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2005.10.22
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テーマ: ニュース(99961)
カテゴリ: 気になるニュース
タクシー残酷物語 という記事を読んで驚いた。
 「全国に36万人いるドライバーの平均年収は約250万円」なのだそうだ。平均なのだから、平均以下の人もかなりの数になるわけだ。
 規制緩和の結果、どんどん収入が減ってしまったので、大阪のタクシー運転手5人が国を相手に損害賠償を求め訴えたという。

(以下引用)
「夫婦2人でもカツカツなのに、規制緩和によって収入がさらに減ってしまった。規制緩和すれば利用客が増えるのではなかったか」と憤るのも、当然だろう。

小泉首相は『弱い者は死んでもいい』とでもいうのでしょうか。規制緩和で労働者が文字通り死にそうになっているのに、なんのケアもない。
(ここまで)

と書いてあるが、これはどうだろう。
 規制緩和というのは、弱肉強食ということだ。もし、タクシーの運転手が自民党に投票していたのなら、自業自得でしかない。
 もちろん、小泉首相は「弱いものは死んでもいい」と言っているのである。
 郵便事業の民営化の結果がどうなるか考えてみればいい。
 郵便局は、採算のとれない過疎地からはどんどん撤退していくだろう。
 情報や通信の面での格差が今以上に大きくなっていくのは目に見えている。
 今だって、都会に生まれ育った人は便利な生活を享受し、過疎地に生まれた人は不便な生活を強いられている。
 もちろん、不便だらか不幸だということはない。都会に生まれたがために不幸になる人もいれば、過疎地に生まれたおかげで幸福な人生を送る人もいるだろう。
 個人の人生を比較することはできない。
 経済のように比較できるものを持ち出せば、格差はどんどん広がっていくということだ。地域格差だけでなく、同じ地域でも貧富の差はますます大きくなっていくだろう。
 そうなることを小泉首相だけが望んでいるのではない。
 衆議院選挙の結果を見ればわかるように、国民の多くが望んでいるのである。
 国に不満をぶつけるのは筋違いだ。
 日本は民主国家なのである。どうしても文句を言いたいのなら、規制緩和という政策を支持した人に言うべきだ。

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Last updated  2005.10.22 16:32:55
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