をして回りました。座敷の仕事、寝技は苦手です。写真は昼に食べたサンドイッチです。妻がこさえてくれました。 夕刻、会社を出て図書館に回りました。借用期間はMAX2週間。今日がその期限でした。借り換えをしました。本とは別、書架に別冊太陽シリーズが揃ってありました。おっ、これはいい。毎回、数冊ずつ借用、楽しもう。 図書館を出て、いつもの河岸、つね三へ回りました。今日は同僚Sと一献を約束していました。私が先に着きました。ショーケースの中にヤガラの首がありました。この魚、全長の半分が顔です。淡泊の白身がいい感じです。 こちらは胡麻鯖やアメタです。後者は煮付けにすると絶品。 大将がキジハタを見せてくれました。珍しい魚を抱えてどや顔の彼、嬉しそうです。言い素材の手に入った時、職人の血が騒ぐんでしょう。 Sがやって来ました。彼とは歳が近く、管理職になった時期も一緒です。近いうちに一杯やろう、互い、そう言いながら果たせませんでした。日頃、廊下や会議でよく顔を合わせるのですが、サシで飲むのは初めてでした。先ずは乾杯。ジョッキをコツン。当ては刺盛でした。鯖、閂、それに先のヤガラです。 添えられたウチワエビです。大分・佐伯ではパッチンエビともいいます。びっしり身が入っていい感じです。美味かった。 仕事上の悩み、プライベート、退職後のこと・・・、あれこれを話すことが出来ました。話が弾みました。頼んだ寿司を思い出しては摘まむという酒席も悪くない。 大将がサービスにこれを出してくれました。ステーキ。つね三にしては珍しい。基本、魚の河岸なんです。これもいい感じでした。 酒は白波。それを空にして、出羽桜の生酒を貰いました。延々4時間あまり、いい男と腹を割って話すのは楽しいものです。彼は弊社のエース。私が先に退職しますが、彼にはもう2年余り残っているます。社員の先頭は社長ですが、事務方トップとして頑張って欲しいです。写真は飲み干した名聲轟四海です。 〆はだし巻き。これを食べずしてお勘定はありません。嗚呼、いい夜だった。今日の類語「腹を割る」 裃を脱ぐ、打ち解ける、心を開く、リラックス今日の一句芋喰うて父が熊手か跡の有りゾリンゲン蛤となり冬野菜緑青の禅寺に舞う黄公孫樹今日のランなし今日の酒生中1 さつま白波2.5合 冷酒2合今日の写真はパンの耳です。昼のサンドイッチをこさえた時の残りです。妻が揚げました。小忠実というか、無駄にしない性格です。
2018年12月07日
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平成30年10月29日(月) 午前4時起床。晴れ。未明の外気温9℃。冷え込むようになりました。写真は届いた新聞のスポーツ面。見出しに「パ・リーグの金満球団を寄せ付けず」とありました。やったやった。昨日も書きましたがもう優勝したも同然。おっ、中下に盾の結果も。ルメール、これでG13連勝。papaさんの予想は当たったのだろうか。 終日デスクワーク。私、普段、社外宛にはメールを殆ど出しません。今日はそれを幾通も。お世話になった方や取引先へのお礼です。文章に気を遣いました。尊敬と謙譲、二重敬語のチェック。数度、読み返します。格調高くは能わずですが、少なくとも漢字を誤るのは避けなければなりません。文章に締まりをつけるのに「今日の類語」が参考になります。写真は昼の弁当です。炊き込みご飯でした。 夕刻、韓国旅行仲間、ポンポン船の船長からTELあり。魚がある、魚市場の岸壁へ取りに来いとのことでした。其処に回りました。沖合からプレジャーボートが戻ってきました。 いつ取得したのか、船の側面にOTー○○○の漁船登録ナンバーを書いてありました。接岸、舫って活間から鰺や鯛を掬い、市場の活魚槽に移しました。写真はその図。 これとは別、クーラーの中にあった魚をくれました。沖で上がって(死んで)しまったものです。上がりといってもそこは釣物。鮮度抜群です。チダイとアオアジ。 チャチャッと始末。チダイは鰓の部分に釣り針がありました。飲み込んだのでしょう。写真のないのが残念です。沢山、抱卵していました。余談です。マダイは春に産卵ですが、この魚は秋です。今が旬。トラに与えました。ペロリ、食べました。豊後水道のチダイ、しかも釣物の魚卵です。昨日のブリ刺しといい、贅沢な猫です。 腹の朽ちて、ストーブの前、ソファーにごろりの図。癒やされます。 冷蔵庫に昨日卸したブリがありました。今夜はこの刺身で十分。血鯛と青鰺には塩を打ちました。熟成の進む明日以降、食卓に上ります。所謂尾頭付きです。祝うことがないのでカープ優勝の前祝いにしようか。 今日の晩ご飯は、昨日の残り、ハゲの煮付けに最前のブリ刺し。もう一品、酢ヌタ。これにはモイカ(アオリイカ)が入っていました。ワケギがいい感じです。絶品。出羽桜をコップ酒で流しました。 今夜は本を読まず、録画しておいた下町ロケット第3回を見ました。その後、しノーポリ、ウィーンフィルでヴェルディの序曲集。運命の力序曲、大好きなんです。それを聞いてバタンキュー。今日の類語「運命」 運勢、宿命、宿縁、天命、命運、命数、定め、明暗 明暗は辞書に幸福と不幸、勝ちと負け、とあります。運とは、人の力ではどうすることも出来ない成り行きです。それをしての明暗だと嗚呼無情です。やっぱり人の生は風の前の塵に同じなのでしょうか。それとは別、何の関連があるのかわかりませんがこの「運命」、ヴェルディのオペラ「運命の力」も無情のストーリーです。今日の一首釣物の鱗や堅し血鯛にも卵を抱えて情の有る無し今日のランなし今日の酒出羽桜生酒1合 日向木挽ブルー1合今日の写真は岐阜の甘露です。醸し人九平次。純米大吟醸です。箱の中に蔵の歴史と酒造りのコンセプトを書いたパンフが入っていました。日本酒に求める3つのことと題し「美意識/その日本酒は五感を刺激するか、本質/その日本酒はエレガントであるか、先見性/その日本酒は将来も愛されているか」の説明が書いてありました。いつも猿酒を飲んでいる当方には勿体ない甘露です。ブロ友nkucchanからの贈り物。恐縮です。あと一ヶ月あまりで私たち夫婦の結婚記念日。その折りに抜栓、楽しもうか。有り難うございました。
2018年10月30日
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平成30年10月11日(木) 午前4時起床。夜来の雨は朝のうちにあがりました。終日曇天。時折ぱらつきました。仕事も終日デスクワーク。午後遅く、若手二人が社長の前でする派遣研修の中間報告会がありました。それに同席。弊社は三方を山に囲まれ、東は海。ということで内にこもりがち、よく閉鎖的社風と言われます。それを打破、人材育成を兼ね、外の空気を取り入れようと、今年は6人を社外に送り出しています。そのうちの二人でした。うち、一人は私の部下。まだ20代ですが、半年ぶりに会って話をする姿は、立派になった、揉まれているな、それを実感しました。人間は置かれた環境によって育ちます。私のセクションは果たしてそうか、自問して恥ずかしくなりました。 さてと、陽が落ちました。暗くなるとたった今の恥ずかしさも雲散霧消。酒が飲みたくなります。今日はプライベートのお客様が私のまちにやってくる日でした。よし、今夜も飲めるぞ。 お客様は以前、10年近く前ですが、私のまちに住んだ某全国紙記者Oさんとその友人Kさんです。Oさんは熊本・某市に、KさんはE県A町、佐伯の対岸にそれぞれお住まいです。一献、久闊を叙そうということになりました。Kさんを伴っては2度目でした。大酒飲みと判っています。当然、河岸は遠慮の要らぬ店がよいに決まっています。いつもの暖簾つね三に突っ込みました。写真は空襲にやって来た二人です。 一人ではやられっぱなしになります。それは避けなければ、ということで迎撃態勢を整えました。かつての部下マロと新人のF(以下彼のことを「博士」と呼びます。)を誘いました。写真中がマロ、左が博士です。余談です。博士といってもドクターを持っているわけではありません。文学の道に詳しそうなので私が勝手に文学博士と呼ぶだけです。さて、この写真、見ての通り、こちら側3人が相手に驚かされてばかり。我が軍は劣勢です。 戦況不利を見越し、伏兵を配置。強力助っ人の7段です。盛り返しました。 相手を油断させるのも戦いの一手です。N嬢を誘いました。日本酒の好きな弊社才媛です。 馳走を前にビール、焼酎、日本酒を暴れ飲み。楽しい話題が飛び交いました。O記者の今の仕事、テーマを皮切り、移住・定住、地域づくり、映画制作、文学論・・・。延々4時間近く。途中で酔ってしまい、勘定の折は計算能わず。帰宅は午後10半。寝入りばなスマホを見たら「まだ飲んでます」というショートメールが入っていました。うーん、今夜の勝負は完敗でした。 以下の写真は今夜の馳走。つね三が大将の心づくし。1枚目は定番鰺フライ。小鯵がなかったので釣物を捌いてこさえてくれました。熱々ホクホクが堪りません。 刺盛をやって貰いました。鯖、スマガツオ、アオリイカ、クマエビの盛り合わせ。切り身のエッジが立っています。 これの甘いこと甘いこと。ホッカイシマエビのような柔ではありません。プリップリ。 「大将、鰺フライ追加!」 「もう終わったよ」 では何か外のものを。これが出てきました。太刀魚のフライ。一口食べてこれが絶品。熱々フワフワ。素晴らしい。普段、メニューにありません。定番に加えては如何、そういうと、高付くからしない、とのことでした。今日はたまたまキンキンバチバチの地物が入ったのでこさえてくれたのでした。 おっ、唐揚げだ。写真にはありませんが、始めにとり天と鳥カラを注文、食べました。今度は何かな?ギンブク(シロサバフグ)でした。胡椒が効いてこれも絶品。酒がすすみました。 なんだか揚げ物が多いな。ん?刺身がないぞ。追加だ追加! おっ、サービスにこれが出てきました。白帽(シロアマダイ)の餡かけです。ショーケースに半身が残っていて、それをこさえてくれました。 小腹が空きました。ちょっと寿司をやって頂戴。これが出てきました。おおーっ、ブリトロです。皆が競争、パクリパクリ。 入れた焼酎(杜谷)は勿論空っぽ。えい、ままよ。棚にキープの同僚が瓶も引っ張り出して数本を空に。マロ曰く「飲み残した奴が悪い。人に飲まれても仕方がない。文句は言わせんぞ」怪気炎をあげました。 杯盤狼藉。〆は伊勢海老の味噌汁。弱った体に沁みわたりました。今日の類語「伏兵」 陰の実力者、ダークホース 7段は影かどうかは別にして酒の実力者ではあります。今日の一句水俣の影を落として友の去る今日のランなし今日の酒生ビールジョッキ2 焼酎ロック2合 日本酒燗冷や計1合今日の写真は昼に食べたカツサンド。結構ボリュームがありました。
2018年10月11日
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平成30年8月31日(金) 午前4時起床。晴れのち曇り、一時雨。 未明、朝の冷気が心地よいこの頃です。本を手にとりましたが、アジア大会の録画を思い出し、陸上競技をビデオ観戦。好きな種目は中距離ですが、盛り上がるのは何と言ってもリレーでしょう。中でもマイルレースは圧巻。各走者とも300mを過ぎてアップアップ。途中、離されても最後の50mで順位の変わることがままあります。トラック1周を全力疾走がぎりぎりであることがこの競技の魅力です。それが証拠、マラソンを別にすると、オリンピックでは陸上競技最終日の最終種目となっています。ちなみにジャカルタの今大会は日本男子が銅メダル、女子は5位でした。写真はそれらに関係ありません。出勤の折、玄関を出たところに咲くトラノオです。早くも花を落とし始めました。 終日デスクワーク。昼前にプライベートの 外出。午後はお客様がありました。新しい取引の話でした。その時の余談です。商談には直接関係ありませんが、お土産の自慢になりました。九州北部3県のそれぞれで定番品のお菓子は何だろうという内容です。福岡は「通りもん」、熊本は「陣太鼓」、大分のそれは「ザビエル」。バイヤーさんが即答でした。ちなみに私のまちは「城山饅頭」「挽茶饅頭」「佐伯娘(饅頭)」です。出張で大分にお越しの皆さん、土産を物色の時間がない時はザビエルと覚えておいてください。ただそれだけの話でした。写真は昼に食べた鮭弁当です。今日は飲み会があるので、酒場に弁当箱を持ち込むことをしないで済むよう、ゴミに出せるパック詰め。妻の心遣いでした。でも蒲鉾の横にあれが入っていました。 今夜はベトナムからやって来た研修生の歓送迎会でした。日中、弊社社長が出席、離任式と新たに向かえる方の辞令交付式を合同で行いました。セレモニーの終わった後、一緒、写真に収まりました。Lさんです。アオザイを纏う姿がとても素敵、綺麗な方でした。昨日写真を一緒したHさんはハノイ出身ですが、こちらの方はホーチミンの出です。昨日今日と美しい方とのツーショット。仕事ならではの役得です。 さて、その歓送迎会、スタート時刻は会社終業時刻から遅れること2時間近く。それまで我慢していきなり乾杯、呷っては身体に悪い。暖機運転をすることにしました。同僚を誘って突っ込んだ先はここ。 大将がニコニコしながら向かえてくれました。連れのK課長もここを御用達です。 入り口の水槽に鱧が泳いでいました。美味そうだけれど、今夜はこらえてやることに。 先ずはトリビー。ゴクゴク、くわわわぁ~っ、もちぇん。 K課長は山奥の住まいから通っています。田舎者は刺身が何よりの好物。その通り、鰺刺を頼みました。 私は〆鯖。どうですか、この締まり具合。酢を見せただけです。いい感じ、堪りません。 ガラガラッ。おっ、キリノスケが入ってきました。一人でした。彼もトリビー。プファーッとやって開口一番「私、先日、三十路になってしまいました。彼女いません。当然結婚できません。Hey! Say! JUMPです」 何だ、そのHey! Say! JUMPとは?彼曰く「そんなことも知らないんですか。お馬鹿ですねぇ。平成ジャンプとは昭和生まれが平成の30年間、結婚しないで次の時代へ突入することなんですよ」へーっ、そうなんや。説明もそこそこ、出羽桜と鯖刺を注文。うーん、人のことは言えませんし、どの口が・・・といわれそうですが、まだ陽の残る時刻にここへ突っ込んで早くも冷酒、しかも当てが釣鯖とは。この若年寄め。あれこれ話していたら、連れがあるとのこと。おっ、女性かと思いました。違いました。datelineが後から合流とのことでした。なんだ、二人して平成ジャンプか。寂しいな。写真はキリノスケが注文のそれです。鯖を生で食べることのできる幸せ。豊後水道ならではです。 彼が冷酒に舌鼓の図を見て我慢できませんでした。生を2杯干した後、大将、出羽桜頂戴。 そうね、それとうな肝をね。 大将がこれをサービスしてくれました。絶品です。 これもサービス。これを飲んでおくとダメージが少ないよ、といいながら出してくれました。なんだなんだ?よく見ると末梢性神経障害治療薬とあります。大丈夫かな、えい、面倒臭い。飲んでしまえ。2錠ゴクリ。これで何が鬼に金棒か判りませんがもう鬼に金棒です。 歓送迎会の会場はひょうたん小路。満員御礼の札がかかっていました。6ラー弱で飲み放題食べ放題の店です。 ごめん下さい。おっ、まだ誰も来ていないぞ。時間を間違えたのかな。つね三に戻ろうか。写真はポツン、端っこに座るK課長です。彼も神経障害の薬を飲みました。大丈夫のようです。 乾杯の前に挨拶がありました。年長の私が指名されました。ぼろを出さずになんとか凌ぎました。乾杯の後、次から次と料理が出てきました。以下がその写真です。鰤の薄引きです。 ホゴ(カサゴ)の唐揚げ。パリパリが美味しいです。 ステーキ。これはボリュームがありました。 私はそのどれもほとんど口にしませんでした。嗽をしたのがいけませんでした。瓶ビールを持ってぐるり一周、注いで廻っただけ。若い人との話が楽しかったです。写真は今夜の集合写真。Hさん、お疲れ様でした。ハノイに帰っても私たちのことを忘れないでね。Lさん、ようこそ。佐伯のまちを楽しんでね。 ビール腹になりました。物足りません。みんなと別れも一度つね三へ。大将が奥に座り込んでいました。曰く「平成ジャンプ組はたった今帰ったところだわい。ガラガラ飲みやがった。冷酒で腹一杯になったはずよ」 出羽桜で仕切り直し。嗚呼甘露甘露。リロリロリンになりました。花金の夜は楽しい。今日の類語「暖機運転」 嗽、呼び水、練習、稽古、試飲、お試し、予習、予行、演習、トレーニング、エクササイズ、アップ どれも言わずもがなです。今日の一句陣太鼓火の国の秋武者返し今日のランなし今日の酒生ビール2杯 瓶ビール3本くらいかな 冷酒3合今日の写真はつね三得意の包丁技です。刺盛に色を添えます。見た目も味の一つです。
2018年08月31日
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平成30年7月21日(土) 午前3時起床。雨の降ったりやんだり。時折、雲間から陽が射しました。未明から昼まで、だらだら本を読みました。金瓶梅の続きを捲りました。倦いて文庫本へ浮気。捗りませんでした。とその時、ピンポーン。宅急便でした。やっ!六花亭だ。 先日、北海道・江別にある立命館慶祥高校のことを書きましたが、そこに通った息子の親父Hからの中元でした。嬉しいな。私もですが、これ、妻の好物。冷蔵庫に冷やして、いつの間にかなくなります。それにしてもの箱のデザインです。坂本直行画伯、素晴らしい。 前後します。朝は蜂蜜を塗ったバケットに珈琲でした。昼は軽く、昨日の残り物。茄子やゴーヤの天ぷらでした。昨日からの雨に外が濡れていました。先日剪定のキンモクセイや梅林の枝を燃やすのに好都合。鉈で小切りながら始末をしました。背中に火の残った葉が落ち、熱い思いをしました。針を刺されたような痛みでした。 汗びっしょり。しかしシャワーを浴びるのはまだ早い。ランの格好に着替えました。カメラはビニール袋に入れて持ちました。次の写真は小中尾・永馬橋の袂にある櫟です。スズメバチとカナブンが樹液を求めて集まっていました。昨日、ここでクワガタを見かけたのですが、今日はいませんでした。 やっ!ヒワの群れです。稲に悪さをします。熟れ始めた稲穂をパクつきます。嘴で籾を潰し、まだ白濁汁の状態を飲むのです。朝から晩まで取り付いています。農家は堪ったものではありません。 これがあったので、石を拾いガンガン。忽ち逃げていきましたが、ここについてずっと脅し続けなければ焼け石に水。 ん?ビニールハウスの中に赤い模様が見えました。2ヶ月前、10cmくらいの苗が植わっていたところです。このところ、遠目に草の茂って始末に負えなくなっているな、そう思っていました。その緑が色づき始めて鬼灯とわかりました。 サニーハウスの栽培でした。ちょうど管理する方がいて、話を訊きました。曰く、初めての栽培だけれど上手く育った、お盆に間に合ってよかった、出荷はいっぺんに済ませないといけない、総出でかかるけれど人手不足、頑張らないと。 家の近くに戻りました。写真はKさん宅に飼われる白猫ミーちゃんです。このところ1週間、見かけませんでした。今日は随分痩せていました。奥さん曰く、1週間前蝮にお尻を噛まれた、その部分、ピンポン球くらいの大きさが壊死、穴が空いたようになった、4日間、毎日病院に通い点滴を受けた、二日目はもうだめだと想った、虫の息だった、ベランダの向こうに穴を掘って覚悟したけれど、ミーがその穴を見て感じるものがあったのか、持ち直した、今は峠を越し、歩けるようになった、一安心、人間と違い四本足の動物はヘビ毒に強いと聞いたことがあるがその通り。ふーん、墓穴を掘ると猫は元気になるのか。 家に戻りました。キンモクセイなどの枝を始末の時、一緒に外へ出た妻は未だ蒟蒻畑の草取りに夢中でした。先にシャワーを浴びプシュッ。もう一缶プシュッ。クワワヮヮ~もちぇん。 始末を終えてシャワーを浴びた妻と出かけることにしました。今日は佐伯駅でこのイベントがある日でした。ホームの一部を仕切ってビアホーム。ラーメンや佐伯名物ごまだしうどん、遠く日田から日田やきそばも、だそうでした。 おっ、やってるやってる。 JR九州大分支店の皆さんがバンドを組んで生演奏。ボーカルのお兄さん、歌が上手でした。それもそのはず、小さいころ民謡を習っていたとのこと。自衛隊に音大を卒業の歌姫がいますが、JR九州にもそれに負けない美男がいます。歌った曲は兄弟船、見上げてごらん夜の星を、高校三年生、高原列車は行くよ、などでした。 取るものも取りあえず生。当てもいい感じでした。 おっ、列車が入線してきました。南宮崎行きのにちりんです。 ぽん、肩を叩かれました。Kさんでした。弊社OB。彼の下で働いたこともあります。小柄ですが酒豪、蟒蛇です。既に一献どころか焼酎を何杯も引っかけている様でした。生ビールを1杯馳走になりました。ごっつぁんです。 彼を隠し撮りしてみました。先日亡くなった加藤剛氏に少し似た感じです。工業系の大学を卒業、弊社土木部門のトップに上り詰めた方です。リタイア後は山登りに嵌まっていると話してくれました。誘われました。嬉しかったですが、当面は自転車レースとチェーンソーのことで一杯。ついていくこと能わずでした。 生を2杯、ここに来る前、家でも二缶を空けていました。そろそろ酒にするか。そのブースを覗きました。酒は地酒飛翔のみ。焼酎瓶ばかりでした。 その飛翔を頼みました。その蔵に勤務するIさんがトクトク、溢れるほどのサービスをしてくれました。手伝う女性二人はハッとするような美しさでした。 と、その時、方をポン。あっ、弊社の才媛N女史でした。親会社へ出向、この春に戻ったばかりでした。かつて仕事を一緒したことがあります。彼女、日本酒好きです。ブロ友ももさんの上手かもしれません。一杯如何。飛翔を馳走しました。 やっ、Y夫婦だ。旦那は読書家。乱読大将です。池波正太郎を何十冊も貸して、すぐに戻ってきました。ならばと松本清張を段ボール一箱貸してあげました。流石に往生した様子。彼は芋顔ですが、横の奥さんはエキゾチックな美人です。 おっ、岩牡蠣があるぞ。 二つの注文に一つサービスしてくれました。写真はそれほど大きく見えませんが、玉子大ありました。私が一つ、妻が二つ食べました。 おっ、今度は大分行きのにちりんだ。博多に( )がついてあるのは大分で接続があるからです。 弊社の中堅若手が焼酎を呷っていました。こういう感じ、よいです。 ハンドルキーパーの妻はコーラで我慢。物足りないわ、という言に沿うべく白鳳に突っ込みました。私は瓶ビール。 当てに古老肉。タマネギを刻み、肉を揚げる厨房が丸見えでした。古いお店でしたが、感じは悪くありません。当たり前ですが、素材からこしらえるのを見ると気分がよいです。写真は箸をつけて食べかけの図になりました。 妻はラーメンを注文。これ、禁玉さんも驚きの400円。さっぱりの鶏ガラスープでした。 帰宅してカープ・金満戦を観戦。終始リード。今日も勝利しました。不調の嘉風も14日目にして初日が出ました。よかったです。飲まじ。ふなぐちを嘗めました。バタンキュー。今日の類語「にちりん(日輪)」 太陽、日、お日様、お天道様、白日、天日 日輪は改まった文章に使うようです。今日の一句今日も暮れ田舎祭りの冷酒嘗む今日のラン3km 走る前の野良で汗が出てしまいふらふらになりました。残り3kmを歩いてしまいました。ビールの美味いはずです。今日の酒生ビール2 缶ビール2 瓶ビール1 冷酒2合今日の写真はシオカラトンボです。枝を焼く途中、顔を見せてくれました。胴の青、見入ると深い色合いです。
2018年07月21日
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平成30年7月6日(金) 午前4時起床。未明から午前にかけては小雨。アスファルトの乾きかけた時もありました。午後は雨脚が強まったり弱まったり。夜になって一時バケツをひっくり返したような降り様でした。 朝一、弊社幹部会議。台風の被害報告に加え、活発化した梅雨前線の予報に注意するよう達しがありました。午後、取引先で会議を一つ。弊社、夏のイベントに資金提供しています。その関係もあって顔を出しました。外出時、雨が止んだので助かりました。 部下たちは終日、雨雲の動きを頻繁スマホでチェック。消防団に加入の者や予め指名された者は、避難準備が発令されたら、仕事を放り投げ持ち場に向かう必要があります。幸い、そのようなことはありませんでした。 夕刻、傘下の幹部を寄せて会議。それを終えて、空模様も小康、延期していた部内管理職懇親会を行うことにしました。9人(1人大阪出張につき欠席)、突っ込んだ先は参加の一人が予約してくれた季節料理の店一会(いちえ)。 何はともあれ生で乾杯。男性ばかりです。奥の上がり座敷に陣取りガブガブ。 イベリコ豚の陶板焼きが出てきました。 こちらはラム。レアに仕立ててありました。 天ぷらです。うっ、茄子が混じっているぞ。でもお店に不平は言えません。 小さな握りや茶碗蒸し、小鉢なんぞもありました。 折角ですから部下のmanagerとassistant managerの写真を以下に。私、彼らに支えられています。手前のK氏は若作りなのに50代後半、テニスが得意のウワバミです。その向こうは田舎に場違いの紳士N氏。さらに向こうは体も仕事もブルトーザーのM氏。皆頼りになります。 左は飄々のM氏、中は仕事が自在のベテランT氏、右は石橋叩き万全のN氏。 左は再掲。中はドライが売りで週末は米作に汗を流すK氏、右は新任の緊張ほぐれたラグビー部在籍のK氏。 左と中は再掲。右は部下思いバランス感覚のいいH氏、彼は毎日10km、雨の日はトンネルの中を10km走るそうです。私の上手をいきます。 ということで私のDepartmentには女性管理職不在。酒が入ると開放感もあって、時折下品なジョークが飛び交います。が、それが妙薬となって互いの心内を知ることに役立つ場合もありです。仕事上のあれこれもこういう場では話しやすい。しかも全員揃っているのがよい。次の幹事も決まっていい夜となりました。 杯盤狼藉。写真には写っていませんが、ぬる燗をやり、腹一杯。午後9時を過ぎていました。普段ですとこれで打ち止めですが、雨も小降りだし、つね三に敬意を表そうか。突っ込みました。 おっ、キンノジが女性と飲んでいるぞ。相手は取引先の方でした。あれこれの悩み相談に乗っているようでした。 大将、いい鮃だね。ちょっと引いてもらおうか。 縁側ばかりが出てきました。店じまい間近はサービス満点です。 小腹が空きました。ちょっと握ってよ。おっ、右端は鶏魚の白子です。生のままだ。レアも極まれり。特有の甘さあり。 午後10時過ぎ、コーラス練習帰りの妻に拾ってもらいました。帰宅してバタンキュー。今日の類語「不平」 不満、不足、不服、不貞腐れる、ぶうぶう、がたがた、ぶつぶつ、ぶつくさ、つべこべ、愚図愚図、ブーイング、割り切れない 不貞腐れるは「ふてくされる」と読みます。今日の一句窓叩く大粒の雨音無しに今日のランなし今日の酒生中1 日本酒多分5合今日の写真はスッポンの甲羅です。一会の玄関に置いてありました。今日のお店、この料理も出します。番匠川に生息の天然物だそうです。もう一枚はトラ。朝起きがけに撮りました。ネコカリを与えた後の図。本を読んでいる私にブラシは?の顔つきです。
2018年07月06日
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平成30年6月15日(金) 午前4時起床。晴れ。雨の予報でしたが、未明に上がりました。 一昨日、父に頼まれたことがありました。明日から二日間、市美展があります。それに出品の絵を搬入して欲しいとのことでした。雨が止み、助かりました。出勤途中、軽トラの荷台に載せて会場になる三余館へ。開館時刻にまだ間がありました。玄関に置きました。後は美術協会の方がうまくしてくれます。 仕事の方は続いた缶詰会議が今日で終了。大会議の後、その他案件を幾つかの協議。自席に戻ったのは午後4時を過ぎてでした。心地よい疲れでした。写真は昼に食べたサンドイッチです。朝、出がけに、連日の会議が一段落する、帰りにちょっと一杯を伝えてありました。弁当無しはそれをしてのこと。暖簾を潜るのに空の弁箱を持っては格好悪い。 突っ込んだ先は勿論の河岸。 敷き紙にシマイシガニの拓がいい感じです。 大将、生っ、生を頂戴!ビールを飲むのは幾日ぶりでしょうか。クーッ、くわわわゎゎ~、もちぇん。明日から2連休です。このところ土日が潰れていました。開放感一入(ひとしお)のこともあってのこれは格別です。 大将、鰺フライをやって頂戴。まずは刺身ですが、ビールには揚げ物の方がいい。先にそれを頼みました。出てきました。サクサク、ホクホクは約束通り。今が旬、脂が乗っています。これで5/6ラー弱。ワンコインでお釣りのある値段です。しかも10分前は1本なり。朝どれの定置物です。 ビールが染み渡りました。さてと、冷酒にするか。メニューは入道頭の向こうです。どれを飲もうかな。えい、面倒だ。端からやって貰おう。八海山を注文。 当ては何がいいかな。ショーケースの中を覗きました。おっ、パンパンのヤイトがあるぞ。 背中は鰹の模様です。その通り、仲間です。ですが、違います。当地にはスマ、キツネ、ヤイト、この3種類が水揚げされます。何れも本鰹に勝るとも劣らない美味さです。今日のは大将一押し。早速有次でチャチャッ。プロの包丁さばきが素晴らしい。職人とはよく言ったものです。包丁の切れ具合に惚れ惚れして、ヤイトの赤身を見落とすところでした。ちなみにヤイトは灸のことです。両腹に黒い点が二つ三つ、まさにお灸の痕です。このことをしてそう呼ばれています。 少しあぶってくれました。どうですか、この赤身。口に入れるとねっとりねっちゃり。もちもち感が素晴らしい。水っぽい本鰹の数段上をいきます。この1皿で冷酒を3合流しました。 Uさん(つね三で働く仲居さんです)、焼酎をやって下さい。「飲み残しが何本もあるわよ、はいどうぞ」 この店に来たらいつも暴れ飲みです。何が何だか判らないことになって、それを残してあるのを忘れていました。ロックがよろしい。 当てにもう一品欲しいところです。大将、なにかない?というと、これが出てきました。トコブシの握りです。むしゃむしゃ。コリコリ感あり。左は内臓です。こちらは甘い。 おっ、Uさんが刺身の盆を運んでいます。二階にお客さんがあるのでしょう。鰤、ハンサコ(イサキ)、スマの3種盛りです。 メイン料理は鱧シャブのようです。盛った皿です。美味しいだろうな。 大将、一段落してカウンターのこちら側に腰掛けました。最善、トコブシをサービスしてくれたので肩を揉んであげました。鱧の骨切りに凝った腕も。写真は肘回りのツボを押すの図。 勘定をしたのは午後7時過ぎ。勝負の早い杣夫です。おっ、外はまだ明るい。千鳥足で帰宅。バタンキュー。今日の類語「千鳥足」 酔う、微酔い(ほろよい)、微酔、微醺を帯びる、生酔い、酩酊、深酔い、酔歩蹣跚(すいほまんさん)、酔い潰れる、泥酔、へべれけ、ぐでんぐでん 微醺を帯びるはまだ正気、生酔いは中途半端に酔うことで亮さんの一番嫌う状態。酔歩蹣跚は千鳥足のさま。ぐでんぐでんは端から見るとユーモラス、面白いです。今日の一句土蛙これ見よがしの大合唱今日のランなし今日の酒生中1杯 冷酒3合 焼酎ロック1合今日の写真は烏龍茶です。地域おこし協力隊の方が作った試作品です。一袋、頂きました。中はティーバッグ。なんとも柔らかい味わいでした。これ、必ずヒット商品になります。
2018年06月15日
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平成30年4月27日(金) 午前5時すぎ起床。晴れ。 朝、ネクタイを巻きながら思いました。週明けからクールビズだな。大切な取引先訪問や格式の場には必要だけど、それを除くと秋深しまでノーネクタイ。この制度、暑がりの杣夫は助かります。Yシャツも半袖でいいし。 朝ご飯は鰤の漬け。温かい白飯に載せると食が進みます。お代わりしました。その写真がないので代わりのDMです。利用する林業機械を専門に扱う店が送って寄こしました。たった今欲しいものはありません。しかし、あったらいいなというグッズを掲載。エンジンブロアです。拙宅には電動があります。しかしガソリンで動くほうにはかないません。手に入れたくなりました。70ラーあまりか。無理だな。ちなみに同掲のチェーンソーは60~90ラー。これはビギナー用です。杣夫や波越の親方の使うものはHusqvarna(ハスクバーナ)です。300ラーほどします。プロ使用。林業を生業にする人たちはこのブランドかSTIHL(スチール)のどちらかです。 仕事は午前中デスクワーク。午後は重い案件で外出。持ち込まれた難題についての交渉でした。会社に戻ったのは夕方になってでした。猶、尾を引きそうです。さても今日は花金。この4月に異動したのですが、そこは弊社の方針あって新設の部所。遅ればせの発会式が今日でした。会場は先週と同じ会場。 早くに会場へ着きました。こんな感じ向かい合わせが幾テーブルも。大人数でした。 生ビールが間に合わないのでAsahiの瓶で乾杯。「この1年、スローガンは『打って出る』です、よろしくお願いします」月並みの挨拶しか出来ない杣夫でした。乾杯が終わって大衆酒場メニューを当てに3時間半。ワイワイガヤガヤ。杯盤狼藉になってもやめるを知らず。座は乱れて写真に耐えません。会場を後にした時、午後10時を回っていました。若い連中はまだ宵の口と嘯き、ネオン街の中へ消えていきました。家に帰って飲み直そうか。代行運転を待つ間、コンビニに寄りこれを買いました。しかし、思い直しました。今夜はこれくらいで堪えてやろう。開栓しませんでした。今日の一句独歩碑に松籟嘯き蛙鳴く今日のランなし今日の酒瓶ビール2本 生中1杯 冷酒2合 今日の写真は宴会に出された当ての一つ、ニンニクの素揚げです。根の付いたままを見るのは初めてです。怯みました。そのまま手をつけず。と、その時でした。部下に若い女性が幾人かいるのですが、そのうちの一人が焼酎グラス片手、これを摘んで根ごとそのままパクリ。頬をほんのり染めて美味しそうな笑顔が素敵でした。このこと一つ取ってもです。うーむ、今度の職場、男性陣に負けず劣らず、女性も酒豪のようです。横目で別の女性見ると、そちらも冷酒をカパカパやっていました。何が手強いのかわかりませんが、手強いぞ。
2018年04月27日
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平成30年4月20日(金) 午前5時起床。快晴。日記を繰ってこの春は雨が少ないです。木立には専業農家が多いです。空模様が気になると思いきや旱魃の心配は不要。農業用水は豊富です。伏流水があり、湧き水の大きな池もあって灌漑は十分。昨日の冒頭写真がその証拠です。 写真は出勤の折、玄関先に咲き始めたベルビアナです。蕾を月曜日にアップしましたが、今朝はこんな感じでした。可憐です。 終日デスクワーク。指示を含めミーティングを幾つか。次の写真はティーポットです。薬草茶が入っているとの張り紙がありました。 こんな内容が書いてありました。中身は日替わりです。いずれもサッパリとして癖になりそうです。内容の如く、酒飲みに有難い。これ、地域おこし協力隊員の活動テーマです。いい香りの珈琲も捨てがたいですが、こちらも侮れない風味。いい感じです。 陽の傾いてお客様がありました。スポーツ施設を見たいということで、運動公園を案内しました。私、今は木立の林道を走っていますが、数年前まではここをランニングしていました。今日は陸上競技場の躑躅が満開でした。 30年近く前でしょうか、隣接の野球場こけら落としがプロ野球のオープン戦だったことを覚えています。ヤクルトと広島のゲームでした。スワローズは野村克也監督、広沢、長島ジュニアなど、カープは山本浩二監督、前田智徳がいて先発は佐々岡慎司でした。写真の欅はその折の記念植樹です。 証拠はこれです。 私のまちには佐伯鶴城という野球の名門校(一応)があります。甲子園はベスト8の成績が残っています。プロ選手を輩出。カープと深い関係です。監督を務めた阿南準郎氏と野村謙二郎氏は鶴城のOBです。彼等の鍬によるものもありました。 次の写真は球場に併設のブルペン。充実しています。 この夏には人工芝50m×50m、天井の高い室内練習場も完成。そこの壁には東京オリンピックで採用のボルダリング施設もあります。フットサルを2面、加えてサブが1面のアリーナや水連公認の温水プール、トレーニング機器を備えたジム、弓道とアーチェリー場、土俵は勿論武道場もあります。屋外施設は陸上競技場や野球場だけでなくラグビー場も別にあり。テニスコートは人工芝が8面。日韓W杯の際はチュニジアのナショナルチームがここで事前合宿を行いました。写真はこれも人工芝のサッカー場です。この施設はことのほか人気があります。九州・山口の強豪校がテストマッチをしにやって来ます。 何だか施設自慢と宣伝になってしまいました。ご覧の皆さん、大分・佐伯に素敵な合宿場所があると、高校・大学のスポーツチームに紹介願います、ナンチャッテ。 余談です。佐伯市は九州山地の裾野です。山間にブラスバンドや合唱の合宿に適した施設もあります。そこの紹介はまたいつか。 さて、陽も落ちたことだし。そろそろ行くとするか。今夜はこの3月まで在席した某部の歓送迎会でした。会場は大衆居酒屋「二八」。 幹事がここの2階を貸し切りました。60名ほど集まりました。襖を外して大宴会。乾杯の際の付け出しは定番のこれ。 生をジャンジャンやってくれ!現場を担当のおっさんたちが多い職場でした。グビグビ煽り、ジョッキがどんどん空になりました。 差しつ差されつは瓶の方がいい。おーい、瓶をたのむ!1本2本では間に合いません。専用籠でやってもらいました。 杯盤狼藉、グジャグジャになりました。 畳の上にツマミを置いてあちこちに小集団。こういう宴会も悪くない。3時間飲み続けました。ビール腹になりました。一本締めで会が跳ねました。このセクションには1年だけの在席でした。優秀な部下に恵まれました。負の遺産整理、長年の懸案やトラブルの解決、振り返ると感慨深いです。決まりのついて異動です。楽しかった思い出ばかりで後ろ髪は引かれません。皆さん、ありがとうございました。 一人になり、夜の道をぶらり歩きました。城山に群生の椎がいい香りでした。街中に艶めかしさが立ち込めていました。勃然、ビールばかりだったので口の中が苦々しい。ちょっと嗽をしていくか。つね三の暖簾が見えました。まだやっているぞ。突っ込みました。仕舞い前の大将、カウンターのこちら側に据わっていました。二階の宴会が終わったら閉めるらしい。よかった。間に合いました。乾杯。 今日の酒はこれ。どちらも甘露でした。 午後11時前帰宅。日本酒のせいで口の中が甘ったるい。ちょっと嗽をするか。冷蔵庫を覗きました。口を切ったワインがありました。おっ、美味しそうなチーズも残ってる。これはオーディオの師匠にいただいたものです。閉めに丁度いい。楽しみました。今日の一句元越に楠花開いて陽の霞む今日のランなし今日の酒ビール腹一杯 冷酒3合 赤ワイン1グラス今日の写真は歓送迎会の終わって歩いた小路、新屋敷商店街にあった看板です。昨秋にこさえたのでしょう、カープ連覇を祝うものでした。3連覇も決まったようなものです。赤いマジックで「三」を書き加えてあげようか。
2018年04月20日
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平成30年2月5日(月) 午前5時起床。寒い朝でした。終日曇天。冷たい日が続くようです。拙宅の梅林は咲きそうで咲きません。膨らんだ蕾が足止めをくらっています。 月曜日でした。朝礼の後はデスクワーク。3月にある会議を控え、ミーティングをしました。午後5時を過ぎて早めの帰宅。家に着くなり、昨日の残り、白ワインを一舐め。着替えて灰の掃除と薪の手当て。この作業、楽しいルーチンです。今夜に読む本、聴く音楽を何にしようか、考えながらの時間が至福です。 夕食の後、池波エッセイの続きを読んで後はイザベル・ファウストでBWV1004~1006。夜の静寂にいい感じでした。 Bachを聴きながらぼんやり。面白いことのなかった一日だったな。そう独りごちて勃然、読んだエッセイ「葛飾北斎」のことをして、横山大観の酒好きを思い出しました。二人の共通項は画家であることですが、加えて大酒飲みでもありました。浴びるほど飲んだようです。当然、酒に纏わるエピソードがあります。幾つもです。それらのうち、大観の可笑しさに興味を持ちました。いや、可笑しさではないな。彼故です。「さもあらん」だな。広島・三原の甘露「酔心」に纏わる話です。酔心山根本店のホームページにそのことを書いてあります。長くなりますが引用します。 「日本画の巨匠・横山大観画伯が最も愛飲した酒が、醉心でした。大観にとって醉心は主食であり、米の飯は朝お茶碗に軽く一杯口にする程度で、その他は醉心カロリーを取っていたと言われています。 醉心と大観のつながりが深かったのは三代目・山根薫社長で、出会いは昭和初期、東京神田の醉心山根本店 東京支店での出来事に遡ります。お店に連日お酒を買いに来る上品な女性に、どなた様かと店員が訪ねてみると、それは大観の夫人だといいます。大観はまろやかでありながら辛口の醉心をいたく気に入っているということで、興味を持った薫が大観の自宅に伺い酒造りの話をしたところ、たちまち意気投合。「酒造りも絵画も芸術だ」と意気投合し、感動した薫が一生の飲み分を約束しました。 それ以来、大観は醉心に毎年一枚ずつ作品を寄贈してくださるようになりました。それが集まり出来上がったのが「大観記念館」です。大観の作品の他、川合玉堂(かわいぎょくどう)、菱田春草(ひしだしゅんそう)、頼山陽(らいさんよう)の作品も収めております。 大観は昭和33(1958)年に89歳で生涯を終えましたが、この約束はそれまで続きました。第二次世界大戦下にあっても「醉心は主食である」との主張の通り、何とか東京まで酒を送って欲しい旨を薫に直筆の手紙をしたためています。この運送を、当時の五島慶太大臣に計らってもらえるよう依頼したこともあったということです。晩年、薬や水さえ受け付けなくなり重体となった時でも、醉心だけは喉を越し、それをきっかけに翌日からは果物の汁や吸い物などが飲めるようになり、一週間後にはお粥を食べられるまでになったという記録も残っています」 大観記念館、訪ねてみたいです。調べたら3年に1回、文化の日にだけ開館するとのこと。その日に合わせるのは難しいな。サンデー毎日になってからだな。今日の一句薄氷老父の池や空映す青饅に潮の変わりを見てとりて血圧の垣根や高し干鱈焼く腹くちて猶其処にある蕨餅今日のランなし今日の酒白ワイン1グラス ウイスキー1ショット 菊水ふなぐち1合5勺今日の写真は天下の清流・番匠川の河口です。佐伯湾の最奥部です。東を臨んだ図。水平線の方は雪の黒雲が渦巻いています。その向こう、対岸は豊後水道を隔てて南予です。晴れた日には宇和島や愛南が見えます。今日は北西の季節風。佐伯は九州山地を背にしています。写真の通り夕陽を受けています。関門海峡はこれを遮るものがありません。寒気が南東に抜けます。海上を走って四国にぶつかります。愛媛の山に雪を降らせます。晴れたら、対岸からその雪山を見ることができます。余談ですが南予は獅子文六「てんやわんや」の舞台です。
2018年02月05日
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平成29年12月15日(金) 午前4時起床。晴れ時々曇り。 写真は今日の昼です。日替わりのサンドイッチ。購入は出勤途中です。nanacoカードを使っています。2,000ポイント近くが貯まりました。うち、1,000ポイントはカードをこさえた時のものです。それを差し引いてもです。毎日数百円の買い物をしていつの間にか10万円近くを使ってしまっている。塵も積もれば、だな。 さて、今日は花金。職場の忘年会でした。会場は大衆酒場、その名も「喰いまくり会館」。スタートまで時間がありました。いきなり飲んでは身体わるい。つね三で暖気運転する必要があります。そうしました。 銚子を1本空けました。中々時間が経ちません。手持ちぶさたの嫌いな杣夫です。大将、出羽桜の冷やをやってもらおうか。 ありがたくなりました。おっと、時計を見たらあと10分で開演。急がねば。会場に突っ込んで、挨拶。若い人たちの一年を労いました。うまいこと話せませんでした。おーい、呂律が回っていないぞ。野次を飛ばされました。おかしいな、最前に油を注したのに。おっ、ホッケが出てきました。 ん?なんだ、これは。 寿司も食べたようです。 おーい、酒をくれ。赤も飲んだようです。 乾杯の前が不評だったので、別のことで受けを狙わないといけません。私の職場は男女比が丁度5割5割。普段寡黙ですが、仕事は完璧の女性二人をつかまえ、睨めっこをしよう。私がかったら冷酒を注いで頂戴。負けたら手酌でいくから。笑ったら負けよアップップ。 十八番、海苔の一発芸です。Sさんには勝ちましたがYさんは、ハイハイ、こちらが笑えばいいんでしょう。そういって一杯注してくれました。これってパワハラかな。 スッテンテンに酔いました。前後不覚。どうやって帰宅したのか、よく覚えていません。今日の一句折り合いを今日はつけての忘年会今日のランなし今日の酒 よく覚えていません。 今日の写真はNIKKEIのコラムです。最終面は文化欄。私の履歴書、今月は江夏豊氏です。今日の回顧は王選手を相手に新記録を樹立したという内容でした。下には林真理子「愉楽にて」の連載。ヤナギの下の泥鰌を狙ったのでしょうか。始まって3ヶ月、渡辺淳一の上手をいくような官能場面が出てきます。販売部数を伸ばそうとの魂胆だわな。それはさておき、履歴書と小説の間に「交遊抄」というコラムがあります。鼻につく自慢話ばかりです。読み飛ばすようにしています。が今日は違いました。水産庁長官、長谷成人氏のものでした。彼は1年先輩にあたります。面識はありません。酔散学部への進学は、海洋学者クストーに憧れてのこととかいてありました。ちなみに、私は魔のさしてでしたが。その彼が一つ後輩、つまり私と同級生の名を挙げていました。双日プラネットの加美圭介です。懐かしいな~。でも加美の野郎、このコラムに名を出してもらえるまでになったとは。すごいな。卒業以来会っていません。どうしているかな。それにしてもの題です。「最初からの酒徒」、やっぱり酔散学部だ。
2017年12月15日
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平成29年11月16日(木) 午前3時起床。外気温6℃。釧路に住む亮さんから笑われそうですが、寒い朝でした。薪ストーブの火に見とれ、ぼんやりの未明を過ごしました。さあ、行ってくるか。午前7時40分が私の家を出る時刻です。陽だまりにこれまたぼんやりのトラが見送ってくれました。 午後遅く、急用の出来て外出しました。写真は佐伯湾です。海が冬の色合いでした。地の鼻、官島の向こうは大島です。シミ君が住んだ離島です。人口がどんどん減っています。一本釣りが盛んでしたが、その漁師も船も少なくなりました。寂しい限りです。 用件は山間部の方にも。次の写真は峠を越えるところに広がる蜜柑畑です。遠目に温州の生っているのが判ります。 谷底を見下ろしました。この時刻、日の陰るところにも、でした。 話のついて帰り道。秋の田の刈り穂の・・・の風景です。海も山も里もある佐伯市です。 さてと、寒い寒い。久しぶりにつね三で熱燗をいってみようか。会社を走り出ました。駐車場近くで美容院のマダムに遇いました。とても美しい方です。その証拠、靴がとてもお洒落です。3ヶ月の子犬を連れて散歩でした。慣れて可愛い。それはそうと、彼女と共通の知人がいます。以前、タンカーの船長をしていたTさんです。昨日まで佐伯に帰っていたとのこと。船を降りて、趣味で蜜蜂を飼っていました。今、どうしているんだろうな。 暖簾を潜りました。大将、熱いのを1本つけてちょうだい。若宮おしぼりがよろしい。 鮃を引いてもらおうか。 誘った悪役商会は鯵フライ。それなら私はメサバを。 今日は焼酎のセットでいってみるわ。お湯をちょうだい。 商会がアンカラを頼みました。うん、これは美味い。 大将がこの酒をサービスしてくれました。 おお、甘露甘露。 ん?背中を振り返りました。小上がりに鍋のセットだ。 おっ、伊勢海老だ。河豚も混じっている。お客さんがやって来たらそちらに加わろうか。 サービスが続きました。穴子の皮です。ポン酢が美味しい。 牡蠣の身がよろしい。 アー、食べた食べた。飲みも飲んだり。2時間半で打ち止め。午後8時過ぎに帰宅。バタンキューでした。今日の一句ジパングにやおら美味しの底が抜け今日のランなし今日の酒日本酒2合 焼酎3合今日の写真は届いた献血の結果です。まずまずでした。もう1枚、弊社1階ロビーに張ってある注意喚起のポスターです。何だか私に向かってもの申す、のようで気分が悪い。
2017年11月16日
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平成29年11月1日(水) 午前5時起床。快晴。 リーマン仕事を終え、急いで帰宅。ランニングの格好に着替え、トラクターに乗りました。玉葱を植えなければなりません。それは妻がするとして、もう一度、土を耕耘しないと。次いでその上に穴の空いたマルチシートを張りました。暗くなるのと競争でした。それを終えて走りに。十三夜でした。黄味を帯びた月でした。九州百名山の一つ元越山の中天に浮かんでいました。愛でながらのランも悪くない。 途中、暗がりを懐中電灯で探しました。小中尾の入り口、四辻のところに富有柿が生っています。それを3つ盗みました。二つをウィンドブレーカーのポケットに入れ、一つを囓りながら進みました。甘かったです。家の近くに戻った時、走る格好をしたMさんに遇いました。「ほれ、柿を一つあげますよ」 ランの途中だからと断られました。「いいんじゃーが、持ってはしればいい。ほれ。甘いよ」 迷惑そうに受け取りました。妻への土産が一つになりました。 帰宅してシャワー。さてと、今日は何を飲むか。ん?日経の広告特集が今日11月1日は本格焼酎の日とありました。 それならばということで最近ブームになっている日向木挽きブルーをやってみました。ロックの口当たりがよかったです。 当ては野菜の煮物とブリ鎌。里芋もですが、天竺が絶品でした。 ん?台所にピーマンの刻みがありました。先日始末をしたのですが、最後、もったいないと付いていた実を妻が収穫したのでした。どんな料理になるか、楽しみです。今日の一句この月を息子も見るのか十三夜今日のラン5km今日の酒本格焼酎2合 燗酒1合今日の写真はネタ切れにつき、先日、父の入院した病院の静物画。テーブルを被う布は嘉として背景の壁に凹凸感の欲しいところです。あっ、その父は10月30日に退院しました。今日の夕刻、畑に出ていました。
2017年11月01日
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平成29年10月28日(土) 午前5時起床。雨。 朝のうち、ぼんやり本を読んでいたら電話が鳴りました。父からでした。「柿を喰いたい、持ってこい」 面倒だな。そのままにしておいたら、再度TELあり。母からでした。見舞いたいので病院へ連れて行って欲しい旨でした。妻に頼もうと思いました。しかし、今日は支援学校の「風の子まつり」。そちらに廻るとのこと。仕方ありません。柿を見繕い、老母を連れて病院へ。写真は石のオブジェです。これ、父の入院するN医療センターの中庭にあります。 この病院、旧来の建物に耐震のないため、新築します。土音が響き始めました。写真がそれです。余談ですが、数年前、用地問題の解決に一肌脱いだことがあります。自分が関係し、そこに建築が始まると、密かな感慨を覚えます。古い建物は解体される予定です。石のオブジェはどうなるのでしょうか。気になります。 母を家に送って昼になりました。戻って来た妻に「雨も降るし、今夜は外食をしようか。久しくつね三に顔を出していないし。如何」 OKがでました。しかしその前に「あなた、実家の裏庭に柿があるの。烏がつついて困っているのよ。母が渋抜きをこさえるから穫って頂戴」 また柿の話です。参ったな。しかし、妻の指令は絶対です。濡れていい格好をし、出かけました。先端に鋏の付いた棒でやっつけました。とって返し、その後は読書。午後6時前、暖簾を潜りました。 カウンターのショーケースにいい感じのスマがありました。タタキにしてもらいました。炙って縮んだ皮が好い感じです。脂ののりも悪くない。 寿司を頼もうか。「大将、ハマチは抜きにしてね」そういうと、妻が横から「大将、その代わりにトロをお願いします」出てきました。うーむ、雲丹が2つ、トロも2つ。好い感じです。私、酒を飲むのに忙しく、気がついたらそれらはなくなっていました。鯵を食べただけでした。 とその時、7段がやってきました。久しぶり。教え子が6段に昇段したそうで、これからそれを祝うパーティーがあるんだそうです。彼は剣道7段です。普段大酒飲みですが、道場では師匠、地域の豆剣士を育てています。祝いの席で挨拶もあるだろうに、生中を3杯、加えて冷酒も引っかけました。大丈夫かな。写真は目玉をむいて酒を注ぐの図です。 次の写真は彼の頼んだ刺身です。美味そうです。つね三の包丁捌きはそれとして、こんなに食べて飲んだ後、宴会に突っ込むとは。流石7段だけのことはあります。私も嗽や練習をしますが、此処まではちょっと。 彼を見送って、さあ飲み直そうか。頼んだアンカラが出てきました。此処のそれは絶品なんです。 とその時でした。入れ替わりにキリノスケがやって来ました。何たる偶然。独り、土曜の夜にぶらっと暖簾を潜るの図。7段とは違い、いきなりの冷酒でした。写真は背筋を伸ばして出羽桜を待つの図です。20代後半、30が近いのかな。我が社のエースにして写真の通り男前ですが、彼女はいないようです。土曜の夜に独り酒が証拠です。何だか若年寄のようです。 彼の頼んだ刺身です。 それを当てにグイ。かれも目を剥いて飲む男です。 若年寄と書きましたが、カメラを向けたらピースサイン。やっぱりヤングです。 7段が注文して箸をつけなかった鯵フライです。時刻が迫り、間に合いませんでした。代わりに私たちが食べました。 あー飲んだ飲んだ。久しぶりのつね三でした。 ベロンベロンになって前後不覚。バタンキューでした。今日の一句大玉の渋柿を穫る神無月今日のランなし今日の酒一升近く今日の写真は蝸牛です。勝手口の先、コンクリートの犬走をソロリ這っていました。寒くなるぞ、急げよな。
2017年10月28日
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