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2003.01.31
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宮本武蔵(3)(著者:吉川英治|出版社:講談社文庫)


 「火の巻」の続きから「風の巻」まで。
 宍戸梅軒とは直接の立ち会いはなく、吉岡清十郎には勝つ。
 武蔵とお通は、すれ違いの連続。京では、すぐそばにいながら、お通は武蔵の前に現れない。朱実との再会はあってもお通とは顔を合わせない。
 次から次と山場の連続で驚くが、新聞小説なのだから、こうでなくては、読者の興味をひきつけておくことはできないわけだ。
 一度出てきた人間がほかの所でまた出てきて、登場人物の関係が蜘蛛の糸のようにからみ合っている。赤壁四十馬なんてすっかり忘れていた。
 作者の頭の中では、人物がきちんと整理されているのがすごい。





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Last updated  2005.04.01 21:11:29
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