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2007.01.13
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カテゴリ: その他の映画
 ケストナーの有名な小説「 ふたりのロッテ 」が原作であることは知っているが、これも読んだことはない。
 「 飛ぶ教室 」も「 エーミールと探偵たち 」も、やはりケストナーの原作をドイツで映画化したのだが、どちらも舞台を現代に置き換えている。
 原作の世界をそのまま再現しようという発想がないのか、あるいはあえて現代にしているのか。
 物語のテーマは普遍的なものであり、いつの時代でも不自然ではないといえばそうだが、それでも、時代が与える影響というのはあるのではないか。
 映し出される現代のドイツに感じるのは、「頽廃」なのだ。未来が感じられない。
 児童文学が原作であり、子供を対象として作られた映画なのかもしれないが、むしろ、大人のための映画に思える。
 また、大人の目で見ると、最後に別れた両親が再び一緒になるのではなく、それぞれの人生を歩んでいく方が子供のためのように思える。
 子供を、大人の都合で振り回すのは良くないが、子供だけに大人の都合を合わせていっては、うまくいかなくなったとき、子供のせいにしてしまうだろう。
 もちろん、児童文学にこんなことを言うのは野暮なのだ。
 幻想の世界の美しい物語なのである。

ふたりのロッテ(1993) - goo 映画

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Last updated  2007.01.13 16:07:40
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