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2006.03.13
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カテゴリ: 時代劇(映画)
 主演は大川橋蔵。1929年生まれなので、この年に30歳なのだが、十分に「紅顔の美少年」で通る。
 物語は徹底的にリアリズムを排したぶっ飛びもの。
 人間、やろうと思えば何でもできるのだ、という活力があふれている映画で、セリフを聞かずに映像だけ見ていたら、どの国のいつの時代の話なのかもわからないのではないか、というくらい無国籍・無時代。
 坂上田村麻呂の時代の胆沢城をめぐる攻防というと、「 アラモ 」みたいだけど、城にたどり着くまでが山あり谷あり、お約束の雨あられ。
 おそらく、西部劇か海賊映画が下敷きになっているのではないかと思うのだが、千葉省三原作。
 都側はともかく、反乱軍(映画の中でそう呼ばれている)側は、ゲルに住んでいたり、中近東風の人がいたり、金髪がいたり、てっぺんがとんがった兜をかぶっていたり、頭目(吉田義夫!)はスキンヘッドに耳飾りまでしていて、なんでもあり。時代考証なんて言葉は吹っ飛んでしまう迫力。
 こういうのに比べると、今の時代劇はちまちましているなあ。
 昔の人の方が、発想は柔軟だったんだよね。


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Last updated  2006.03.13 23:41:49
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