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正直なところ、「カネオくん」に出ている田牧そらが出ているというので見始めたのだが、見て驚いた。 韓国ドラマが原作なのだそうで、予定調和などみじんもない。「そんな偶然があるか」「これからどうなるんだ」など、いろいろ気になってしょうがない。 いろいろ疑問があってもそんなものを吹き飛ばしてしまう勢いがある。さすが韓国ドラマ。 主人公(松下奈緒)は、自分の経歴を偽って生きていると言うことで、それがいつばれるかが話の中心かと思うと、そんなものはあっという間にばれてしまい、さらなる苦難に襲われる。 田牧そらは笑顔で恐ろしいことを言う役柄で、驚くほどうまかった。さらに、田牧そらといがみ合う、主人公の娘を演じた新井美羽もうまかった。 最後は皆が理解し合い、みんな幸福になってめでたしめでたしが日本のドラマなのだが、そういうことにはならない。まさか、というところで死んでしまったりする。 ただ、主人公は精神的には成長することができ、それなりに家族はまとまるのだが、これでは、父親の隠し子だった田牧そらと母親は救われない。そういうところをあっさり切り捨ててしまうのが韓国風なのだろう。 キャストがそれぞれはまっていて、いろいろ感心したドラマだった。公式サイト
2024.09.27
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三度目のドラマ化だそうだが、初めて見た。 昭和19年にタイムスリップしてしまった家族の物語、というのは珍しくないが、その後の展開がひと味違う。 なぜか大きな障害もなく、国民として登録されることに成功し、主人公以外は、どんどん戦時中の日本に同化していく。 その理由は明確には説明されないのだが、どうやら現実にタイムスリップしたのではないのではないかと思わせる。 その結果、主人公は孤立するのだが、東京大空襲の被害を少しでも食い止めようとする行動は理解してもらえる。 山田太一のオリジナルを、宮藤官九郎が脚色し、「現代」を2014年にしている。 主人公は、昭和19年に行われたいた戦争を「この戦争」と言っているが、「戦争」は過去のものではないということがテーマになっている。公式サイト
2024.09.22
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紫式部だけでなく、平安時代の人々がスマホを持っていて、現代のようなSNS社会の中で生きていたら、というドラマ。 基本はコメディなのだが、これがなかなかよくできていた。 紫式部の名を「香子(かおりこ)」としていたが、紫式部の名が藤原香子ではないかという説は昔からあった。 角田文衛「弘徽殿の女御」で読んだ記憶がある。ただ、定説となっているわけではない。 紫式部を演じたのは水曜日のカンパネラの詩羽。ただ、顔はほとんど出ない。いつも、スマホを操作する両手が画面に出るだけの一人称ドラマなのだ。 顔が出る場面があったが、いつもの刈り上げとは違って、平安女性の長い髪。意外や意外、平安顔で意外に似合っていてかわいいのだった。 さらに感心したのは、「紫式日記」で清少納言のことを悪く書いたのは、道長に頼まれたからだという点。なるほど、と思わせる。さらに、実は清少納言には事前に了承を得ていたと、いうのも面白かった。 よくできたドラマだった。公式サイト
2024.09.20
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山岳医療ものというので見始めた。 松本は先日上高地旅行の行き帰りに寄ったところ。その時はすでにこのドラマの放送が始まっており、松本駅の出口が、ちょうどドラマのロケに使われたところだった。 若い医師(杉野遥亮)が故郷の松本に帰り、山岳医を目指す。あっという間に山岳医になるが、勤務先の院長(檀れい)の意欲もあり、本格的な山岳医療に取り組むことになる。 MMTというチームを作り、毎回遭難者の医療に当たるがさまざまな困難が待ち受ける。 仲間意識の向上や、やめさせようと圧力をかける存在など、お約束の展開になっていく。 ちょっと珍しいのが、主人公と高校生の同級生の麻酔医(岡崎紗絵)や山小屋の主人の孫の看護師(宮澤エマ)との恋愛沙汰などには全くならないこと。色恋なしで話が進む。 さらに、これも同級生の焼き鳥屋の主(向井康二)がいて、毎回はなしの聞き役になっていて、話の展開にはあまり絡まないでいるのだが、最後に大活躍を見せる。 最後の大逆転や和解も含めて、全体として予定調和の連続だった。 ただ、山の風景は本物なので、スタッフも出演者も雪山に登ったのだろう。 多くの登場人物が様々な過去や事情を抱えているのだけは盛りだくさん。向井康二などバツイチで子持ち。主人公の父親の認知症の進行が出てくるのは珍しい。母親は石野真子だった。 また、山小屋の主人が石丸謙二郎というのはよかった。この人は本当に登山に詳しく、NHKでラジオ番組も持っている。公式サイト
2024.09.17
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第3話は「境界型パーソナリティ症」。これも「パーソナリティ障害」とは言わない。 新宿のBARで働く風花(白石聖)は、自分の感情をコントロールできず、周囲を困らせている。その一方でリストカットを繰り返している。 見かねた知人のすすめで主人公のクリニックを訪れるが、思い通りに対応してくれないのが気に入らず、ほかの精神科医に依存したりするが、やがて主人公のところに戻る。 親の問題がそのまま自分に反映していること、周囲との共依存関係に気づき、みずから自立を目指す意志を持ったことで改善に向かっていく。 ドラマでは、治癒したかのように見えていたが、何かのきっかけで再発したりするのだろう。 このドラマの珍しいのは、パーソナリティ症の人間に振り回されないように、周囲が注意し、距離を置くようにしなくてはならない、ということを明確に描いていること。 ほかのドラマでは、パーソナリティ症としか思えない登場人物がいても、周囲が受け入れ寄り添うことで改善するかのように描いていることが多い。これでは共依存になってしまって本人のためにもならないのに、ドラマでそう描いてしまうため、それを真に受けている人も多いだろう。 わずか三話しかなかったのが残念だ。
2024.09.15
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このシリーズは新レ牛ーラーとして加藤諒を迎えたが、次のシリーズも出るのかどうかはわからない。 第1話と最終話に鈴木福をゲストに迎え、同じ役で違う事件にかかわらせている。 最終話は、時々ある後味の悪い話。 殺人を犯し、裁判で賠償金の支払いを命じられながら、まったく支払わないでいるケースが多いとは聞く。 そういう現実を反映している。 意外だったのは、最後に土門が、「考えを変えた、賠償金の支払いも国がかかわるべきだ」という意味のことを言う。 土門刑事ともあろうものが、今までは支払われていない現実に疑問を感じていなかったのだろうか。 珍しく、社会に訴える話になっていたのは新鮮。公式サイト
2024.09.12
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第二話は双極症。「双極性障害」とは言わない。 ラーメン店の店長(松浦慎一郎)が、無理なノルマを押しつけられ、うつ状態になり、躁状態とうつ状態を繰り返すようになる。 双極症との診断を受け、自分を受け入れて治療を続けていくのだが、珍しいのは、病気が治るわけではないこと。 ケアセンターに通いながら社会生活復帰を目指すという、現状を受け入れて折り合いをつけていくことになる。短期間で治るわけではなく、治療は続くというのがいい。
2024.09.08
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台風の影響で低気圧が続いたせいか、ここ数日、なんだか眠い。 いつもは、日付が変わるまで起きているのに、この二三日は十一時頃に寝ている。 昨夜もそうだった。 今朝は四時頃目が覚めた。いつも六時前に目が覚めてしまうことが多いので、そのまま眠れないのではないかと思っていたが、らじるらじるで聞き逃し配信を聞いているうちに寝付くことができ、目が覚めたら七時ちょっと前だった。 寝直したときにこんな夢を見た。 どこか和風の旅館に家族で泊まっている。 子供たちが小さいのでずいぶん前の設定らしい。部屋は民家の一室に近く、学生の合宿に使うような雰囲気。 なにを目当てに旅行に行ったのかわからない。温泉なのか観光なのかわからない。 やがて帰宅する日になった。出勤が午後からなので、朝まで宿にいても大丈夫ということで、部屋を片付けたあと、横になったら寝てしまった。目が覚めたら何と勤務時間になってしまっている。 慌てて勤務先に休暇の連絡をしようとしたがなぜかつながらない。 どうやら、携帯の連絡先のほかの連絡先にかけてしまっているらしい。 廊下に出ると、以前の同僚に会った。その人が同じ宿にいるのは見かけたことがあったが、その時になって声をかけた。「この間、長野で会ったよね」と言ったが、これは今年になって黒部ダムや上高地に旅行したことが根底にあるらしい。 しかもその人は、すでに故人。 なにをあらわしているのかわからない。 夢の中でも眠り込んだのには驚いた。 ずいぶん寝たのだがそれでも眠気が残っている。
2024.09.02
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精神科医を主人公にしたドラマ。 何やら過去を引きずっているらしい設定はいらいないと思うのだが、作り手としては、どうしてもこういう設定にしたくなるのだろう。 なぜこういう人間になったのか、という理由がほしいわけだ。 主役は中村倫也で、看護師は土屋太鳳。主人公はアメリカで学んだこともあるが、今は新宿で小さなクリニックを営んでいる、という設定。 1話目は「パニック症」。「パニック障害」とは言わないのが珍しい。 生活に疲れ、パニック症になってしまったシングルマザー(夏帆)の治療に当たる。 こんなに患者に付き合っていては、ほかの患者の相手ができないし、クリニックとして経営が成り立たないのではないかと思うが、そういうクリニックなのだ。 短期間で症状が回復していくのが不自然ではあるが、まあ、ドラマだから。 夏帆は、苦しむ主人公を好演。この人、「サイレント」でもすごく良かった。 原作はマンガだそうだ。読んでみようかと思ったが、かなり長いようなのであきらめた。
2024.09.01
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