hongming漫筆

hongming漫筆

PR

×

Comments

背番号のないエース0829 @ 松谷みよ子】(04/22) 「私のアンネ = フランク」に、上記の内…
hongming @ Re:ブルーレイが再生できない(11/30) 随分遅くなりましたが、やっと試しました…

Archives

2026.06

Keyword Search

▼キーワード検索

2003.12.01
XML

日本語練習帳(著者:大野晋|出版社:岩波新書)


 国語学者の書いた、日本語トレーニングのための本。
 「微苦笑」という語は久米正雄の作ったものだとは知らなかった。念のため、手元の国語辞典を二つ引いてみたら、どちらにも「久米正雄の造語」と書いてあった。
 誤植発見。23ページに「扱われました。、」というところがあった。
 29ページで、「気味」という語の意味を、「気」と「味」の字源から探っているが、これはいかがなものか。確かに漢語にも「気味」という語はあるが、これが日本語における「気味」と一対一で対応しているとは思えない。
 さすがに「源氏物語」の言葉を研究した人だけあって、「源氏物語」だけにある形容詞がたくさんある、ということも書いてある。紫式部が「工夫を凝らして単語を作り」「足りないところを造語しました」(p35)とある。
 第二章「文法なんか嫌い」は、「は」と「が」の比較で始まる。これがそれか、と興味深く読んだが、「日本語に主語はいらない」をすでに読んでいて、「は」と「が」の使い分けの比較に意味はないということを知っているので、どうしてもそれほど深い意義を発見できなかった。
 変な文章発見。
 「このことが、これまでの文法家の中にさえなかなか理解できなかった人がいます。」(p73)この文章の意味を理解するのに手間取った。
 「濁音で始まる漢語の上には一般的にはゴはつけない。」(p185)は新知識。 意識して自分の言語感覚を磨こうとする姿勢は大切である。そのことを教えてくれる本ではある。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.04.01 21:25:00
コメント(0) | コメントを書く
[気になる言葉・文字] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: