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2007.10.08
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カテゴリ: その他の映画
 「常磐ハワイアンセンター」誕生の一面を描く、というようなドキュメンタリードラマではなく、事実に着想を得た完全なフィクション。
 だからこそ、感動できる。
 わたしが子どもの頃のことで、一時期、炭鉱閉山のニュースが相次いでいた。
 「化石を掘って生活できないのか」などと思ったが、大人になってみれば、そんなことで生計は立てられまい。
 大量解雇の一方で、雇用確保の一環としての勝負だったわけだが、成功したのは幸いだった。
 最初は、人前で肌を見せるなんて嫌だ、といやがっていたのに、大量解雇で、父親が失業して、生活のために応募者が増えるというところはリアルだった。
 一番印象に残ったのは、最初に自分からダンサーになることを望んでいながら、あくまでも炭鉱の仕事にこだわる父親(高橋克美)につれられて夕張へ去ってしまう木村早苗(徳永えり)である。
 今の生活から抜け出したい一心で、自分の人生を賭けていたのに、幼い弟や妹の面倒を見ないわけにはいかないので、途中であきらめることになってしまう。
 その無念さは生涯消えないだろう。
 これも現実にありそうなことだった。

 ただし、あくまでもフィクションなので、事実とは思ってはならない。
 講師が、酒浸りで借金取りに追われているわけはあるまい。実際には、ずっと泊まり込みではなく、週に二日の通いだったのだし。
 借金取りのエピソードは蛇足だ。あんな話はなくてもいい。

 ダンス講師の松雪泰子意外は方言で話す。
 松雪泰子がはきはき話すので、よけい方言が際立つ。
 ただし、福島県出身(ただし中通り)のわたしからすると、細かいところで方言になりきってないところがあって気になった。
 例えば、「一流」を「いちりゅう」と言っていたが、「いぢりゅう」になるはず。

 また、言葉遣いの面では、「ナニナニだ」と言わず、「ナニナニなんだけど」と言うようになったのは近年のことで、この当時はまだそういう言い方はしなかったように思う。

 福島県で生まれ育ったとは言っても、大人になって子どもを連れて行くまで行ったことはなかった。「ハワイアンセンター」に連れて行ってもらうなどというのは、わたしなどの経験したことのない贅沢だった。

 今までに2回行ったことがあるが、実は、まだ、フラダンスは見たことがない。

 「スバリゾート・ハワイアン」というのは こういうところ です。

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Last updated  2007.10.10 09:43:11
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